クロスベルにある人気の中華屋の酒飲み処。
そこは裏道にある治安の悪さとは無関係で、一般市民に愛される中華屋であった。麻婆豆腐をつまみに酒を飲む。仕事のあとの一杯を求めて仕事帰りの男達が集る。
もちろんそこには一般人だけでなく、メディアや遊撃士や警察なども情報収拾目当てで集る事も多々ある。
その中華屋は宿泊施設も併用しており、宿泊客が浴衣姿で食事を食べている光景も珍しくない。
そんな光景が日常茶飯事の店の一角で、ある一般企業に勤めている男性客2人組みが、ちょっとした話題を肴にしていた。
「この街も本当に発展してきたと思わないか?」
「思う思う。俺たちの子供の頃と比べて大違いだ。それもIBCの本店がここに移設されてからは開発速度が早まったな」
「それと同時に犯罪発生率も、ただでさえも高かったのが、加速度的に増えたらしい」
「まったく、嫌な世の中になったもんだ」
2人は小さく溜息を吐いて酒を煽る。ワインではなく東方人街から仕入れた酒で、かなり強めだがスッキリとした味が人気だ。
大きな声では言えないが、事件や事故が頻発しているこのクロスベルでは、政治や警察、他国の力が干渉し合う結果、有耶無耶にされるケースが多々あるからだ。
そして、それが普通であり、正義なんてものはこのクロスベルにはない。
だが数年前、悪事を働くが一部を除いた大勢の市民に大人気の『悪者』がいた。
「数年前の『仮面』も現れなくなっちまったしな」
「ああ! 変態的な蝶蝶仮面を付けるふざけた格好の男か女か解らない、正義の味方を名乗る奴か」
「そうそう。そりゃあ犯罪行為もあったらしいけど、それも公然の事実だった悪事を働く政治家とかだけだっただろ?」
「あとは困った人を助けたりしたらしいな。なんでも屋みたいな事をしていたらしいが・・・・・・」
「確かに『悪』なんだろうけど・・・・・・俺たちにとっては正義の味方だったよな」
「ああ」
しんみりとして頷く男たちに、カウンターで話していた為に話し声が聞こえた、厨房に立つシェフの中年男性も小さく頷いていた。
「最近は帝国方面の街道沿いで次々と手配魔獣とか危険な魔獣が次々にやられているらしいし・・・・・・」
「知ってるぞソレ。遊撃士や警察が退治に出向いても、すでに終わっているんだろ? しかもクレーターが出来ていたりとかして、激しい戦闘痕が残っているらしいし」
「魔獣も丸焦げだったり、氷漬けになってたりするらしいぜ。しかも驚くほど多い数らしい」
「らしいな。やばい傭兵部隊かもしれない」
「そうそう・・・・・・・・・・・・っつーかよ、なんかこの話、過去に聞いた事があるような。デジャブってやつか?」
「あれ、お前もか? 似たようなことがあったような?」
男たちは過去の記憶を辿り、なんとか思い出そうとするが、なかなか思い出せない。
結局思い出せないまま、酒を煽って違う話へと移ろうとしたときだった。
店主が背中を向け、大鍋を強い火力で振りながらボソリと呟いた。
「・・・・・・仮面が有名になる直前に、リベールを中心にここクロスベルでも頻発した、謎の人物による事件だ」
「おお! それだ! ―――って聴いてたのか店主」
「よく分かったなぁ」
男達が関心して店主に問うと、店主はそのままで手を止めて男性客にこう言った。
元妻から浮気調査の以来を受けて、ものの見事に暴いてくれたから覚えてるんだ、と。
「店主・・・・・・あんたぁ、男だよ!」
「飲もうぜ、店主。俺たちの奢りだ!」
ありがとよ、と店主と男たちはチンっとグラスを当てて乾杯をした。
そして見事に会話内容は忘れていった。
◇ ◆ ◇ ◆
かつてリベール王国と戦争を行ったり、カルバート共和国とは常に緊張状態だったりと、好戦的国家という色合いが強い国がある。
