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No.29562の一覧
[0] 【一発ネタ、修正】戦う市長のサーヴァント(Fate×ファイナルファイト)[星の弓](2011/09/02 22:49)
[1] アンドレファイト!![星の弓](2011/10/11 21:21)
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[29562] 【一発ネタ、修正】戦う市長のサーヴァント(Fate×ファイナルファイト)
Name: 星の弓◆ecc39788 ID:16808a53 次を表示する
Date: 2011/09/02 22:49
※これはギャグなので、細かい設定は大目に見てください。


~衛宮士郎視点~

「7人目のサーヴァントだとっ!!?」
「うむ。レスラーのサーヴァント、今呼ばれたぞ」

そう言って、俺の窮地を救ってくれたらしい1人の屈強な男性を見る。

身長は2メートルはあるだろうか。

ズボンは履いているが、上半身は片方のサスペンダーだけで、裸だ。

だが、それを気にさせない程に鍛え上げられた筋肉の鎧…とでも言うべきか。

年齢は恐らく50歳くらいか。

口髭もダンディズムを感じさせる。

「私の名はマイク・ハガー。少年よ、そこにいるといい」

ハガーと名乗った男性はどこからともなく鉄パイプを取り出し、俺を襲った青タイツの男に向かって行った。

「だ、ダメだッ!!そいつは!!」

俺はハガーさんを止めようとしたが、既に戦いを始めてしまった。

なんと、人外のスピードとパワーを発揮した男と互角に戦っている!

鉄パイプ1本で。

青タイツのあの槍は恐ろしいほどに魔力がこもった代物だ。

魔術師として未熟な俺でもわかる。

「レスラー…ね、イレギュラークラスか。どうだ?ここは痛み分けにしないか?」
「この少年に狼藉を働いたのだろう?見過ごすわけにはいかん」
「なら喰らうか…?俺の槍を」

そして槍の男は赤い槍に魔力を込め始めた。

「(ゲイ)刺し穿つ(ボルク)死棘の槍ッ!!!」

それはハガーさんの心臓を…貫いた。

「ハガーさん!!!」
「あっけなかったな」

俺は助けてくれなかった人を助けられなかった事を悔いた…その瞬間。

ハガーさんの死体は消え、空から何かが降ってきた。

それは…ハガーさんだった。

俺はあまりの事に驚愕した。

「なっ!!?どうなってやがる!!?」
「今のでやられてしまったが、まだ2機残っているからな」
「2機って何だ2機って!!!」

槍の男が叫ぶがそれは俺も言いたい。

「オプションで設定すれば最大9機までできるが、どうやら聖杯戦争では3機までしか許されなくてな」
「それでも十分チートだろうが!!」

…何このカオス。




~第3視点~

イリヤスフィールと士郎の2度目の出会い。

彼女のサーヴァント、それも屈強な男だった。

「あれは…アビゲイル!!奴も呼ばれていたか!!」
「知ってるんですか!?」
「私の娘を誘拐したマッドギアという組織の1員だ」

アビゲイルはバーサーカー化しているためか、理性がない。

「頭はあまり良くないが、パワーは厄介だ」
「やっちゃえ、バーサーカー!!」

ハガーの言葉を無視して、イリヤがバーサーカーに命令する。

そしてハガーも対抗する。

二人は徒手空拳だったが、拳の1撃1撃が地面にクレーターを生む。

そのあまりに非常識な戦いぶりに、士郎は勿論、凛とアーチャーも唖然としている。

「狂いなさい、バーサーカー!!」

このままではラチがあかないと判断したイリヤは、己のサーヴァントに狂化を命じた。

すると、

「ヴォアアアアアアアアアアアッ!!!!」

突然バーサーカー、アビゲイルの体が真っ赤に染まっていく。

ちなみに、彼の腰に巻きつけられたベルトの鎖も一緒に真っ赤に染まっている。


「奴め、突進してくるか、ならば!!!」

ハガーはアビゲイルの凶行を止めるべく、どこからかナイフを取り出す。

そしてそのナイフをそのまま…投げた!!

「ぷげらっ!!!?」

腹にナイフが刺さったアビゲイルは吹っ飛んだ!!

「な、なんで!!?」

イリヤは勿論、士郎も凛も驚愕している。

あのナイフは魔力なんてこもってない。

しかし、ハガーはそんな空気を気にすることなく、

「うむ、私はコーディーのようなナイフ捌きは出来ないからな。投げるしかできん」

と、言ったが、それでもあのバーサーカーに致命傷を負わせたのは凄過ぎる。

この場はイリヤが引いたが、アビゲイルも諦めてはいない。





士郎が強くなりたいというので、ハガーは自分なりに考えた結果、自分のプロレス技術を教えることにした。

「な、何でプロレスなんですか?」
「私はこれしかできなのでな。何、いざと言うとき何かの役に立つだろう」

と言われてしまった。



とある夜の縁側

「私は犯罪に満ちた待ちに正義をもたらそうと努力してきたんだ」
「そんなに治安が悪かったんですか?」
「うむ。だが、それを気に入らなかったマッドギアは私の娘を誘拐したんだ。
何かをすればそれを恨む者が出てきてしまうんだ。
君は正義の味方になりたいんだったな」
「はい」
「何かを助けるという事は他の何かを救わないという事なんだ」
「爺さんも同じ事言ってたな」
「…そうか。だが、君の父親が言った事は事実だが、その正義の志は立派だと思う」
「ありがとうございます」

士郎は自分の理想に賛同してくれたハガーに感謝するが…。

「そのためにも君には徹底的にプロレス技を教えよう!!」
「何でさ!!!」





士郎がキャスター(メディア)に拉致された時。

「き、貴様は!!!」
「久しぶりだな?マイク・ハガー」

それは日本の兜にアメフト防具を纏った男。

「アサシンのサーヴァント、ソドムだ。
いつぞやは世話になったな?」

こうしてあのリングの戦いが蘇る。

日本刀とタックルで攻撃してくるソドム。

被ダメがべらぼーに高くて残機を多くなくした人も多いだろう。

しかし、自分と似た理想を持つ少年を救うためにも、

未来ある若者に夢を託すためにもハガーは負けるわけにいかない!!!

