Fate
第七話 戻らぬ日常
翌日、俺は目を覚ましたわけだが、何かまあ色々とあった。
あの後、セイバーと遠坂で銃弾をくらった俺を家まで運んでくれたらしいのだが。
「なあ遠坂、弾痕って普通残るもんじゃないのか?」
「ま、普通はそうよね。ということは貴方が普通じゃないってことよ」
いやまあ、それ分かるんだけどさ、そうまでハッキリいわれるとこっちもなんか微妙な感情になる。
「さっきも言ったけど、貴方の傷は自分で治した。というのも少し語弊があるかもしれないけど、とにかく自動的に治っていた。だったらそこには必ず原因があるはずよ、まあ、考えられるのはセイバーのマスターになったことくらいだけど」
話をまとめると、セイバーと俺の関係は普通のマスターとサーヴァントと異なり、機能の逆流が起こっているとかなんとか。
通常、サーヴァントが負傷した際にはその治療のためにマスターの魔力が消費される。それは遠坂のサーヴァントであるアーチャーも例外ではないらしく、昨日セイバーに負わされた傷を癒すためにかなりの魔力が持っていかれたとか。
だが、俺とセイバーはその関係が逆転し、セイバーの持つ治癒能力が俺に流れ込んでいる可能性があるらしい。
しかし、 遠坂は俺のことを非常識だの何だのと言うが、俺に言わせれば殴りかかる魔術師も相当に非常識だと思う。
「魔力がなくても戦う術はあるけど、多いほど戦術の幅が広がるのは確かよ。だから、戦うなら万全の状態で臨む、これは魔術師に限らず世間一般に共通することだと思うけど」
「そりゃまあ確かにそうだろうけど、だからって魔術師が肉弾戦を挑むか、普通?」
「まあ、それともかく」
すげえ、強引に話を切ったよこいつ。
「これから貴方はどうするの、今後のためにも立ち位置は明確しておいて欲しいんだけど。人殺しをしないっていう衛宮くんは他のマスターが何をしようが傍観するんだっけ?」
こいつ、絶対性格歪んでる。性根は間違いなくいじめっ子だ。
「そうは言ってない。もしそうなったら戦うまでだ、サーヴァントさえ倒せばマスターだって大人しくなるんだろ」
「呆れた。自分からマスターとは戦わない、なのに他のマスターが悪事を働いたら止めるって言うんだ。思いっきり矛盾してるけど、その辺分かってる?」
それは分かってる。親父も言っていた、正義の味方ってのは矛盾の塊だって。
「ああ、都合がいいのは分かってる。でも、あいにくと俺にはそれ以外の生き方は出来ないんだ」
これでも、自分の性格くらいは把握してる。魔術師の戦いはまず己との戦い、それも出来ないようで他人と戦うなんて出来る筈もない。
「ふーん、でも、問題点が一つあるけど、いいかしら?」
「ああ、なんだ?」
多分、この会話の流れからして思い当たるのは一つしかないが。
「昨日のマスターを覚えてる? 私と衛宮くんを簡単に殺せって言ってた子だけど」
覚えてる、というか忘れられるはずがない。
「あの子は間違いなく私達を殺しに来る。聖杯戦争である以上それは当然だけど、あのバーサーカーは桁違いよ。マスターとして未熟な貴方じゃ絶対に生き残れないし、貴方はそもそも身を守ることすら満足にできない」
そりゃそうだ、そんなことは分かりきってる。
自分の身すら満足に守れない俺が他のマスターを止めるなんて、思いあがりも甚だしいというべきだろう。
だからこそ。
「だけど遠坂、それこそ今更だ。どっちにしろ俺が身を守れないなら引き籠ろうが打って出ようが変わらない。だったら、少しでも犠牲者を減らせるように動くべきじゃないのか」
これが俺にとっては当然の結論であり、恥じる部分なんかこれっぽっちもないんだが。
「はあ、そりゃまた随分な逆転の発想だけど、ものの見事に自分の安全が考慮に入ってない選択ね。つーか、そうでもなきゃ敵のマスターを庇うなんて暴挙に出るわけないか」
