「―――湯のみが欠けたわ。晶ね」「結論早過ぎるだろ。幻想郷の悪い事は、全部あの腋メイドの仕業かよ」「そうね。隙間が半分その他が半分って所かしら」「いや、晶どこいったよ!?」「アイツは元凶にならないからこそ面倒なのよ。事件に関係無いのに、一番事件を掻き回すのよね」「……そういや、この前も天人と一緒に神社ぶっ壊したらしいな。いつ来てもお前が居るのはそのせいか」「早く建て直し終わらないかしら。店番しながらお茶を飲む仕事は退屈で仕方が無いわ」「いつもとやってる事が一緒だろうが。つーか、あの本の虫が良くお前の下宿と店番を許したな」「紫にお願いされてたわよ」「ああ、それは頷くしかないか。道理で最近、香霖のヤツがゲッソリしているワケだぜ」「それは紫が毎日晩御飯を食べに来ているせいね」「完全に嫌がらせだなソレ。アイツの胃袋に穴が空く前に止めさせてやれよ」「でも、紫が来ないと晩御飯のメニューが簡素になっちゃうのよねぇ」「お前が原因か!?」幻想郷覚書 地霊の章・拾伍「爆天赤地/漆黒の破壊者」 全身を包んだ闇は、身体に纏わりつくと一瞬でその姿形を黒衣と翼に固定させた。 いつものメイド服は下だけを黒いロングスカートに換え、その上に魅魔様の様なマントを羽織っている。 ……若干襟が立ってるのが気になるけど、うんまぁ概ね魅魔様のと一緒だろう。多分。 そして背中には翼手目を思わせる翼。自分に生えててもやっぱりマントとの兼ね合いが気になる。自分の意思で動かせるから尚更気になる。 〈細かい所は気にするなって少年。それよりも顔の方を見てみな、自信作だよ!〉 自信作って……とは思ったが、それどころでも無さそうなので促されるまま顔を確認してみる。 鏡は持っていなかったので、気で強化した氷を頑張って生成して鏡代わりに。 どうやら、身体の主導権は一応まだ僕にあるらしい。後普通に能力も使えるようだ、面変化なのに。 で、肝心の顔の方だけど……はっきりと言おう、誰だコレ。 予告無しで見せられたら、僕自身だと言う事に気付かないレベルの変わりっぷりである。 ――いや、変わったのかな? 正直な所、この状態だと全然分からない。 バイザーととんがり帽子を組み合わせた様な黒い帽子のおかげで、顔の上半分はほとんど見えてないし。 下半分の方も布っぽいマスクで丁寧に覆われているせいで、ぶっちゃけ目以外の部分がほぼ全部隠れてしまっている。 しかも、僅かに覗いて見える髪の毛が何故か緑色だ。髪型だけ同じだから余計違って見えてしまう。 まぁ、面変化らしいと言えばらしい変わり様だけど……これ、後で元に戻るのかなぁ。「うにゅにゅ!? だ、誰!?」「いや、さっきまで居たメイドさんだよ。何で突然姿形が変わったのか分からないけど、お空も目の前で変わる所を見てただろう?」「なるほど、つまりそれが貴女の全力って事なのね! なら、そんな貴女の全力を私の核エネルギーで捩じ伏せる!!」 一瞬、彼女が僕を見失っていた事は武士の情けで見ないフリ。鳥頭だからしょうがないね。 唐突な――魅魔様が勝手にやったから仕方が無いんだけど――こちらの面変化を、お空ちゃんは戦闘開始の合図と判断したらしい。 露骨に身構えた彼女は、今すぐにでも襲いかかりそうな勢いで僕を睨みつけてきた。 確かにそうとしか見えない状況ではあるけれど、今すぐ始められると僕は困る。大変困る。 なので僕は両手を合わせてTの字を作り、お空ちゃんの前に突き出した。「―――タイム」「うにゅ?」 「作戦タイムを申請します。ちょっと待ってて」「う、うん。分かった」 物分かりが良くて大変助かります。きっと根は良い子なんですね、単純とも言うけど。 