<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

SS投稿掲示板


[広告]


No.22599の一覧
[0] ガンダム外伝(歴史に残らない男達の戦い)[インデックス](2010/10/18 15:26)
[1] 回想 2[インデックス](2010/11/01 19:25)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[22599] ガンダム外伝(歴史に残らない男達の戦い)
Name: インデックス◆7f1086f7 ID:6b48371a 次を表示する
Date: 2010/10/18 15:26
宇宙世紀0093
中立コロニーのサイド6

この付近の暗礁地域で索敵と警戒の司令官に任命されたある将校がいた。
彼は前線になると思われていた月軌道配置から遠ざけられた…。

ジオン残党と連邦が和議の可能性が出るという理由で、彼が厄介払いされたと噂をされていた。

しかし、当の本人は

「夏休みだな」

と、辺境配置をむしろ楽しんでいた。
まるで直ぐに呼び戻されるのを知ってるかの様だった



「…下、閣下 起きてください! 閣下! ヤマキ中将!」

「…っ、 ん?会議にはまだ時間があったはずだが? 昨日ゲームを遅くまでしてたから眠いんだ 起こさないでくれ」

「閣下、お客様が見えてますが…」

「あ~ん? で?誰だ そんな予定あったか?」


と副官のバインダーを奪い取る様にして予定表をめくるが そこに予定は書いてない

「いえ、予定には御座いませんが 是非にと言われまして…」

「そんなの断りゃあいいじゃねえか!」


とスケジュール表を若い副官に投げた

「いや、ですが幼なじみのキャスパーが来たと伝えてくれと頼まれまして…」


とファイルを拾いながら話した。

「…キャス…!」


するとベッド代わりにしていたソファーから飛び起き

「悪りぃ!直ぐに通せ!」

とズボンにシャツを入れ直しながら伝えた

「畏まりました」

副官はそう言いながら部屋を出ようとした背中に

「あ、あとコーヒー二つ用意してくれ」

と副官に注文を入れた。




身なりを整えてると扉が開き先ほどの副官に従うかのようにスーツ姿の金髪の男がそこに立っていた。

「久しぶりだな」

最初の言葉は金髪の男から発せられた

「どうして… い、いや 珍しいな お前が訪ねてくるなんて」

ヤマキは副官の存在を気にしながら話した

「コーヒーはまだかな?」

追い出すかの様に副官に問いただした

「は、はい只今」

慌てた様に扉を閉めて出て行った…




よほどの客なのか、こんな態度の上官は今まで見たことない

と副官は思った。




「…よくここにいるのがわかったな?」

と金髪男に座るように手を促した。

男は深くソファーに腰を降ろし

「なぁに、有名なヤマキ中将閣下を探すのにそんなに時間はかからないさ」

笑いながら男は答えた

「お前がこのコロニーに来てるなんて、政府のお偉いさんが知ったらひっくり返るぞ …ん? そういやあ入港リストに政府高官が何人かのってたな …まさかお前!」

「流石だな」

と金髪男は足を組みながら言った

「秘密議会ってトコだ まぁ早い話が政府側からの和議の申し立てだ」


ノックの音を聞いてヤマキは口から出かけた言葉を飲み込んだ

「どうぞ」


(あとがき)
時代は宇宙世紀0093年の第二次ネオ・ジオン抗争時代から始まりますが、ここから話を1年戦争時代までさかのぼる話にしていくつもりです。
Ifの要素もあると思うが、こんな男もいたという話を作りたくて書いてみました。
書き始めで評価がとは言いませんが、長い目で見てやってください。


次を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.033069849014282