2000年・2月26日京都・帝都城下町---「あっ、居た居たっ♪おーい、タ~ケ~ル~☆」帝都城のとある街中で、タケル・冥夜・霞を待つ美琴・慧・千鶴が居た。タケル達を見つけると、美琴が手をブンブンと振りながらタケルの名前を大きな声で叫ぶ。 「美琴、落ち着けって。…あんな大声で叫ばれたら、こっぱずかしいって…。」「だって、タケル達にしばらくぶりに会うんだもん♪楽しみにしてたんだから許してよ~♪」ウキウキしていて興奮気味の美琴に『やれやれ…』と苦笑するタケルと冥夜美琴と一緒に居た千鶴や慧もちょっと恥ずかしがったりする。 「---そっかぁ~…訓練高等学校も京都に移ったのか~…」「ええ、帝都の城下町周辺も被害自体は少なく済んだから、京都に移る事になったの。」「……元々訓練高等学校は横浜だったけど、一度BETAに占領されてボロボロ…仙台はビチビチだったから、京都や東京とかに分ける事になった…。」「ボク達の場合は香月先生や悠陽さんの力で京都に移る事になったんだ。まあ、慧さんや千鶴さんの場合は、親の都合もあるから、丁度良かったんだけどね。」三人が通う訓練高等学校が仙台から京都へ移る事になり、こうしてまたタケルや冥夜達と会う事が出来るようになった。 勿論、美琴が言った通り、香月博士や悠陽殿下の力も有り、三人を京都に移した。 彩峰准将や榊首相の場合は、軍事的理由や政治的理由も有り、京都に来る事が以前から決まっていた。 彩峰准将の場合は、元々部隊が帝国本土防衛軍な為、殿下を始め、帝都を守護する為に京都に来る事は決まっていた事そして榊首相は、首都が京都のままな為、官邸が京都に戻る事になった。そして帝都復興を始め、まずは京都周辺の都道府県を中心にし、BETAに被害を受けた地域の復興活動の拠点という意味で榊首相自らも住まいを京都に移したのだった。 「純夏さん達に会えないのは残念だなぁ~…」「仕方ない、純夏やクリスカ達は横浜基地に居るからな。そう簡単には来れないさ。」純夏達は横浜基地に移った為、再会出来ずに残念がる美琴。「そう…残念ね。所で白銀と冥夜と社は今は何をしてるの?」「私は特に、訓練の毎日だ。」「…私は主に結城さんと一緒に開発を進めてます…。」「俺はまりもちゃんと一緒に教官職が殆どだな。」「……知ってはいるけど、未だに白銀が教官をしてる事に驚いてしまうわ…。」「…その気持ち、わかる。」「うっせ」未だにタケルが教官職についてる事に半信半疑な千鶴と慧慧も同乗したのでツッコミを入れるタケルの姿を見て笑い声が響く。 それから少し移動するタケル達途中喉を潤す為、売店で飲み物を買い、近くの公園のベンチでゴクゴクと飲む。 「ふぅ…本当は店で飲食出来れば良いんだが…」「仕方あるまい。復興して間もないから、そのような店はまだ片手で数える程しか無いからな。」「だな。まあ、昼飯は以前通ってた店が再開したから、其処で食べるぞ。」「やったぁ~♪タケルのおごりだぁ~☆」「…ヤキソバ激しく希望…!!」「オイッ!?…たく…仕方ねぇ…………んん?」美琴と慧の一言で、昼飯を強制的に奢らせる事になり、ツッコミを入れるタケルすると…『珍しい光景』を目撃し、注目する。 「どうした、タケル?おかしな声を出して。」「……あれって…駿と真那さんだよな…?」「何…?…確かにアレは月詠だな…。」「…なんか妙にぎこちないようね…?」タケルが目撃したのは、駿と真那の二人。お互いに私服姿で少しぎこちなく歩いていた。 冥夜・千鶴の目から見ても、やはり何故かぎこちない姿に写り、より一層目立っていた。 