あなたは目を開けた。
まだ暗い。もう一度眠ろうかと目を閉じようとした時、あなたは異常に気がついた。
上を見上げると木々に囲まれた満天の星空。周りを見渡すと静かな木立。下には冷たい地面と野草。
やけに明るい月。暗い森。少なくともここは、あなたの知る場所ではなさそうだ。
あなたは何とか現状を受け入れると、自分が何を持っているのか把握することにした。結果、次の物を確認した。
・下着上下 ×1 何の変哲もない下着である。
・甚平風のパジャマ<冬用>上下 ×1 甚平風になってはいるが、素材は温かい物で作ってある。
・飴玉 ×1 包装紙に包まれた小さな飴だ。ミルク味と書かれている。
・コイン ×3 金色に輝く100円玉くらいの大きさのコインだ。片面は鏡のように顔を写し、もう片面には【CONTINUE】と彫られている。 <どうする?>
壱・なんだ…夢か。その場で寝る
弐・じっとしていても始まらないよね。とりあえず木々が深くない方向へ歩く
参・遭難時に歩きまわるのは阿呆のすることだ。その場で周りに気を配りつつ動かない
肆・ヒャッハー!冒険だァ!真っ直ぐ走るあとがさ
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