「ふぁぁあ……おはよーです、文姉」「おはようございます、晶さん。随分と面白い事になってますねぇ」「自宅に篭りっぱなしで、ぶっちゃけ調子が悪いんです」「たった数日外出しなかっただけで、そこまでなっちゃうもんですか」「何もしてない時間が多すぎて、どうにかなってしまいそうですよ」「……動いてないと死んじゃう系の生き物ですか、貴方は」「そうかもしれません。ふぁ……ところで、家主の幽香さんは?」「出かけましたよー。くふふ、今日は隙間もいないので私の一人勝ちです」「文姉大勝利なのは結構ですけど、これからどうするんです? 僕はとりあえず、掃除か洗濯かをしようと思っていますが」「それはですね! ……それはですね」「はぁ」「…………どうしましょうか」「文姉も大概、動いてないと死んじゃう系の生き物ですよね」「ふふふ、やはり姉弟って事ですか」「喜ぶポイントなんです、そこ?」幻想郷覚書 聖蓮の章・拾伍「三止九止/よろしく! センパイ」 結局やる事が思いつかなかった僕等は、二人で家の中を掃除する事になった。 とは言え普段から小まめにやっている事なので、二人がかりで行うと途端に仕事量が少なくなってしまう。 早々に仕事が無くなりそうだなー。等と思っていると、玄関の方からノックが聞こえてきた。「はいはーい、新聞なら取りませんよー」「晶さん。太陽の畑にやってくる程の勇気を持った烏天狗は、私以外にいませんよ」 それもそうか。と言うかまず、普通のお客様がココには来ないよね。 しかしだとすると一体何者が訪ねてきたのだろう。僕は訝しみながら扉を開けた閉めた。「文姉、バリケードになるものを持ってきて! 急いでココを封鎖しないと!!」 僕はドアノブを両手で抑え、氷の柱で即興の支え棒を作成した。 さらに風を操って、開けていた窓を全て閉めカギをかける。 本当は、氷の塊で入り口という入り口を全部封鎖したいけれど……僕の能力だと後始末はできないからなぁ。 家中水浸しにして幽香さんにオシオキされても困るし、ここは家にあるモノで何とかしないと。 机? 棚? 箪笥? うむむぅ、どれも重さと強度が足りなさそうだ。 「いきなりどうしたんですか? 玄関に死期を知らせる死神が居ました、みたいな反応をして」「僕にとっては死神以上の存在です。どうして居るのか知りませんが、あの表情は確実にヤる気でした……」「いきなり扉閉めてるんじゃないわよ!!」「きゃあ、容赦なく入ってきた!?」「おやおや、鈴仙さんではありませんか。……また後先考えないご登場で」 華麗な飛び蹴りと共に、怒りに満ちた表情の姉弟子が家の中へと入ってきた。 僕は急いで氷の板を作り出すと、姉弟子の視界から逃れるようにその影へと隠れる。 ――まぁ、それで隠れるはずが無いのですが。 当然キッチリこちらの姿を補足している姉弟子は、見られるだけで死にたくなる視線で僕を睨みつけてきた。「……久しぶりね、晶」「お、お久しぶりです。姉弟子」 ヤバい、他に捉えようの無いくらい明確な殺意だ。 誤解の無いよう言っておくけど、これは僕が姉弟子を閉め出したからではない。 玄関を開けた時点で、もうすでに姉弟子は臨戦態勢だったのです。……何ででしょうねマジで。 「きょ、今日はどのようなご用件で……?」「診察よ、診察。自覚は無いでしょうけど、アンタは一応病み上がりなのよ?」「そ、そうなんですか」 トドメを刺しに来たワケじゃ無いんですね、とは聞けなかった。なんか頷かれそうな雰囲気だったし。 なので僕はさっきまでの事が無かったかのような振る舞いで椅子を動かして、簡易的な診察場を居間の真ん中に作成した。 そのまま、姉弟子の様子を窺いつつ椅子に座るよう無言で促してみる。 すると彼女は殺気をバラ撒きながらも、素直に席へと座ってみせた。 ……うーむ、その素直さがちょっと怖い。普段だったらブチ切れる所で大人しくしているとは。 普段が噴火寸前の活火山だとしたら、今の姉弟子は燻りまくった不発弾って感じだ。 爆発しそうな所は同じなんだけど、妙なタメがあると言うか爆発まで少し手順が必要な感じがすると言うか。 なんだろう。怒ってる……のは確実なんだろうけど、何に対して怒っているのやら。「さて、そこに座りなさい晶」「あ、はい」「とりあえず、事情を説明して貰おうじゃないの」「えっと、身体の方は特に問題無くてですね…………」「アンタの健康状態はどうでも良いのよ!!」「ええっ!?」 この流れで僕の健康以外、何を話せばいいのでせうか? 僕は振り返って、斜め後ろに保護者席を設けていた文姉に救助の視線を送った。 しかしスルーされた。チクショウ、見学してるだけで手助けは無しですか。「どうせ異常は無いんでしょう。診察なんて適当で良いから、さっさと話を聞かせなさい」 あまつさえ診察なんかどうでも良いと言われた。僕にどうしろと。 えーっと、とりあえず姉弟子は僕にお話があったと言う事で良いんですよね? 診察はそのついでと言う事で。……お師匠様に怒られても知らないよー。 まぁ、聞きたい事があるなら答えようじゃないの。僕は姿勢を正して彼女の顔を見つめた。 ――うわ、全然こっちの顔を見てないし。 胡乱な瞳でこちらの全体像をただ眺めている姉弟子の姿に、僕は底冷えするモノを感じざるを得ない。 「アンタさ。ここ最近、私の事を避けてない?」「そうですね――危なっ!?」 今、躊躇無く目を撃ち抜こうとしたよこの人! 色んな意味で本気だ!! まぁ気持ちは分かるけど。うん、今の物言いは我ながら直球過ぎたと思います。 いやでも、お師匠様に「会ったらどう爆発するか分からない」と言われ、その後再会した本人に撲殺されかけたら避けもするよね。 ただでさえ姉弟子には苦手意識があるのに……ぶっちゃけ、若干トラウマになってますよ僕?「別に、晶さんが避けてても良いじゃないですか。鈴仙さんにとっては喜ばしい話では?」 そうしてこちらが返答に困って右往左往していると、静観していた文姉が姉弟子にツッコミを入れた。 言われてみればそうだ。僕を見る度に何かしらネガティブな感情を浮かべていた姉弟子には、避けられている方が幸運なのでは無いか。 同意を込めて姉弟子を見ると、彼女は実に複雑そうな表情で文姉の問いに答えた。「――こっちはね、覚悟を決めていたのよ」「はぁ、覚悟ですか」「次にアンタと会った時、どういう態度を取ろうかとか。どう接しようかとか。色々と考えていたワケなのよ」「お疲れ様です」「それなのにアンタは! 一向に現れないまま、無駄にそこらかしこで大暴れして!! おかげでこっちの考えはメチャクチャよ!」 話している途中でヒートアップしてしまったらしい姉弟子は、掴んだ僕の首をガクガクと振りながら叫ぶ。 どうやら、よっぽど鬱憤が積み重なっていたみたいだ。 さっきまでの燻りまくった胡乱な態度よりはマシだけど、いつもどおりもそれはそれで辛いです。 と言うかですね。こんな事を言ったら、姉弟子ブチ切れ確定なのは分かってるんですけどね。 ……結局姉弟子は、何に怒ってるんですか? どうも僕が好き放題していた事が原因みたいだけど、それで姉弟子が不利益を被った事は無かったはず……だよね?「要するに晶さんへ言いたい事やりたい事が溜まりすぎて、自分でもワケが分からなくなってしまったと。わー、アホらし」「ぐむっ」 あ、そう言う事でしたか。 確かに緋想異変以降、二人でしっかり話す機会は無かった気がする。 その間、姉弟子は内に色々と溜め込んでいたんだろうなぁ。 それを爆発させる事も出来ずに、延々と熟成させた結果があの鬱屈とした状態か。 ……適当な所で発散させるなり思い切って忘れるなりすれば良いのに、姉弟子ってば本当に頭固いよね。「う、うるさいわね! こっちは晶の事で、寝られなくなるぐらい悩んだ事もあったのよ!?」「悶々として寝られなかったとか、思春期の男子ですか」「そういう意味じゃない!!」「えっと、良くわからないけどスイマセン?」「意味が分からないなら謝るなバカ!」 仰る通りで。とにかく姉弟子は、僕に会って色々な感情の整理を付けたかったワケだ。 と言うか現在進行形で、彼女は溜まりきったアレコレを発散しているのだろう。 僕の顔を摘んだり引っ張ったりしている彼女は、徐々にだけどいつもの姉弟子に戻りつつあった。 あっさり戻ってる所が姉弟子らしい。やっぱり負の感情を溜め込めない人だよなぁ。「あー腹立つ。アンタは結局、私にとってどういう存在なのよ!」「可愛い可愛い弟弟子ですよ!!」「死ねっ!」「ですよねげふぅ」 我ながら死ぬほどウザいとは思ってました。でも正直、弟弟子以外に言い様が無いですよね? あ、友達とか――止めとこう。今ここでそれを言ったら、罵声とボディブローじゃ済まない気がする。 「前々から思っていましたが、鈴仙さんは晶さんを意識し過ぎてるんですよ。だから噂程度でも動揺したり焦ったりするんです」「……誰が意識してるって言うのよ、誰が」「傍から見て一発で分かる程度に露骨ですから、惚けても無駄ですって。貴女は分り易すぎるんですよ」「うぐぐ……」「そーなんですか?」「そーなんです」 そういや前に妖夢ちゃんも言ってたなぁ。姉弟子は、僕の事を怖がっているとか何とか。 そんな姉弟子にとって、僕は遠ざけたいけど無視できない存在なのだろう。 ……最近は、色んな所で色んな噂が広がってるからなぁ。そりゃ姉弟子も悶々とするワケですよ。 うーむ。姉弟子自身の問題だから僕に出来る事は無いと言われたけど、それでほっといてこの結果だからなぁ。 僕からも何かアクションを起こした方が良いのかもしれない。例えば……そうだね。「よっし姉弟子、これから質疑応答タイムに入ろう!」「……はぁ?」「僕が姉弟子の疑問になんでも答えちゃいます! そうやって僕を知って、どういう存在かをはっきりさせると良いと思うよ!!」 あ、物凄い怪訝そうな顔してる。 無理もあるまい。正直、言ってる自分でも妙な提案だと思う。 でも、他に良い方法を思いつかないからなぁ。 なのでここは、姉弟子が僕に対して溜め込んでいた疑問質問を吐き出してもらおうじゃないか。 ひょっとしたらそれに答える事で、彼女の態度が軟化する可能性が……無いな、うん。「……そうやって、また騙すつもり?」「いえいえ、今回はマジです。なるべく素直に回答しますんで、姉弟子のモヤモヤを晴らしちゃってください」「ま、悪くない提案だと思いますよ。鈴仙さんは晶さんを避けすぎてて、意外と晶さんの事を分かっていませんからね」「むぅ。それじゃあ聞くけど……アンタ私の事どう思ってるの?」「超怖い人だと思ってますわぎゃぁ!?」「何で私が怖い人になるのよ!」「そう言う事したり、睨んだりしてくるからですよ!」 ここまで露骨に殺意と攻撃をぶつけてくる人が、怖くないワケ無いじゃないですか。 どうやら姉弟子は、僕に恐れられていると言う自覚があまり無かったらしい。 僕的には、だいぶ分かりやすく態度に出ていたと思ったのだけど……ああ、文姉もそう思ってましたか。ですよねー。「……アンタは、卑屈な態度を取りながら内心で私を小馬鹿にしていると思っていたわ」 「はぇ? 何で僕が姉弟子を小馬鹿にするので?」「そりゃまぁ、あんだけ好き放題に翻弄してたらナメられているとも思うでしょう」「アレは姉弟子の隙をついてるだけです。