ソドムは突然、腰に腕を回されて驚愕した。

ハガーはソドムを抱えて、後ろに倒れこんだ。

いわゆるバックドロップである。

「ぐぎやああぁぁっ!!!!!!!」

頭蓋骨の骨が折れたソドムは息絶えて消滅した。








アインツベルンの城


「お前、後悔してるのか」
「無論…、オレ、いや、お前は正義の味方になるべきではなかった」

衛宮士郎とエミヤが雌雄を決する。

が、

「どういう因果かお前のサーヴァントは彼女ではないようだが、私にもプロレスの心得はある。
あの金髪のお嬢様に執事にされた揚句、プロレス技まで仕込まれたからな。
一応昨日は固有結界を見せてやったが、今のお前にふさわしいのは…」

そう言ってアーチャーは構える。

この場にアーチャーの世界の凛がいれば、頭を抱えていただろう。

アーチャーは苦虫を噛み潰したで言う。

「手を出さないでもらおう、マイク・ハガー」
「そのつもりだ。少年よ、自分の理想がどれほどか問われるぞ」
「…はい!!!」

そしてアーチャーはお得意の夫婦剣を投影せず、徒手空拳のままで

「オレのプロレスについてこれるか!!!僅かでも技をかけ損なえばそれがお前の死に際になろうっ!!!!」


こうして同一体のプロレス対決が始まった。


アーチャーが士郎にラリアットを決めれば、士郎がドロップキックをアーチャーに見舞う。

「お前には負けない!!誰かに負けるのいい!!!けど、自分自身には負けられない!!!!」

士郎は頭から血を流しながらも叫ぶ。

「それがオレの過ちだったはず!!!」

アーチャーがブレーンバスターを決める。

士郎は背中を激しく打ちつけながらも立ち上がり、アーチャーの腰に手を回す。

「うおあああああああっ!!!!」

士郎の渾身のバックドロップが決まる。

「…俺の勝ちだ、アーチャー」
「ああ、そして、私の敗北だ」

バックドロップ姿勢のまま士郎が勝利宣言、アーチャーが敗北宣言をする。

「立派になった、少年」

ハガーは涙を流しながら頷く。

「楽しませてもらったぞ!!
だが、どうせならアント○オ猪木やジャイア○ト馬場のB○砲が見たかったがな」

そのセリフとともに、無数の剣軍がアーチャー達を襲う!!








柳洞寺のラストバトル。

「少年、一瞬でよい。あの金色の気を反らしてくれ」
「はい!」

士郎は固有結界を敷き、ギルガメッシュの剣軍に対抗する。

その隙をついて、ハガーはギルガメッシュの体を掴む。

「ぐ!?、しまった!!」

ハガーはギルガメッシュの腹に頭突きを決める。

すると、ギルガメッシュの黄金の鎧に罅が入ったではないか!!!


本来の史実では鎧は着ていなかったが、ハガーのプロレスを警戒したのか、鎧を着こんでいた。

「これでとどめだ!!!」

ハガーはギルガメッシュを抱えたまま飛び上がり、技を賭ける。

それは、渾身のスクリューパイルドライバーだ!!!

地面に激突した瞬間、クレーターが出来たのは当然だろう。

「雑種の技と思ったが…、プロレスは…奥が…深い…ガクリ」

そのまま彼は消滅した。



「聖杯、どうやって壊すの?」

凛が効いてきたが、ハガーはどこからともなく車を取り出し、それを聖杯のそばに置いた。

そして、車を鉄パイプで壊し始めたのだ!!!

「な、何やってるんですか!!!」

士郎が当然の疑問を口にするが、ハガーは構わず車を壊す。

というか、ハガーの車を持ちあげる怪力には誰も突っ込まない。

すると、破壊された車が爆発。

聖杯も爆発に巻き込まれて消滅した。

「そ…、そんなのあり!?」

凛は疲れたように言う。

「士郎くん、君の正義は多くの人を助けられると信じている!!」
「はい!!ハガーさん、俺、頑張ります!!!」

士郎は満面の笑みで応える。

消滅寸前のアーチャーは。

(まさかこのままプロレスラーになるんじゃあるまいな?)

と、少し心配した。


その後、金髪のお嬢様に出会い、プロレスで士郎が勝った事で、凛がほくそ笑んでいた。




~あとがき~

リリなのとカプコンはクロス作品幾つかありましたが、型月は無いんじゃないかと思い、作品にしました。

ストⅡネタは使われているうえ、リリカルなのはでは、プロレスの使い手がいないため、ネタにできませんでした。

後は、アビゲイルと、エミヤ2人のプロレス対決をやらせたかったんです。



追加

板を誤ってエヴァに投降してしまいました。

お詫びします



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