ものの見事に呆れられましたよ、はい。
「暴挙ってなんだよ。見知らぬ女の子が狙撃されてたら助けるのは当たり前だろ」
「なんて言うか、仮定もあり得なければ、行動もあり得ないわよ、それ」
さらに呆れられました。まあ確かに、狙撃されるって状況は滅多にない、つーかあってたまるかって感じだが。
「そんなわけないだろ」
それでも反論だけはしておきたい。ただの意地ってのは自覚してるが。
「あるわよ、っていうか、何でそもそも貴方があの攻撃を察知できたの?」
「?」
なんだそれ。
「遠坂、どういうことだそれ?」
「だから! 何で私もあの子も察知できなかった攻撃を貴方が察知して、しかもそれを防ぐことが出来たんだって聞いてんの!」
大魔神の怒りが炸裂した、つーか、首絞めるな、首。
「んなこと言われても……」
俺自身、あの時の感覚はよく分からない。
強いて言えば、殺気というか、死の気配というか、ともかく悪意ある何者かがあの子、えーとたしかイリヤを狙っていることが何となく分かっただけで。
まあ、そんな言い訳がこの大魔神に通じるわけもなく、落ち着いて話し合う状態になるまで軽く10分はかかりましたとも、ええ。
それで、しばらく話しあった結果、俺はマスターとして半人前以下だし、セイバーも俺がマスターなせいで全力が出し切れていない。遠坂の方もマスターは一流だがサーヴァントがセイバーにやられて目下治療中、現状では偵察なんかの非戦闘行為でしか役に立ちそうにないらしい。
そういった経緯もあり、対バーサーカー共同戦線ということになったんだが。不安要素はまだある。
「遠坂、同盟を組むのはいいんだが、あの狙撃手は誰か分かるか?」
あの狙撃手はイリヤを狙っていた。ということはバーサーカーに敵対してるってことは間違いないんだが。
「御免、正直言って分からない。アーチャーがいれば捕捉することも可能だったでしょうけど、傷の治療のためにうちにある召喚陣の中に放り込んでおいたから」
もう少しまともな表現は出来ないものかと思いながらも、話を続ける。
「じゃあ、他のマスターの仕業ってことか」
「そうなるわね、銃という近代兵器を使って来た以上サーヴァントなわけはない。でも、普通の魔術師だったら銃なんて使うはずもないわ」
そう、一番奇怪な点はそこだ。
この聖杯戦争は魔術師同士の戦争。魔術師ってのは神秘を秘匿するもので、戦うことは手段の一つであって目的じゃない。
だが、狙撃銃なんて代物は戦うことを生業とするもの、早い話が傭兵とか軍人が使うものだ。どう考えても真っ当な魔術師が使うものじゃない。
って、そういえば。
「なあ遠坂、俺がセイバーを召喚してすぐ、セイバーはランサーと戦ったんだけど」
「知ってるわよ、その後アーチャーとはち合わせることになったんだから」
うん、それはそうなんだが。
「ランサーと仲間みたいな女がいたんだ、確か、レオンハルトとか名乗ってたけど」
正直、あの時は呼吸するだけで精いっぱいで、どんな奴だったかも分からないんだが。
「女? そいつがランサーのマスターってこと?」
「分からない、でも、一瞬で中庭を炎の海にするくらいだから相当の魔術師だと思う」
セイバーが風を巻き起こして炎を吹き飛ばしてくれたから、その痕もほとんど残っていないが、もしセイバーがいなければ家は焼け落ちてたかもしれない。
「炎ね、まあオーソドックスな魔術ではあるけど、一瞬でやるとしたら相当な腕ねそいつ、触媒らしいものを使ってた?」
「悪い、そこまでは分からない」
実に不甲斐無いが俺に分かるのはそれだけだ。セイバーなら分かるかもしれないが。
って。そうだよ、セイバー。
「遠坂、セイバーはどうしてるんだ?」
「セイバー? ああ、道場の方で瞑想してたわよ。結局、特に怪我もしてないし、ランサー、アーチャー、バーサーカーと戦って無傷で切り抜けたことになるわね」