と言うか、本気で舐めてる相手だったら翻弄なんて事はしません」 ぶっちゃけ純粋な実力で言うなら、自分よりも数段上だと思ってますとも。 まともにやり合ったら確実に負けると分かっているからこそ、不意をついたり混乱させたりさせているワケで。「どっちかと言うと、姉弟子の事は尊敬してますよ? 強いし賢いし真面目だし――睨まれると怖いけど」「え、あ、うん。……そうなんだ」 あれ? 何だか姉弟子が物凄い呆気に取られてるぞ。 どうしたんだろうか。何か、思いもしなかった事を言われたみたいな顔をしている。 僕の評価、そんなに意外だったのだろうか。 まー、僕の態度は基本相手を敬っている様に見えないと評判だけど。 ここまで驚かれるって事は、姉弟子の中の僕はよっぽど彼女を見下していたのだろう。「自分の宿敵だと思っていた相手が、自分を敵視するどころか尊敬していたと聞いて拍子抜け。って感じですね」「そ、そんな事無いわよ」「露骨に敵意が失せてますよ。本当に分り易いですねー、貴女は」「ぐむむむ……つ、次の質問よ!」 「了解です。ガンガン答えちゃいますよ!!」「えっと――えっと――」 さすがに急過ぎるフリで、質問の内容が思いつきませんか。 と言うかどうも、最初の返答で姉弟子の勢いを思いっきり削いでしまったようです。 憑き物が落ちきってしまった。みたいな表情の姉弟子は、まるで何かに縋るようにして新しい質問を考えている。 ふむ、ここはこっちから何か言ってみた方がいいのかな? 出来る限り友好的な態度で。「とにかく、僕は姉弟子の事が大好きですよ!!」「死ねい!」「ごふっ!? なっ、何故に地獄突き!?」「イラッときた。こっちの葛藤をちっとも分かってない、そのお気楽極楽っぷりにイラッときた」 分からん。姉弟子の考えている事がちっともさっぱり分かんない。 とりあえず助けを求めるべく、僕は文姉の方を振り向いてみた。 ……アレ、なんだろう凄くつまらなそうな顔してる。「うーわー面倒くさい。この兎、思春期の男子の二倍くらい面倒くさいですよ」「な、何の事よ!!」「言っていいんですか? 晶さんの前で、鈴仙さんが何の事で葛藤しているのかを」「おぐっ」「文姉、姉弟子が何に戸惑っているのか知ってげふぅ!?」「うるさい、追求するんじゃないわよ!」 ダメだ。もう何か、誰が何を言っても姉弟子が僕を殴る流れが出来上がりつつある気がする。 ここは「そろそろお開きにしましょうかー」と言ってしまった方が、僕の被害を抑えられると思うのですが。 無理だろうなぁ。言っても殴られるだけだろうなぁ。 うん、覚悟を決めよう。僕は姉弟子の機嫌を守るためにサンドバックになるよ! ――そんな僕の覚悟は無駄にならず、結局その後の質疑応答タイムでも僕はシバかれ続ける事になったのでした。 まぁおかげで、若干姉弟子の心象もマシになったんでよかったという事にしておきます。ええ、しておきます。 ……だけどあの人、結局診察らしい診察は一切しなかったね。別に良いですけど。◆白黒はっきりつけますか?◆ →はい いいえ(このまま引き返してください)【教えろっ! 山田さんっ!! りべんじっ!!!】山田「うぇるかむ、この狂った時代へようこそ! 私が山田さんです!!」賢将「……待ってくれ。何故私が、この世界の裏側であり最北端であるこの場所に呼ばれなければならないのだ」山田「やだなぁ賢将(笑)さん、貴女ならとっくに分かっているんでしょう?」賢将「君の相方は、あの不憫属性を凝縮した死神じゃないのか」山田「馬鹿め。死神Aはすでに始末したわ」賢将「私は穴埋め役か……」山田「そう言う事です。どうせ本編でも似たような事してるんですから、観念してツッコミに専念しなさい」賢将「汚れ役の経歴しか付かん無報酬の仕事場で、延々と胃を痛めてツッコミするのか。