「想像以上に凄い事になってますねー。どこもかしこもUFOだらけです」「さらにUFOに誘われて、妖精やら妖怪やらが大量発生……正しく選り取りみどりだな」「どれもこれも十把一絡げですから、選べた所で意味は無いと思いますけど」「言うな。思いのほか当たりに出くわさなくて、こっちも少しばかり困ってるんだよ」「私、やっぱりトラブルに出くわす才能ないんですかね……」「んな稀有な才能持ってるのは、それこそ晶か霊夢の奴くらいだろーが」「しくしく。まだまだ修行が足りないです」「それ、修行で何とかなるモノなのかよ――ん?」「どうしました?」「おいアレ、あそこに居る妖怪。なんかこっちを見てないか?」「本当ですね。ネズミの妖怪さんって、結構珍しい様な……あ、逃げましたよ!」「ふぅん……面白そうじゃないか。よしっ、追うぜ!!」「ようやく物語が始まるワケですね! 私達の伝説はこれからだ!!」「その言い方は何となく不吉だから止めろ」「――ふむ、釣れたか。後は船まで誘導できれば何とかなるかな」幻想郷覚書 聖蓮の章・肆「聖天白日/クラウドブレイカー」「あ、貴女達ね! 聖輦船に攻撃を仕掛けたのは!?」 謎の船から出てきたのは、とりあえず「尼」の一言で説明の付く女性だった。 もっとも藍色の尼頭巾から前髪が覗き見えているので、丸刈りにしていると言うワケでは無い様だけど。 髪型の全体像は分からないけど、所謂尼削ぎって奴なのかな? 女性の僧侶って色々立場が複雑だったらしいけど、それは妖怪にも適応されるのだろうか。「しかし聖輦船か……」 聞いた事無いなぁ。どう言う字で書くか分かれば、どんな船かも想像が付くんだろうけど。 星に連なる船で星連船とか? 有り得そうだけど早々に決め付けるのはマズいかな。「楽しそうに考え事してるみたいだけど、言い訳はしなくていいのかしら」「はい。これはもうどう考えても言い訳不可能ですので」 どれだけ言葉を並べても、あの船に出来上がった大穴をフォローできる言い訳にはならないだろう。 なら下手に何かを言うよりも、宣戦布告と言う事にしておいた方が良い。いや、全然良くないけどね? どっちにしろ、喧嘩を売る事は確定だから良いんですよ! へーん関係無いもんね結果一緒だもんね泣いてないやい!! 「人の話を聞いてるのかしら。貴女達、何者!?」「博麗の巫女と、その威光を笠に着る者だ!」「そうやって自分の位置を貶めて、相手の注目から出来るだけ逃れようとするのがアンタの常套手段なのね」「そう冷静に分析されると、頷き難い物があるね……」「はっきり言うけど、それ逆効果よ」「薄々感づいてたけど、ハッキリ言われると凹むから止めて!!」 まぁ自虐は僕の本能みたいなモノなんで、凹んだからって変わるワケでも無いのですが。 とりあえず霊夢ちゃん、ツッコミを入れる部分はソコで良いので? 僕は貴女の威光を笠に着て云々言ったのですけど。 あ、事実だから否定しないって事ですか? 何を今更って事なんですね。 あはは、霊夢ちゃんは心が広いなぁ。……霊夢ちゃんのリアクションの基準が分からなくて辛い。「そう、貴女が噂の博麗の巫女なのね」「そうよ。で、こっちが久遠晶。人間災害と呼ばれたメイドよ」「言われてませんよ!?」「ま、まさか人間災害まで!?」「通じんの!?」 と言うか僕、安寧な呼ばれ方をされた覚えが無いんですけど。ヒューマン・ディザスターってなんぞや。 もうちょっとこう、普通のメイドとか楽園の旅人とか当たり障りの無い二つ名が欲しいです。 ついに災害扱いか……いや、ダウンバースト呼ばわりされた事も過去にありましたけどね。