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No.32523の一覧
[0] ヒーローズ[しんじんA](2012/03/29 14:12)
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[32523] ヒーローズ
Name: しんじんA◆e63a6506 ID:e93ec558
Date: 2012/03/29 14:12
初SS

20××年。

ヒーローVS怪人の永きに渡る戦いは終結した・・・

この争いを終結させたのは【政府】だった。


師団長「ヒーローカンパニーは解散となる。」

師団長「尚、怪人協会は我々が殲滅した。」

カンパニー女社長「なんですって!?一体どういうことでしょうか?」

師団長「政府が変わったんだよ。我々、第三勢力軍事党によって・・・」

カンパニー女社長「でも、普通の人間では怪人は倒せないはずです。」

師団長「全部隊を投入させていただいた。今では怪人会の本拠地は死体とがれきの山だ。」

カンパニー女社長「・・・・・では、我々はどうすれば・・・・」

カンパニー秘書(男)「普通の生活に戻れるんでしょうか?」

師団長「今後の事については、軍事党総統閣下より話がある。」


総統「ちっす!」


女社長・秘書「(うわぁ・・・軽っ・・・)」

女社長「お初にお目にかかります。ヒーローカンパニーの女社長と申します。」フカブカ

総統「此方こそ初めまして」ニマ

秘書「総統閣下、怪人協会を殲滅したと言うのは本当でしょうか?」

総統「うん、本当だよ。」

女社長・秘書「(軽っ・・・)」

総統「前の無能政府には任せていられなかったんだよ。災害や怪人の侵略が起きているのにもかかわらず、
金だけは垂れ流して何もしない糞政府だったからね。会社は国営会社でしょ?」

女社長「はい、国からは怪人を倒すためにと50人のヒーローを援助でまかなっておりました。」

総統「そうだよね。実は・・・」

秘書「怪人協会も国営会社だった?」

総統「そうなんだよ!怪人を使って街を破壊・邪魔な要人を殺し、
ゼネコンを使って街を再生させて、賄賂を受け取っていたひどい政府だったよ。」

女社長「そ・・・・そんな!!!!」

秘書「なるほど、殺されていた人間が、なぜ政府関係者だったのが今わかりました。」


総統「そういうわけだから全精鋭部隊で、まず先に怪人協会をつぶしちゃった♪」


女社長「でも、普通の人間の場合は怪人に勝てません。軍人でも難しいです。」

総統「それについては後程www師団長!」

師団長「はっ!」

総統「今後のカンパニーをどうするか話してあげて」

師団長「はっ!」

総統「じゃ、一足先に総統官邸にもどってるねぇ~宜しく~♪」カツカツカツカツ


女社長・秘書「(軽すぎるだろ・・・)」


師団長「では、話させていただきます。」


女社長・秘書「ハイ」


師団長「貴方達の会社は政党が変わったため、解散となります。」


女社長・秘書「・・・・・・・・・」


師団長「ですが、ヒーローの方々は、国の仕事をして頂く事となりました。」

女社長・秘書「!?」

師団長「貴方達の力や能力は、一般社会にとってはとても危険なものなのです。」

女社長「はい。わかっております。」

秘書「確かに、人間とは違いますし・・・」


師団長「まぁそんな暗い顔をしないでください。
このヒーロー達の力をよく理解し使いこなせ、国にとって役にたつ場所があるのです。
是非貴方達には協力していただきたい!我が国・国民の為に!

ですので、貴方達は・・・・」

女社長「はい」

秘書「(もしや・・・)」


師団長「私の第一師団特殊親衛隊に入隊ということになりました。」


女社長「!?」

秘書「軍人になれということですね?」

師団長「その通りです。今や軍事国家となった我が国は、外国より狙われております。」


女社長「・・・・・では・・・・人も殺さなくてはいけないのですか?」


師団長「はい。ですが敵国人です。」


秘書「こいつ等狂ってる!」


師団長「残念ながら自分達は正常です。私たちは国と国民を守るために、自衛をします。
貴方達にも国と国民を守ってほしいのです。」

女社長・秘書「・・・・・・」

師団長「今はこの近隣諸国は我が国を狙い、ゆさぶりをかけています。あなた方のお力が必要なのです。」

女社長「NO!と言えば?」


師団長「全部隊整列!!!」


三人しかいなかった部屋に鎧(?)を着た20人の人間が現れた。

師団長「我が、パワードアーマー部隊で軍事党の名の下、怪人同様殲滅するのみです。」

女社長「怪人より強い私達に、その力が通じるかしら?」

秘書「そうですね・・・
低姿勢でコッチがいれば、戦争するから人殺す為に力貸せってことか?
すみません、マジでムカついてきました・・・」


師団長「まぁそういう事になりますな。」


女社長「では、此方も・・・・全員集合しなさい!
貴方達は50対21で勝てるかしら?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・