「…もしかして、デート?」「何っ!?そのような事月詠から聴いておらぬぞっ!?」「…静さんは聞いてますか?」「いえ、初耳です。」慧の一言に驚く冥夜そして、タケルも初耳だった為、千鶴を影から護衛していた静に訪ねると、スゥ…と姿を現せながら質問に答える。 「……そういえば…真那さん…ショタコンだったような…気が…」「そうなのか?」「確かな。以前言った『最初の元の世界』の頃の記憶なんだけど…確かその頃男だった『尊人』が、真那さんにエラく気に入られてたんだよな…。」「確かに真那は子供好きな所が有るのは知ってますが…」そしてタケルが『最初の元の世界』の頃の真那を思い出し、『尊人』の事を良く気に入っていた事を思い出す。 そして静の一言で、ある意味確定する。 そして、当の本人達は---「…………えっと……真那さん、他に行きたい所ってありますか?」「………うむ、そうだな…。では……」お互いに顔を真っ赤にしながら、モジモジと沈黙する二人。 駿が真那に行きたい所をリクエストすると、真那もそれに応え、行き先を決める。 「……どうする白銀…?尾行する?」「うーん…そっとしておこうか…。これが孝志さんとかなら、尾行するんだけど…駿はちょっと可哀相かな?」「そうね、そっとしておきましょう。」慧に『尾行する?』とウキウキしながら聞かれるが、可愛い弟分の駿のデートな為、今回はそっとしておこうと決める。 それからしばらく経ち、静も交えながら、休日を楽しむタケル達すると…再び珍しい人物達と遭遇する。 「あら、貴女は彩峰准将の…」「………駒木少尉と………尚哉?」「むっ?」背後から声をかけられ、振り向くと、駒木少尉と………大量の荷物持ちをしている沙霧がいた。 「……ナンスカ…その大量の荷物は…?」「白銀大尉も居たか…このような姿は、余り見せたくは無いのだが…」「駄目ですよ、沙霧『大尉』れっきとした『罰ゲーム』なんですから。」駒木少尉の言葉を聞いて『うぬぬ…』と苦い表情を浮かべる沙霧大尉 「大尉に昇格したんですか?」「ウム、先の『明星作戦』での功績で、つい先日大尉に昇格したのだ。駒木少尉も近々中尉に昇格する予定が決まってる」「お二人共おめでとうございます。」「…おめでとう、尚哉」沙霧の大尉昇格と駒木少尉の中尉昇格予定を聞き、祝うタケル達。 「ところで先程の『罰ゲーム』とは…?」「沙霧大尉たら、息抜きすら忘れる程仕事をするから、みんなで提案して、トランプでババ抜きで息抜きさせようと考えたの。勿論沙霧大尉は断ったけど、其処は彩峰准将からの御言葉ひとつで撃沈させて、ババ抜きをやらせて息抜きをしてもらったの。」駒木少尉が困った表情で説明して貰い、納得するタケルそんな注目もあって、沙霧大尉は恥ずかしさ余って頭を抱える「……そっか。だから尚哉は荷物持ちさせられてるんだ…。」「つ~事は…負けたんですね…。」「……昔から、こういう遊びは苦手でな…良く慧にコテンパンにやられたよ。」「尚哉はすぐに顔に出るから…。」「ハイ、今回の敗因も顔に出てバレバレでした。」クスクスと笑みを浮かべる駒木少尉駒木少尉自身、沙霧大尉と2人っきりでの買い物だった為、デート気分で楽しんでいたりする。 そして駒木少尉すら知らない事だが、実は今回のババ抜きの計画は彩峰准将であり、沙霧大尉の健康面や駒木少尉との進展の為に部下達と計画してた事だったりする。……勿論、沙霧大尉に対して、彩峰パパの親バカっぷりを発揮していたのは言うまでもない。 「ところで何を買ったんですか?」「大した物ではありません。