◆Fate DS night◆
D.Sがメディアの口上を手で遮ると同時に、距離を置いたライダーが魔眼でメディアを睨んでいるが、それも魔術師の英霊でありD.Sから無尽蔵に魔力を供給されている。
彼女には通用しなかった。
「無駄よ。いくら貴方の石化の瞳が優れていると言っても、既に開放した魔眼が通用しないのが分からないのかしら。
しかもその魔眼の効力の源の土着神の名前まで貴方は曝してしまっているわね。最早―――貴方の魔眼は私たちには無力に等しいわ」
メディアがライダーの石化の魔眼は無力であることを伝えた後にクスッと笑う。
それを確認したライダーは全く動じる事はなく、落ち着いた様子でD.Sとメディアに話しかけた。
「確かに・・・私の魔眼はあなた方には最早効果が無いようですね・・・・・・ですが我が呪われた魔眼を封じたぐらいで私に勝ったと思われては困ります。
・・・それに貴方達は私のクラスを忘れています」
「私のクラスはライダー。此処で戦いを望んだのは失策と言わざるを得ませんね。キャスターとそのマスター。貴方の宝具がどれだけ優れているかは知り得ませんが・・・
宝具の出し合いの前には、魔術師風情の宝具など無力だという事を教えて差し上げましょう」
「・・・それに例えどんな英霊であろうとも我が疾走を妨げる事はできない」
ライダーの綺麗な口元が緩み軽い笑みが浮かぶ。
その後に眼前の二人から更に距離を取り、鉄杭を持ち自分の首に突き刺した。
「なっ・・・」
これはメディアも予想していなかったのか、驚いてその様子を見つめていた。
一方でD.Sは全く動じた様子もなくその行為を見つめていた。
ライダーの血飛沫が蜘蛛の形を書いた紋様を彼女の目の前に展開させていき血で編んだ召喚陣が完成していく。
その行為の意味する事に気付いたD.Sは一言言った。
「阿呆が」
「・・・確かにね、いくらサーヴァントの魔力が桁外れと言ってもあんな事が何回もできるわけじゃないわ」
いくらサーヴァントの宝具が規格外といっても彼女のように毎回、自分の首元に鉄杭を刺すほどの
血液量が必要となればそう易々と使えるものではない事が理解できる。
「おい!ボサッとしてんじゃねえ!!来るぞ!!」
D.Sが吼えメディアに注意を促す。
「五月蝿いわね。分かってるわよ!!」
何故かは分からないが、どうもメディアはD.Sに対して素直になれていなかった。
見る間に血の召喚陣が完成して圧倒的な魔力と共に何かが凄まじいスピードで飛び出してきた。
ゴウッ!!
その物体が飛び出してきた後に土煙が立ち草木が揺れて、木々がバサバサと音を立てて揺れていく。
D.Sとメディアは警戒していた為にコレに反応できていた。
そこで二人は見た。
夜空に浮かび上がる白い流星の如きの天馬(ペガサス)の姿を。
「オイ、分かってると思うがな、アイツの正体は・・・・・・」
D.Sが言い終える前に横からメディアが口を挟む。
「分かってるわ、メデューサだって言うんでしょ・・・完全に予想外だわ、アレほどの宝具があったなんて」
ギリッとメディアが口元を噛み締めて、D.Sを見つめる。
(・・・魔法に匹敵する幻想種・・・どうにかして、彼だけでも逃がさないといけないわね・・・)
メディアは自分の持ちえる能力では、彼女の宝具に勝る物がないと持ち前の頭脳で悟ってしまえた。こういう時には自分の頭脳の明確さが嫌になってくる。
いくら彼女がD.Sから無限に等しい魔力を与えられていると言っても彼女はD.Sの様に真正面から戦いをしてきた経験などないのだ。