……泣きたくなるな」 Q:晶君は進学校に行ける程度だそうですが、早苗さんを含めて偏差値ってどの程度なんですか?山田「わりとヒくくらい頭良いですよ、両者共に」賢将「……言わんとせん事は分かる」山田「中学時代のテストではどっちも上位組で、晶君も余裕の推薦を取って進学校へ進んでます」山田「ちなみに風祝は中学卒業前の時点で幻想入りを決めていたので、ハナから進学の意志がありませんでした」賢将「ふむ。で、具体的な偏差値は?」山田「そういう数値は具体的に出すと面倒な事になるので、しません」賢将「……それでは、質問に答えていないのと同義ではないか?」山田「ああ、これくらいかなぁと察してくれれば良いんですよ。ちなみに中学も進学校も極々平均的な所です」賢将「飛び抜けた天才ではないが、秀才と呼ばれる程度には優れていると言った感じだな」山田「まぁ、幻想郷じゃほぼ無意味な賢さなんで深く気にしなくて結構ですよ。所詮学校教育なんてそんなもんですあはは」賢将「状況が特異過ぎるだろう。学校教育以外の常識も通じない場所だぞ、幻想郷は」山田「ケッ、真面目っ子ぶりやがって」賢将「そう言うコメントを言わせるために呼んだのは貴女だろうが……」 Q:つまり、その二人が出た今なら山田っちゃんも最下位を脱出できるのでは!! 幻想卿乳くらべ最新版!教えて ぺチャパイ 貧乳 山田先生!!(某熱血教師風山田「まぁそういうワケです。ポチッとな」死神A「あぎゃー!?」賢将「今、この件で始末されたと思しき死神がまた同じ理由で始末された様な気がしたのだが」山田「ムシャクシャしてやった、今も後悔はしていない」賢将「そうか。……それじゃあとっとと質問に答えてやってくれ、死神Aが何度も酷い目に遭う前にな」山田「そうですね、では幻想郷最新版乳くらべと参りましょう。――ポチッと」死神A「勘弁して下さい山田様ぁぁぁああああ!?」賢将「哀れな……」巨 死神A 小町 衣玖 お空 幽香 美鈴 神奈子 幽々子 勇儀 白蓮 紫 永琳 雛 魅魔↑ パチュリー 早苗 メルラン 藍 一輪 アリス 文 星 慧音 神綺 パルスィ普 咲夜 妹紅 鈴仙 リリカ 水蜜 魔理沙 輝夜 椛 小傘 霊夢 小悪魔 にとり 秋姉妹 お燐↓ メディスン リグル ルナサ ヤマメ 大妖精 てゐ 妖夢 ミスティア キスメ レミリア チルノ ルーミア フランドール 諏訪子 橙 さとり こいし ナズーリン貧 阿求 山田 映姫 天子無 晶 上海人形 傘 神剣 雲山 霖之助山田「人数が増えてきたって言うか、貧乳ブービーの数が多くなったので名前は短くしています」賢将「……私はブービーなのか。てっきりワーストだと思っていたのだが、フリ的に」山田「作者的に、貧乳四天王に匹敵する逸材は地霊殿星蓮船組には居ないそうです。ケッ」賢将「それと、地獄烏がシレッと最上位に居て聖が次点に甘んじてるのは……」山田「聖人の方は相対的評価です。きょぬーは確実だとしても、横に並んでるメンツと五分かなー。だそうです」賢将「それを言うなら、地獄烏も同じだと思うが」山田「……邪神曰く『無垢な心にナイスバディと言うギャップに勝てなかった』そうですよ」賢将「つまり趣味か」山田「そうです。――ポチッとな」死神A「いっそ殺してぇぇぇぇえええ!?」賢将「……ムゴい」山田「とりあえず後で邪神は葬っておきますね」賢将「好きにしてくれ。……ところで、無乳の所なんだが」山田「そこは触れてはいけない部分です。無視してください」賢将「あ、ああ……分かった」山田「ではでは、今回はこのへんでー。――えい、十六連打」死神A「結局アタイが痛い目に遭う役なんですかぁぁぁぁああああ!?」賢将「………………………………………………………………………………………………帰って寝よ」 とぅーびぃーこんてぃにゅーど