そうか、凄いとは思ってたけど、本当にとんでもないな、セイバーは。
「御免、ちょっと呼んでくる」
「そうね、同盟を組むことになったんだし、話しておいた方がいいわ」
それで、しばし後。
「そうですね、あの女は燃えるような赤い剣を持っていました。ですが、ランサーの槍とはやや異なった印象を受けます」
セイバーも交えての作戦会議、というか現状把握となった。
「異なる印象?」
「はい、表現は難しいのですが、炎の属性を帯びる魔剣は数多く存在します。そういったものの多くは魔術師ではなく、私のような騎士が振るいます。ですのでだいたい似た特性を秘めるのですが―――」
そこで、セイバーは言い淀む。
「セイバー、どうしたんだ?」
「いえ、あの剣は前提が異なっていたような印象を受けました。炎を帯びた剣ではなく、剣の形をした炎というべきか」
「ってことは、その剣は炎の魔術を発動させるための触媒じゃなくて、炎の魔術を固定して形を成したものってことかしら?」
なるほど、実体が剣で炎を出すんじゃなくて、炎を固めて実体を持つ剣を作り上げたってことか。
「はい。ですがそれは人間の魔術というよりもむしろ魔に属するもの、幻想種に近いものではないかと」
「幻想種ってことは、あれか、竜の牙には毒があるとか、そういうの」
「簡単な例えだけど、そうね、日本で言うなら雪女なんかがいい例かしら。あれは雪を操る妖怪というよりも、雪が妖怪の形になったものでしょう。つまりは、現実を侵食する幻想にほかならない」
そう言えばそうだ。日本ではそういったものに意思や魔が宿るというのは古くからある考えだ、果ては長年使ったもの全般が妖怪化するという話もある。
「つまり、そいつが操ってるのはそういった意思持つ炎。もしくは、意思が炎になったもの。それを何らかの魔術で加工して剣の形にしたってことか。武器を振るうというよりも、武器を使役するって概念の方が近そうね」
となると。
「あいつは、剣の形をしたサーヴァントを従えてるようなもんってことか?」
って俺が言うと、二人とも何か微妙な表情を浮かべた。
「そうね……その発想はなかったけど……言い得て妙、いや、逆に考えると……」
何か、遠坂は考え込んでるし。
「そう言えば……あの時篭手で受けた感覚、あれは……」
セイバーもセイバーで何か悩んでるし。
で、何だかんだでしばらく経って。
「ともかく、その女がランサーのマスターである可能性が一番の大きいってことね」
「そうなります。本人はマスターでもサーヴァントでもないと言ってましたが、少なくとも関係者ではあるはずです」
「つまり、令呪はもってないけど、マスターの誰かに協力してるってことか」
あり得ない話じゃない、これが戦争だというのなら、相手より戦力を揃えることが戦略の基本なんだから。
「さて、そこで本拠地を私の家に置くか、こっちに置くかになるんだけど」
で、陣地をどこに置くかという話になった。分かっている範囲の敵の分析は済んだから、今度は対処法を考える段階だ。
「聖杯戦争はまだ序盤、サーヴァントこそ出揃ったけど、私達はライダー、キャスター、アサシンの主従に関しては何も知らない。つまりは情報戦の段階ね」
お互いに相手の情報を探り合う段階、どんなに強力なサーヴァントでも敵の居場所が分からなければどうしようもない。
「私の家は聖杯戦争の御三家だから当然場所が割れている。でもその代り最上級の霊地に位置しているから城塞といって構わない。守るに易く、攻めるに難い土地だから防衛戦には持ってこいなんだけど」
「序盤においてはいささか不便ですね」
そこにセイバーから指摘が入る。
要塞ってことは同時に出入りがしにくいってことでもある。門を開け閉めしてたら要塞の意味がないし、かといって閉じこもっていたら情報が集まらない。
