初めて読む方へ
この作品はエヴァの逆行モノです。
オリキャラが多数登場します。
キャラの性格がかなり変わっています。
ギャグもあります 多分。
よくある逆行者
「プロローグ 開き直りも時には必要じゃない」
ざざ~ん。
ざざ~ん。
赤い海が音を立てている。
浜辺には一人の少年が居る。
知る人ぞ知る碇シンジ、本人である。
しかし、少し変わっていた。彼の容姿が、銀髪赤眼に変わって
いたのだ。
「いや~、暇だ、非常に暇だ。」
彼、碇シンジはサードインパクトから早5年、一人でこの何も
無い世界で生活をしていた。
使徒の力を手に入れたシンジは食べる必要がないとか、眠る必要
がないとか、かなり便利な体にはなったが、いかんせん毎日毎日
暇でしょうがなかった。
「FFは、クリアしたし、ドラクエも飽きたしとにかく暇だな」
彼はこの5年で暇つぶしにゲームやらなにやらをヤリ込みまくり
さらには あやとりや、けん玉、一人オセロなどをやり込み暇を
つぶしていた。
「そろそろ誰か来ないかな~、暇、ひま、ヒマっと。」
そこで彼が赤い海の方を見てみると何のお約束かそこに綾波がい
た。
「あなたは、何を望むの。」
「あ、綾波!!4人目なの。」
「あなたは、何を望むの。」
「え、軽く流すの。折角ボケたのに。」
シンジはシンジで5年ぶりに人にあえて嬉しいようである。
「あなたの願いを一つだけ叶えてあげる。」
「!!! ホントに何でもいいの。」
首を縦に振る綾波
「じゃあ、何かヒマがつぶせるモノを出してよ~波えも~ ん。」
ちょっと悩んだ顔をした綾波が、
「そう、もう一度世界をやり直したいのね。」
「何を言っているんですか、綾波さん。」
「私の中の使徒の力を使いあなたをサードインパクト前まで
戻すわ。」
なぜか納得げに言う綾波。
「また、俺の意見は無視なの」
シンジにしてみればたまったもんじゃない。ただでさえミサト
ゲンドウには会いたくないのに。
「私の古い古い友達がいるはずだから、彼にいろいろ教えて
もらえばいいわ。」
「もう拒否権は無いんだな・・・」
とても嫌な顔をするシンジ。
「それでは送るわ」
そして、光とともに碇シンジは姿を消した。
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