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No.29142の一覧
[0] さよなら絶望先生のSS[絶望先生](2011/08/03 10:36)
[3] 少数福音[絶望先生](2011/08/03 00:17)
[4] 滲み出た模様[絶望先生](2011/08/03 08:05)
[5] 越えなければいけないハードル[絶望先生](2011/08/05 19:35)
[6] メトロレジェンド[絶望先生](2011/08/12 14:40)
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[29142] さよなら絶望先生のSS
Name: 絶望先生◆cd9c25ba ID:e037d2d4 次を表示する
Date: 2011/08/03 10:36
※ 一話一話全く違う話ですのでご注意を^^


さよなら絶望先生

絶望 「死んでもいい人間って、いると思うんですよねぇ」

千里 「先生のことですか?」

絶望 「違・・・・・・」

回想 『犬の耳を噛む』
    『あまりにも固執な人間観察』
    『親の時計の針を一時間戻す』

絶望 「ほじほじ」

マ太郎 「鼻くそ、だよ」

千里 「死んでもいい理由が、見つけられなかったんですか?」

絶望 「私はたいしたことしてませんよ」

可符香 「やだなぁ。先生が死ななくていい訳ないじゃないですか」

絶望 「よりによってなんですか!可符香さん!」

千里 「・・・そうよね。きっと、そうよ! 先生、私、先生が死んでいい理由探してきます」

絶望 「え」

千里 「絶対見つけて帰って来るからー!」

絶望 「やらなくていいですからー!」

可符香 「大変な事になりましたね」

絶望 「貴方の所為ですよ」

マ太郎 「・・・つまらないならウィンドウ閉じなよ」


『交の憂鬱!』

交 「小森の姉ちゃん、これ見なよ! 眞鍋でてるぜ!」

小森 「すごいね」

交 「うわぁ~」

小森 「先生帰って来ないね」

交 「あんな奴どうでもいいよ!」

小森 「・・・・・・」

交 「・・・・・・」

小森 「交君、いつまでいるの?」

交 「え」


『本編』

真ん中 「先生! 見つけてきました!」

ぜっつー 「本当に来るなぁ~!」

真ん中 「見て下さい!」

ぜっつー 「写真?」

『糸色望の靴隠しの目撃写真』
『偽造工作で漫画賞受賞』
『入念なカンニングペーパーの作成、採用試験合格』
『智恵先生に鼻くそをつける』

絶望 「全部やってませんから! ていうか二番目は関係ないし!」

小節 「カンニングとか最低だよね」

可符香 「奈美ちゃんはやったことあるんじゃない?」

普通 「え・・・? ないない! カンニングなんて全然!」

小節 「分かってるから・・・」

メルメル 『お前の心に聞いてみろ』

普通 「本当だから~!」

千里 「そういうのイライラするの! やったのか、やってないのか、はっきりしなさいよ!」

絶望 「逃げましょう日塔さん!」
    「このままでは、濡れ衣を着せられかねません!」

普通 「はい先生!」

がしっ。

千里 「待ちなさい日塔さん」
    「きっちりしてから。ね・・・?」
普通 「いいやぁ~~!!」
    「先生自分だけ逃げるなんてずるいです!」

絶望 「時には犠牲も必要なんです!」

たったったっ。

絶望 「ふぅ。ようやくまけたようですね・・・」

加賀 「先生」

絶望 「はっ。加賀さん!」
    「あなたまで私に濡れ衣を着せるつもりですね!」

加賀 「ち、違います! 私はただ手紙を渡すように言われて・・・」

絶望 「手紙?」

『木津千里からの手紙』

『先生。あなたが今、橋の上にいるのは分かっています。三十分以内に学校に戻らなければ交君の命はありませんよ。嘘なのか本当なのか、きっちりして下さい!』

絶望 「・・・・・・」
    「すまん、交!」

加賀 「行かれないんですか?」

絶望 「行ってもどうせ無駄ですしね」

ストーカーと呼ばないで 「そうとも限りませんよ。先生」

絶望 「いたんですか!?」

常月 「ええ、ずっと」

加賀 「どうかしたんですか・・・?」

まとい 「え?」

加賀 「え? はっ!」
    「すみませんすみません! 私のような下衆が質問するなんて愚かですよね! すみませんすみません!」

たったったっ。

絶望 「加害妄想ですからー!」

まとい 「それで先生。今行かないと先生の家に火をつけるそうです」

絶望 「えぇー!? なんで今日の木津さんはそんなにバイオレンスなんですか!?」

まとい 「分かりません。でも行った方がいいかも・・・」

絶望 「仕方ありません・・・。ちょっくら死にに行ってきます!」

たったったっ。

まとい 「先生ー!!」


『ちょっと前の可符香ちゃんと千里ちゃん』

可符香 「やっと奈美ちゃんが真実を吐いたね」

千里 「当然だわ! カンニングなんて許せないもの!」

可符香 「先生はどうする?」

千里 「別にいいわ。もう拷問で疲れちゃった」

可符香 「駄目だよ千里ちゃん! 先生の浮気を許していいの!?」

千里 「浮気・・・?」

可符香 「そうだよ!」
    「・・・あれがあーでこれがそう・・・」

鬼 「ゆ、る、さん!!!」

可符香 「にやり」


『本編』

絶望 「やっと着きました! 今助けます、交!」

交 「やっと来たぞ!」

交はグラウンドに刺さった木の棒に縄で巻きつけられていた。

鬼 「ようやく来たのね先生・・・」

メルメル 『死ににきたか・・・』

鬼 「先生・・・。浮気ってどういう事・・・?」

絶望 「浮気? なんのことですか?」

