皆さん、はじめまして、こんにちは。
ナデシコC艦長のホシノ・ルリです。
いきなりですが、現在ピンチです。
どうピンチかというと……
「ア、アキトーー。こ、これどうしよう…」
「わ!? ユリカ!! な、何てことするんだ!!」
「だって、触ってたらとれちゃったんだも~ん」
こういう遣り取りがあって、ユリカさんが遺跡の演算ユニットを壊しちゃいました。
イネスさんがボソンジャンプ等に影響あるかどうか調査しているところです。
…………あ、終わったようです。
「艦長。いいかしら? 調査の結果が出たわ」
「ど、どうなんですか? ひょっとして、問題ありまくりだったりします…?」
「結論から言うと、この損傷により演算ユニットは使い物にならなくなったわ」
「…………(汗」
「遺跡が過去から未来全てに関っている以上、何らかの影響が出る可能性が高いわ。今直ぐって訳じゃないでしょうけど…。
ボソンジャンプの影響を考えるに、将来的に私自身が消えてしまう可能性もあるわ」
「ど、どうにかならないんですか?(滝汗」
「どうにもならないわね。損傷を修復すればあるいは何とかなる可能性もあるけど、演算ユニットのコアがどんな元素であるかすら現状では解明されていない以上、修理修復することは不可能よ。」
「…………(滝汗」
「と言うこと…」
「ア、アキトどうしよう、せっかくアキトと会えたのにー…………」
ユリカさん、傍から見ても分るほど青ざめてます。
そりゃ、現実の世界が無くなるかも知れないのに平気な人がいるはずがありません。
特に原因が自分にある訳ですから。
私だってアキトさんと離れるのは嫌です!!
「……………………は、嘘よ」
「…………へ?????」
「な!?」
「ど、どういうことですか!! イネスさん!!」
あんだけ引っ張っておいて、"嘘"は無いですよ! "嘘"は!!
「いえね。艦長ばっかりお兄ちゃんとくっ付いているから意地悪してみたのよ。あ、本当はまったく問題無しよ。そもそも、演算ユニットは壊れてすらいないわ。艦長が壊したと思ってるのは、演算コアの周りに付着していた"ゴミ"の様よ」
………………………………。
ひ、人騒がせなおばさn「ホシノルリ。何か言ったかしら?!」
「い、いえ…………(汗」
と、言う遣り取りが宇宙の何処かであったとかどうとか。
******あとがき********
前に暇つぶしで書いたものです。
暖めとくのも勿体無い(?)ので投稿してみます。
特に落ちがなかったりしますが、温かい目で許してください。