この作品はひょんな事で幻想入りしてしまった主人公が様々な冒険を繰り返し幻想郷の守護神になるまでを描いたオリ主最強物です。
そういうものが苦手な方はご遠慮ください。
第一話『全ての始まりと終わり』
よぉモニターの前の読者諸君。
俺の名前は○○○○(好きな名前を入れてくれ)、何処にでも居るごく普通の男子高校生だ。
俺はひょんな事から幻想郷と呼ばれる世界に迷い込み、突然特殊能力なんかにも目覚めちゃってさぁ大変。
危険な妖怪ばかりの幻想郷だが、それでも外の世界に戻りたいなんて事は欠片も考えずに毎日楽しく可笑しく人生を謳歌しているぜ。
それよりも俺の能力の自慢を聞いてくれよ。
これがまた凄ぇんだ。
その名も『時間を加速させる程度の能力』
おいおいこれの何が凄いんだって顔だな?
いいか?
この能力は全体の時間を加速させるだけじゃなく、自身の時間のみを加速させることが出来るんだ。
そうする事によって俺以外の時間が遅くなって最終的にストップ・ザ・ウォー。
相手が何か攻撃を仕掛ける直前に発動すればもう無双状態。
まさに無敵。
まさにチート。
あ?それでも俺の能力の凄さがわからないって?
オーケーオーケー、そこまで言うなら特別に目の前で俺の能力を見せてやるよ。
いいか?一回だけこの世界の時間を加速させて見せるから瞬きなんかするんじゃねぇぞ?
見逃したらもう後が無いからな?
何かに気を取られたらもうアウトだぞ?
家の戸締りはしっかりしたか?
携帯の電源は切ったか?
トイレは済ませたか?
おっと!瞬きは我慢しろよ?
いいか?
いくぞ?
それ!
俺は幻想郷の守護神になった。
――――完――――