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No.25087の一覧
[0] ようこそ、ハイグレンストへ![Yオン](2010/12/25 23:19)
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[25087] ようこそ、ハイグレンストへ!
Name: Yオン◆f4174b2b ID:86799319
Date: 2010/12/25 23:19

偉効世界オーストラント…第二人間界・冥界・魔界・天界・妖精界・煉獄界・神界の七つに寄って構成された、世界。
その世界には様々種族がいた。
2000年前、第二人間界を舞台にした全ての世界との戦争…その名を【滅界戦争】
を乗り越え界間同士で平和条約が締結された。

その2000年後、第二人間界、魔界の界門境(国境見たいな物)近くのとある街。

街の領主館の一室で、紅茶を飲んでいる男が居た。

その物は耳が尖っており、肌は紫、髪は白い短髪、青い目をした青年。
服は中世の貴族が来ているような黒い服を身に包んでいる。

そう彼は一応爵位を持った貴族である。

青年は紅茶をテーブルに置きテラスに出る。

そして外を眺め…


「どうしよう、街が壊滅した…」
と地面に突っ伏した。


話を遡る事と数十時間前の前日の深夜。
突如この街に魔界の軍勢が大挙して進行し、街は壊滅…
この街も抵抗はしたが、村人の保護を最優先にした結果。
この領主館とあと二つの建物を残して壊滅した。

村人は今朝来た王国軍の護衛の下、王都に避難…彼も行きたかったが、自分の領地を置いていく事が出来ず、此処に残って、黄昏ながら紅茶を飲んで居たしだいだ。



遅くなったが彼の名は…

レイン・ホードマン・ハイグレンスト
爵位は侯爵、種族はダークエルフ
年齢は22歳 職業、魔道師謙領主

変人領主、マッドウィザードのあだ名を持つ

ハイグレンスト街…の現たった一人の街人

そう彼を中心にした物語は此処から始まるのである。



[ようこそ、ハイグレンストへ!「日誌・1ページ目、復興開始!まずは仲間を集めよ!」]



ハイグレンスト街の裏山、レインは息を切らせながら山を歩いている。
道中、モンスターが出る物の魔力の放出による威嚇で、直ぐに逃げるので戦闘にはならない。


裏山を歩く事…2時間半、林の中に小屋がある。

レインはそれを見つけると小屋の方に近づく…
近づいた瞬間、小屋の扉を突き破ってナイフが三本レインを目掛けて飛んでくる。


レインはすばやく右に飛びのく。


瞬間、黒い影が扉が開き凄まじいスピードでレインの背後に回り込む。


黒い影は手に持っていた長刀を抜きレインを縦一閃に切り裂く。

切り裂かれたレインは…倒れないゆらゆらと揺らぎボウっと燃えて消える。


「フッ…」
黒い影の正体、黒髪の長髪の男、黒い布の服と茶色のズボンを履き、かなり長い長刀を持っている。

男は長刀を鞘に収め何事もなかったように小屋に帰っていく。


「何事もなく帰んな!ボケが!!」
と男の後ろからさっきバッサリと切られた、レインが男に向かってドロップキックをかます。


「ぐは!!」

見事にドロップキックを喰らい男は背中を抑え悶絶する。


「俺の腰が俺の腰が…!!」
そう叫びながら立ち上がり、レインに目つきをする。


「ぐああああ、目が目が!!!」
某・天○城の黒幕の名台詞の如く目をおさえのた打ち回る。



「うおりゃー!」
立ち上がり男に蹴りをかますレイン。


「おりゃー」
男も負けじと殴る


そしてレインも殴り返す。




其処から延々と醜い殴り合いの喧嘩が二時間。



両者ダウンで決着。


「はぁはぁ、久しぶりじゃないかレイン」
ピクピク地面に倒れて痙攣しながら、男はレインに話しかける。



「うっせー、いきなり斬りかかってくる奴が言う言葉じゃないよなそれ?」

レインもうつ伏せに倒れそう言う。



この男の名は
バーン・アルテイン
職業・傭兵剣士 年齢22
種族ハーフエルフ 特技 殺害全般
趣味武器漁り、爵位無し平民

レインの幼馴染である。

「もういい加減、人嫌い治せ!」
彼は人嫌いなのである、故に山に籠っている。
金が欲しい時は戦場で傭兵、賞金首を倒して小金を稼いでいる。
剣の腕は一流にして一騎当千、王国軍やあっちこっちからスカウトが来るぐらいだ。


「だが、断る!」
即答である…人嫌いで毎回殺されかける身にもなってくれ。


十分後、バーンの小屋


「で、ハイグレンストの領主さまが俺に何の御用で?」
と、お茶を出されそれを啜りながら、バーンは聞いてくる。


「昨日、内の街が壊滅しちゃった。テヘ」
バーンもお茶を啜っていたので、その事を聞いた時そのお茶を俺に向かって吹く。

「ちょっと待て!昨日やたらモンスターが多く出ると思ったが、お前の領の【特例都市】を襲いに来ていたのか!?」

「うん、軍の編成を見たら明らかに魔界軍の所属モンスターだらけだった」


「おいおい、お前の街は先代領主…二千年前の滅界戦争終了宣言時から魔界と第二人間界に不干渉条約を締結しているはずだろう?
それに、お前と守護獣が居れば大概の軍勢には勝てるんじゃ?」

