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No.33133の一覧
[0] エムゼロEX 【エム×ゼロ ifアフター】[スウォン](2013/03/22 20:42)
[1] 第一話[スウォン](2012/05/14 18:35)
[2] 第二話[スウォン](2012/05/15 18:06)
[3] 第三話[スウォン](2012/05/16 18:38)
[5] 第四話[スウォン](2012/05/23 00:10)
[6] 第五話[スウォン](2012/06/05 03:14)
[7] 第六話[スウォン](2012/06/19 17:02)
[8] 第七話[スウォン](2012/06/21 16:11)
[9] 第八話[スウォン](2012/06/29 15:22)
[10] 第九話[スウォン](2012/07/01 15:41)
[11] 第十話[スウォン](2012/07/10 23:12)
[12] 第十一話[スウォン](2012/07/17 18:39)
[13] 第十二話[スウォン](2012/08/09 00:45)
[14] 第十三話[スウォン](2013/01/03 17:57)
[15] 第十四話[スウォン](2013/03/24 00:11)
[16] 第十五話[スウォン](2013/03/26 22:07)
[17] 第十六話[スウォン](2013/04/04 14:55)
[18] 第十七話[スウォン](2013/04/10 19:49)
[19] 第十八話[スウォン](2013/04/30 23:32)
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[33133] 第十二話
Name: スウォン◆63d0d705 ID:95955b57 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/08/09 00:45
  第十二話 コンビネーション


「さて……どうカタをつける?」

伊勢聡史がポケットに両手を突っ込みながら首を鳴らす。彼の横に並ぶ永井龍堂は浅く腰を落とし戦闘態勢に入った。

「遊ぶつもりはない……フルパワーで一気に終わらせる」

元より永井は戦いを楽しむような男ではない。魔法執行部の責務は圧倒的な力でもって校内の揉め事を迅速に制圧することであり、永井はそれに最も長けた男だ。だが二年生最強と謳われる二人と対峙する双子はなおも落ち着いたままだった。

「聞いたかい? フルパワーで一気に……だってさ」

「この期に及んで何も学習していない……。がっかりさせてくれるね」

双子は同じ仕草でクスクスと笑う。伊勢は赤色混じりの唾を吐き捨てた。

「気色悪い奴らだぜ……」

「あまりいきり立つな。冷静さを失いがちなのがお前の弱点だ」

永井の忠告は伊勢のプライドをやみくもに刺激するものだったが、今の伊勢は落ち着いていた。理由ははっきりしている。負ける気がしないのだ。永井との決着は目の前のウザい三人を叩き潰してからでいい。静かな、しかし強力な闘志が伊勢の腹の奥で沸々と煮えたぎっていた。

「頼むぞロッキー……!」

永井が呟く。

《待ちくたびれたぜえええええええ!!!!》

永井の声に応えたのは低く不気味な叫び声。永井の帽子に描かれたドクロが一気に膨れ上がる。飛び出した頭骨からめきめきと体が生えていき、死神のように禍々しい姿にへと変わっていく。永井の、ひいては二年生全生徒における最強魔法ロッキーホラーショウ。消費MP、パワー、いずれも二年生の枠を超えた恐るべきレベルの大魔法だ。永井はこの強力魔法を使うために日常的に思考の一部をロッキーに「喰わせて」いる。ロッキーは術者の心を「喰う」ことで、魔法が発動していない平時においても独自の自我を保ち、知恵と知識を自ら身に付ける。リスクは決して小さくないが、口下手な永井にとってロッキーが時として勝手に喋って相手を威圧してくれるのは有用ではあった。もっとも最近はもっぱらロッキーには喋らせていなかったが。

「いざ間近で見ると」「すごい魔法だね」「怖い怖い」

ちっとも怖がっているようには見えない双子がそれぞれ斜め前方に飛び出す。伊勢と永井を挟み込むポジションを取るつもりだ。

「そううまく行かせるかよ……!」

伊勢は再び鎖を巨大化させ、自分から見てより近い巴♀に投げつけた。ほぼ同時にロッキーが巴♂を襲う。永井伊勢コンビの暗黙の作戦は双子を分断しそれぞれが各個撃破することだった。個々の魔法力では完全にこちらが上。タイマン×2に持ち込めば負ける道理はない。
その時永井は違和感に気付いた。巴♂が笑っている。完全にこちらの出方を読んだ上で勝ちを確信している顔。なぜ。
ロッキーの腕が巴♂に向かって振り下ろされる。ロッキーはその重そうな外見とは裏腹に動きの速さも半端ではない。絶対に躱せないタイミング。
瞬間、巴♂が加速した。ロッキーの手は空を切り地面にめり込む。永井がめまぐるしく動く巴♂を目で追おうとするが、その速さは常人の動体視力を超えていた。

「く……追え! ロッキー!」

《こいつチョコマカしやがってええええええ!!!!》

ロッキーが叫びと共に飛び出すが、牛が鳥を追い回すかのような機動力の違い故に全く捉えることができない。彼我のスピード差は歴然だった。

(なんだ……こいつの動きは……?)