彼女の戦い方とは事前に敵の情報を収集して、用いられるだけの策を用いて戦いに当たるのが彼女の戦術である。
一方でD.Sはイノシシの様に敵に突進して行き、その戦いの中で用いられる数多の呪文で目の前の敵を蹴散らしていくのである。
そして敵が強力なれば、自身の魔力と喚起できる呪文のバリエーションの中から最も効果的な呪文を叩きつけるのである。
すなわちメディアは戦いの前にあらゆる策を練る魔術師であり。
D.Sは戦いの中であらゆる策を練る魔導師である。
この二人の長所が合わされば、どんなサーヴァントにも勝てると思われるが・・・・・・D.Sの性格が変わらない限りは皆無だといっても間違いないだろう。
それにメディアがD.Sの事を全く知らないのであるから作戦など立てられるわけがなかった。
上空にいるライダーが歓喜に満ちた表情で笑う。
「・・・フフフフ」
「どうやら分かったようですね、魔術師の英霊にしか過ぎない貴方が私と戦う事の愚かさが・・・」
「私の宝具はどうしてもその威力故に人目についてしまう。故に自由に使える場所も少ない。だが此処でなら私の宝具は最大限の威力を発揮できる」
D.S達のいる場所はかなりの広さを持った新都の公園である。
確かに此処でならあの天馬の能力を最大限に生かせるだろう。
「せいぜい足掻きなさい、貴方達では私の子に触れる事さえ出来ないのだから」
その言葉を聞いて心配そうなメディアの視線を受けていたD.Sがメディアに言った。
「おい。何しけた面(ツラ)してやがんだよ。まさか俺様があんな野郎に負けるとでも思ってやがんのか?」
その言葉を聞いたメディアは、一瞬キョトンとした顔になりD.Sに口答えをした。
「・・・・・・だっていくら貴方が強いと言っても、竜種に匹敵するほどの神秘があの幻想種にはあるわ・・・・・・悔しいけれど私には
アレに匹敵するほどの宝具は無いわ」
メディアが悔しそうにD.Sに告げる。自分ではアレには適わないと。
ライダーの乗る天馬が必要な距離を取り、最高速度に近い加速度でメディアとD.Sに突っ込んでくる。
「こうなったら、貴方だけでも逃がす方法を考えるから邪魔だけはしないで頂戴・・・キャ!!」
D.Sは黙って聞いていたが、邪魔をするなと聞いた瞬間にD.Sがメディアの首筋をの襟を掴み後ろにすっ飛ばした。
そしてメディアに指を指して言った。
「ごちゃごちゃとうるせえオンナだな、いいからオマエはそこでを黙って見てろ」
「・・・な、何よ!!人が心配しているのに貴方のその態度は!!」
D.Sはアレに勝つと言っているのだ。
メディアは空間転移の呪文を詠唱しようとしていたが、もう既に間に合わない。
最高速度に達した天馬が時速400~500キロに近い速度で魔術障壁を持って突進してくる。
それはさながら戦車がそれほどの速度を出して突進してくるようにも見える。立ち向かう事ですら愚かしく思える程の圧倒的な存在感だった。
だがD.Sはこの窮地にあっても微動だにしていない。不適な笑みを浮かべて初めてライダーに立ち向かった時と同じ仁王立ちをしている。
その姿を見たライダーは諦めと感じ取ったのか。
「どうやら、我が宝具の前に恐れをなし諦めたようですね」
「消えなさい!!」
「騎英の手綱!!(ベルレフォーン)」
否D.Sは諦めてはいない。その突進を前に両手を突き出して受け止める姿勢を見せて、結界や魔術障壁を幾重にも張り巡らせていた。
そのライダーの宝具を前にして未だに犬歯を見せて笑っていた。それは獣の如き笑みだった。
ドグシャ!!