それが、エレボニア帝国。
その中枢が、帝都ヘイムダル。
何かと野蛮の国という印象がつよいが、それでも他国を圧倒するほど栄えている事もまた事実である。
そこに、クロスベルにて拷問というべき実戦形式の修練を終えたティオが訪れていた。
とりあえずホテルに戻りシャワーを浴びて洋服を綺麗に一身して、旅支度を整えたティオは、クロスベルと帝国間の土地の洗い出しに入った。
服も、これまでの暗く客観的に見て地味な色合いである紺で統一した服装は辞めた。
より戦闘向きにするために、黒のレギンスにエナメル質の白いラインが入った黒の上着を着て、その上からエイオンを装着。
そしてその上から、白竜の証である白い外套を着用し、赤竜の証である紅の鉄甲とティアラを装着して、ブーツを履いた。
その姿は、まだ12歳という年齢ながらも彼女を大人っぽくみせ、微妙な色香を漂わせた。
元々ティオという少女は素材の良さもあり、どれだけ地味な格好でも美少女だ。だがそこに戦闘用衣装とはいえオシャレな格好を始めたのだから、服屋の店員が調子に乗るのも仕方がなかった。
そこに少し商売根性が加わり、少女に爽やかなミント系の香水を勧めた。
ティオは今までは文系気質故に気にしなかった体臭というものを気にし始めた。何日も風呂に入れず戦ってばかりであったなら仕方ないとも言えるが。
身も心もリフレッシュしたティオだが、まず何をするか、と考えた時に彼女の理屈家としての血が騒いだのか、実に計画的に練り始めた。
長年ルシアの行方を探してきたはずの義父や自分たちが足取りすらつかめなかったのだから、方向を変えることにしたのだ。
ルシアに繋がる人は他にも大勢いるが、その中でも重要なのが彼の敵だという『魔族』だ。
誰が先に見つかるにしても、この先は恐らく魔族との戦いは避けられない。そう踏んだティオは先に魔族の行方を追うことにしたのだ。
―――魔族。
一度ティオが目撃した敵であり、実際に交戦した相手。
そして、何故か化物を見たときに連想した、強烈な違和感を彼女に植え付けていった占い師―――ロイウス。
自分の『特殊能力』から感じ取った違和感は、やはり間違っていなかった。
ナルとルビィにより断定されたのだが、魔族の頂点に立つのはゼノビアという女。
そしてそのゼノビアより弱いとされるが、しかし魔法だけの戦闘に限定されるなら、ゼノビアを軽く凌ぐのがロウイスということだ。
(あそこにいる哨戒している兵士よりも、あそこにいる強そうな筋肉質のガラの悪い男よりも、そしておそらく、すべての国の中の兵士たちよりも誰よりも・・・・・・)
『はぁ? 魔族たちの強さだぁ? まあ、そりゃあピンキリだな。だけど、魔族の頂点に立つあいつらの強さは、俺たち四竜の強さを軽く超えてる。それだけは断言できるぜ』
『あたしは魔族の強さは直接は知らな~い』
ルビィは置いといて、ナルが忌々しそうに語るその表情が、何よりも実力の高さを証明していた。
何より、ティオはドラゴンマスターへの道という超常の存在への道に踏み入れた者として朧げながら理解していた。
人間では手を出すことすら不可能な女神に対し、魔族は危害を加える事が可能という事実が、人間と魔族の決定的な差を感じさせていた。
「最近、何か不思議な事とか起こってませんか?」
「う~~ん、いや特に何も思い当たる事はないなぁ」
「そうですか・・・・・・有名な占い師がいるとか、不思議な人物を見かけたとかでもいいですし、事件が起こったとかでもいいのですが」
「そうだなぁ。まあ、事件は軍の小競り合いくらいだし、蒼の歌姫は相変わらず凄い人気だが・・・・・・ああ、そうだ。子供たちが数人行方不明になってるって話題になってたな」
