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No.34716の一覧
[0] 異変の中心は彼女だ!!(東方プロジェクト 女オリ主)[るなりん](2012/08/21 06:44)
[1] 第零話 ~私の周りの人間は醜かった~[るなりん](2012/08/20 09:53)
[2] 第一話 ~博麗の巫女は本当に貧乏だった~[るなりん](2012/08/20 11:15)
[3] 第二話 ~幻想郷にきた理由と八雲紫の存在~[るなりん](2012/08/21 07:18)
[4] 第三話 ~私自身の昔話~[るなりん](2012/08/23 17:05)
[5] 第四話 ~能力の使い方~[るなりん](2012/08/23 17:07)
[6] 第五話 ~異変だ、紅魔館だ~[るなりん](2012/08/24 16:34)
[7] 第六話 ~地下牢の少女~[るなりん](2012/08/26 20:56)
[8] 第七話 ~弾幕ごっこという名の殺し合い~[るなりん](2012/08/28 08:56)
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[34716] 第一話 ~博麗の巫女は本当に貧乏だった~
Name: るなりん◆8da67a2a ID:8d76ad82 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/08/20 11:15
「で、何の用よ?」
 私と八雲紫が博麗の巫女の真正面に座っている。
 私は人間が怖いので、八雲紫にくっついている。
 だって、人間が怖いもん。
 八雲紫は妖怪だから安心?
 「で、紫に抱きついている子は?」
 「ひぅ! ・・・やっぱり無理」
 「この子拾ってきたのよ」
 「へ~、で?」
  八雲紫が硬直したのがよくわかる。
  冷や汗が少し流れているような気がする。
 「この子を育ててあげてくれないかしら?」
 「何で私が」
  巫女の目が冷たいし怖いよ。
  何とかしてくれ。
 「うぅ、私ここにいちゃダメ?」
 「うっ!・・・」
  巫女に苦難の表情が現れる。
  紫でいいや。
  紫はクスクス笑っているし。
 「もう、わかったわよ」
 「じゃぁね~」
  紫はスキマに消えていった。
  と、いうことは巫女と二人っきり?
  怖いな。
  我慢だ。
 「ル、ルナっていう。よろしく」
 「私は、博麗霊夢。よろしく」
  わぁ、きちんと挨拶返してくれた。
  少し、笑顔になる。
 「その笑顔は可愛いけど風呂に入りなさい洗ってあげるから」
  あ、髪の毛とかその他もろもろ真っ赤だった。
 「お願いします」
 「わかったわ(この子可愛いわね。紫に任されてよかった)」
  お風呂場へ。
  お風呂場が、別の意味で真っ赤になったのは霊夢のせい。
 「さてもう寝るわよ」
 「え?夜だったのか」
  全く気づかなっかた。 
 「しまった、布団がない」
 「別に布団がなくても寝れる」
  そんなに慌てることなのだろうか?
  今までだって地下牢の硬い床の上で寝ていたし。
 「一緒に寝ましょう」
 「霊夢、鼻息が荒い。ちょっと怖い」
  そのまま、布団で寝た。

次の日の朝・・・
 「霊夢、朝ごはん食べたい」
 「わかったわ。今作るわ」
  霊夢のご飯どんな味かな?
  楽しみだな。
 「あああぁぁぁぁぁあああああぁぁあああああ!!!」
  台所から霊夢の悲鳴が上がる。
 「どうしたの!?」
 「食べ物がない」
 「え?」
  紫との会話記憶・・・
  博麗の巫女一人暮らしで貧乏人とか行っていたような。
 「霊夢?」
 「紫の家には行きたくないし。慧音の家なら」
 「慧音って誰?」
 「半獣よ。人里で先生と守護をしているわ」
 「人里・・・」
  人・・・
  あの時の嫌な光景がフラッシュバックする。
 「霊夢、ごめん行きたくない」
 「そう。もしかして人間嫌い?」
  黙って頷く。
 「慧音に来てもらうのは?」
 「大丈夫」
 「じゃぁ、呼んでくるわ」


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