「よりにもよって、最重要危険人物が二人合わせてやってくるなんて――雲山!」 謎の尼さんは顔を真っ青にして、何者かを呼ぶように虚空へ声をかける。 すると周囲の雲が集まり、ゆっくりと人の上半身を形作っていく。 ただし、その大きさは人間の比じゃないけど。わーでっかい。 最後に頭らしき部分に髭を生やした男性の顔を作り出した雲の巨人は、ゆっくりと尼さんの横に腕を組んで並んだ。 おおっ、アレってまさか!?「入道! 彼は雲の入道なんですね尼のおねーさん!!」「え? あ、うん。そうだけど……」「つまり入道雲って事ですね! そのセンス、嫌いじゃありませんよ尼のおねーさん!!」「いや、雲山は私が作ったワケじゃなくて最初から……」「五月蝿い」「あべしっ!?」 何か良く分からないけど味方に殴られた。痛い。でも気にならないよ! 何しろ初遭遇の妖怪――しかも男の――入道が居るのですから! 凄い! 居るとは思わなかった!! デカい! ぶっちゃけあの手の妖怪って顔作る意味あんの!? 「あー鬱陶しい。そんなにあの妖怪が気になるなら、アンタあっち担当ね」「ほにゃ?」「じゃ、任せたわよ」 そう言って霊夢ちゃんは、全速力で尼さんに向かっていく。 その意図に気付いた入道は巨大な拳を霊夢ちゃんに向かって放つが、彼女は風に乗った紙の様にソレを回避してみせる。 尼さんも眼前に迫る霊夢ちゃんへ攻撃をしようと手に持った金輪を構えるが、すでに攻撃の姿勢に入った彼女には対応しきれない。 体を捻った霊夢ちゃんは、惚れ惚れするようなハイキックで尼さんの顔を蹴っ飛ばした。 ……せめて、巫女らしく御札とか御幣とか使おうよ。「私はこっち潰しておくから。任せたわよ」「あぐっ……ちょ、ちょっと待って。私、雲山がいないと全力を出せなくて」「そう、それは大変ね。同情するわ」「う、雲山助けて! この巫女滅茶苦茶だわ!?」「―――!?」 ドリブル感覚で尼さんを入道から引き剥がす霊夢ちゃん。容赦無さ過ぎてかなり引く。 当然、そんな真似されて雲入道さんが黙っているはずも無いワケで。 彼は霊夢さんを止める為、先ほどよりも強固に拳を固めて構えた。 うーん、心情的には入道さんの味方をしてあげたいなぁ。さすがにちょっと霊夢ちゃんやり過ぎだよ。「でもチャンスではあるので容赦無く分断! 即席必殺ショットガンスパイク!!」 構えている入道さんの横顔に、全力の蹴りを叩き込む。 ただし素の状態だとほとんど威力が無いので、命中の瞬間に増幅した足鎧の気を放出する。 気弾なんて攻撃方法もあるくらいだ。拡散放出される気のバックファイヤーは、攻撃に転用してもそれなりの威力がある。と思う。 いや実際、今までやってなかったけど結構有用な攻撃方法だと思うんだよ。 ……ちょっと攻撃に使う事を意識して放たないと、ダメージを与える事は出来ないけどさ。 そんな威力に若干の疑問詞が付く蹴りを受け、しかし入道さんの身体は綺麗に散り散りとなってしまった。 全部が雲なのでスプラッタさは無いけど、まさか一撃でとは――いや、これはひょっとして。「―――!!」「うわ、やっぱり!?」 散り散りになった入道さんは、即座に人型を形成してこちらに殴りかかってきた。 予測は出来ていたので、霊夢ちゃんよりは雑な形だけど何とか拳を回避する。 入道さんはそのまま、こちらへ顔を向けて両手を構えた。まず先にこちらを潰しておくべきだと判断したのだろう。「―――!!!」 再び放たれる拳。ただし当たり判定こそ大きそうな代物だが、動き自体は直線で避けやすい。 僕は相手の二連撃を回避して、小型の竜巻を入道の居る位置に発生させる。