「・・・・・・それ、詳しく教えてもらえますか?」
思わず険しい顔をするティオ。彼女の脳裏に忌まわしい過去が過ぎる。
少女の微妙な変化に気づかない露店販売の中年親父は、顎に手をやり思い出しながら答えてあげた。
「いや詳しくはまだなにも分かってないみたいだ。とにかく年齢もバラバラだし住んでいる場所も違う、被害者の子供たちに接点は無し。あるとすれば全員が女の子って事くらいでな」
「・・・・・・女の子」
「異常性癖な犯罪者ってのが、捜査してる軍がアタリをつけてるって噂だ。情報はそれくらいだな」
「なるほど。ありがとうございます」
ペコリと頭を下げると、ティオは早足で駆け出した。
情報が少ない現状で手詰まりかと思われたが、ティオにはまだいくつかの選択肢がある。
ある建物の前に着いた彼女は、その扉をゆっくりと開いた。
「あら、いらっしゃーい」
「お、依頼人かな?」
「これはまた可愛らしい依頼人だな」
「いや、依頼人にしては服装が物騒だな」
そこは『遊撃士協会・エレボニア帝国帝都本部』の建物だった。
遊撃士協会の建物というのはどこも内部構造は同じらしく、中は受付カウンターがあって、依頼の掲示板があって、手の空いてる遊撃士たちがリラックスしていたり居眠りをしていたりと様々だ。
ティオは小さく頭を下げると室内に入り、受付へと歩み寄った。
「初めまして。私はティオ。ティオ・P・ブライトと申します。お義父さん・・・・・・カシウス・ブライトがお世話になっています」
「ぶっ!? な、なに!? お嬢さんはあのおっさんの娘か!」
「えぇ!?」
「はぁ!?」
ティオの言葉に飲んでいたコーヒーをぶはっと吐いたのが、この帝国内でも有名なA級遊撃士『トヴァル・ランドナー』だ。
ほかにも強者の遊撃士が驚いて寄ってくる中、その中でも紅一点の女性が素っ頓狂な声を上げて近寄ってきた。
色っぽく胸元を開けた、だがティオの能力からして、只者ではない気配を出す女性。彼女も帝国内ではトヴァルと同じく武勇で名を馳せる女傑。
現在は23歳、16歳という遊撃士になれる年齢に達したその歳でA級遊撃士になった最年少記録保持者『紫電』の異名を持つ『サラ・バレスタイン』だ。
腰のホルダーに付けた銃と赤紫の剣が特徴的で、やはりその佇まいは他の遊撃士達とは一味も二味も違う。
「よろしくね。私はサラ。サラ・バレスタイン。一応、貴方のお父さんと同じA級よ、そっちのトヴァルもね」
「おう。宜しくな、お嬢さん」
「どうも」
「で、今日はどうしたの?」
なんていうか色気ムンムンのお姉さんですね、とティオは思わずイラっときた。
胸元が大きく開き、決して小さすぎず、大きすぎないその胸は自分にはない、そして姉にも妹にもない大人の色気だ。敢えて言うなら義母なら持っているだろうが、義母の場合はどちらかといえば色気というより包み込む安寧という感じだ。
サラから漂うバラの香水の香りにクラっとしつつ、きっと将来の自分はこれくらいの色気を持っているはず、とティオは将来性に望みを残した。
「最近噂されている、女の子が誘拐されているという件について、何か知っていることがあれば聞こうと思いまして」
「ああ、それね」
「おいおい、親父さんを訪ねてきた訳じゃなくて、事件の調査してんのかよ」
「そうですね。遊撃士じゃないのにそんな真似事をしてるので、皆さんからしたら不愉快かもしれませんが・・・・・・って、父を訪ねてきた?」
「ええ。てっきりあの騒動の所為でこっちに来ているカシウスさんを訪ねてきたのかと思ったのだけど」
「!? お義父さんが帝国に、ここにいるのですか!? リベールでは今、父は行方不明となっていて大騒ぎなんですけど!?」
「はぁ!?」