「その通りよ。単独行動スキルを持つアーチャーなら私が陣地に構えている状態で情報収集にも出れるけど、今は負傷してるからそれにも限度があるし」
「じゃあ、俺の家は?」
「ここは守りの面では紙屑同然だけど、その代り魔術師の工房っぽくないから上手い目くらましにはなりそうね。ランサーにはもう知られてるけど、ランサーに知られてることを私達も知っているからその対処は出来る。それに、最低限の備えはあるし」
親父が張った警報のことか。それにしても、紙屑はないだろ。
「私はそうすべきと考えます。聖杯戦争は序盤において情報戦に終始し、中盤戦ではサーヴァント同士の削り合い、そして終盤戦は陣地取りの様相を見せてきます。遠坂の屋敷に拠点を置くのは少なくとも中盤に移行してからにすべきでしょう」
と、セイバーが纏めてくれたけど、少し違和感がある。
「セイバー、陣地取りってどういうことだ?」
「ああ、士郎には言ってなかったわね。聖杯は霊体でサーヴァントにしか触れられず、降霊によって形を成すってのは説明したと思うけど」
それは分かる。
「だけど、どこでも出来るわけじゃないの。確かこの冬木には聖杯の儀式を行えるほどの場所は四箇所だったはず。私の家もその一つなんだけど、もしサーヴァントが残り二人になったとして、片方のマスターが全ての陣地を制圧していたら、もう片方は圧倒的に不利になるでしょ」
「そうか、遠坂の家と同じってことは、守りやすくて攻めにくい。そんな場所を先に押さえられたら厄介だし、かといって聖杯の儀式を行う以上は攻め込むしか道はない」
「はい、ですから聖杯戦争の終盤は陣地取りになります。序盤はまだ全てのサーヴァントが健在な状況であり、様々な思惑が入り乱れる情報戦ですから、こちらの方が都合が良いはずです」
「で、サーヴァント同士が実際にぶつかり合って数を減らしていく段階が」
「中盤戦ってことになるわね、正直、昨日みたいにサーヴァントが序盤でぶつかる方がまれよ。バーサーカーだってすぐに退いたし、それも私達以外のサーヴァントが全て健在だからこそ」
そう、聖杯戦争はバトルロイヤル、最初に3人くらいを倒したところで残りのサーヴァントに弱点を知られて倒されたんじゃ大間抜けだ。
だからこそ、序盤は腹の探り合い、情報戦になるということか。確実に勝てる状況、もしくは他のマスターの干渉が無い状況を作り出すために四苦八苦する羽目になる。
「サーヴァントの数が減る中盤から終盤になれば、昨日のような事態は期待できません。相手を打倒するまで戦い続ける以外に選択肢はなくなるわけですから」
戦局全体の変化、それも視野に入れて行動しないといけないってわけか。
「それとシロウ、貴方に言っておくことがある」
と、そこでセイバーがこっちを向いてきた。何か嫌な予感がするが、答えないわけにもいかない。
「何だ?」
「敵のマスターを庇うとは、一体何を考えているのですか。私は貴方を守ることを誓っておりますが、そこまで予想外の行動に出られては流石に守りきれる自信がありません」
「う―――それは、御免」
あれが間違いだったとは思わないけど、やっぱし、セイバーに迷惑をかけたのは間違いないんだよなあ。
「ちょっと士郎、私の時と態度が違わない?」
「だって、遠坂は遠坂だろ?」
「どういう意味よ!」
怒れる大魔神に盛大に怒鳴られました。
まあ、そんなこんなで遠坂がこっちにひとまず移ることになったんだが。戦況によっては俺が向こうに移ることもあり得る。
「気持ちは分からなくもありませんが、戦争中です。その時は疎開してるとでも思って諦めてください」
などと、セイバーに諭されてしまった。ちなみに、サーヴァントは現代知識を聖杯から得ており、特に戦争関連の知識は豊富だとか。
だけど、大型バイクやベンツのエンジンに関する知識までもっていたのはどういうことなんだろう?
