この作品でのスタンドステータスと本体の補足その2
ステータス評価:A - 超スゴイ B - スゴイ C - 人間と同じ D - ニガテ E - 超ニガテ
・ストーン・フリー
本体名:空条 徐倫
破壊力―A スピード―B 射程距離―C 持続力―A 精密動作性―C 成長性―A
自身の体を糸にして、その糸を自在に操ることのできる近距離パワー型スタンド。
糸の状態では射程が長い代わりにパワーが弱く、糸を人型に固めると射程が短くなる(2m)になる代わりにパワーが強くなる。
ただし変化させた糸が傷つくと自身の体の元の部位にダメージが通るため、内臓系統は糸にすると非常に危険。
そのためか、糸の変化は主に指先や背中部分等の体表から行っている。
変化の限界は体の7割前後で、それ以上変化させると体の維持が難しくなって命に危険が及ぶ。
……ジョジョ原作6部後半ではそんな設定が無かったかのように全身を変化させていたので、ある程度成長したら制約解禁とする。
糸は形状が変幻自在で、攻撃を受けそうになった場合に防弾チョッキのように編みあげてダメージを軽減したり、攻撃のあたる箇所を空洞にして回避することが可能。
体が裏返るような衝撃を糸状にした体で緩和したり受け流す事も出来るので、攻撃よりも防御面でのメリットが目立つ。
理論上では体を網状にした時点でほとんどの衝撃に耐えられる筈である、痛覚はそのままなので痛いだろうが。
また、応急処置として自身の糸を使って傷の縫合が可能である。
肉体的ダメージに関してはどんなに骨が折れても、たとえ腕が千切れても糸にしてから再構成すれば問題無い。
この回復の問題点としては、削ぎ落ちてしまった肉や失った血液はどうにもならないという点であり、頼り過ぎるのは危険。
その他にも応用方法は複数あり、糸を用いるもしくは繊維状のものを用いる形状は再現できる。
まだスタンドに覚醒したばかりであるため、原作6部終盤のように他人の服に偽装したり、触れた他人を糸に変えることは『まだ』不可能。
しかし第6部よりも若いため精神力の成長性は原作以上であり、比較的早い段階でその領域にたどり着くだろう。
スタンド覚醒理由は、原作通り『ペンダントの中に入っていた鏃の破片で手を傷つけた』ため。
2007年に15歳になる彼女は、ネギと承太郎が受け持つ2-Aクラスに転校生として編入することとなった。
出席番号は転校生なので32番、座席はエヴァの左隣である5列6段目。
2-Aに転入することになったのは、スタンドは覚醒していなかったものの、生まれ持ち備わっていた素質によって『引かれ合った』結果である。
見た目は原作6部において描写されていた車窃盗未遂事件の頃と同様で、癖のある後ろ髪が非常に長い状態。
髪の毛の色は荒木先生の書いたカラーイラストの中の一つである黒+金の組み合わせ。
割と徐倫の性格が丸いのは、14歳の頃の車窃盗未遂事件が発生しなかったためと、母親の幸せそうな様子から。
個性の強い面々が蔓延る2-Aにはすぐに馴染み、特に仲が良い生徒は同室の千雨とさよ。
出会った当初は互いに不干渉な立ち位置が気に入っていたらしいが、すぐにそのラインも無くなった。
承太郎の事は嫌い、というよりもどう接すればいいのか分からない苛立ちから一方的に避けていた。
父親の愛を知った今、彼女は父親、ひいては世界と向き合う強さを得ることになる。
承太郎を先生にするなら2-Aに徐倫を編入させればもっといいかも、と思って時代設定を丸々変更させた張本人。
彼女のおかげでネギま世界の時系列は4年間ずれ込むこととなりました。
2003年時点の小学生設定のままで進めることも可能でしたが、作り手としてせっかく出すなら本編に絡めたいというもの。
ストーン・フリーの使い方にはオリジナルのものを用意しており、早く出したい気分でいっぱいです。
