寮から20分、そこにあたしの学校がある。
あたしの名前は、岡崎 朋高校3年生だ。あたしの母さんは、小さい頃に死んだ。
親父は、2年前あたしと喧嘩をしてあたしに怪我をさせてから、あたしのことを娘として接しなくなった。
その頃からだろうか、あの人はあたしのことを、「朋さん」と呼ぶようになったのは、その時あたしは、悟った「ああ、あたしはもうこの人の娘では、ないんだ」と、
それからあたしは、必死に自立しようと努力し始めた。中学の部活の陸上では、800、1500,5000,で全国大会にもでたし、県の陸上記録も更新させた。
勉強も頑張って常に上位20位以内にいるようにした。高校に入ったら学生寮にはいった。
部活は入ったが止めてアルバイトをしながら勉強をした。
「あたしの青春ってこんなのでいいのか?」と思い始めたのは2年の時だ
、その頃になるとあの人のことはもう恨んでなかった。そう思ってたところ、悪友ができた。
たまたま、隣の席になった春原という女子だ。
まあ、この子は一言でいうとバカである。
どのくらいバカかというと電子レンジでゆで卵を作ろうとしたくらいバカである。
こいつとは、同じ寮生なのだが、例の[ゆで卵爆発事件]を経て仲良く<?>なった。そして、3年に進級したあたしだが、神様もいたずらか、もしくは、悪魔の仕業かさまざまなトラブルに巻き込まれてしまうのだ。