仲間達の下着類やちょっとした食品の買い出しですよ。軍の配布関係は今難しいので、自分達である程度は揃えてるんですが…」「流石に帝都に移ったばかりで暇が無くてな…今回私達2人が買い出しに来たのだ。」「そうでしたか。」「仕方ないっか。京都も復興してまもないからな。」未だに軍の配布関係が充分に機能せずにいた事に理解するタケルと冥夜復興して間もない帝都故に流通関係が未だに復活してない為、どうしても東北や東関東側からの物質だけでは充分にはならなかった。 「そういう白銀大尉は慧達と一緒に何処へ?」「単に京都を散策してるだけッスよ。まあ…おかげで昼飯奢る羽目になりましたけどね。」「フフフ。仕方ないですよ、白銀大尉。」沙霧の質問に対して少し苦笑いに答えるタケルだが、笑みを浮かべながら『頑張ってください』と駒木少尉に言われてしまう。 「まあ、あとはこの『四人』は来年度の訓練兵が決まってますから、その事に対してのアドバイスとかもしながらですよ。」「なる程、そういえば白銀大尉は時折教官職もしてましたね。」「ええ、最初は戸惑いましたけど、今はなんとかやってます。」「しかし…まだ2月というのに…もう来年度の訓練兵ですか?」来年度の訓練兵について疑問に思う沙霧だが、それについて説明する。 「実は、来年度は政治的な関係もあって、実際には去年辺りから決まってたんです。」「去年から!?それに政治的理由とは…?」「本来は秘密…なんですけど…まあ、いずれバレますから、今は内密にお願いします。」タケルの言葉にコクリと頷く沙霧と駒木少尉「実は……………悠陽も来年受けるんですよ…」「「「「はっ?」」」」タケルの爆弾発言に唖然とする沙霧・駒木少尉・千鶴・冥夜 慧と美琴に関しては『へぇ~…』で終わってしまう辺り、大したものだ。 「殿下も…訓練兵の教育を…?」「ええ、一応時折神野大将や彩峰准将とかから教育の一環で教えを受けてますが、本格的の教育は行ってないので、時間は限定されますが、受ける事になったんです。そしてこれは悠陽の願っての事でもあるんです。」「なんと…」「大変でしたよ…。こう…悠陽のワガママを聞くのは…まあ…そんな事もあって、彩峰准将の娘さんや榊首相の娘さんなどである面々たるメンバーを去年から決めてたんですよ…」「な、なる程…理解した。そして…大変だな…白銀大尉」「フフフ…モウナレマシタヨ…。」瞳を暗くするタケルを見て、同情の眼差しをする沙霧達 「ですから此処にいる彩峰・榊・鎧衣・『社』も入るんですよ」「社さんもっ!?」「へぇ~…霞さんも入るんだぁ~♪」「…宜しくお願いします」霞の207小隊参加に驚く千鶴達霞も笑顔で頭を下げて『…宜しくお願いします』と呟く。 「訓練っと言っても、あくまでも時間が合う時のみです流石に総戦技演習は受けませんけど、主に座学・兵科・戦術機訓練などを可能な限り受けて貰う予定です。一応悠陽の護衛として、冥夜も訓練兵として入ります。その際は『御剣』として名乗りますから、怪しまれる事はないですよ。俺やまりもちゃんも居ますし、斯衛から真那さん・真耶さん・静さんも影から護衛に入りますから、悠陽の安全面は大丈夫ですよ。」「なる程…それならば安心だ。」悠陽の安全面を知り、納得する沙霧突然の爆弾発言に驚いたが、とりあえず一安心し、軽い溜め息を吐く。「…白銀…ちょっと」「なんだ彩峰?」「アレ…」「んん?」突然慧がタケルを呼び、反対側の建物に指を指す。 すると---「……孝志さんと椿さん?」