また、スタンドの名付け方を『石の海から自由になる』から『石造りの世界からの解放』に変えたのは作者渾身のアイディア。
・暗闇の迷宮
本体名:相坂さよ
破壊力―E スピード―C 射程距離―D 持続力―A 精密動作性―D 成長性―B
さよが長年幽霊としてこの世に存在できた理由であるスタンドで、完全な独り歩き型スタンド。
ヴィジョンはないが、さよ自身がスタンドヴィジョンと言っても間違いではないので一体型のスタンドであるとも言える。
幽霊としての特性を前面に出しているスタンドのため、日が落ちてから昇るまでの間にはスタンドパワーが増す。
能力は『この世に幽霊として半永久的に存在できる』事と、本体であるさよが考える『幽霊が出来そうなことを本当に行うことができる』というもの。
能力前者はスタンドによって体に深刻なダメージを受けた場合にのみ存在不可能となるが、一定量の生命力を他人から吸い取ることで消滅する前に復活可能。
本編であっさり復活したのはダメージが無かった事、生命力の豊富な承太郎から知らず知らずのうちに吸収していた事、そして未練が出来てしまった事が原因。
ちなみに体は厳密にいえばスタンドであるので、『物理的衝撃』と『対魔性能の無い攻撃』では一切傷つかない。
能力後者は軽いものだとラップ音の発生、強いものだとポルターガイスト現象を起こすことが可能である。
怪談話で定番である幽霊の呪いは、さよ自身がこの世や特定の誰かに強い恨みが無く、気弱なために使うことが不可能。
出来たとしても小石につまずく程度の不幸を起こすくらいか。
また自分の体と波長が合う体に取り憑くことが可能で、その際には体を乗っ取るか、背後霊となることが可能。
今のところ波長が合うのは明石裕奈と朝倉和美、それと自分が見えるスタンド使い全員。
精神力が強い相手は乗っ取ることができず、背後霊状態止まり。
今まで教室の中で起こっていたとされる不可解な現象は、さよの心細いという感情が無意識に暴走していたために起きていた。
スタンド覚醒理由は『このままでは死んでも死にきれない』という無念からであるが、それが死ぬ間際の事なのか死んだ後の事なのか、誰にも分からない。
スタンドの名前は自分自身をここまで存在させた『暗闇の迷宮』という状況から考えつき、スタンド制御後に付けた。
麻帆良学園女子中等部2-A所属、出席番号1番、教室の席順は原作と同じく1列1段目。
60年間以上女子中等部A組をループし続けている気弱な幽霊。
それだけの時間を1人で過ごしても誰にも恨みを抱かなかったところから察するに、ある意味エヴァよりも心が強いのかもしれない。
存在感が無いせいで誰からも認識されていないと思っていたが、実はスタンドと融合しているような状態のせいだった。
魔術的な方法で皆の目に映るのではなく、「ようこそ!我が永遠の肉体よ!」 といった形でジョルノ製の肉体を手に入れて、物理的に存在することが出来るようになった。
本当は幽霊であることを知っているのはクラスメイトでは極わずか。
現在、能力の幅を増やすために幽霊の文献を図書館島に通いながら読んでいる。
しかし、たったそれだけで強くなれるスタンドと言うのは中々に危険なのかもしれない。
ネギと承太郎の呼び方はそれぞれ『ネギ先生』と『承太郎先生』。
作者が一番好きなキャラクターと言うことで、オリジナルエピソード1本目に使用。
ええ、大好きです。
死亡原因はアニメ第1期を元に再構成。
アニメ第1期でのさよメインの話は数少ない評価できる部分だと思います。
ジョジョま本編ではジョルノの作った『さよの遺骨を元にした人間』に入り込んで人間として生活できるようにした訳ですが、これを考えついた流れは2つ。
1つは原作でもあったさよの憑依、もう1つはジョジョ5部クライマックスのジョルノがナランチャの体から元の体に戻るシーン。
