燃え盛りながらもジャンプしようとしている戦艦があった。 その中に黒い復讐者はいる。 愛する者を救出し、憎むべき敵を討ち、復讐に付き合って くれた少女を預け、1人まだ残党を狩っている。 限界だった。戦艦も愛機も・・・復讐者も。 傷つきながらも、戦って、戦って、戦って。 そして今、果てようとしているか。逃げようとしているか。 わずかな一筋の光を求めようとしているか。 どこに跳ぶかわからない。 ならばせめてこれぐらいはいいだろう。 復讐者は願う。 --まだ純粋だったあの頃へ--