とにかく許可を貰った僕は、一旦二人から離れて脳内の魅魔様と交信を始める。 ……これだけ聞くともう完全に電波さんである。魅魔様と言うのは貴方の想像上の人物では無いのですかとか言われそう。〈そーいうの地味に傷つくから止めておくれよ〉 すいません。それで魅魔様、この靈異面とやらの能力はどうなってるんですかね?〈ふふん。驚くなかれ、今の少年にはこの魅魔様の力が宿っているのさ!〉 そういえば確かに、身体の奥底から僕のモノでは有り得ない力が溢れ出てきている。気がする。 これが所謂「魔力」と言うヤツなのだろうか。覚醒した主人公ごっこが出来そうなパワーアップっぷりである。 ……ただ、この状態でも多分「あの技」を使う事は出来ないだろう。 無理をすれば出来ない事も無いだろうが、一発撃った瞬間にガス欠を起こしてぶっ倒れる事は確実だ。 あの、魅魔様コレどうなってるんですか? 魅魔様の力借りてるのに魅魔様の技使えないってどんなバグ?〈そりゃ仕方無いよ、あたし本調子じゃないもん。ぶっちゃけ、少年を介さないと現世に干渉する事も出来ないんだよ〉 その設定は初耳なんですけど。なるほど、僕の脳内だけで好き勝手してるのはそういう事情があったのか。 そうなるとこの靈異面は、魅魔様にできる最大限の手助けだと言う事になる。 いやまぁ使えないなら仕方が無いし、純粋なパワーアップだけでも充分にありがたいんですが……これだけなんですか?〈そんなワケ無いだろう。エネルギー不足に対する対策はしっかり用意しているさ、ちょっと手を出してごらん〉 言われるがままに手を出すと、その少し先にサッカーボール大の光球が生み出される。 それは次の瞬間に青く澄んだ水晶へと姿を変えると、周囲に光の粒子を集めて土星の様な環を構築した。〈そいつはフォース、靈異面のメインウェポンにして攻防一体の最終鬼畜万能兵器さ!〉 うわあそれはすごいですね。……魅魔様、そういう言い回しはどこで覚えてくるんですか。〈少年の記憶は実に興味深いな〉 ぎゃー!? 思わぬ取り憑きの副産物!? まるで隠していたエロ本を暴かれたかのような心苦しさ。 魅魔様、アンタいったいどこまで僕の記憶を読みこんだんですか!?〈とりあえず、エロ本を隠していた場所は知ってるよ。……少年意外とエグい趣味してんね〉 うん、地上に戻ったら一刻も早く除霊しよう。どんな手段を使っても極楽へ逝かせてやるこの悪霊。〈冗談冗談。そこまで踏み込んだ部分は見てないから安心しな。……隠し場所は知ってるけど〉 死のう。〈落ち着けって、まず生き残らない事には自殺も出来ないだろう。死ぬなら靈異面の性能を試してからで頼むよ〉 つまり魅魔様的には最低一回、靈異面の試運転をしてから死んでほしいワケですね。よし、生きる気力が湧いて来たぞー。 それじゃあとっとと、このフォースとやらの性能を教えてください。後ろでお空ちゃんがイライラしてます。〈話をズラしたのは少年だろうが。……まぁ良いや、これはね〉 そうして魅魔様が説明した「メインウェポン」の詳細に、僕は何とも言えない苦笑いを漏らしてしまう。 魅魔様……それ、僕がやったゲームの武器ですよね。 いや、出典が何であれ役に立つのならそれで良いんですけど。……よりにもよって何でそれを選んだんですか。〈勘ぐるなよ、純粋に効率が良い方法を検討した結果さ。これでも結構エネルギー不足になった事を気にしてはいるんだ〉 そうなんですか。まぁ確かに、仕様が本当ならお空ちゃん攻略の切り札とも成り得る重要なカードだ。 つい流れでツッコミを入れてしまったが、むしろ僕はお礼を言う立場なんじゃないだろーか。いや、言わないとダメだよね確実に。