聞いた事の無い、鈍い音が辺りに響き渡った。
「・・・なっ」
眉を吊り上げて驚愕したのはライダーだった。
この大軍宝具の突進を止めようと考える愚か者(ドンキーホーテ)が何処にいるんだろうか、いや目の前にいる男がそうだった。
「正気ですか、貴方は・・・」
ズザザー!!土くれや砂埃を辺りに巻き上げて、D.Sが天馬の突進を食い止めていた。
パリン!!ガシャ!!幾重にも張り巡らした障壁が砕けていく音が聞こえてきた。ブチブチと筋肉の千切れる音が聞こえてくる。
天馬の上腕筋、三角筋とD.Sの鋼の筋肉が千切れていく音がライダーには聞こえてきた。
土ぼこりを派手に上げて大質量を思わせて爆走してい天馬はまるで鋼鉄の塊に激突したかのようにつんのめった。
二本の足が反動で尻ごと空中に浮いて、ライダーと天馬の魔力が生み出した異常な慣性エネルギーをD.Sの作った障壁と地面との摩擦エネルギーが
ドンドンとその速度を相殺していく。
既にD.Sの腕からはおびただしい出血が見えていた。アレほどの質量の体当たりを食らって一瞬で消し飛ばないだけでもさすがと言えよう。
だがライダーにはD.Sが砕け散るのが時間の問題とも思えた・・・・・・
「愚かな事をするのですね・・・ですが貴方の蛮勇とも思える行動は私は嫌いではありません。
せめてその名前だけは心に留めて置くとしましょう」
パシン!!とライダーが天馬に鞭を入れて更に力を増す。既にD.Sの魔力で編んだ障壁や結界は全て砕け散っていた。
これ以上力を増されたらいくら魔人D.Sと言えど吹き飛んでしまう程のエネルギーがあった。
それでもD.Sの天馬を止めるのをやめようともしない、愚か者の極みとも言える行動であった。
そしてD.Sは持てる最大限の力を振り絞った。
「ががが・・・・・・ぬぅぅぅああああああああ!!」
D.Sの気合の雄叫びと共に天馬は止まった――――――派手に土くれを巻き上げて百メートルぐらいはその後が残っていたが、それでも天馬はその動きをD.Sによって止められていたのだ。
メディア、ライダーと共にそのD.Sの行為を信じられなかった。
いや信じたくなかったと言った方が正しいのであろうか。一体誰がA級にも匹敵する宝具の体当たりを止めたという事を信じればいいのであろうか。
しかもそれがサーヴァントから見れば唯の魔力が桁違いの人間だという事に。
それもそのはずである、此処にいる男は生きながら伝説になった男で核の一撃にも匹敵する魔神の一撃を止めた男なのだ。
「・・・貴方は本当に人間ですか」
「・・・嘘」
・・・
・・・・・・
「ようやく止まりやがったか」
ゼエーゼエーと息も絶え絶えにしながらD.Sが天馬を止めた事を確認してD.Sは手に魔力を収束させていくと両方の手の平に神秘象形(シンボル)が浮かび上がっていった。
その収束された魔力をライダーに向けて開放した。
「うらぁアアアああ!!」
「封邪滅相呪弾!!(ヴァーテックス)!!」
D.Sが放ったのは悪魔や魔神といった主物質界以外に存在する、より霊的に強力な生物に対して用いる呪文で封殺・調伏等の効果がある呪文であった。
この破邪の光弾を解放し敵の霊質に直接影響を及ぼすエネルギー弾を作り出し放ったのだ。
コレに身を包まれたライダーは、身動きはおろか動く事さえ出来なくなっていた。
そして魔力切れを起こしたのか天馬もその身を光に変えて消えていった。
普通の英霊ならこの呪文に対して対呪(レジスト)能力が発動するのだが、ライダーの神性はEでありその正体は英雄に倒された化け物でもあった。
それに対してはこれらの封魔呪文の威力は見ての通り効果は抜群であった。
「・・・く」
もちろんD.Sは最初っから彼女を殺すつもりなどない。封魔呪文で動けなくしただけである。
戦いが終わったのかを判断したのか驚愕の表情を浮かべて歩み寄ってきた、メディアに対して言った。
「・・・・・・何だよ、テメエは信じられねえ物でも見た顔しやがって、もしかして俺様がやられるとでも思ったか」
ニヤリと不適に笑い、メディアは信じられない物を見たかのような驚愕の表情を浮かべて口をパクパクさせていた。
「・・・何だよ金魚みてえに口をパクパクさせやがって・・・・・・そうか!!口付けでも欲しくなったか!!」
D.Sが近づいてきた、メディアの顎をクイッと上げてその柔らかな唇に接吻を交わそうとしたら、
メディアが右拳でD.Sの顔をグーで迎撃した。少々鈍い音がして、さすがのD.Sも痛がっていた。
「テメエ!!この超絶美形(ハンサム)様の顔に何しやがる!!顔が変形したらどうするつもりだ」
「あら、ごめんなさい。D.S。貴方も女性を扱うならムードぐらい弁えて頂戴」
「・・・大体あなた、あの宝具の激突にも耐えたんだから、それくらいは我慢したらどうなの?」
マスターに手を掛けた事を悪びれた風もなく、軽い口調で流していた。
(何よ・・・人が折角心配してみれば、何事も無かったかの様にケロッとしちゃって、心配しただけ損じゃない!!)