女社長「こない!?」

秘書「どうした?」


師団長「言ったろう?殲滅すると・・・」


一人のパワードアーマーを着た人間が入ってきた。


大佐「報告いたします。48名中、30名死亡を確認、18名降伏しました。」

女社長「っ!!!!!!!」

秘書「怪人を倒したのは本当だったのか・・・
しかも・・・
ヒーローよりも強いだと!?」


師団長「さぁ、貴方達はいかがでしょうか?」ニカ


秘書「(歯を出して笑うんじゃねぇ・・・こいつはアーマーを着ていない?
人質にとれば・・・この場からは逃げられるか・・・)」アイコンタクト

女社長「コクン」


ザッ!!!!!

師団長「!?」

一瞬だった!
秘書は師団長を後ろから羽交い絞めにし、
女社長は手刀で師団長の首を狙う状態になっている・・・・


女社長「こんな茶番は付き合っていられない!さぁ!そこを通しなさい!」

秘書「師団長の命が惜しければそこをどけ!」


アーマー部隊「ククク・・・クック・・・ハッハッハッハッハッハ!」


女社長「何がおかしい!!!!!」


アーマー部隊「ハッハッハッハッハッハ!」


師団長「お前らは人間を殺せまい。」


女社長「っ!!!!!!!!!」

秘書「殺せはしないが、腕の一本は折れるぜ?」ゴニョゴニョ

アーマー部隊「ハッハッハッハッハッハ!」

女社長「何がおかしいんだ!!!」


部隊長「ハッハッハ、おねえちゃん、おにいちゃん、何故師団長殿が生身か考えて行動しないとなぁハッハッハ」


秘書「!?マズイ!!!女社長だけでも逃げ・・・・・」
師団長「秘書君、君の考え方は好きだ。」

ボキャ ベキン
乾いた音が鳴り響く・・・・

秘書「!?」

秘書の両腕が垂れ下がった。
肘から下が曲がってはいけない方向に向いた音だった・・・・

秘書「がっ・・・・がぁぁあぁぁぁぁぁぁっぁあ」

女社長「そっ、そんな!?ただの人間が!?」


部隊長「師団長殿はアーマーを付けなくても強いのさ♪」

師団長「女性には優しいのだがな・・・」

メキョ グチャ

女社長「きゃぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁっぁぁぁ」


手を手刀のまま潰したと音だった・・・
もう、掌ごとつぶれていた。


師団長「さぁ、最後のチャンスだ・・・」


女社長「・・・・ぐっ(力の差がありすぎる・・・本当に人間なの?)」

秘書「クソ!クソ!(女社長も逃がせなかった・・・すまないみんな・・・)」


女社長「・・・・・・・・


降伏・・・・


します・・・
(たぶん・・・今の状況じゃ絶対に逃げられない)」

秘書「おっ・・・女社長!!!」


師団長「君はどうするかね?秘書君」


秘書「・・・・・


女社長に・・・・


従います・・・・・クソッ」


師団長は無表情の顔から、満面の笑みになった。


師団長「良し!
いやぁ、手荒な真似をして申し訳なかったね!
良い返事が聞けて嬉しい限りだ!

部隊長!」

部隊長「ハイ」

師団長「待機している医療TEAMに二人を直ぐに運んでやれ!丁重にな!」

大佐「了解しました。おい、立て!足は平気だろう?」


放心状態で二人は部隊長に連れられて行った。


師団長「良し、撤収しろ。」


また無表情の顔にもどった。

師団長は携帯を取り出し、何処かにかけているようだ・・・


師団長「総統閣下!ヒーローは20名となりました!」

総統「報告が少しおそいぞ♪」

師団長「申し訳ありません。なかなか抵抗をしてくれて・・・
しかし、良い人材です」


総統「うぃうぃ~わかったよ~後は宜しくね♪」


師団長「畏まりました!ジーク・ハイル!」

プツッ

~総統官邸~


側近「総統閣下、どうなさいました?」

総統「いや、何でもない・・・少し一人になりたいのだが良いかぃ?」

側近「(?)かしこまりました」

ガチャ・・・・バタン


総統「ククククク・・・さぁ世界への復讐の始まりだ!」



官邸に掲げられた新しい国旗は


我が国の日の丸の中に


白いハーケンクロイツ


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