「いいえ、トヴァル。あの件でリヴェールには連絡できてないわ。通信装置も基地局が破壊されてる所為で連絡も繋がらない状態だしね」
「あ~、そういえばそうだったな」
「・・・・・・何やら物騒な事が起こってるみたいですね」
聞くと、ここ連日に帝国内の各都市になる遊撃士ギルドに、謎の集団が襲撃をかけて破壊行為を行なっているらしい。
しかもそれらはかなりの腕利きという。各部署に遊撃士たちは常駐しているが、全ての部署にA・B級ギルドがいる訳じゃない。中にはC級くらいまでしかいない事もある。
そして常にギルドにいる訳でもなく任務で出ていることも多い。むしろ高い位の遊撃士たちはそれ相応に難しい任務が常に請け負っている。
そしてそんな中、各部署に謎の集団が破壊行為を開始。
奴らは巧妙な作戦と兵器、そして高い実力を保有している事から、次々とギルドがやられているとのこと。
故に現在も、最後の砦でもあり帝国方面の遊撃士協会の本部でもあるここを、恐らく近いうちに襲われるだろうここをA級の2人を始め多数の遊撃士たちが常駐しているのだった。
そしてそんな騒動が起こっている中、別案件で帝国に来ていたカシウス・ブライトが来訪。
現在はここで急遽、この事件の指揮を執っているという流れであった。
「なるほど・・・・・・飛行船から姿を消した父は、こちらに来て何かを追っていた所、その件から遊撃士として手伝わざるを得ず、こちらに合流していたんですね」
「そうだ。それにまあ、旦那の場合はA級の中でも特別だからな。どうやら追っていた奴も今回の襲撃事件の犯人グループの仲間という線が濃厚のようだし」
「そうですか。まあお義父さんにも困ったものです。私たち家族がどれだけ心配してるか」
「まあ、カシウスさんの事情も分かってあげて、ティオちゃん。今のこの状況、何気に緊迫しててね。鉄血宰相がどうやらこれを機に私たちを潰そうとコソコソ動いているみたいだから、下手に手紙とかで情報を漏らせないのよ」
「そういう事なら仕方ないですね。私が追ってる件が片付いたら、私が家族に伝えにリベールに戻ります」
レナお母さんに早く教えて安心させてあげたいから、とティオはそう口にした。
「で、お父さんはどこに?」
「今は外に出て奴らの足取りを他の遊撃士たちと追ってるわ。じきに戻ってくるでしょ」
「む~~では、誘拐事件の方は何か情報がありませんか?」
「私たちもこっちに掛かりっきりでね。碌に人員が割けていない状況だからね~」
「少しだけなら情報はあるが・・・・・・何でお嬢ちゃんが情報を欲しがるんだ? まさかお嬢さんが追ってる訳じゃないだろうな?」
「直接は追ってませんが・・・・・・私が探している人がいまして、その人に繋がりそうな事がこの件だったという流れですね」
「ふ~ん。ちなみに探している人って? あたし達に教えてもらってもいい?」
「構いません。皆さんも恐らく知っているはずですし・・・・・・」
「ほう~~。名前は?」
「ルシアという、7年前から遊撃士協会、各国軍部で注目されてる男の子です」
「「!!」」
彼女から出てきた意外すぎる人物の名前に、また2人にとっても当時は若すぎた為に参加できなかった、でも現在はA級という立場になった事で遊撃士協会本部から最優先保護命令が出ている子供の名前。
あまりにも凶悪で犠牲者が出過ぎた為に、遊撃士協会でも手を拱いた、厄介すぎた事件を解決へと導いた功労者。
あのカシウス・ブライト自ら捜索班として動いている事など、色々な意味で注目されている子だ。
「こりゃ驚いたな・・・・・・その子を知る者は多いとはいえ、遊撃士や軍部でもほんのひと握りだというのにな」
「ほんとにね。いくらカシウスさんでも例の事件の事を娘にいうわけないでしょうに」