この2つを加味して、さよと全く同じ構成の人体を作ったら入り込めるのではないかと思い、こんな展開になりました。
スタンド名の由来は、アニメ第1期キャラソンの『Maze of the dark』から。
名前の決め手になったのは歌詞の内容。
CDを持っていない方は気になったら歌詞だけでも調べてみてください、かなり良い内容です。
・プリズム
本体名:長谷川 千雨
破壊力―E~A スピード―D~A 射程距離―C~A 持続力―A 精密動作性―C~A 成長性―A(∞)
7匹のハムスターのような姿をした群体型スタンド。
ネギま原作における仮契約能力、力の王笏の『千人長七部衆』と同じ外見だと考えて頂きたい。
それぞれの個体の名前は「しらたき」「だいこん」「ねぎ」「ちくわぶ」「こんにゃく」「はんぺん」「きんちゃく」。
個々の名前は、本編開始4年程前に携帯の待ち受けイラストとして姿を見ていたところを佐々木まき絵に見つかり、名前を付けてもらった(付けられた)。
スタンド能力は、パソコンや携帯電話などのネット環境に接続している機器から生身のまま、もしくは精神体として電脳世界へと入り込むことができるというもの。
その際、近くにいる人間や物を一緒に引き込むことも任意で可能。
早い話が電脳世界版マン・イン・ザ・ミラーとエニグマ。
現実で存在するものは転送速度が変わるものの何でも出し入れ可能であり、パソコン操作を適用させる事が出来る。
ただし現実から持ってきていないプログラムで出来たものは、一時的に現実に持ってくることは出来るがスタンドパワーを消費し続ける。
大体1秒間ごとに50メートルくらいを全力疾走した後並に疲れる。
また、体をネット世界に放置させるという鬼畜なことも可能である。
電脳空間においての能力は原作通りであるが、力を行使する際の呪文が不要となっている点や、名前の文字制限解除などで細かな差異がある。
特に違うのは『生身で電脳空間に入れる』という点で、これを使ってネットワークを移動して、世界各地に日帰り旅行していたりする。
ステータス能力にばらつきがあるのは現実世界での力と電脳世界での力があまりに違うためである。
成長性がAであるが、情報技術が新しくなるにつれて自動的に性能がアップデートされていくため、実質∞であると言える。
スタンド覚醒理由は、本体である千雨の『非現実が現実世界の真実だというなら、自分にとって都合の良い仮想現実へ逃げ込んでしまいたい』という願望から。
スタンドの名前は千雨が彼らにどう呼べばいいか尋ねた時、総称としてそう名乗ったため(スパイス・ガールと同じ感じ)。
麻帆良学園女子中等部2-A所属、出席番号25番、教室の席順は原作と同じく4列5段目。
原作での認識阻害の効きづらさは、幼いころから持っていたスタンド使いの資質のためであると変更されている。
幼いころ発生した全ネットワークにおける非常事態の時、スタンドの素質の片鱗によって、無自覚であるが電脳空間に入っていた事がある。
スタンドに完全に覚醒した時期は小学校低学年の時で、認識阻害が効かないが故の発言から友達が離れて行き、自室で泣いていたところを覚醒したプリズムに慰められて知覚した。
千雨のネギ達への対応の若干の違いは、小さい頃の時点でまほネットに能力で入り込み、魔法の存在を知っていたためである。
だが自分が非現実的な物の一部になることを恐れ、スタンド使いであることを長い間隠し続けてきた。
また双方の隠ぺいの仕方が下手だったために、能力は知らないながらも古菲と楓にはスタンド使いであると互いにばれている。
スタンド使いのネットワークについては自分の能力について調べていた際に発見、その後活用。