千里 「だって可符香さんが浮気したって・・・?」

絶望 「また適当な事を言って!!」

可符香 「てへー」

千里 「良かった先生! 浮気なんてしてなかったんですね!」

交の縄が解かれていく。

絶望 「当たり前ですよ。私は誰とも付き合ってすらいないんですから」

千里 「・・・・・・」

鬼 「あぁん!?」

絶望 「ひっ!」

鬼 「誰とも付き合ってないじゃあぁ!? どの口がそれを言うんじゃあぁ!!」

マ太郎 「キャラ、崩壊だな!」
      「素人だから許してあげてね・・・」

絶望 「家よりも命の方が大事です! さようならー!」

交 「うわぁー! 見捨てていくなー!」

鬼 「先生。きっちり、して下さい!」
  「おい、ハゲ。その小動物を燃やせ」

臼井 「え、僕ですか?」

鬼 「ハゲっつったらお前以外にどこにいんだ? あぁん!?」

臼井 「ひっ、ひぃい~」

小節 「それはちょっとやりすぎじゃない?」

千里 「あぁん?」

普通 「そうよそうよ! いつも千里ちゃんはやり過ぎよ! 私に拷問までして・・・」

メルメル 『浮いてるぞ、お前』

ガヤ 「そうだそうだ!」
   「調子に乗ってるなー!」

千里 「な、何よ突然」

久藤 「木津さんって、いつもそうだよね」

大草 「オーバーにしか行動出来ないんじゃない?」

カエレ 「さっさと家に帰んな!」

腐女子 「死んでもいい人間って千里のことだったりして」


千里 「晴美まで・・・!」
   「な、なに? どうしたのみんな!」
   「冗談に、決まってるじゃない・・・」

可符香 「そんなの駄目だよ千里ちゃん!」

千里 「可符香さん・・・・・・」

可符香 「千里ちゃんはきっちりしたいんでしょ?」
    「だったら、冗談なんて言わないよね」

ガヤ 「死ーね! 死ーね! 死ーね!」

職員 「死ーね! 死ーね! 死ーね!」

皆 「死ーね! 死ーね! 死ーね!」

千里 「・・・・・・」

たったったっ。

藤吉 「あ、逃げた」
   「どうする? 可符香ちゃん。追いかけた方がいいかも。後で千里の復讐も怖いし・・・」

可符香 「その必要はないよ!」
    「千里ちゃん要らない子だし」

臼井 「そ、それもそうですね。委員長キャラ僕と被ってますし」

可符香 「よーし、皆で片付けようー!」

たったったっ。

臼井 「あれ? 僕また見えてません? あれ?」


『一ヵ月後』

智恵 「糸色先生。引き篭もりの家庭訪問に行って下さい」

糸色 「分かりました」

たったったっ。

   「失礼します」

ばたん。

智恵 「今日は以外と素直・・・」


『木津千里宅』

ピンポーン。

ガラッ。

千里 「・・・はい」

糸色 「こんにちは、木津さん。家庭訪問ですよ」

千里 「・・・・・・」

糸色 「入りますね」

千里 「先生は、私のこと怒ってないんですか?」

糸色 「うわ、髪ぐちゃぐちゃですね」

なでなで。

千里 「先生。皆私の事、なんて言ってましたか?」

糸色 「特に何も。皆寂しいみたいでしたよ」

千里 「そんなの嘘です!」
   「見て下さい」

糸色 「メールですか」

千里 「毎日たくさん、意地汚いメールが、たくさん来るんです!」

糸色 「・・・・・・」

千里 「なんですか。なんとか言って下さい!」

糸色 「木津さん何も変わってないみたいですね」

千里 「え・・・」

糸色 「変わったのは身なりだけで内面はちっとも変わっていない。駄目な生徒ですね」
   「はっきり言って、そういう生徒は2のへ組には要りません」

千里 「・・・」

千里は泣き出した。

糸色 「ですが、もし変わるのならば皆迎え入れてくれると思いますよ」

千里 「そんなの嘘です! 皆私が要らないんです! 先生だってそう言ったじゃないですか!」

千里は階段を駆け上がった。

千里 「わぁあぁあぁあ・・・・!」
   「・・・私、死にます。皆に迷惑かけない様に死にます」

糸色 「・・・」
   「そんなことばかりしていると、私みたいな駄目な大人になりますよ」
   「また来ます」

ばたん。

そうして幾日かの日が過ぎ、糸色先生の説得もあって木津千里は学校に来た。


『職員室』

甚六 「すごいじゃないですか、糸色先生。やっと頑固な引き篭もりが学校に来たようですよ」

糸色 「その様ですね」
   「では、授業があるので」

智恵 「なんだか素っ気ないですね」

甚六 「いつもああじゃなかったですか?」

智恵 「うーん。そうかもしれませんね」


『2のへ組』

糸色 「では、授業を始めまーす」

可符香 「あ、桃色係長!」

糸色 「なんだかその呼び方も久しぶりですね」

可符香 「要らない千里ちゃんが来てるみたいです!」

千里はびくりと体を震わせた。

糸色 「えぇ? どこですか? 要らない千里ちゃん」

可符香 「あそこです。要らない千里ちゃん」

糸色 「いないじゃないですか。あそこにいるのはいつもの木津さんです」
   「はい。授業始めますよー」

可符香 「・・・先生だって千里ちゃんの事馬鹿にしてたのに」

糸色 「可符香さん」
   「ヌルい環境で育つとユルい表現しか出てきませんよ」

可符香 「・・・」

千里 「・・・」

糸色 「聞いてましたか? 木津さん」

千里 「・・・はい。先生・・・。」

糸色 「元気がないようですね。あなたらしくありませんよ」

千里 「・・・」
   「はい! 先生!」

糸色 「よろしい!」





途中途中固有名称変わってすいません。
でもその方が面白いかなって思ったんです^^。どうでした?


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