歳納京子。私はそう言い放ち茶道部の襖を開け放った。茶道部に居る人達は一斉に私を視た。綾乃じゃん。歳納京子は私を視て言った。私は歳納京子が好きだ。大好きと言っても過言では無い。只此の気持ちが恋なのか否かが解ら無い。恋で有って欲しい。恋為らば嬉しい。けど伝えられ無い。貴女又書類の提出して無いわね。何時もの此の遣り取り。本音を言えば書類何かどうでも良い。逢って話しがしたい。洪の僅かな時間でも。一緒に居たい。此の気持ちが伝えられる迄私は嘘を云い続ける。~find~