重大な違和感。スピードに特化した魔法――例えば強化したスケボーに乗るなど――を使えば、このレベルの速さも実現可能だ。だが伊勢の魔法を真っ向から弾き返すパワーとこれだけのスピードを兼ね備えるとはどういうことなのか。一体どうやってこれほどの魔法力を得ているのか。

(まさかこれは……いや、今はそんな事を考えている場合ではない)

永井は迷いを押し込めながらロッキーに指示を出し、相手をコーナーに追い詰める作戦を選択する。相手が動く場所を先読みし、そこを塞ぐ。そして逃げようのない袋小路へ追い込んでいく。速さで劣るなら劣るなりの戦い方を。永井のキャリアに裏打ちされた戦術。

「いける……もうすぐ!」

永井の拳に力がこもる。だがその瞬間永井は後ろからの衝撃に吹き飛ばされてしまう。

「うおっ!!??」

かろうじて受身をとり転げまわる永井。この痛みには覚えがあった。これは敵の攻撃というよりも。

「てめー! 俺の鎖の行く道を塞いでんじゃねーよ!!」

ちっとも悪びれていない顔で伊勢が悪態をつく。そう、今のは伊勢の攻撃の巻き添えを食らったのだ。

「く……っ。いいところだったのにお前は……」

永井も言葉を返す。一瞬二人は睨み合うが、すぐにそれどころではないと思い直して背を向けあう。

「こいつら二人共ハエみてーにちょこまか動きまわりやがって……! 攻撃が当たりやしねー」

伊勢が歯ぎしりした。永井と伊勢を囲う形になったツインズは更に速度を速めて周囲を高速回転しだす。

「まったく最悪のコンビだね」「連携も何もなっちゃいない」「こちらはいよいよ」「本領発揮と行こうか」

ただ同じ場所を回っているだけではない。時には上を飛び、時には内側に切り込みながら攻撃を加える。高速にして立体的な縦横無尽のコンビネーション。今まで二人が戦ってきたどんな相手とも異なる戦術。

「やべーぞ、こいつはさっきと同じパターンだ……。奴らこのままチクチク刺し続けて俺らを根負けさせるつもりだぜ」

「歓迎しがたい展開だな……」

二人はそれぞれがジリジリと退がりほとんど背中をくっ付け合う体勢になる。ロッキーはもちろんまだ召喚されたままだが、もはやこれほどスピード差が広がると攻撃を仕掛けることも困難だ。こちらから動けば確実にその隙を突かれてしまう。だが永井は、不利を自覚しながらも冷静に戦局を分析し、ついにツインズの強さの秘密に思い当たった。ほのかに見慣れない光を帯びる双子の魔法プレート。それが決め手だった。

「やはりそうか……。聞け伊勢、奴らの強さの鍵は"シンクロナイズドプレートメカニクス"だ」

「シンクロ……? なんだそりゃ水泳か?」

伊勢は眉をしかめながら飛んでくる攻撃を鎖で弾き返し、"ついでに"永井に向かって来た攻撃も弾いてやる。高速移動のためか、いくぶん双子の攻撃精度は雑になっていた。

「シンクロナイズドプレートメカニクス。早い話、2つのプレートの魔法力の波長を合わせ、シンクロさせることで大幅に力を増す技術。知らなくとも無理は無い。授業で習うような話ではないからな」

それは支部長の嗜みとして図書室から借りたマニアックな魔導書を読むことの多い永井だからこそ知っている知識だった。

「そいつを使えば魔法力を何倍にも高められるってことか?」

「理論上はな……だが現実にそれを実行する難度は生半可ではない。まずシンクロを起こすほど魔法力の波長を合わせること自体が困難。まして絶えず状況が変化し続ける実戦で高倍率の共鳴を起こし続けることはほとんど不可能だと言ってもいい。簡単にできるなら教科書にも乗っているさ」

「だが奴らにはそれが出来る……双子だから」

「そうだ……それもただの双子ではない。恐らくあの二人は、幼い頃から行住坐臥あらゆる行動をシンクロさせることを日常としている。その目的まではわからないが、それが魔法において絶大な効力を発揮しているんだ。一対一なら平凡な力量でも、二対二ならあの双子に勝てる者は三年生にすら滅多にいまい」

