「やったわね! あきら、ふらん、あたいたちのかちよっ!!」「あーうん、そうですね」「……お兄ちゃん、あんまり嬉しくなさそうだね」「いや、ついさっきまで三妖精ちゃん側で戦っておいて「チルノ団ばんざーい!」とか無理でしょ」「だいじょうぶ、あきらならできるわ!!」「出来ちゃうとダメな部類だからソレ! いや、そもそも出来ないけどね?」「くぅー、覚えてなさいよ! 次こそはリベンジするからね!!」「え、するの?」「どう考えても無理だと思う……」「ちょ、もっとやる気出しなさいよ!?」「そう言われてもさー。そもそも今回だって、晶が協力してくれなかったら勝負にならなかったよね?」「次は、もっと無理」「うぐぐぐぐ……アンタらぁ」「よくわかんないけど、あたいだんはいつでもしょーぶをうけるわよ!!」「じゃ、じゃあ、次はそこの二人以外を連れて勝負ね!」「…………サニー」「…………それはさすがに」「う、うるさいわね!」「わかったわ! それじゃ、ほーげきたいちょーとそのほさをつれてくるわね!!」「ほーげきたいちょー?」「良く分からないけど、この二人以外なら誰でも良いわ……」「え、本当にまたやるの!?」「あたいはかまわないわよ!!」「いや、こっちが構うよ!?」「ねぇお兄ちゃん、砲撃隊長って事は……」「親分はほんと、ナチュラルにエグいよね。――とりあえずどうにかして阻止します、はい」幻想郷覚書 異聞の章・伍拾漆「妖集悲惨/赤ちょうちんに誘われて」「はぁ、つまんない」 緋想の剣についた汚れを一振りで取り除きながら、私は失望の溜息を吐き出した。 騒動を求めて地上にやってきたけど、成果の方は散々だったわね。 襲いかかってきたのは軒並み雑魚ばっかり、やっぱり適当なヤツに喧嘩を売っても不毛なだけだわ。 ……また適当な異変でも起こして、霊夢とか強豪妖怪とかを釣ってやろうかしら。「ま、どっちにしろ今日は店じまいね。だけどこのまま帰るのはつまらないし――どうしようかしら」 戦うつもりは無いけれど、もう少し暇潰しがしたい所だわ。 例えば――そうね、下界らしい食べ物を食べるとか。うん、悪くないわね。 天界で食べられるモノは限られているから、せっかくだし下界らしい食べ物でも食べて帰りましょう。 出来れば思いっきり下品で、油ギットギト肉マシマシな殺生料理を頂きたいのだけど――何を食べましょうかしら 人里には、ちょっと行く気にならないのよね。 あそこの住人の排他的な視線は浴びてて気分がイイんだけど、守護者たる半獣がねぇ……何であんなに頭固くてうるさいのよ。 それに、人里に行ったら自称聖人とやらに喧嘩を売りたくなっちゃうものね。 あの聖人は美味しそうだけど、だからこそしかるべき舞台で戦いたいわ。ん――?「アレは……屋台?」 魔法の森の入り口付近、人も妖怪もそこそこ通る獣道の途中にぽつんと立っている屋台。 覗き見える暖簾に書かれている文字から察するに、アレが夜雀のやっていると言う八目鰻の蒲焼き屋なのかしら。 確か以前、バカの姉やってるアレの新聞で紹介されていたはずよね。 やたら絶賛されていたけど……ふーん、アレがそうなんだ。 漂ってくるこの匂いは、醤油と味醂と砂糖と……他にも色々な調味料をを合わせて煮込んだものかしら? 素材の味なんて消し飛ばしそうな組み合わせだけど――良いわね。「この下品さを私は求めていたのよ。お酒もありそうだし、あのちゃっちい店でお夕餉を頂く事にしましょう」 そうと決まれば話は早い。 私は鼻歌交じりで屋台に近づくと、この手の店の礼儀に合わせて暖簾を勢い良く捲った。「ミッスティアちゃーん!!」「店主!」「お店、やってる?」「この私が来てあげたわよ!!」「――んっ?」「――あ?」 同時に、真横から聞こえる物凄い耳障りな声。 訝しげに思って右を向いてみると――そこには、いつかどこかで見たトンマの姿があった。 私は即座に後方へと跳び下がり、緋想の剣を正眼に構える。 