対人恐怖症は原作よりも抑え目になっており、理由はスタンドやAIとはいえ相談相手がいたから。
一人であるが孤独ではない、そんな環境で育った彼女の精神は自分らしさを失わない確固たる強さを持っている。
そういった意味では徐倫やさよと同類であるので『引かれ合った』のかもしれない。
プログラムの先生はMITの天才兄妹とAI3姉妹、ハッキングの先生はビリー・GとNo.31というハイブリッド仕様。
ネギと承太郎の呼び方はそれぞれ『ネギ先生』と『空条先生』。
作者がネギまの中でのどかと同率2位で好きなヒロインであり、とにかく序盤で活躍させたかったためスタンド使いにしまsゲフンゲフン。
……えーと、半分くらい冗談です。
こうなった理由は舞台設定で『スタンド使いは認識阻害が効きづらい』とした時に、ネギま2巻で千雨に対して認識阻害があんまり効いていないことを思い出したため。
それと徐倫の寮の部屋を決める際に千雨が唯一1人部屋っぽかったので、丁度良いやと考えまして。
女版花京院というのを意識して描いたので、仲間ができたから徐々にデレます。
スタンド名の由来は、ドラマ版の佐々木まき絵&長谷川千雨&村上夏美で構成されたグループである『pRythme』から。
名前の決め手になったのは、プリズムの屈折実験によって見える虹の七色と千人長七部衆の個体数の一致と、最近聞いていた少しだけ古い歌の歌詞がぴったりだったため。
ときめきはプリズムなんです。
・カプリシャス・マーチ
破壊力―E スピード―B 射程距離―E 持続力―A 精密動作性―E 成長性―D
本体名:長瀬 楓
黒く長いぼろ布のような形状をしたスタンド。
スタンド能力を持たない一般人にも見ることのできるスタンドである。
体に被ることにより周囲の景色と同化するステルスと、布の内側にある日本家屋型特殊空間が能力。
つまり、ネギま原作における仮契約能力、天狗之隠蓑とほぼ同様の能力である。
活用方法は、内側にある空間から巨大手裏剣を射出したり、身に纏う事によって出来る完全ステルスでの奇襲など。
しまっている武器からどれを射出したいか、残量はいくつか等は念じるだけで指示・把握が可能であるため、武器庫兼砲台としても優秀。
魔法を布の内側へ通して無効化する方法も同様に使用できるが、布自体にダメージを受けると本体にダメージがフィードバックされるのが原作との違い。
だがその弱点は、布の表面に弾く波紋を流すことによりある程度無視することは可能であったりする。
また、内側にある日本家屋は攻撃を内側に通した時に損壊してしまうが、最終ダメージからぴったり24時間で自動修復される。
ただし後から持ち込んだ武器や日用品には自動修復は適用されないので、そういった物は流れ弾が届かない位置に置いていたりしている。
普段このスタンドは修行中の息抜きとしてのくつろぎスペースになっているため、お茶とお菓子は隠し戸棚に常備。
普通に4次元○ケット扱い。
影分身には共有空間として能力の一部を分ける事が出来るものの、武器を出し入れする機能しかなくなってしまう。
スタンドの覚醒理由は、忍者である楓の波紋技術がその先へと到達したことと、『規律に束縛されない場所が欲しい』という願望から。
スタンドの名前は自然と頭の中に浮かんできたタイプ。
麻帆良学園女子中等部2-A所属、出席番号20番、教室の席順は原作と同じく2列2段目。
さんぽ部に所属しており、同部活仲間の鳴滝姉妹とは同室である。
だがその正体は甲賀流中忍というとんでもない中学生。
……そういう設定なら2-Aに限っては今更な感じがしないでもないが。
しかし、糸目で背が高くて中学生離れした容姿というかなり特徴的な外見なのに、くの一としていいのか。
幼いころからのスタンド使いであり、魔法使いの存在は里の者に教えられているために、原作とは違って既に知っていた。