既に戦いは終わり・・・・・・最早―――身動き一つできないライダーは戦う事すら出来ないだろう。
それは素人の目にも明らかだった。だがライダーの偽りの主は違っていた。
「おい!!動けよ化け物!!僕が殺されちゃうだろ!!」
「立て、僕の命令が聞けないのかこのグズ!!」
慎二が怒声を放ち命令を言う。だがD.Sの封魔呪文はそんな偽りの命令で破れるほど甘くは無い。
それでも慎二はその手に本を持ち命令を下していた。
「折角僕がマスターになってやってるんだぞ! 立て! せめてこいつ等を道連れにして死ね!!」
遂にライダーに令呪の強制力が働いた。ライダーの体を全身に電流が走りその電流がライダーの神経一本一本を焼き尽くす。
ライダーの綺麗な顔が苦痛に歪んでゆく。
そして彼女はその苦痛に抗う為に封邪滅相呪弾の結界を壊そうとする。
しかし偽りの令呪では、本来の力は発揮できずライダーはその魔力をドンドン消費させていくだけだった。
ライダーは自身の残った体力でこの結界を打ち破れないか考えていたが、彼女の主は違っていた。
彼女の残った魔力を偽臣の書によって無理に消費させていた。全くの悪循環である。
その光景を間近で見ていたD.Sはメディアに対して言った。
「おいメディア・・・”アレ“だアレを出しやがれ」
「アレって何よ、D.S。もしかして貴方・・・本気で彼女を助けるつもりなのかしら」
「いちいちうるせえオンナだな。血を流してるのは誰だと思ってるんだよ」
さっき助けるといったのだが、なおも口答えをしてくるメディアに対してD.Sは口を尖らせて言った。
そう言われてD,Sの血まみれになってズタズタになった手を見たら何も言い返せなくなってしまったのである。
「・・・しょうがないわね、その前に」
そういい残してメディアはD.Sの手の治療をしようとしたが、よく見ると巻き戻しのビデオのようにD.Sの傷が治っていくではないか。
その光景に眉を吊り上げて驚いていたメディアは言った。
「・・・D.S。貴方のその体・・・もしかして絶えず回復(ヒーリング)掛かっているのかしら?」
「あん・・・よく分かったな、まあ俺様は不死身だからな」
(ますます、心配するだけ損じゃない)
メディアは口元を閉めて、キッとしたかのような表情を浮かべていた。
「・・・ハイ、これでいいのかしら」
メディアはD.Sに破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)を手渡した。
その顔には少し奥歯を噛み締めるかの様な表情があったのは気のせいであろうか。
その短剣を取った、D.Sはライダーに短剣を刺そうとしていた。
ライダーも観念したのか、その目には力尽きて諦めの表情があった。
「・・・苦しいか、メデューサ。待ってろ、今楽にしてやるからな」
破戒すべき全ての符!!(ルールブレイカー)
その短剣をD.Sがライダーに刺すと共に魔力が収束していき彼女を繋げるあらゆる鎖が立ち切れていく。
そして、慎二の持っていた偽臣の書が燃えあがっていくではないか。
ライダーは契約の破棄による痛みの所為か膝を降りその身を大地に倒した。
「ああああ、うああああああ!!」
慎二が偽臣の書を燃えて灰になったのを見て少し硬直して、急いで逃げようとしたのだがそれを許すD.Sではなかった。
D.Sの拳が慎二の顔面にヒットして派手に慎二が土煙を上げて吹っ飛んでいく。
「確か・・・オマエだったよなこの俺様を殺せとか、自分では何もせず下らねえ事を言いやがったのは」