「これで、どうだ!!」「―――!」 荒れ狂う風のミキサーに抵抗出来ず、入道の身体はバラバラになった。 ――が、それも一瞬の事。散った身体は即座に集合して再び人型へと戻る。 ダメージを受けた様子は皆無だ。先程と同じく拳を構えた入道さんは、何事も無かったかの様にこちらを見据えてきた。 うあうあー。やっぱりこの入道さん、物理無効型妖怪かー。 しかも最初の不意打ち失敗から察するに、相手は意識しないと物理的干渉が出来ないタイプ。 つまり、僕との相性は最悪だ。パンチやキックどころか風も効かないとなると、マスタースパークも通用するかどうか……。 んー、どうするかなぁ。魅魔様の力を借りるかな? それとも神剣を使う? でもどっちも、オーバーキルになりそうだからあんまり使いたく無いんだよなぁ。 入道さんを侮るワケじゃ無いけど、物理無効以外はそう大した事無さそうな―――あぐぁ。「ペっぺっぺ、考え込み過ぎてパンチ避け損なっちゃったよ」「―――!?」 入道のパンチを食らって、物の見事に地面へ叩きつけられる間抜けな僕。 せっかく不時着を避けたと言うのに、こんな形で地面とコンニチハする羽目になるとは。 だけど、おかげ様で一個アイディアが出てきたぞ。と言うワケで。「―――――天狗面『鴉』! さぁ、振り切りマスよ!!」 高速飛翔の面変化で、再び放たれた拳を回避した。 更に僕は出来うる限り相手の目に止まる速さで、入道さんの周囲を回りながらかく乱を始める。「―――!!」 どうやら入道さんは見た目通り、速い動きには対応しきれないようだ。 周囲を回る飛行の軌道で、風の流れも良い感じに纏まってきたし……そろそろ本当に振り切らせて貰おうかな。 僕はさらに加速して、入道さんが見切れない速度で動き始める。 そしてついに相手がこちらを見失った事を確認して、僕は入道さんの死角で停止した。 よし、下準備はオッケー! 後は気付かれない内にトドメの準備だ!! 僕は氷で巨大なメガホンを作成し、狭い方にやはり氷で蓋をする。 そこに気で強化した氷棒を何本か突き刺せば準備は完了だ。細かい理屈は知らないけど、多分コレで共鳴してくれると思う。……多分。 僕は巨大メガホンを構えると、大きく息を吸って最大限の音量で発声した。「ア・イ・シ・ク・ル!! L・R・A・D!!!」「!?!?!?」 巨大メガホンが声を増幅し、かく乱時に形成した風の壁が音を閉じ込め内部の入道さんを襲う。 彼に聴覚がある事はさっきのやり取りで分かっている。そうであるからこそ、尼さんは声で入道に指示を飛ばしたのだ。 ならば、音に対する感覚はほぼ人間と変わらないと思って良いだろう。 事実、僕の大声を喰らった入道さんは少しフラフラしたと思うと、糸が切れたようにグッタリと項垂れ動きを止めた。「ふっふっふ、大勝利!!」「面倒臭い勝ち方するわねぇ、アンタ」「あ、霊夢ちゃんお帰りなさい。苦戦は……しなかったみたいだね」「きゅぅう……」 一方的な勝負だったんだろうなぁ。霊夢ちゃんに襟首を掴まれ、尼さんは入道同様グッタリと項垂れていた。 まぁ、本人が入道無しだと実力半分って言ってたし。勝ち目なんてハナから無かったのだろうさ。「霊夢ちゃん、イジメはカッコ悪いよ」「そうね。イジメは格好悪いわね」 霊夢ちゃんにとって、コレはイジメの部類に入らないのか。なんと恐ろしい。 まぁ、見た目はボロボロだけど気絶してるだけだから、ダメージ自体はそんなに無いのかも。 しかし絵面は最悪だ。なまじっか霊夢ちゃんが巫女な格好してるから、宗教的吊るし上げに見えなくもない。 「でも、ここまで痛めつけなくても良かったんじゃない?」