ってうわっ、アイツも私と同じ事してる! 気持ち悪っ!!「猿真似すんな、このド変態!」「どっちが! 良いから、そのピカピカ眩しい剣さっさとしまいなよ。見てて鬱陶しいから!」「アンタ、ブーメラン投げるの好きよね。それも自分の頭に直撃するくらいの勢いで返ってくる奴が。被虐趣味?」「ドMのブーメラン使いに言われたか無い!!」「ほーら、またブーメラン投げたー。やーい、この調子乗りー!」「おぅコラ鏡見ろや」「――やる気?」「――そっちこそ」 あーもう、面倒な事になったわー。 今日はもう喧嘩は十分だって言ってるのに、何でこの男は私の殺意を刺激してくるのだろうか。 とりあえず顔がダメだ。生理的に気に食わない。何で生きてるんだこの生き物。「つまりここで貴方を始末するのが、美味しいご飯を頂く最適解と言うワケね」「うん、そうなったら実にご飯が美味しいだろうね。――ただしボコボコになるのはお前だけどなっ!」 頭痛の源は早めに除去するべきだ。その為なら、多少の面倒臭さくらいグッと我慢するべきだろう。 いやほんと、喧嘩なんてしたくないのよ? 出来る事なら、こんなバカ無視して八目鰻を美味しく頂きたいんだけど。 視界に入ったのなら仕方ないわよね。視界内に存在しないなら無視できるけど、居るなら消滅させないとダメよね。 見ると、向こうもこちらと同じ結論に至っていたらしい。 鬱陶しく輝く神剣を下段に構えると、バカはこちら目掛けて飛びかか――「ええい、いい加減にしなさい!!」 激突の直前、一発の弾丸が私とバカの目の前を通過していった。 動きを止めた私は即座に振り向く――フリをして、そのまま相手に斬りかかる。 しかしバカも同時に動き、掬い上げる形で神剣を振り上げた。 激突する私とバカの剣。……チッ、さすがは外道だ。普通なら止まる所で躊躇なく攻撃を仕掛けるとは。 「ほらっ、呼ばれてるわよ腐れメイド? 振り向いてあげなさいよホラホラ」「その言葉、丸ごと全部返させてもらうよ。そして隙だらけな背中をこっちに晒したら良いんじゃないかな」 「セッコイ男ね!」「狡い女に言われたか無いよ!」「――良いから、二人共手を止めてこちらを見なさい!!」 更に何発かの弾丸が叩き込まれたので、私達は打ち合いを止めて大きく離れた。 ただし、視線は相手から逸らさない。 少しでもヤツから目を離せば、バカは間違いなく‘何か’をやらかすからだ。「少しくらいはこちらを向こうとする努力をなさい! ほら、店主だって迷惑そうにしているじゃないですか!!」「火事と喧嘩は幻想郷の華~、飛び火しなけりゃどんと来い~♪」「…………」「問題ないみたいね」「よしっ、続行!」「良し、じゃありません! とにかくお止めなさい!!」「うるさいわねぇ。……だいたい、何様よアンタ。この私に意見だなんていい度胸してるじゃない」「誰って、私ですよ」 知らないわよ、誰よ「私」って。 天人に対し、あまりに不遜な物言いをする何者か。 さすがに少しばかり興味が出てきたので、私は発言の主が視界内に収まる位置へとゆっくり移動……移動……移動させなさいよ! コイツ、この私が謎の発言者に背を向けるよう動いているわね。 それほどまでに私に嫌がらせをしたいのかしら。汚い、さすがバカは汚い。「天子はさ、何? 僕を嫌がらせするためにこの世に生まれてきたの?」「はぁ? それはアンタの事でしょう? 尽く私のしてほしくない事をするとか……何で生きてるの?」「だから喧嘩をしないでください! どちらも一旦手を止めて、それからこちらを見れば良いでしょう!?」「なるほど、確かにそうね」「うん、謎の人の言うとおりだ」「だからアンタが剣を収めなさいよ」「だから天子が剣を収めてよ」「――ぐむむむむ」「――うぎぎぎぎ」「同時! 同時に収めましょう!! 私が合図を出しますから!」 結局バカが引かなかったので、謎の人物がしぶしぶと言った具合にそう提案した。 