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No.30263の一覧
[0] サガフロンティア2 レーテ侯伝[水城](2012/03/13 21:50)
[1] 1226年 アニマ至上主義に対する一見解[水城](2011/10/26 15:27)
[2] 1227年 ジャン出奔[水城](2011/10/31 15:29)
[3] 1232年 ジャン12歳[水城](2011/11/11 10:16)
[4] 閑話1 アニマにまつわる師と弟子の会話[水城](2012/03/12 20:08)
[5] 1233年 少年統治者[水城](2011/11/21 14:15)
[6] 1234年 ケッセルの悪戯[水城](2012/03/12 20:30)
[7] 1235年 ジャン15歳[水城](2012/03/12 20:35)
[8] 閑話2 天命を知る[水城](2012/03/12 20:39)
[9] 1237年 叙爵[水城](2012/01/09 13:37)
[10] 閑話3 メルシュマン事情[水城](2012/01/17 20:06)
[11] 1238年 恋模様雨のち晴れ[水城](2012/01/31 12:54)
[12] 1239年 幼年期の終わり[水城](2012/03/13 16:56)
[13] 閑話4 イェーガー夜を征く[水城](2012/03/13 21:49)
[14] 1240年 暗中飛躍[水城](2012/03/27 10:33)
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[30263] 1240年 暗中飛躍
Name: 水城◆8f419842 ID:517a53cf 前を表示する
Date: 2012/03/27 10:33
1228年秋

ネーベルスタンは若かりし頃、自分の力を過信し武者修行として荒野を旅したことがある。その行為は無謀だと今なら思えるが、帰り道に同行した子どもによって自分の自信は粉々に打ち砕かれた。

天空の王と呼ばれるグリフォンの翼を見たこともない術法で切り取り、墜落して尚戦う意志を見せるそれを火の術法で焼いた。

「グリフォンの肉って食べられるのでしょうか?」

そういって、石のナイフで丸焼けになったグリフォンを解体しはじめた若干8歳の少年はネーベルスタンにとって異常だった。そして彼と共にあった大人達がそれを異常と思わないこくとこそ異常だと気付いたのはグリューゲルに付いた後のことだ。少年を家に送り届けた後、シルマールの家で杯を傾けながら自分と同年代の術士は問うた。

「シルマール殿、あなたはジャンをどういう風に育てるつもりですか」

少年の保護者であり、ナ国でもその名を馳せる知者でもあるシルマールでも、ナルセス問いに対しては苦笑するしかなかった。既に彼の術士のとしての力量は一般の術士を凌駕しており、子どもだからこそできる自由な発想で組まれた術法は他者に見せてはいないものの非常に強力である。

「ツール職人の弟子としてはきちんと仕込みますが、術士としての彼の師である私の役割は、彼がやり過ぎないように助言するだけです」

乾いた土がいくらでも水を吸い込むように、技術を学んでいく弟子に新たな刺激を受けているシルマールは、口ではそういうものの、術という概念が生まれてから数百年たった現代に於いて、ジャンがその在り方を変えることができる存在になるのではと期待していた。

「フィニーの王様はきっとアイツを扱いきれなかった愚王とでも書かれるんでしょうね」

「私にできるのは彼が誤らないように導くだけですよ。世界を征服したいとか分かり易い夢の方が師として楽なんですけど」

会話の中で、彼が巷で噂のフィニーの王子の片割れであることをネーベルスタンは知った。ネーベルスタン23歳、ジャン8歳のことである。



1240年晩秋

「お久しぶりですネーベルスタン将軍、お噂はかねがね」

自分の屋敷を訪れた旧知の人物。出世を重ねて子爵位を得た青年が応接間で出された茶を飲みながら親しげに挨拶をする。

「君の功績は色々と耳にしているよグランツ子爵。君のお兄さんが我が主君に言った言葉を諳んじてあげようか」

「まあ本心半分、演技半分というところでしょうか。どうでしたか、我が兄の道化っぷりは」

プライドの高いギュスターヴが他者を褒め称える様というのは、中々見物だったのではないかとジャンは思うが、若きワイド侯にしてみれば心地良かったのだろう。先代からの家臣は自分を軽んじていると鬱屈した中に現れた術不能者は、油断させるのにピッタリの存在だったはずだ。

もちろんそんな新参者を危険視した人間は多く、ネーベルスタンもその一人だった。

「私は危険だと忠言したが我が君は聞き入れてくれなかった。そして勘気に触れて出仕を停止されている間に行われた電撃的な占領だ。私も君のお兄さんの無能だという噂と実際に術不能者であるという事実の前に警戒心が緩んでいたいたことは認めよう。それで我が君の処遇はどうなるんだ。まさか処刑ということはあるまい」