「どうやら、あのお店から出て来たようだね~♪」呉服屋から出て来た椿と孝志の二人 この瞬間、タケル・美琴・慧の視線が重なり、ニヤリと笑みを浮かべる。 「---さて、彩峰君・鎧衣君君達に問おう。」急に二人に背中を見せ、ニヤリと口元を上げるタケル 「君達は、『アレ』を見て、何をするかね?」「尾行でありますっ♪」「…コッソリ近づいて告白のシーンを目撃するであります。」「「「ええっ!?」」」突然のタケル達の態度に驚き、尚且つ慧と美琴のトンデモナイ発言に驚愕の声を上げる冥夜達 「---宜しい。では…君達に秘密任務を与えようではないか。」すると何処から出したかは知らないが、少し大きめな『ダンボール』が出てきた。 「この伝説のスニーキングアイテムであるダンボールを使って、あの二人に近づくのだ。」「了解♪」「了解…」「「何故ダンボール!?」」鎧衣課長や伝説の傭兵愛用のスニーキングアイテム・ダンボールを渡され、怪しい笑みを浮かべながら敬礼する慧と美琴 勿論ダンボールの事を知らない沙霧や駒木少尉の二人からすれば、『何故尾行にダンボール!?』とツッコミ満載な疑問だった。 「そして…このビデオカメラも持っていき、決定的瞬間を撮すのだっ!!」「「了解!!」」「さぁ!!行くのだっ!!」タケルからビデオカメラを受け取る慧そしてしゃがんでダンボールを被る二人は、ビデオカメラを回してながらスタスタと孝志達に接近する。 「ん…?」「どうしたの、孝志?」「いや…なんかみょーな気配がしたような…」背後に振り向く孝志その視線の先には、数名の民間人と、店の看板・ゴミ箱………そして、少し大きめなダンボールがあっただけだった。 「気のせいか…?」「行きましょう、孝志流石に知ってる人達に見つかったら恥ずかしいわ。」「そうだな、タケルに見つかったら、今までの仕返しとして絡まれるな。」警戒心を解き、再び歩みだす二人 そして、ある程度離れると、再びダンボールを被りながら尾行する慧と美琴 「………何故バレんのだ…?」眉間をピクピクと動かしながら、『何故あんな怪しいモノがバレない』と本気で疑う沙霧だったが、そんな事を無視して追跡を始めるタケル達。意外にも駒木少尉も興味津々でノリノリだ。 「なあ…椿」「何かしら?」歩きながら何気なしに声をかける孝志椿も何かと訪ねると--- 「---結婚……しねぇか…?」「えっ----!?」((キタァァァッ!!))孝志からの突然のプロポーズに唖然とする椿そして、突然訪れたプロポーズに期待を膨らませた美琴と慧が、ビデオカメラを回しながら喜ぶ。 「と、突然こんな所で言うなんて…」「済まねぇ。けど、どうしても言いたくてな…」「………バカ。」顔を真っ赤にしながら涙を流す椿喜びの余り、ついつい本音ではない言葉が出てしまう そして--- 「私を娶るという事は、崇宰から九條に名前を変える事になるんですよ?それでも「んなの当たり前だろ?椿を貰えるなら、名前ぐらい変えてやらぁ」……バカ。」孝志の答えに喜びを表す椿既に大粒の涙をポロポロと流し、答えを返す。 「---ハイ、このような私で良ければ。」「ありがとう…椿!!」プロポーズを受けて、婚姻を決める椿の言葉に喜び、抱き締める孝志 そして---- 「フハハハハッ!!み~た~ぞ~♪ラブラブですねぇ、お二人さん☆」「ブブゥゥゥッ!!」「し、白銀君!?」出やがった。今までの仕返しとばかりにタケルがガバッと現れやがった。 「いやぁ~…まさかプロポーズするとは予想外だったけど、良い場面に出くわして良かった良かった☆」「た、タケル…何時からいた…?」