D.Sが慎二の顔を足蹴にしてグリグリと踏みにじっていた。
「一つだけ言っといてやる、俺様はテメエみたいな腑抜けが大嫌いだ」
D.Sの青い瞳が真っ赤に染まり猫科の猛獣を思わせるスリットに変貌していく。
そこで慎二は悟ってしまった。この男に手を出す事自体が間違いだったのだ。
最早、腰が抜けて立つ事さえ出来なくなってしまった。
「・・・ああ、お前、・・・ぼ・・・ボク、僕を殺すのか・・・・・・僕はもうマスターじゃないんだぞ、だから関係ないんだ」
「何だよ、オメエ降参してえのか」
慎二は足蹴にされた、顔をコクコクと動かしながら返事をしていた。
「フーン、降参ねえ」
D.Sは一応検討するかのように考えている素振りをしていた。
「駄目だな、テメエみたいな腑抜けが生きているのは許されることじゃねえ。苦しんで苦しみぬいて死ね・・・ハハハハハハ!!」
D.Sが哄笑を含み高らかに笑って宣言する。
「うわああああ、きゃあアアア!!」
涙と鼻水を垂らしながら奇声を発しているが、それは慎二が戦争に対して命を失う覚悟さえ見せていない証だった。
メディアもD.Sの事を止めようともしない、ただ黙って見ているだけだった。
慎二が死んでいくのを止めるものは誰もいない様に見えたが、D.Sを止めるものが一人だけいた。
「待ってください!!」
それは偽りの書によって、慎二のサーヴァントになっていたライダーであった。
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CLASS キャスター(魔術師)
マスター / ダーク シュナイダー
真名 / メディア
性別 / 女
身長・体重/ 163cm 51kg
属性 / 中立 悪
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筋力□□□□□ E 魔力■■■■□ A+
耐久■□□□□ D 幸運■■■■□ B
敏捷■■■□□ C 宝具■■■□□ C
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~~クラススキル~~
陣地作成:A
魔術師として有利な陣地を作り上げる技能。“工房”を越える“神殿”を形成することが可能である。
だがD.Sから無尽蔵に魔力を供給されている為に陣地を作る必要性が全くない。
道具作成:A
魔力を帯びた道具を作成できる。擬似的だが不死を可能にする薬を作ることもできる。
■保有スキル
高速神言:A
神代の言葉を用いて、呪文・魔術回路を使用せずに術を発動させることが出来る。
極めて便利な技能だが、神代の言葉であるために現代の人間には発音できない。
コレもD.Sも持っているがD.Sの方がレベルは格上である。
宝具
レンジ 最大補足
破戒すべき全ての符(ルールブレイカー) ランク C ■■■ 対魔術宝具 一人 一人
金羊の皮:EX
かなり高価らしい。竜種を召喚できるらしいが、キャスターには幻獣召喚技能がないため使用無効。
D.Sから言わせれば「何の役に立ちやがんだよ」全くそのとおりである。
「五月蝿いわね!!」
D.Sから無尽蔵に魔力を供給されているがD.S以上の事は出来ない、本来の実力以上のことはできない。
ランクA魔力を放出することは出来る。
感想
思ったよりも早めの更新です。
それと思った事があるんですけど、アーチャーが倒したサーヴァントって
全ルートを通じてキャスターと眼鏡だけですよね、全サーヴァント中最弱のサーヴァントしか倒せていない影の主役ですね。