これまでとは打って変わって、少し険しい表情でティオを見る。
何よりも特A級という、遊撃士協会の中でも特別な情報であり、特別な人物の事なのだから、少し警戒するのは当然だった。
そんな彼女たちの気持ちを正確に感じ取ったティオは苦笑しつつも、前と違って『至って普通に』口にしていた。
「私はD・G教団によって拉致された子供の生き残りですから、だから彼を知ってるんです」
「・・・・・・っ!?」
「それはっ・・・・・・」
ハッとなって目を見開くトヴァルと、その言葉を聞いて驚き、唇をぎゅっと噛み締めて言わせてしまった事を後悔している様子のサラ。
2人以外にも事情を知っていると思しき他の遊撃士たちも驚きを隠せない。
「気にしないでください。それで、今回の拉致事件に関して持っている情報だけでも教えてもらえないのですか?」
「・・・・・・悪いけど出来ないわ。遊撃士ではない貴方に教えられないって理由もあるし、まだ未成年でカシウスさんの娘の貴方に危険な事はさせられないって理由もあるの」
「・・・・・・そうだな。サラの言うとおりだ。お嬢さんもカシウスの旦那が帰ってくるまで、この宿泊場所で大人しくしていてくれ」
そう言って、トヴァルはチケットをティオに渡した。
宿泊場所のホテルが記載された、1泊出来る無料券だった。
そしてこの答えは、ティオにはある程度予想できたものだった。
「・・・・・・分かりました。無理言って申し訳ないです」
「いや、こっちこそ悪かったな」
「ごめんね、ティオちゃん」
「いえ。それではお父さんが帰ってきたらこのホテルにいると伝えておいて下さい」
サラと握手して、トヴァルと握手するとティオは遊撃士協会の面々に挨拶をして扉から出て行った。
やけにあっさりと引き下がったな、と思いながらも、トヴァルは感じていた事をサラに言った。
「気がついたか?」
「ええ。あの子、何か武芸を嗜んでいる訳ではなさそうだけど―――――強いわね」
「ああ。正直力の程度がまったく分からなかったが・・・・・・」
「幼いのに強いなんて、世の中には希にいるものよ。幼いのに抜きん出た力を持ってる子供って」
「・・・・・・だな」
感じたプレッシャーに自分たちの身体が強張っている事に気付いたサラたちは、とんでもないな、と溜息を吐いたという。
◇ ◆ ◇ ◆
「とまあ予想通り断られたとはいえ、大人しく引き下がったりもしませんが」
ホテルにチェックインしたティオは、荷物をベッドの上に放り出すとやれやれと溜息を吐いた。
地図を広げて、それぞれ重要そうな施設をチェックして、地理を把握していく。
「今日はこの辺を回って探りましょう」
遊撃士協会に断られたなら、地道に足を使って捜査するまで。
まったく諦めていなかったティオは、地図で赤丸を描いてコクンと頷いた。
そしてその瞬間。
――――――――ドオォォン、と。
激しい爆音が帝都に響き渡った。
「今の音は!?」
ティオが慌てて窓に駆け寄ると、少し離れた建物から煙と炎が巻き起こっている。
その方向も今ティオが通ってきた道で。
その建物もさっきまで自分がいた――――
「遊撃士協会が、襲われてる!!」
扉を開けると、そこから全力で飛び出した。
小さな、だけど確かに大きく成長している彼女の身体が、煌びやかで栄えた帝都の街に舞った。
――――――――
帝国なうなティオ。
ジェスター猟兵団を相手にしているカシウスと、そこにやってきたティオの話。
今回からは想像が入ったオリジナルストーリーです。
え、短い?
勘弁して下さい。投稿を早めていきますので許して下さい(><)
次の投稿は木曜日?かもしれません。
感想返しはこれからやっていきます。