まったく、なんて話の通じないバカだ。 コイツがもう少し物分かりが良くて真っ当な考えを持っていれば、私だってこんな苦労をせずに済んだと言うのに。「では、行きますよ――せーのっ!」「はいっ」「ふんっ」「………………」「………………」「――なんで二人共、剣を収めるフリして斬りかかってるんですか!?」「天子が悪い」「バカが悪い」 再び鍔迫り合いを始める私達。……このバカ、どこまでも私の邪魔をしてくれる。 確かに、ハナから剣を収めるつもりなんて欠片も無かったけれど。 それもこれも、私を斬る機会を常に窺っていたバカが悪いわ。 仲裁されてる最中なのに、それを利用して一撃当てようだなんて――本当に、あり得ないほど外道ね! どれだけ面の皮が分厚ければ、そんな卑劣な事が出来るのかしら!!「………………あーもう、ならコレでどうですか!?」 業を煮やした謎の仲裁人が、私達に向かって弾幕を放ってくる。 容赦の無い攻撃だけど、スペルカードでない所が常識人としての限界といった所か。この輩が常識的かどうかは知らないけど。 私は、鍔迫り合いを続けるバカの目をじっと見つめた。「――ハッ」 すると、バカは私の事を鼻で笑いながら小さく頷く。 ふん、そこは素直に頷くなさいよ。 私も対抗する様に――実際は違うけど――バカを笑って、私達はほぼ同時に動き出した。 要石を呼び出し大地に突き刺す私と、冷気を脚に集中させ地面を踏みしめるバカ。 隆起する地面と氷の壁が、幾つもの層になって弾幕を相殺していった。「名付けて!」「これぞ!」「ウォール・クロスラミナ!」「天地陰陽壁!」「……なんでそう、無闇矢鱈に大げさな名前つけるかなぁ」「……とりあえずそれっぽい用語付けてみた、みたいなアンタよりマシよ」「ぐぎぎぎぎ」「うむむむむ」「そこまで見事な連携で、やったのが喧嘩の続行と言うのは……自分が情けなくなりませんか?」「そもそも連携した覚えが無いです!」「そうよ、この私が知略をもってこのバカを利用した。が正しい見解だわ」「よっしゃ表出ろ」「……ここが表ですよ」 それにしても、このなまくら刀やたら粘るわね。 とっくにかき消えるくらいの力を叩き込んでやっていると言うのに、まだ余裕があるとは。 ……気のせいでなければ、徐々にだけど神性も獲得しつつあるんじゃないかしら。 バカの作った偽物の神剣だけど、持ってる力は本物だものね。 実に厄介だわ。今のうちに持ち主ごとぶった斬っておきましょう――全力で。「――スペルカード、宣誓」「な、比那名居天子!?」「……来るか」 私がスペルカードを提示すると、感情的だったバカの顔からゆっくり感情が消えていった。 ふん、こっちも本領発揮って所かしら。 素の状態なら絶対に私の方が強いが、コイツの意味不明な発想力とそれを実現させる妙な行動力は警戒に値する。 コイツにとっては俄然不利な状況だからこそ、バカ――久遠晶は真の力を発揮するのだ。 今は、神剣で私のスペカをどう捌くか必至に考えているのだろう。 良いじゃないの、ちょっとだけ面白くなってきたわ。 行くわよ。天人の圧倒的な力、その身で思い知りなさい!!「くっ、仕方ありません。こうなったら私が――」「は~い、かんせ~い♪ おいし~おいし~蒲焼きだよ~♪ 喧嘩を止めたら無料でていきょ~う♪」 「喧嘩いくない! ね、天子!!」「同感だわ。そもそも私、今日はもう喧嘩しないって決めてたし」「………………」 ん、実にいい匂いだ。食欲をそそってくれる。 私とバカは鍔迫り合いを止めて各々の武器を片付けると、足並み揃えて屋台の椅子に腰掛けた。 そんな私達の前に突き出される、八目鰻の蒲焼きとキャベツ。 良いわね、このド直球な感じ。ギトギトになるくらいの油が気持ちいいわ。「そして~♪ そちらの桃の方にはお酒もど~ぞ~♪」「あら、気が利くじゃない」 どう見ても安酒だけど、この組み合わせは悪くない。 