「まったく、タマはいつも寝てばかりでいいよなぁ」こたつの中で丸くなって寝ている猫を足でつつくともぞもぞとこたつ布団から出てきて後ろ脚で顎の下や顔をげしげし掻きはじめるそしてニャーと無くとガラス戸をがりがりし始める「なんだまた外に遊びに行くのか」鍵を開けると前足を隙間に入れてずいーと開けると暗くなり始めた外に音もなく歩き出した