一人は寂しい・・・、そう感じる。いつもはキミがいてくれるから、寂しくなかった。けど今は寂しい、君がいないから。君がいてくれたら寂しくない・・・。この気持ちは、何なのだろうか? 私は君がいないと――――、壊れてしまう気がする。壊れたら、二度と戻れない――――。風が強い、雨が窓を強くたたいている。雨のせいか、部屋は真っ暗だ。この中、私は一人で部屋の真ん中に座っている。怖い―――寂しい――。私はふと思った。暗いのが怖いわけじゃない、一人が怖いのだ。