〈そういうのは生き残った後で良いよ。それよりも、そろそろ作戦タイムを終えた方が良いんじゃないかい? 対戦相手も大分焦れているみたいだしね〉 あ、本当だ。爆発寸前の火山みたいな顔してる。 これ以上待たせると、比喩で無く本当に爆発されるかもしれない。 僕は面で隠れていて分からないだろうなぁとは思いつつも、こちらの不安を悟られない様に不敵な笑みで振り返っておく。 ぶっちゃけ意味は無い。強いて言うなら、相手にこちらを過大評価してもらうだけの為の小細工です。 ああ、そうそう。そういえば聞き忘れていたんですが。〈んにゃ? なんだい?〉 ……何で僕の鎧、腕輪状態に戻ってるんですかね?〈その力とあたしの力は相性あんま良くないんだ。靈異面を使用中は鎧の能力全部使えないんでヨロシク〉 せめて、即死キャンセルぐらいはどうにかなりません?〈どうにもなりません〉 むぅ、そいつぁちょっと厳しいなぁ。 靈異面の力を疑うワケじゃないけれど、もしもの時の備えは欲しいと言うか。 どうにか鎧の機能だけでも使えるようにならないかと考えていると――ついにお空ちゃんが爆発した。「うにゅぅぅぅぅ! もう我慢出来ないぃぃぃぃぃいっ!!」 お空ちゃんが右手の六角柱をこちらに向けると、そこから直線状の閃光が放たれる。 予想通りの所から予想通りのモノが出てくると言うのは、何だか逆に新鮮な気がするけど感心している場合じゃない。 僕は浮かぶフォースを前方にかざすと、閃光を防ぐ盾に用いた。 環の部分を含めても上半身を守るのがやっとの小さな盾は、しかし閃光に衝突した瞬間その輝きすべてを吸い込む。 これぞフォースの能力の一つ――弾幕吸収能力だ。 物理系の弾を吸い込む事は出来ないけれど、エネルギー系の弾幕には御覧の通り。効果は覿面である。 もちろん吸引したエネルギーは、こちらのスペカに転用可能である。 これこそが、エネルギー不足に対する対抗策! ……この面のもう一つの元ネタだと、ボタン押しっぱなしでパワーがチャージ出来る事は公然の秘密である。「う、うにゅ!?」「長い事待たせてゴメンね。だけど、待たせた分だけ楽しませる事は出来ると思うよ」「ふぅん……」〈靈異面の性能を聞かされただけの実質ノープラン状態で、よくもまぁそこまで自信たっぷりになれるもんだね〉 ハッタリってのはそういうもんです。自分でも出来てビックリしている事は、当然おくびにも出していませんとも。 それなりに上手くやれた先制パンチに、しかしお空ちゃんは嬉しそうに微笑む。 それは、自分の力をぶつけられる‘敵’に出会えた歓喜から生まれる闘志の籠った笑みだ。 あっちゃー。どうやら、無駄に燃料を投下してしまったらしい。もう少し自信無さげにしておいた方が良かったかな。 まぁ、ここまで派手に姿を変えておいて弱々しい態度を取るのもおかしな話だろうけど。 フォースの他の機能を試すなら、「私は遊んでますよ」的なオーラは出しておいた方が便利だしね。 何より、あの‘勝利条件’を満たす為にはとにかく勝負を長引かせないといけない。 ……いやまぁ、普通の弾幕ごっこして勝てるんなら、そんな面倒な事しないで迷わず短期決戦をしかけるんですけどね。 残念ながら、それで勝利するビジョンは全く見えないワケで。 ――核融合の能力を持つ相手に持久戦とか、僕の身体は色んな意味で大丈夫なのだろうか。〈えーっと、お前さんの知識にある「ほーしゃのー」って奴か? それくらいならあたしの魔力と少年の『気』で防げるよ〉 分かってはいたけど、不思議パワーって本当に便利。条件を満たせば宇宙空間にも行けそうな気がしてきた。 まぁ、お空ちゃんは常時核融合を起こしているワケじゃないみたいだから、現状で本当に防げているのかの判断はつかないのだけど。 