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あとがき
こんにちわ、テレビで恋愛物のドラマや映画などで、互いを意識しだした男女が、初めて手と手を触れ合わせるシーンなどを見るたびに、中尉の
「テメエは! 劣等の分際で! 何を馴れ馴れしく俺の身体に触れてやがるのかって聞いてんだよ!!」
という台詞を思い出してしまう作者です。雰囲気すべてぶち壊し。さすが中尉
今回は小休止的な話、こういうシーンは苦手です。
それと、ここの版にリリカルなのはとDiesのクロスを書いている方がいらっしゃたので、それを拝見した時にD電波を受信したので、それを書いてみようと思います。
母の愛を求めて、得られなかったフェイト嬢を救済する話をひとつ。
場面は、原作でのなのは嬢VSフェイト嬢
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持っているジュエルシードを賭けて、高町なのはとフェイト・テスタロッサが争う姿を、その虚空、遥か高みから、影の女―プレシア・テスタロッサ―は得がたい幸福を見たとばかりに三日月に口を歪めて眺めていた。
「素晴らしい、何という喜劇、なんという友情か。予想以上だ感激だよ、痺れがとまらぬ憧憬すらしよう。あれぞ友、純粋なる情愛の活劇。
素晴らしい、その一言に尽きる。いや、それすら足らぬな。弁には自負があったのだが、言葉に出来ぬ、出来ていいものではない。したくない。
識者の仮面を被り、あの葛藤を形にするのは神聖さに泥を塗る行為だ。見守っていたい、久々に思ったよ終わって欲しくないとさえ。
ああ、君たちは本当に、どこまで私の瞳を焦がすのだ」
哀感、好感、共感、情感その総てがただ麗しく美しい。
想い合え――そしてぶつけ合え、さらけ出すのだ共鏡よ。
未来はきっと明るいと、その愚かな言葉を真実とせよ!
「友愛を抱き、互いを壊して形と成す愛の証明。同時にそれは、互いの心情を汲みながら、そのため憎悪で拒絶した絶縁の嘆きでもある。彼女らは今世界に2人きりなのだ、如何なるものにも縛られていない。総ての感情を瞬間に、永劫と等しく感じ取り、それすら流れ落ちる飛瀑の一滴。凄まじいな。素晴らしいな。止めることなど誰に出来よう!」
想ったことと与える結果は何も縛られていず、それこそ理由なく溢れ出している。彼女たちに湧き上がっている感情は、今や自分たちすら制御不能の間欠泉。無限に吐き出されて止まらない。
「彼女たちは今語り合っているのだ。かつてないほど激しく、凄絶に。もっと君を知りたい、もっと君を感じていたいと、事細かに叫んでいる。相手に分かってもらう為に、分かってやる為に、分からせる為に。そこに下らぬ虚飾は一切がない。総て剥ぎ取られ、裸の己を曝け出す。なんと素晴らしい――これぞ魂の決闘だ」
だから、何よりも尊いのだと、目を輝かせ、自分の枠を離れたものに久しく心を躍らせていた。
「ああ、もどかしい。歌い上げたい、詩に書き留めたい、本へと綴り後世へ伝えたい、希うよ留めたかったほど。心から喝采しよう。
君を創って本当に良かった!
誇りに思うよ、君が娘で私も鼻が高いというもの。素晴らしい完成度だ。今こそ讃美歌を捧げよう。その出生を、誕生を認めよう」
※あの声、あの口調です
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これでフェイト嬢の心も救われること間違いないですね。
しかし、この場合プレシアさんの名前の綴りのどこかのLがRになってたり(逆だったかな?)するかもしれませんが、もしくは「プレシア・テスタロッサ」は幾千幾万の名前のひとつか。
・・・・・・・・・・・・カッとなって書いた。今は反省してる。だから次回作が『魔法ニート リリカルくらふと』なんて事になったりはしません。