深刻な話を他人ごとのように冷静に話す永井だが、その表情に余裕はない。

「じゃあ俺らに勝ち目はないってことなのかよ!?」

「なんとかしてあの二人の思考やテンションにズレを生じさせることが出来ればシンクロは崩せる。だがその方法まではわからん」

「相変わらず肝心なところで役に立たねーやつだ……!」

伊勢は再び鎖に最大出力の魔力を注ぎ、通常の倍以上の大きさへと変化させる。明らかに防御や駆け引きを度外視した攻撃偏重の体勢。永井の頬に冷や汗が流れる。

「馬鹿野郎、また同じ失敗を……!」

「俺に指図するんじゃねえ!!!」

永井が慌てて伊勢の肩を掴み、双子が勝利を確信してニヤついたその瞬間、伊勢の鎖は真下に向かって振り下ろされた。地面への攻撃。爆発的な轟音。瞬間、大きな亀裂が伊勢を中心として全方向に広がる。

「え……!?」

高速で移動する物体は急には止まれない。その上双子は空に浮いているわけではなく、あくまで地面を走っている。その地面に大きな亀裂が走ればどうなるか。巴♂は亀裂に足を取られ、勢い良く宙を舞った。伊勢の顔が妖しく歪む。

「今だ永井! やれ!!」

伊勢の鎖は地面に刺さったまま。ここから鎖を戻して攻撃するよりも、永井に攻撃させたほうが明らかに早い。それをあらかじめ計算に入れた上での指示。自分が指図されるのは嫌でも他人には指図する、それが伊勢聡史!

「す、すまん! 足を取られた」

永井は転んでいた。その左足は見事に亀裂にハマっている。

「~~~~~ッッ……!! これだからてめーはドンくせーんだ……!」

巴♂が着地する。一方巴♀はちょうど伊勢と永井を挟んで反対側の位置でプレートを構えていた。

「ははは、いい不意打ちだったけど所詮君達はそこまでだよ! さあ、次で終わらせてやる!」

「そうでもねえ……」

伊勢は未だ鎖を地面に打ちつけた時の体勢のまま下を向いていた。その伊勢の、ギリギリ髪で隠れていない口の端が釣り上がる。直後、巴♀の背中をゾクリとした悪寒が走ったのと、その足元の地面がひび割れ「何か」が飛び出してきたのはほとんど同時だった。
鎖。
先ほど地面に突き刺さった伊勢の鎖が、巴♀の真下から現れたのだ。当然防御魔法を発動する暇もなく、瞬く間に可憐な少女の全身が鎖に絡め取られる。少女の顔が苦悶に歪む。

「ぐ……!」

「しまった……最初からそっちが目的だったのか!」

巴♂は動揺を隠せない。片方の動きが封じられてしまえばこれまでのような連携攻撃は不可能だ。永井はようやく脚を亀裂から引っこ抜き、伊勢と並んで巴♂を正面に見据え立った。

「やれやれ……そういう事ならちゃんと言え、伊勢」

「てめーに話したら向こうにバレちまうじゃねえか。さあ、さっさと終わらせろ」

「言われるまでもない……!」

ロッキーが更に膨れ上がる。伊勢と同様、小細工抜きのフルパワー攻撃の構え。だが巴♂は冷や汗を流しながらも再び笑みを浮かべる。

「ははは……何か忘れているんじゃないか? この状態でも僕達のプレートのシンクロは崩れていない……。つまり正面切ってのパワー勝負でも君達には負けないってことさ!」

だがそれに対し伊勢が中指を突き立てた。

「じゃあ受けきってみろ……チョコマカ逃げ回らずに正面からな」

「ふん……望むところだ!」

肝心の、攻撃する自分を放っておいて盛り上がる二人に永井はちょっと微妙な気分になりながらもロッキーに全魔力を注ぎ終える。これで勝てなければ力ではどうやっても勝てない。

「頼んだぞ……相棒!」

《任せろってんだああああああああ!!!》

ロッキーが高く宙に浮き上がる。相手を見下ろす位置から最高のスピードで突進するつもりなのだ。だがいざ飛び出そうとする瞬間、ロッキーの右腕に何かが巻き付いた。
再び鎖である。

「伊勢……?」

伊勢は左手に握った鎖で巴♀を拘束し、残った右手からもう一本の鎖を伸ばしてロッキーの右腕に巻きつけていた。

「フン! これで負けたら俺のプライドもコケにされちまうからな。てめーのあの貧相な骸骨だけには任せておけねーよ」

「言ってくれる……」

永井が微かに笑う。鎖は今や西洋鎧の手甲のように、ロッキーの腕を力強く覆っていた。これは理に適っている、と永井は思った。巴ツインズのようにプレートをシンクロさせるのは高度すぎる技だが、単に個々の魔法を組み合わせて補強するだけなら授業でも習う応用技術の範疇だ。とはいえ普通なら連携のための訓練を一切していない永井・伊勢コンビにぶっつけ本番で出来ることではない。だが不思議と永井は失敗する気がしなかった。むしろさっきまで感じていたプレッシャーがぐんと軽くなったかのようだ。これもまたコンビネーションの一つの形だろう。