ここが地球である以上、本当の意味で太陽と同等の出力を出す事は多分出来ないんじゃないだろうか。されたら幻想郷は確実に吹き飛ぶし。 ならば、魔力や気で防げるのも納得だ。……とは言え若干の不安は残るので、この勝負が終わったらお師匠様に身体を診て貰おう。「面白くなってきた! 良いわ、私の核融合でその綺麗な玉ごとフュージョンし尽して――」「あ、その前に。お燐ちゃんもうちょっと離れておいた方が良いと思うよ」「うにゅ、それもそうだね。危ないからお燐は離れてて!」「う、うん、分かった。……何をするのか知らないけど、やり過ぎないでくれよお兄さん」 いや、気をつけるのはどう考えてもお空ちゃんの方でしょう。 お燐ちゃんの中では、いったい僕はどういう立ち位置になっているのか。 分からなかったけれど、それを問いただす暇も僕には無かった。 彼女の離脱を確認したお空ちゃんが、最早問答無用とばかりに攻撃を開始したからだ。 右手の六角柱をこちらに向けた彼女は、一枚のスペルカードを発動した。 ―――――――核熱「核反応制御不能」 それは、まさしく太陽の如き圧倒的な輝きを放つ弾幕だった。 お空ちゃんを中心にして生まれた巨大な太陽は輝きを広げる様に肥大化し、幾つかの恒星の様な弾丸に分裂した。 鳴動する小型の太陽達は、緩やかな動きながらも真っ直ぐ僕めがけて飛来してくる。 僕はフォースを構え、別れても尚僕より二倍ほど大きい弾丸を受け止めた。 ……さすがは核融合の力。なんつー出鱈目なパワーだ。 だけどこっちにはフォースによる吸引がある。いくらお空ちゃんのスペルカードと言えども……。〈ああ、言い忘れてた。エネルギー系の弾幕でも、一度に吸引できる量には限りがあるから気を付けな〉「――うぉっちゃぁ!?」 魅魔様の忠告を受けた僕は、フォースを軸にして弾丸の軌道をズラし攻撃を回避した。 恒星型弾丸の隙間を埋めるようにして星の様な青い弾幕も迫っていたけど、そちらは大した事が無いのでフォースで全て受け止める。 あっぶなかったぁ。本気で危なかったよ。大口叩いておいて、最初の一発でぶっ倒れる所だった。 そういう大事な話は、お願いだから直前にしっかり説明しておいてください魅魔様。比喩で無く死にますから。〈うっかりしてた。てへぺろ〉 ――色んな意味で嫌がらせか。 魅魔様のぎこちない舌出しにイラッときつつも、僕はフォースでお空ちゃんの弾幕を裁いていく。 何度か試して分かったが、どうやら許容量をオーバーした弾幕はフォースを透過するらしい。 そうなるとフォースを軸に移動する事も出来なくなるので、吸引しきれない弾丸はスルーするのが一番なんだけど……。 お空ちゃん、多分これでも本気じゃないんだろうなぁ。 次からの弾幕の威力がこのスペカ以下である可能性が低い以上、今の内にギリギリで回避するタイミングを見極めておかなければいけない。 僕は全神経を集中して弾幕を避け、裁き――お空ちゃんの最初のスペルカードを攻略した。「うにゅぅ……なかなかやるね、貴女」「ふ、ふふふ、ふふふふふ――ふわぁぁぁあああああん!」「泣いたーっ!? 何でだよ!?」「えっ? えっ? も、もしかして私のせい? えと、ごめんね?」 って、フォースの制御に夢中になっていたらなんかスペカ無しで弾幕攻略出来ちゃったー!? ヤバイどうしよう、すっごく嬉しい。こんなスマートな形でクリア出来たの初めてかも。 我ながら情けない事実と悲しい達成感から、勝負の事を忘れて咽び泣く僕。自分で言うのも何だが泣く程の事か。 そしてそれをどう勘違いしたのか、赤子をあやす様にして僕の頭を撫でるお空ちゃん。 