漆黒の魔術師



プロローグ 伝説の始まり



俺の名は洵。苗字はない。ただの殺し屋だ。
普段は学生として日本の古都にある高校に通っている。
アンゴラでの一仕事を終え一匹狼である俺はエールフランスで旅路に着く。




伊丹国際空港の待合室



ﾏﾄﾞｶｰ!!!ﾎﾑﾗﾁｬﾝ!!!GUOOOOOOOON!(激しいBGM)




「くっ五月蝿い！なんなんだエカテ！」


俺の安眠を邪魔するヤツは誰だ？！
秘書の金髪黒縁伊達眼鏡白ブラウスにタイトな黒のミニスカートを履かしているロシア美女エカテリーナに問う。パンティーは無論純白だ。
日頃の激務のせいかトベラーズチャックの間に眠りに堕ちていたようだ。

エカテは俺に目線だけよこしどうにかしろと訴えている。
隣を見るとキモオタがAndoroid携帯で音量を最大にして、ジャパニーズアニメを見ているようだ。
やれやれこれだからAndoroidを使用しているやつはと
俺がキモオタに注意と指導を行おうとした時、俺の第六巻が警告を鳴らす。
何かがおかしい。俺は違和感に気づきながら、即座に発見できない己の不甲斐なさに唇をかみ締めた。
ここが戦場だと即GAMEOVERだぜ洵と。



違和感に気づいた。待合ロビーにいる幼女がＮＤＳでポケモンをしているではないか！
これは明らかに矛盾している。まずＤＳ自体ロンドンやビッグアップルやＴＯＫＹＯでもまずみかけない上に
オワコンも甚だしいポケモンである。テロリストの可能性が飛躍的に高まった。
そのことを回りに説明する。
「流石ね洵」
ラングーンテロリスト事件の首謀者である俺の推理力にエカテは冷静に褒め称えるがキモオタが騒ぎ出した。ええい五月蝿い。

「Ｈｅｙ、ウエイト！ジャストモーメンツっ！」
ＳＨＩＴ's！、土人には俺の流暢なクインーズイングリッシュ（正統派英語）は通じないかっ！俺の生まれも育ちも英国だ。
俺は流行る気持ちを抑えながら、アルマーニスーツの胸ポケッツからコルトパイソンを素早く抜き取り幼女のヘッドに標準を合わせ、躊躇なく引き金を弾いた。
漆黒の弾丸は幼女の手を狙い撃ち次にNDSを打ち抜く。その間僅か10秒である。
今そこに或る危機は脱した。幼女も脱糞しているが問題ない。
「峰打ちだ安心しろ」
幼女の母親とおぼしきに気さくに声をかけてやる。


立つ鳥は後を濁さず。速やかに俺たちは撤収を開始した。
「ずらかるぞエカテ」
恐らく警察に事情を聞かれるであろうが、俺の光陰は黄金にも勝る。早く家に帰らねばならない。
誰何してくる警備員や通行に邪魔な女子供を得意のグレンシー柔術で、一蹴して足早に空港を後にした。





エカテと別れ駐車場に泊めてあった愛車のレクサスLS600hLに軽やかに乗り込む。
普段は偽悪的に振舞っているが、良い事した後なので思わずステップしてしまった。
今日のカウントダウンハイパーではおとめ座の俺には新たな出会いがあるらしい。
仕事か女か？期待に股間が高まる。
二束の草鞋を履いているのでこれから学校に登校だ。
俺は地球と弱者にはいつも慈悲の心で接しているので外車は乗らない。
免許は国際Ａ級ライセンスがあるので高校生でも運転できるし検問も俺のレクサスを見ればフリーパスだ。
キーを回しアクセルを踏むと車が爆発した。
クッやるじゃねえかと悪態を突きながら俺の意識はフェードアウエイした。












はじめました。これからマブラブの世界に行きへたれなタケルを指導して、タケルにレイプ同然の関係を迫られる女の子たちを開放します。
主人公はそこそこつよいです。一応軍事関係には強いので戦術機で闘いますけど、要塞級ぐらいなら愛刀と携帯している銃で倒せます。
あと、絶対削除や修正は一切しないので誤字報告はいりません。
ややタケルアンチなので苦手な人は退去してください。