【警告】
このお話には、残酷な描写、不快と感じる表現が含まれます。
また本作はその性質上、後味の悪いお話しが大多数を占めます。
それらが苦手な方は、ご覧にならないようにお願いします。
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こんにちは、一陣の風と申します。
初めての方は「はじめまして」 既にお見知りおきの方々は「またお会いできて幸い」です(礼
本作「【CVR】チャーリー・ヴェクター・ロメオ 墜落への記録」は
1999年にアメリカで。
2002年に日本では「燐光郡」によって上演された舞台「【CVR】 チャーリー・ビクター・ロメオ」のパチモノです。
【CVR】とは、今では全航空機に搭載されている、コクピット・ボイス・レコーダーの事で、フライト・データ・レコーダーと共に、航空機に積まれる、いわゆる「ブラック・ボックス」のひとつです。
CVRは航空機事故(ないしは事件)の多くの場合、関係者(パイロット。乗客等)からの証言が得られないため、事故原因の究明の目的で設置された装置です。
最後の瞬間の三十分前からの録音が残されており、その記録は事故原因の究明だけに留まらず、より安全な航空機の運行・設計・人的ミスの問題点などの、いわゆる「フェイル・セーフ(信頼設計)」の向上にも役立っています。
「チャーリー・ビクターロメオ」という言い方は、このCVRというアルファベットをワザと、軍用フォネティック・コードで言い換えたもので、実際の航空関係者は、こんな呼び方はしないそうです。
ーこれは小説か?
と、訊ねられたら、作者ですら「ぷいにゅん?」と小首を傾げたくなるような作品(勝手に「偽・ノンフェクション」とか「ルポルタージュ・もどき」と思ってます)ですが、いわゆる「内なる声」に突き動かされて書いてしまいました。 怯えてはいますが、反省はしていません(鹿馬
本作を書くにあたってー
ナショジオch「メーデー!」シリーズ。
柳田邦男「マッハの恐怖」シリーズ等の書籍。
「墜落!の瞬間」マルコム・マクファーソン著。青山出版。
「あの航空機事故は こうしておきた」藤田日出男著。新潮選書。
Web上の関連サイト。
等を参考にしましたが、所詮、机上の素人。現場(リアル)は分かりません。
もし、詳しい方が居られて、用語やその他の表現方法についての間違いがあり、それをご指摘いただけるのであれば幸いです。
ですがその場合、それらの事柄について、こちらから逆質問させていただく可能性がある非礼を、今のうちにお詫びしておきます。
よろしくお願いします。
もちろん、このお話しはフィクションであり(参考にした事故はありますが)ー
実在する個人、団体、諸現象。漫画、アニメ、ゲーム、「ARIA」とは、全くの無関係です(ド阿呆
それではしばらくの間、お付き合い。よろしくお願いします。
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10/3
・サブタイトル、一部変更しました
・ Incidentー08 「撃墜」 を追加しました
・ Incidentー09 「帰還」 さらに「それっぽく」改稿しました(コラッ!
12/19
・Incidentーzero 追加
(これをわざわざ最初に持ってくるなんて…どんだけ最後の話にこだわるねん! でもこだわる人って ス・テ・キ (弩阿呆))
2013 10/7
・incidentー05 「幽霊」 を追加
2014 3/2
・incidentー06 「激突」 を追加
2014 3/18
・Incidentー07 「自動」 を追加