「コイツがやたらと抵抗したのよ。なんか、私達を意地でも通したくなかったみたいね」「最重要危険人物扱いだったもんねぇ。霊夢ちゃん何かしたの?」「それ、間違いなく私のセリフよ」「ですよねー」 いやでも、扱い的には確実にイーブンでしたよね。どっちも同じくらい警戒されてましたよね。 さすがに今回は、僕だけが悪いと言う事は無いと思うのですが。 ……うーむ、結局何も分かってないんだよなぁ。本拠地らしき場所は見えてるのに、敵の規模も目的も不明。 まぁ、今までも事情が分かんないまま突貫する事多々だったから、いつも通りと言えばいつも通りなのですが。 ヒントらしき物を無視して進むのは、不思議大好き晶君としては若干辛いものがあるのですよ。「その尼さんに、色々と聞いてみた方が良いかなぁ」「無駄だと思うわよ。拷問したって言わない、みたいな気概を感じたもの」「そんなに決意硬そうだったの?」「と言うか、大事な部分を自分以外に委ねちゃってる感じね。だからどれだけ殴られても平気なのよ」 あー、なるほど何かに心酔しちゃってる系の人かぁ。 厄介だなー。そういう人に物理的ダメージによる脅迫を試みても、より意固地になっちゃうだけだし。 かと言って情報による駆け引きをしかけても、それが苦手であろう尼さんはまず乗ってくれないだろう。 さすがに完全黙秘に徹されると、僕の話術程度じゃどうしようも無いよなぁ。 ブラフにできる単語を持っていれば、カマかけの一つでも出来るかもしれないけど……それを知らないから話を聞こうとしているワケで。 ――結論、霊夢ちゃんの言う通り聞くだけ無駄っぽい。 うぐぅ、あまりの放り投げっぷりにちょっとモヤモヤが溜まり始めてきたよ。 なまじっか異変の最前線にいて、黒幕のヒントっぽいものがチラホラ見えているからこそ燻ってしまう。 どーなんだろうなぁ。尼さんが出てきたから仏教が関係してるのかな? でも何でUFOが……と言うか妖怪みたいだったけど、仏教って非人類でも入信出来るもんなのだろうか。「ま、聞かなくても大丈夫よ。要はこの船を無茶苦茶にしてやれば良いのだし」「あまりにも危険思想!? えっ何? ひょっとして、霊夢ちゃん的にこの船は超危険な感じがしたりするので?」「しないわよ」「ヤダこの子、平然と怖い事言ってる……」 僕も散々危険だなんだと言われたけど、霊夢ちゃんはその比じゃない。 何と言うターミネート巫女……これが幻想郷最強と呼ばれる巫女のやり方か。「まー良いや。それじゃ船の中にそこの尼さん置いて、パパッと先に進みましょうか」「そこらに捨てておけば良いじゃない。アンタ、変な所で律儀よね」「……いや流石に、ここから投げ捨てろって言うのは鬼畜じゃ無いですか? 結構な高さ有りますよ?」「大丈夫よ、この程度で死ぬ程妖怪はヤワじゃないわ」「だとしても――ま、良いか。それじゃあ船に突入するけど、それだけで良いの?」「何がよ」「いやほら内部に突入した後でさ、船を片っ端から壊していくとか……」「アンタ鬼ね」「ムチャクチャにしてやれとか言っておきながら!?」 霊夢ちゃんの「わー引くわー」的な表情に、物凄い理不尽を感じてしまう僕。 いや、実際に理不尽だよね。コレで霊夢ちゃん、悪意も何も無いのだから死ぬ程タチが悪い。 彼女相手に主導権を取る事は、色々な意味で難しいのだろうなぁ。 こちらの動揺お構いなしで船に向かう霊夢ちゃんの背を眺めながら、僕はため息と共に肩を竦めるのだった。「ところで霊夢ちゃん、さっき言ってた『面倒臭い勝ち方』ってどういう意味?」「アンタ、何でもかんでも凍らせる技持ってたじゃない。