そのようなことになれば、ネーベルスタンは死にものぐるいで主君を奪還しようとするか、反乱を起こすだろう。そもそもジャンも、スイ王も、ギュスターヴもそこまでは望んでいない。

「グリューゲルで軟禁生活です。先代からの証拠等も抑えていますし、お仲間の家もじわじわと締め上げる予定ですよ。以前私がやった王領の綱紀粛正の二番煎じになってしまうのは否めませんが」

代官粛正事件のことは将軍職を継いだばかりのネーベルスタンもおぼえていたが、あれは王家が主体となってやったものであり、お気に入りの少年の箔付けに利用されたものだと当時は認識していた。だが、真実は当時は少年だった目の前の青年が調べ上げ、陥れ、一網打尽にしたようだ。

「君はシルマール先生と同じような道に進むと思っていたよ」

師と同様に偉大な術士として名を馳せる。誰からも掣肘されずにそれを成せるならどれほど楽だったかとジャン自身も思うのだが、受けた恩は返さなければならない。そしてギュスターヴの存在が世界をかき回すのであれば、自分はその反動を統御しなければならず、故に世俗の力も必要だった。

「兄に仕えるのが嫌なら私の元で働きませんか。人口がどんどん増加するに伴ってうちの警備団長も警備と練兵を兼ねるのが難しくなったんですよね」

アランは優れた平均以上に有能ではあるが、人材は多い方がいい。ならばダメ元で誘うのも悪く無いとジャンは思っていたが、ネーベルスタンはジャンに諾とも否とも言わず、一つ質問をした。

「何故ワイドが最初のターゲットだったのですか。ナ国にとって目障りな家はいくらでもあったでしょう」

ナは領邦国家であり、力の強い領国はいくらでもいる。フォーゲラングとシャルンホストを直轄地として抑えているナは強大であったが、他の有力諸侯が連携して戦えば勝てない相手ではない。海洋交易が可能なワイドはナの経済的にも軍事的にも独立してやっていける国家だった。

『王家の直轄地に近いわけではないので優先度としてはそれ程高くない』

これが先代ワイド侯とムートン、ネーベルスタンをはじめとした家臣団の共通認識であり、できるだけナの影響力を排して次世代くらいに完全な独立を果たすことを目標とした長期的なプランだ。事実、当代のワイド侯が常識的な範囲の勤勉さと器量を持っていたならば達成されていただろう。

「先代は有能な敵だったと陛下は言われました。財政はムートン殿、軍務はあなたが担うことで治安も良く、経済も回っていました。その頃のワイドは強大で独立する可能性はありましたが、それは機を見てという条件があったが故に敵としてはやりやすかったのです」

だが無能な領主が力をもてあまして暴発すれば、何をしでかすかわからない。故にナ国としては陰謀の花が咲く前に、つぼみを摘み取ることを決意したのだ。

「もう一つはギュスターヴに必要な要素が全て揃っていたことです。豊富な鉱物資源と石炭、何より軍船が数隻止められるだけの良港がある」

軍船と聞いて、はじめは海賊船対策かと思ったが、新しいワイドの主と目の前の青年の出身地を思い出して呟く。

「・・・フィニー王国」

この件に関してナ国、ヤーデ伯、そして実行者であるギュスターヴが絡んでいることはわかっていた。ナ国にとってワイドは潜在的な敵国であり、もし戦争になればヤーデ伯が矢面に立つ。そこでソフィーが死んで持て余し気味のギュスターヴをけしかけた。そしてその功としてギュスターヴはワイドを拝領する。これがワイド侯事件における公式の顛末となるだろう。しかしその裏では大陸全土を巻き込む陰謀が進行している事実をネーベルスタンは知ってしまった。何より、それを半年で成し遂げてしまうギュスターヴと後押ししたであろうジャンが空恐ろしかった。

「自分で誘っておいて何ですが、私が持つ軍の性質は内乱を効率良く潰すというもので、武人である将軍には物足りないものかもしれませんね。ですがギュスターヴに仕えたなら苦労はするでしょうが、戦う相手には事欠きません」

ジャンの言葉は甘い果実だとネーベルスタンは思う。武人として磨いた武を腐らせて老いていくことへの不安と、戦乱が止むことがないメルシュマンの兵と戦うことへの興奮。後にネーベルスタンはジャンの為人について『人をその気にさせる天才』と評した。だが、ジャンにしてみれば長い間政治の世界で暗闘を繰り返してきた宮廷のお偉方や、彼らを相手にしてきたやり手の商人と交渉するならまだしも、基本的に武人のネーベルスタンを転がすなど造作も無いことだ。