「へ?守護獣は、妹の修行と言う名の漫遊旅行の護衛で勝手に持って行かれた。
後、魔界軍の黒龍相手にどないせーちゅうんですか?」

黒龍、全長:約2099.9cm 全高:約875cmの巨大モンスター。
特徴すべき点は、高位の反魔力能力、下手な魔法や結界は簡単に引き裂き
その巨大な爪や尻尾を持って、すべての敵を粉砕する魔界軍主力兵器


「…ドンマイ」

憐みの目でこっちを見て来る。


「メイドのクーちゃんと、執事のウォードは長期休暇で里帰り…一人で領主館と村人全員守った、俺を褒めて欲しいよね」
一番戦力がスカスカの状態の所を狙われた故の始末である



「あの、魔王様が約束事を破るお人には見えないんだがな…」
魔界があるならば、魔界を統治している魔王が居る。
だが、この世界の魔王は一般的な魔王はとは違い。
世界侵略何それ?おいしいの?っと素で言う人で、趣味の漬物を漬ける事を日課にした。
超が着くほど温厚な人である。


「と言う訳で、俺のサポートして雇いたい」
いきなり本題に入るレイン。


「何がと言う訳だ…おい、何がと言う訳だ。大事な事は二回言うぞ」


「頼むよ~街の復興には優秀な人材がいるんだよ~お前そのあたりも得意だったよな?
俺達の中だろう?」


「はぁー!?」

ものすごく嫌な顔をされる。

「か、金なら結構あるんだぞ!?」
実際問題かなりあります。


「お前は何処の悪役だ!!」


「コホン、まぁ実際問題、天然のクーオンやあのウォードじゃ。
街の復興は難しそうだしな…。だが、お前は忘れているだろうが…俺は他者と接するのが嫌いだ」

「う~ん、良いんじゃね?」


「…すまん、よく聞こえない?」
耳が遠くなったんだろうもう一回言ってやろう


「いや、良いんじゃね?」
レインの言葉を聞き頭を抑え、二、三秒考えたバーンは直ぐレインと向き合う。


「解った、但し条件がある。俺のほかに…ドロテアを雇うのが条件だ。
奴も俺と同じハイグレンストの出身だ」

それを聞いたレインは逆に汗を流す、ものすごい量で。


「へ…あの、大盗賊団の巣窟に行けと申されるのか?お主は?」
彼レインは魔法だけなら目の前のバーンと互角に戦えるほどの才能を持ち、現に昨夜の千にも及ぶ魔物達の大群を一人で一人の負傷者も出さずに、街の崩壊と引き換えに民達を守りきった。
そんな彼が明らかに動揺している、ものすごく動揺している漏らすほど。

「解ってる、解ってる。おれも一緒に行ってやるから…」

「なら、明日行こう…」


「はぁ?今すぐ行くぞ」
そうバーンは告げる。
告げられた本人は、は?まじこいつ頭おかしくね?と言う目で見つめる。


「一応聞くが、まじでドロテアを?」

「ああ、お前ドロテア苦手だっけ?まぁ、ルナよりマシだからいいだろ?」
ルナと言う名が出た瞬間レインはすばやく首を縦に振る。



「と言う訳だ、日が沈まぬ内に行くぞ」

「いやああああああああああ!!!」
当初やる気も微塵もなかったバーンがレインの後ろの襟首を掴み引きづりながら小屋を後にする。

街の復興はまだ遠い。






















第一人間界・2010年・12月25日・現代・日本・場所・東京・原宿


東京・原宿の街の中、少年達は走る。


人混みかき分けて、後ろに手を繋いだ少女と共に走る。

走っている後ろの方向で赤い爆発が起りその瞬間悲鳴が聞こえる。

何者かが人混みを吹き飛ばしたのだ。



「クソ!マジかよ!?一般人ごと!?」
後ろの惨劇を観た少年は、スピードをあげる。

路地の角を曲がると


「待ってたよ」
三人の黒いフードを被った者たちが、待ち構えていた。



「チェックメイトだ、現代世界の少年よ」
後ろからも、追ってきた黒づくめの男が現れる。


「その少女は君の様な、低階級の世界の住人と住む世界が違うのだ。
命までは取らん記憶を消すだけだ。
その少女をこちらへ渡してもらおう」
黒尽くめのフードの一人が言う。

「誰が渡すか!?」
少年は叫ぶ。


「なら、貴さまも…この真・魔界四天王が一人、火の持国天が引導を渡そう!!」
後ろにいた男はフードを脱ぎ捨てると、大人の身長だった姿が一気にマンション五階建て分の身長まで伸び、顔からは日本の羊の様な角が生え、その男に見合うような緑の鎧を着て、背中には雄々しいほどの悪魔のような翼をはやした…

化け物が其処に現れた―――――――





「ば、化け物!!」
さっきから、人間業じゃない様な事を一杯してきたが今度こそしる。
彼らは人間じゃないと。




「やれやれ、時国天さんは気が短くてしょうがない…」
自分の驚きを余所に黒フードの一人がいつの間にか真横に居り、少女を捕まえている。


「■■■!!」
少女の名を叫ぶが時はすでに遅し。


「死ねぃ!!小僧!!」
大男の巨大な右手から炎が出てきて、それを少年にぶつけようとした瞬間。


少年の真下からいきなり現れた魔法陣が輝きだす。


To be continued




後書き―――

下痢をしながらリア充破裂しろと思いこれを書いた次第であります。

この作品は一応街復興物ドタバタギャクバトルです。


主人公が街壊滅した領主レインと
名前が出てない現代日本の少年の二人です。

オリジナルを書くのは初めてで結構緊張気味…

感想とアドバイスをくれたら嬉しいです


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