ある日博麗神社に一人の少年が訪れる。少年は妖怪と人間の間に生まれ、故郷、親、友、全てを失っていた。孤独の身で暮らす巫女は行く宛のないその少年を養う決意をする。その少年より語られる八つの首を持つ龍の伝説。そしてまるで少年に影響されたかのように起こる数々の異変。大賢者より明かされる真実。そして、蘇る古の厄災。巫女は起こりうる厄災から幻想郷を、民を、友を、少年を守る事が出来るのか。幻想郷を巻き込んだ史上最大の異変が幕を開ける。ハーメルン様の方にも掲載いたしました。