ジャンはネーベルスタンのように実直な武人が嫌いではなかったが、清濁併せ呑むというより暗闘が主となるうちのやり方に反発を覚えるだろう。その点、下級貴族の出身で、臨機応変に物事の解決を図れるアランのような人材は、ジャンにとって貴重だった。そしてこの頃ジャンとアランは、ようやくグランツ子爵家の持つ軍隊の雛形を描くことに着手しはじめている。試算をしてもギュスターヴが後に作る鋼鉄兵団の2倍近い予算が必要になるが、抑止力を重視するジャンとしてはそれで問題無いと判断していた。

「わかりました。私も無聊をかこう日々を送りたいとは思いません。後日、新しいワイド侯と交渉したいと思います」

ジャンも後はギュスターヴに丸投げする気だった。数刻の歓談の後、ネーベルスタン邸を辞去した彼は、その足でギュスターヴの元に向かった。机に書類と共に張り付いている兄をいたのだが、当然のごとくそれを手伝っているヤーデ伯家の人間を見ると頭を抱えたい気分だった。

「ケルヴィン、君が兄を手伝ってくれるのは弟としては嬉しいと思うが、トマス卿は了解しているのか」

「友人が困っているなら助けるのが務めだろう。父上もひいてはヤーデの利益になると認めてくれている」

確かにワイドがギュスターヴの手に渡ったことで、軍備に掛かる費用が抑制されると共に、嗜好品や海産物などの交易品が以前より安く手に入るとなればヤーデにも益はあるだろう。そして余剰分を領内につぎ込めば回り回って経済も上向きになる。それがギュスターヴと新しい主に鞍替えしたムートンを筆頭とする家臣団の決定によって成されているのなら問題は無い。しかし、ケルヴィンが意図してそれをやっているのなら相当な策士だとジャンは思ったが、そもそもそんなことができるなら彼はギュスターヴの後継者として彼の版図を継ぐことができただろうと思い頭を切り換えた。

ジャンは前世で暮らしていた国の政治を鑑みた経験から、無能や愚かな人間の暴走も危険だが、善人の善意も似たようなものであるという認識をしている。今は上手く回っているが将来的にはわからない。もっともこれは杞憂に過ぎないと自分を言い聞かせた。

(マリーとカンタールが上手く行けば彼は良き同盟者で終わるだろう)

これがギュスターヴにとっても、ケルヴィンにとっても、ナ国にとっても、何よりトマス卿の精神の安定上でもベストだろうとジャンは考えている。そもそもフィリップの息子が大過なく儀式を成功させて即位すれば、マリーの子どもの価値は自然と制限されるのだ。未来の流れを大まかにおぼえているジャンにしてみれば、決断すれば後はすんなりいくギュスターヴはともかく、ケルヴィンもそろそろ家にとってベストな相手と身を固めればいいのにと翌年春に結婚を控えているジャンは思っていた。

後年、ジャンはマリーを南大陸に連れてきたことを非常に後悔することになる。ケルヴィンがソフィーのことを思慕していることは知っていたが、シルマールのそれと違うことを頭の中では理解していた。だから10歳のマリーと数年過ごさせれば帰郷したときに再会しても人生を狂わせることはないと思っていたのだ。その結末に関しては知っている話よりこんがらがり、その対策に四苦八苦した結果、最終的に『支配圏の細分化による相互監視』通称『ユジーヌ・プラン』という南大陸、メルシュマン、ロードレスラント、北大陸を巻き込んだ世界構築案を実行せざるを得ない状況に追い込まれることとなる。



ケッセル新市街の建造が進む中、シルマールとジャンが新市街の心臓部になる施設について相談していた。

「つまり全ての作業を一人に身につけさせるのではなく、それぞれの工程に特化した人を大量に抱える訳ですか」

「職人の技量と徒弟制を前提としたツール制作では、月産体制が整いませんし、何より模倣されると困りますからね。メリットとしては全ての工程を覚えるのは一部の人間だけでよく、下の人間は自分の工程だけを学べばいいというところでしょうか。軍隊でいう将と兵の関係をアレンジしてみました」

「今更隠す必要はありません。ジャン君でもこれだけの規模の計画を思いつきでやるはずがないでしょう。それで私に相談したいこととは?」

ジャンは既に自分の生い立ちを師に説明している。シルマールは別の世界にはそういうシステムがあるのだろうと納得した上で自分ができることを聞いたのだ。

「先生の伝手でツール職人を呼んで欲しいのです。あっち方面は私が監督しなければなりませんが、民生品に関してはアイデアが必要です。とりあえず需要がありそうなのは冷蔵するツールですけど」

ツールの欠点はツールに蓄えられたアニマが失われれば使えなくなることで、全取っ替えしなければならないことだった。それをしなくても良いからこそクヴェルは貴重なのであるが、シルマールは自らのアニマで補填する機構を作った。これは革新的な技術であるが費用対効果に問題がある。弟子であるジャンはそれを更に発展させ、ツールの一部分だけ壊れる機構、『電池』を考案した。これは、電池がツールの回路に無属性のアニマを流す、ことで効果を発揮し、電池のアニマが切れれば電池だけが壊れる。