「行くぞ伊勢……」

「とっととしろ」

《おおおおおおおおおっっっっらああ!!!!》

ロッキーが弾けるように飛び出した。斜め下の少年に向かって、矢のような速度で。巴♂はプレートを両手でロッキーに向かって突き出し、最高出力のシールドを発生させる。

(くっ……落ち着け僕が負けるはずがない……僕達のパワーがあんな小手先の技で超えられるわけがない……あいつらは急造コンビ、犬猿の仲、僕達のシンクロの真似事なんてできるはずがないんだ僕達はあいつらと僕達は違うんだ嘘だ負けるなんて嘘だ嘘だ負けるなんて嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘……)

シールドが砕けた。
ロッキーの拳が華奢な少年を撃ち抜き、少年はきりもみしながら宙を舞った。

(………………)

(…………)

(……)





伊勢は鎖に束縛されたままの巴♀の方を振り返り、興味無さげに言った。

「続けるか?」

少女は首を横に振る。

「いいえ……あたしたちの負けよ」

直後、鎖がフッと消え伊勢の手の平の小さなアクセサリーに戻った。永井が大きく息をつく。

「あーらら……この展開は予想してなかったなー」

望月がのんきな声でそう呟いた。とてもショックを受けているようには見えない。望月は倒れた巴♂に近づき、引っ張り起こす。少年は少し顔を歪めたが自分の足で立つことができた。

「まあ体のダメージは大したことないみたいね。さすがいい防御魔法使っているだけあるじゃない。ちょっと治療すりゃすぐ治るでしょ」

「済まない、悠理さん」

「ハイハイ」

「さあ茶番は終いだ」

伊勢が望月の目の前にズイッと割りこんだ。男子の中でも体格が良いだけに、この二人の間に立つと頭一つ分近くサイズが違う。

「例の大会の出場は考え直すんだよな」

「はい? なんで?」

「なんでっててめー、俺が勝ったら……」

「それは伊勢くん一人で勝ったらの話でしょ。助っ人アリだなんて聞いてないよ」

「ぐ……!」

「それとも伊勢くん、約束反故にしておねだりしちゃうようなプライドのない人だったの?」

「て、てめー……!」

伊勢の血管がプチプチと切れる。だがいつの間にかロッキーを仕舞っていた永井が伊勢の肩に手を置く。

「諦めろ伊勢。こういう相手だ」

「ち……!」

「それはそうと望月さん、校則違反は校則違反だ。反省文は書いてもらう」

望月は耳の穴をほじりながらやる気無さそうに返事をする。

「ああ反省文ね。会議室に百枚ぐらいストック置いてあるから、適当に三枚見繕って持ってってよ」

「…………!!!」

今度は永井の顔が歪む。

「諦めろ永井。こういう女だ」

そして伊勢がなだめる。

「ま、伊勢くんが壊した校舎の修復はこっちで受け持つからさ。それでトントンでしょ?」

「ち……口の回るやつだ。行こうぜ永井。こんなヤツ相手にするだけ時間の無駄だ」

伊勢が踵を返し歩き出す。永井はまだ望月を睨んだままだった。

「一つだけ教えてくれ望月さん。あの聖凪杯という大会、君は一体何が目的なんだ?」

望月は薄い笑みを動かさない。

「あの大会は君が企画し、先生たちに掛けあって開催許可を得たと聞いている。その上自分でも出場するつもりとなると……何か裏の意図があるはずだ、必ず」

「さあね……もしそんな物があったとして、聞かれてそうよと教えるわけないじゃない」

「だろうな」

永井もまた踵を返した。

「だがこれだけは言っておく。もし君の企みが、聖凪高校や学園生に危害を及ぼすものだった時は……俺達執行部が力ずくでもそれを止める」

「勝手に俺を含めんじゃねーよ……」

伊勢のボヤキを無視して永井は歩き出す。夕日に照らされる二人の男の背中はなんとも力強いものだった。
二人が扉の向こうに去って行ったのを確認した望月は、赤い空を眺めながらケータイをいじって誰かに電話をかける。

「ああもしもし? あたしだけど、ごめんちょっと邪魔が入っていいところから聞けなかったんだ。簡単にまとめてくれない? …………ふーん、ふんふん……。あはは、二重人格? それ面白いなあ、いい発想してるよその子! よっぽど九澄くんの事が好きなんだろうねえ……。ごくろーさん、これからも何かいい情報あったらよろしくね。
 ……影沼くん」


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