蒲焼きのコテコテな味付けを、キャベツと酒で無理やり相殺しているのね。 良いわー、舌がダメになりそうなこの暴力的な味付け。癖になりそう。「晶さんには~まっしろしろしろ白いご飯~♪」「わぁい、ミスティアちゃん大好き!」「むっ、それも良いわね。こっちにも寄越しなさいよ」「別料金になりまぁす~♪」「……意外と商売上手じゃないの。良いわ、蒲焼きのおかわりと合わせて頂戴」「まいど~♪」 はぁ、幸せだわー。 こういう安っぽい食べ物で、俗世の人間は嫌な事を忘れているのね。 実に哀れだけど、気持ちそのものは分からなく無いわ。 たまには良いわね、こういう味を楽しむのも。 とりあえず、今後は私も週一くらいでこの味を堪能してあげましょうかしら。「……あの、その」「あ、忘れてた」「もぐぐ?」 そういえば、なんか言ってたヤツがいたわね。 ま、蒲焼きの魅力に負ける程度の人間だからどうでも良いわ。どうせバカの方が反応するでしょ。「――お酒おかわり」「あいあいさ~♪」「もぐ……もぐもぐ」「ちょっと、食べるの再開しないでアレの相手してあげなさいよ。そういうの好きなんでしょ?」「もぐ、もぐもぐもぐ」「私だって今は食べる方に集中したいわよ。なんかあからさまに面倒くさそうなヤツだし」「めんどう……」「もぐもぐ」「そうね、じゃあ食べ終わってから相手する事にしましょうか。――キャベツおかわり」「あ~らよ、キャベツいっちょ~♪」 それにしても、意外と入るわね蒲焼きって。 私、自分の事を小食だと思ってたけど、案外そうでも無いみたい。 隣のバカに負けないペースで食べ進めながら、私は怪人物の事を頭の中から追い出して食事を楽しむのだった。 ――なんかもう、このまま食べるものだけ食べて帰ってもいいような気がしてきたわ。◆白黒はっきりつけますか?◆ →はい いいえ(このまま引き返してください)【教えろっ! 山田さんっ!! りべんじっ!!!】山田「死ぬほどお久しぶりですね、はい。皆のプリティエンジェル山田さんです」死神A「いや、山田様ここ最近は本編に出ずっぱり――」山田「うるせぇパクチーぶつけんぞ」死神A「そんなモノぶつけられても困りますよ。色んな意味で」山田「パクチーの花言葉は「秘められた美しさ」ダゾ☆」死神A「なるほど、つまり?」山田「――はい、最初の質問でーす」死神A「せめて意味のあるボケをしてください!」 Q:邪神様的に他に晶君に覚えられると困る能力ありますか?山田「ぶっちゃけ、コレ以上何も覚えてほしくないです」死神A「わー、ぶっちゃけましたねぇ」山田「基本的に晶君は、自分の不足分を補う形で能力を獲得しますから。覚えるイコール万能化にまた一歩って感じなんですよね」死神A「……まぁ、最近は本当になんでもありですからね。彼ってば」山田「三妖精編を見れば分かる通り、すでに一人で色々暗躍できる程度のスペックはありますからね」死神A「さすがにそろそろ「最強系主人公(笑)」から(笑)の部分が外れますか」山田「その前に「主人公」の方が外れそうです」死神A「……ですかねー」山田「そういうワケで、何を覚えられても困るのですが――メタ的に言うと「拡大解釈しやすい能力」が一番困りますね」死神A「あー、晶君が悪用できそうな感じですもんねー」山田「更に言うと、無闇矢鱈な万能さより微妙に尖った能力の方が好まれますね。ここらへんは本人の性格に関係していますが」死神A「使用率トップが「冷気を操る程度の能力」な当たり如実に現れてますよね、そこらへんの傾向」山田「多分、東風谷早苗の能力とかゲットしても持て余しますよ。絶対」死神A「どう考えても使いやすい部類の能力なんですけどねー」 Q:そういえば前に晶君がガチ告白して受けてくれる人みたいな質問が有ったけど 逆に晶君にガチ告白してOKかNOか悩んで何かする人とオアDieになるをひと教えて山田映姫サーンあと巨乳消し去れ 死神A「語尾が不穏過ぎる!」