「最初はうちが全てをやりますが、最終的には特許を払えば他の職人なり、商会が作っても問題無いようにします。うちとしては電池だけを抑えておけばいいわけですし」

意匠に関しては知識人の間で認識されているが、特許という概念はまだ広がっていない。まずはそれを認知させなければならないのだが、そもそも模倣できても解析できるとは限らないのでおそらく最短でも10年もしくは20年は独占的に利益を確保できるだろうとジャンは踏んでいる。

「しかし、ツールを術を使わずに使うシステムができるとは・・・私も実際に見ましたが本当に垣根はなくなりそうですね」

ジャンは術不能者を試験的に雇用してある訓練を実施している。その際にツールを使ってもらっているのだが術不能者と呼ばれる彼らも普通にジャンの作ったツールは使用できた。

「術士は相対的に低くなりますが、結果的に強いアニマを持つ人たちは変わりません。ですが、術力が術不能者より高いだけの人にとっては難しい社会になるかもしれません。母ではありませんが、計算をすることにアニマは必要ありません。少なくともケッセルではその点に於いて差別しません」

自分より身分的に下の人間がいることに暗い喜びと安心を持つ性(サガ)をジャンは知っている。それを否定されたとき、最下級に落ちるかもしれない人たちは前向きに生きられるかというと、そうではない。

「術士はアニマを重要視しますが、それを至上と考えたい人間は案外ギリギリのラインに立っている人間なのかもしれませんね」

彼らにとって鉄というアニマを全否定する存在は憎悪の対象なのかもしれないが、術力がない人間でも使えるツールはどうなのだろうか。

「君もギュスターヴ君も多くを救うかもしれませんが、反発も多そうですね」

「鉄を使うのもツールを使うのも個人の自由だと俺は思いますけど・・・それを認めたくない人間もいるのでしょう」

本当に不幸なのは時流に乗ることができないごくごく普通のツール職人なのかもしれませんけどね、とジャンは心の中で付け加えた。更に言うなら術士が大火力として戦場で戦わなくなる時代もそう遅くないうちに到来しようとしている。

1247年のバケットヒルの戦いは戦史において様々な方面から語られることになるが、術が使えるだけの軍隊は既に意味を成さないということを世に知らしめることとなるが、未だに鉄の担い手であるギュスターヴもツールの革命家であるジャンも力を蓄えている段階である。

「何はともあれ、今まで稼いだ資金の大半をつぎ込むことになりますし、陛下や養父にも個人として出資してもらいましょう」

ユジーヌ商会にとって食品部門は領地の有効活用と趣味の負うところが大であったが、様々な条件をクリアしてようやく本来の業種に殴り込みを掛ける準備が整った。

「ツールの力をもって陛下との約定であったナの中央集権化を果たしましょう」

グランツ子爵ジャン・ユジーヌは十万の軍を容易に壊滅させる才を持ちながら、戦場でその才を遺憾なく発揮したことはグラン・ヴァレの橋を文字通り灰燼に帰した一回のみである。あるいは彼は誰よりも臆病だったのかもしれない。自分が敵として憎まれることは許容できても、化け物として恐れられることを非常に嫌がった。だからこそ自分の異常を理解してくれる者に対してジャンは労力を惜しまなかった。

つまり自分を受け入れてくれたスイ王死後もナに尽くすのは当然であり、自分の死後、子孫が余計な野心を抱かないように対処するのもまた当然だと思うからこそ、北大陸を本拠地にしたグランツ家に危険なものを全て移転させ、レーテ侯家には純粋な富以上の物を残さなかった。だが彼の権力に対する対処の正しさは、彼にとって正しいだけであり、自分の嫡孫と術士であるジャン・ユジーヌの継承者であり、義理の娘である魔女が彼の死後に対立することになるのは必然だったと言えよう。もっとも肉体が死んでアニマが還ったジャン自身がこの問題に対処できるはずが無いのだが、実は彼の死は偽装で、その後も暗躍しているという伝説もあるが、『南の砦で死んだギュスターヴ公が実は生きていた』と同じ類のものとして一笑に付されている。




ギュスターヴのワイド攻略が史実より困難すると書いたが、それが描かれるとは言って無い(駄

閑話でやるほどの話が膨らませなかったというか、むしろ地下の骸骨剣士とジャンを対話させた方が面白かった気がしますが、

ネーベルスタン将軍が早期にギュスターヴの麾下に入ったことによりバケットヒルの戦いが早まります。

次回は1241年、結婚式とまともな領地経営の話。


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