注意。
作者がおもっくそ銀魂に影響をうけてます。
一刀くんの話し方がおもっくそ銀魂使用になってます。
そこらへん注意して読んでいってくださいね。
目を覚ますと隣に幼女が寝ていた。
「え?」
何を言っているか分からないかもしれないが、
俺も何が起こったのか分からない。
ちまたでは魏の種馬などと呼ばれ、確かに何人もの女性と関係を持っていることは否定しない俺こと北郷一刀だが、
昨日は珍しく誰とも閨を共にせずに一人で眠ったはずだ。
だが隣には静かに可愛らしく寝息をたてる幼女。
見た目は季衣たちよりも幼く、綺麗な金髪の女の子。
ちょ…ええ?えええええええ!?
嘘、嘘だろ?やっちゃった?
俺こんな年端もいかない幼女とやっちゃった!?
流石にどんな年代でも喰っちゃうって有名な俺の息子も
こんな幼女に手をだすことはないって思ってたのにぃぃ!?
蜀ルートでも璃々ちゃんには手を出さなかったのにぃぃぃ!?
「って落ち着け俺。冷静になれ!ビークールだ!!
ほぉら良く見ればちゃんとどっちも服着てるぅ!
誰かと致した次の朝に感じる特有の気だるさもないし!
やってない。俺はこの幼女とはやってない!!」
そう。
今も元気に主張してきている息子を見ろ?
昨日誰かとやってたらこんなに元気にはなってないよ?
こんなに自己主張してきてないよ?
ほらみて!今も張り切れんばかりにおったってるから!
なんなら触ってみてもいいからぁ!!
「って余計混乱してる気が……
と、とりあえず現状を把握しないと…。
それにはまず………この子を起こすか」
どうして俺の部屋にいて俺といっしょに寝てたのか聞かないと。
後、18禁になるようなことしてないか聞きださないと…もしやっちゃってたら
華琳たちに殺される!!
「お~い……寝てるとこ悪いけど起きてくれないかなぁ?
それとどっか体で痛い所ない?特に下半身?
いや、まじこれ重要だからね?」
「ぅ……ん」
なるべく優しく揺すり起こす。
すると起きたのか幼女の目がゆっくりと開き、俺を捕らえた。
「………」
「お、おはよう」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「や、ヤァ僕カジュト!一緒ニアソボウョッ!」
「……ん?」
「へ?」
どうやら幼女が黙っていたのはまだ意識が覚醒しきってなかっただけのようで、
目が覚めたらしい幼女は少し驚いた様子で俺を見ていた。
「あの……何かな?」
「あなた……ぎのたねうま?」
「ま、まぁそう呼ばれてなくもないかなぁ?
でも他に天の御使いとかあるよ?
そっちの方がカッコいいしそう呼んでくれると嬉しいなぁ」
「ほんごう……かじゅと?」
「カジュトじゃなくて一刀ね。
カジュトはほら…あれだよあれ。
もう一人の俺的な――っと!?」
言い終わる前に、軽い衝撃が俺を襲った。
そう、目の前の幼女が俺に抱き着いてきたのだ。
「お、お幼女ちゃん!?どうしたのかな?お母さんいなくて寂しくなっちゃった!?
そ、それともまさかどっか痛かったりする?特に下半身。
痛くないよね下半身?そんなわけないよね下半身!!」
「………」
「ま、まさか……嘘だろ俺?
幼女相手にそんなことやってないよね?
こんな幼女相手にお尻――……って、え?」
「……っく、……ふぇ」
「な、泣いてるぅぅうううううう!?
え?まさか本当にやっちゃってたの!?
着衣プレイでアナルプレイって俺そんな鬼畜だったっけ!?
たしかに萌将伝では媚薬つかったりしたキャラもいたけど、
基本俺ってフェミニストだったはずだろぉぉぉ!!??」
とかやってる間も幼女は泣き続ける。
まずい、この状況は無茶苦茶不味い!!
まだ決まった訳じゃないけど、
どうやら俺はこの子に何かとんでもないことをしたみたいだ。
性的虐待的な何かを……!
うん、性的虐待的な何かであって別に性的虐待をしたわけじゃないからね!
そこんとこ勘違いしないでくれよな!!
じゃなくてぇぇ!!
こんな場面を誰かに見られたら。
もう言い訳する暇もなく殺されちゃうよ!
事実関係調べる前にDAIされちゃうよ!
「と、とりあえずちょっと離れてくれないかなぁ?
いや、離れて下さいマジで」
「……や」
「ちょ頼むってぇーー!!
じゃないと俺がこの世と離れ離れになっちゃうからぁ!!
二度とお日様の光浴びれないからぁああ!!」
「っ!…や、やだっ!
どこにもいっちゃやだぁっ!」
「だったら離れてぇ!
後であれ、うんあれ買ってあげるよ!
カメレオン飴!舐めたら色が変わって今日の運勢が占える素敵なお菓子!
あれ買ったげるから離れて~!!」
このままだとマジでやばいぃぃぃ!!
お約束がくるって!お約束の展開がきちゃうって!!
そしてお約束は果たされ、
バン!っと大きな音が響き部屋の扉が開かれた。
「おい北郷!朝から煩い………」
「魏のメンバーで見つかったら一番俺の生存率が低い人がきちゃったぁああああ!!」
俺の視線の先、そこには魏の大剣こと魏の馬鹿でアホ。
春蘭が立っていた。
あ、俺死んだな。
つづく。
あとがき
突発的に思いついたネタです。
短い話なので描くことにきめました。
全部で5話の予定です。
いやぁ銀魂まじ面白い。