山田「まぁ、巨乳撲滅作戦はその決行します。今は雌伏の時です」死神A「アレ、なんか壮大な計画始まってます? わりと洒落にならない感じの暗躍してます?」山田「で、晶君に告白してOK貰える人ですが」死神A「……NO貰う人とか悩んで何かする人とかオアDieになる人はどうしたんですか?」山田「ぶっちゃけ大半がお断りされますからね。何度も言ってますが、まず本人が色恋に興味ないので。後ヘタレですから」死神A「ああ、逃げる的な意味でのお断りですか」山田「そしてお断られた方は高確率でDie」死神A「高確率でDie!?」山田「拒否されたって事は排除されても良いって事ですからね、保護者にとっては」死神A「……要らなくなったラブレターを勝手にシュレッダーするような感じですか?」山田「感じですね」死神A「そんな中で、晶君にOK貰える人って居るんですかね」山田「条件付きですがいますよ。まずは東風谷早苗――二柱が晶君の逃げ場を潰す必要がありますが」死神A「完全に婿入り前提ですよね、ソレ」山田「前提って言うか婿入りしてますね。ぶっちゃけ恋人程度の緩い縛りだと、どう足掻いても受け入れて貰えないんですよ」死神A「責任取れってレベルでようやくOKって事ですか」山田「はい。他にはフランドール・スカーレットとか魂魄妖夢とか古明地こいしとか」山田「そこそこ晶君側の好感度が高くて、久遠晶に強い影響力のある保護者が居る子はほぼこの形でゴールイン出来ますね」死神A「……ちなみに、そこに愛はあるんですか?」山田「あるワケないでしょう、お見合い結婚みたいなもんです。……まぁ、将来的には変わるかもしれませんが」死神A「さようですか。……ちなみに、輝夜とかナズーリンとかアリスとかも条件的には合致してますけど」山田「蓬来山輝夜は不死身フラグ立てないと攻略されてくれません。マーガトロイドは神綺にそこまでの強制力が無いので無理ですね」山田「――そしてナズーリンは戦争になります」死神A「なんで!?」山田「晶君とナズーリンはセットにすると、やらんでいい頭脳戦を勝手に始めるので」死神A「その結果が戦争っていうのが意味分からなすぎなんですけど」山田「考えるな、感じるんだ」死神A「いや、双方考えた結果がソレなんですよね?」 Q:替わりに、コピーしたサニーちゃんの能力でできること、ついでにパッシブスキルまで教えてください山田「コレに関しては、あんまり本家から外れた使い方は出来ませんね」山田「光を曲げる事で虚像を作り出したり、消えたり、光弾の軌道を曲げたりと言った事が可能です」山田「あと、晶くんなら空中にレンズ作って太陽光集める。みたいな真似もしますね」死神A「……あの、最後にやたらエグい使用法口にしませんでした?」山田「ぶっちゃけ速攻性無い攻撃方法なので、使われるかどうかは微妙ですね。頑張りに対する利点があまり無いですし」死神A「そういうもんですか。それで、パッシブ能力の方は?」山田「太陽とか電球とかの光源を直視してもクラッとしなくなります」死神A「微妙な便利さ!?」山田「日食とか、専用グラス無しで見れますよ」死神A「それは確かに羨ましいですけど……」山田「なお、閃光手榴弾とかは防げません。ちゃんと能力使って回避しましょう」死神A「わー、コメントに困るオチだなぁ」山田「では、こっちの肉じゃがでオチとしましょうか」死神A「……あー、知ってますよ? 彼のお手製と見せかけた普通の肉じゃがなんでしょう?」山田「いえ、晶君のお手製ですよ?」死神A「えっ」山田「えっ」死神A「あの……普通の肉じゃがは?」山田「スタッフ(私)が美味しく頂きました」死神A「えぇーっ!? あの、私のトラウマを刺激するとかそういう話は!?」山田「え? 現在進行形で恐怖と苦痛を与える事が出来るのに、何でわざわざ過去の経験を思い出させる必要があるんですか?」死神A「……お、鬼だ」山田「閻魔ですよ」 とぅーびぃーこんてぃにゅーど