灼熱地獄の中心で行われるには限りなくシュールなそのやり取りは、その後しばらくの間続いたのであった。◆白黒はっきりつけますか?◆ →はい いいえ(このまま引き返してください)【教えろっ! 山田さんっ!! りべんじっ!!!】山田「馬鹿め、死神Aは死んだわ。皆のアイドル山田です」死神A「開始早々殺さないで下さいよ!? し、死神Aです」山田「ああ、すいません。久しぶりの登場に浮かれていました。……あの子はもういないのに」死神A「居ますって、今ここに!! 何で死んだ風になってるんですか!?」山田「オチの後には出来ませんからね」死神A「えっ? ………えっ?」山田「では最初の質問でーす」 Q:腋巫女の近況どうなってますかー。山田「今回の小話のネタになりましたが、現在某古道具屋のお世話になってます」死神A「ちなみに、あの店である理由は?」山田「作者の趣味です」死神A「言い切った!?」山田「いやでも真面目な話、東方香霖堂の描写を考えると地味に有力候補だと思うんですよあそこ。むしろ他に候補が無いと言うか」死神A「人気者過ぎて、逆に特定のどこかの世話になってる所が想像できないキャラですからね。博麗霊夢は」山田「尚、第一候補になりそうな隙間の住居は天晶花では不明となっております。晶君ですら未だにどこにあるか知りません」死神A「普通の魔法使いの家は?」山田「そこに行くなら香霖堂に行くでしょう!」死神A「……物凄いエコ贔屓だ」 Q:一応分類上人間にまだカテゴライズされると思われる晶君は熱にせよ放射能にせよ、それだけで死ねるんじゃないかなー……と。山田「原作でレイマリが大丈夫だったから問題ないっしょ」死神A「大ありですよ!?」山田「でしょうね。ですので天晶花では、「放射能等の人体に有害なモノは結界等の防御で防げる」と言う事にしておきます」死神A「つまり、晶君でも『気』で防御する事が可能って事ですか?」山田「さすがに戦闘時くらいまで高めて貰う必要がありますがね。地獄烏も常時放射能撒き散らしてるワケじゃないから大丈夫でしょう」死神A「そうなんですか?」山田「天晶花ではそういう設定で行きます」死神A「……便利だなぁ。その謳い文句」 Q:晶君は女性を初めて見た時、まずどこを見るんですか?山田「基本的に顔です。よほどの事が無い限り、相手の目をじっと見つめます」死神A「あたい――もとい、小野塚小町の時は速攻で視線が下に行きましたけど」山田「あっはっは……つまりそれがよほどの事態だこのアマ」死神A「(あ、やっちゃった)」山田「まったく仕方がありませんね貴女は。そんな貴女にはこれを聞いて貰います」死神A「え、何ですかこのヘッドホン。これから私、何を聞かされるんですか?」山田「「どこかの平行世界でみすちーの能力をコピーした晶君と騒霊トランペッターメルランが全力で謳うライブCD(八雲プロ)」をiPhoneに移したやつとZUNヘッドホン」です」死神A「長いですよ色々!? と言うかコレ、罰になるようなモノなんですか!?」山田「聞いてみれば分かります。さーて、すいっちおん★」死神A「うわ――あ、確かに凄い音量だけど普通に聞け……のわぁ!? 悲鳴が、やたら響く声で悲鳴としか思えない様な切なくて痛々しい悲鳴がぁぁぁあああ!?」山田「ちなみにジャケットはこんな感じです」死神A「想像を助長させないでくださいよ!? 止めてー!? 心が不安定になるぅぅぅう! 何されてるんですかこの世界線の彼ぇぇぇえ!?」 とぅーびぃーこんてぃにゅーど○おまけ:靈異面らくがき (www7a.biglobe.ne.jp/~jiku-kanidou/reiimen.jpg)