なのに何でそれ使わずに音で攻めたのよ」「――あ」 ……そういえば「アブソリュートゼロ」の事、すっかり忘れてたや。◆白黒はっきりつけますか?◆ →はい いいえ(このまま引き返してください)【教えろっ! 山田さんっ!! りべんじっ!!!】山田「ああ、今日もまたこの時間が来てしまったのですね。うう……本当はこんな事したく無いのに」死神A「あのー、山田様?」山田「ひいっ!? ゴメンなさい、ちゃんとやりますから殴らないでください!」死神A「いや、何言ってるんですか山田様。何ですかその演技。殴られるのはいつも私じゃ無いですか」山田「ちっ、空気読んでくださいよ。本当は私が健気な美少女で、無理矢理こんな真似をさせられてる設定でいこうと思ったのに」死神A「……意味が分かりません」山田「はいはい、それでは最初の質問に移ります」死神A「説明はしてくれないんですね、やっぱり……」 Q:霊夢は晶君の事をどう想っているですかね? 教えて山田さんではなく死神Aさーーーん!山田「ほら死神Aさん、いつも私に言い聞かせる感じでお願いしますよ」死神A「いや、今更そんな事言われても信じる人はゼロだと思いますよ?」山田「ほら、読めるだろ空気。読んでみせろよ空気。皆分かってるよな、な?」死神A「そんな脅迫した時点でもう色々と無理でしょう!?」山田「ちなみに博麗の巫女は、晶君以上に恋愛とかそう言う感情に興味無いです。ぶっちゃけガキですな」山田「なので晶君の事も「面倒な馬鹿」としか思っていません。まず異性だとは認識してませんね」死神A「結局自分で答えているし!?」 Q:ていうか、晶君お風呂はだめなのに抱き合うのはいいって・・・ ずばり、どこから良くてどこまでだめなんですか?(キスとか手をつなぐとか) 教えてつるペッタンの閻魔様ー山田「誰がつるペッタンかこの野郎!!」死神A「………………」山田「何ですか、ツッコミ無しですか」死神A「いや、えらくストレートに怒ったなぁと」山田「たまには原点に戻って素直に行こうかと思いまして」死神A「……アレ、別に最初も素直なリアクションはしてなかったような」山田「アブハチトラズ!」死神A「げ、言論統制だぁー!? うきゃん!?」山田「尚、晶君はボディタッチに関してはわりと大らかです。抱きつき頬ずりくらいは余裕でセーフ」死神A「うぐぐ、何事も無かったかのように……」山田「まぁ、唇にキスとか一緒に風呂とかはアウトですけどね。異性限定でする様な事で無いなら晶君は大抵気にしません」死神A「抱きつかれてあわあわする様な事もありましたけど」山田「異性を感じてるからだよ言わせんな」死神A「つまり巫女相手だと、異性を感じな――何でもないです」 Q:そういえば今の晶君の二つ名ってどれくらいあるんでしょうか? 教えて山田さーん!山田「いっぱいですね」死神A「適当過ぎませんか」山田「要するに「楽園の巫女」みたいな代表的な二つ名が無いんですよ。だから呼び名が統一されなくて、色々な呼ばれ方をされているワケです」死神A「具体的な数は分からないんですかね」山田「作者も適当に決めてますから、具体的には分かんないです」死神A「わー、それは酷い」山田「まぁ、数十未満だと思ってください。と言うか多分今後は、今回出た「人間災害」で固定されると思います」死神A「気に入ったんですね、それ」山田「分かりやすいですからね。さて、ではオチの時間ですけど」死神A「き、来たっ!」山田「面倒なんで今回は無しで」死神A「えっ……?」山田「無しで。お疲れ様でした、さよーならー」死神A「………………えっ?」 とぅーびぃーこんてぃにゅーど