プルプルとタケルに質問する孝志椿は普段見せない程アワアワと慌てまくっていた。 「孝志さん達が呉服屋から出て来た辺りからですが?」「な、何ィィィッ!?」重要な場面の殆ど最初っから見られ、驚愕する孝志と椿 「お…お願い…白銀君…。この事は…しばらくは秘密に…」「残念ですが、椿さん…その願いは叶えられません」「「えっ!?」」タケルの一言に驚愕する椿と孝志そして--- 「……済まぬ、椿殿…」「お…お幸せに~…」「お二人共、おめでとうございます…。」「崇宰様、九條様、ご婚約おめでとう御座います。」「……………スミマセン。」建物の影から現れた冥夜達の姿を見て石化する椿 だが---これで終わりではない。 「孝志ィィィッ!!椿にプロポーズしたとは本当かっ!?」「早ッ!?」ジープで爆走して来る政弘の登場の早さに驚く孝志 「孝志、遂に椿にプロポーズしたか。」「おめでとう、孝志君椿君共々幸せにな♪」「隼人兄さんと伊織さんまで!?」政弘が運転して来たジープから、孝志の兄・隼人と斑鳩伊織少佐まで現れる。「っていうか、何故三人共プロポーズ知ってるの!?今さっきよ、したの!?」 「それならば…」「ウム、タケルから連絡受けてな…。」「先生から貰った小型通信機で、政弘さん達に連絡してる最中に、プロポーズしたモンだから、そのまま伝えちゃったりする。」「ノオォォォォッ!!」タケルの素早い連絡にムンクのように悶える孝志しかし、そんな孝志の悶えに応えてか、新たな刺客がやって来る。 「椿ちゃあぁぁぁぁん☆遂に…遂に孝志君と結婚するんですってねぇぇぇっ♪」「お、お母様、落ち着いてっ!!」「かかかか…母様ッ!?そ、それに沙耶まで!?」椿の母・由佳里と沙耶の登場に石化していた椿も驚愕する。 「タケル、いつの間に由佳里さんまで?」「いや…由佳里さんには、まだ伝えてないんだけど…?」「「はっ?」」予想外にも、由佳里と沙耶の件はタケルすら知らなかった事で、更なる戸惑いを見せる。 「か、母様、一体誰から…?」「そりゃあ、あれだけデカい声で叫んでれば聞こえるわよ?」「はっ?」「実は……偶々近くで買い物をしてまして…その帰り際に政弘の声が聞こえて…。」どうやら先程の政弘の登場時の声が聞こえ、偶々近くに居た母・由佳里に知られてしまったようだ。「しかし残念ねぇ…孝志君のプロポーズのシーンを見逃すなんて…」「ご安心下さい、由佳里さん実はこんな事もあろうかと---」プロポーズの瞬間を見れなかった事に残念がる由佳里だったが、突如タケルがパチンと指を弾くと--- 「おめでとうございます☆」「プロポーズの瞬間…バッチリ撮った…♪」「何ィィィッ!?」突如ダンボールから美琴と慧が現れて驚愕する孝志そして慧はプロポーズの瞬間を収めた動画を由佳里や政弘達に見せる。 勿論動画を見た由佳里達からは、黄色い声が響き、椿と孝志は色々といぢくられる結果になる。 「タ、タケル…何の恨みがあって…」HPほぼ0な状態でタケルに質問すると--- 「結婚式の時のパイ…痛かったなぁ…。」「グハァァッ!?」結婚式の時のパイ投げの恨みを晴らされる結果になる孝志そして椿は--- 「し、白銀君…私は何も…「入隊時の歓迎の1対9の模擬戦…」…うっ!?アレは…「あと…白陵基地に来て一泊した時…見捨てましたよね…」はうっ!?」椿ですら忘れていた事を掘り起こされ、反論の余地が無い椿 そして二人して、真っ白く燃え尽きてしまい、この日は再起不能となるそして後日だが、この結婚話が広まってしまい、しばらくは恥ずかしい目に合う二人だった…。