忍者として必要になる世間の一般常識や戦闘技術を育てるために魔法使いが納める麻帆良へ甲賀流の長から入るよう言われたのだが、現在バカブルー担当。
とにかく戦闘能力だけが育ち過ぎてしまっている。
たまにさよに話しかけていた人物その1。
ネギと承太郎の呼び方はそれぞれ『ネギ坊主』と『承太郎殿』。
楓の設定はジョジョとのクロスで違和感が無いように『忍術は波紋の派生』としてあるが、これが異常な程のハーモニーを生み出してしまった。
いまいち原理が分かっていない影分身を波紋による『スタンドの出来損ない』としたら、バトルシーンがとても派手になったのは嬉しい誤算。
またこの設定によってジョセフ並みの波紋の素質を持っていた楓が、麻帆良で承太郎に出会ったのは必然であったようにできた。
ネギと戦闘させてみたのは、単純に遠距離戦闘で承太郎と当ててしまうと、力押しで突破される図しか思い浮かばなかったから。
口調が難しく、ボインゴを抜いて書きづらいキャラNo.1です。
スタンド名の由来は、ネギま!?でのキャラソンの『気まぐれ行進曲♪』から。
名前の決め手になったのは、忍者らしくない規律無視のネーミングにしようと考えたため。
・プレシャス・プライド
本体名:古菲
破壊力―A スピード―C 射程距離―C 持続力―A 精密動作性―E 成長性―D
虎を模した全身スーツのような装着型スタンド。
姿のイメージはホワイト・アルバムのフォルムを丸くして虎柄にし、虎尻尾に加えて頭部に可愛らしい虎耳が付いた感じ。
手は手のひら部分に肉球、指先には鋭い爪の出し入れ機能の付いたグローブ状になっており、ドラ○もんよろしく何故かどんなものも掴める、
スタンドを身に纏っている間は本体の防御力やパワーを強化し、元々生身でも強い古菲が防御度外視で攻撃できるようになる。
ただしホワイト・アルバム並みの馬鹿防御力ではなく、厚さ5センチの鉄板程度(十分過ぎる気がしないでもない)。
スタンド能力は『その身から放つオーラを纏わせた物質の太さ、長さを自在に変えられる』というものであるが、生物や動植物には効果を出せない。
大きくすればするほど等倍で重さも増えていくが、持っている本人は元の重さでしか感じない。
ネギま原作における仮契約能力、神珍鉄自在棍の効果をどんな無機物にでもという感じです。
オーラの伸ばせる範囲は自分の手の届く範囲までであるため射程距離判定はC。
物体の大きくできる限界はスタンドパワーを込められるだけ際限なくであり、両手で持てない大きさになってくると消費が激しくなる。
オーラを使って大きくした物体は元の大きさに戻るまでにラグがあり、オーラから離れても3秒間は大きさを保つ。
そのため、物を投げた瞬間に一気にオーラを流し込んで、ビルのように大きくしてぶつける攻撃が最大の技である。
スタンドバトルで古菲は如意棒を模したアクセサリーか、布槍術用の細長い布製尻尾を大きくして活用している。
他にも相手の衣服を伸ばして体勢を崩したりするといった使い方も可能のため、接近戦ではオアシスのように絡め手が多くなる。
だが、スタンドを纏っているだけで終わってしまう戦闘しか経験していなかったので、能力を使った時の方が構えが甘くなってしまう欠点がある。
スタンド覚醒理由は、気功の先へと到達したうえで、『限界の無い力が欲しい』という願望があったため。
スタンドの名前は自然と頭の中に浮かんできたタイプ。
麻帆良学園女子中等部2-A所属、出席番号12番、教室の席順は原作と同じく5列4段目。
中国武術研究会に所属しており、その中でも最強であるということから部長となっている。
人間としての最高水準スペックを誇る身体能力を持ち、波紋の呼吸と形意拳、八卦掌、八極拳、心意六合拳を混ぜた独自の型で戦う事が出来る。
本人いわくミーハーなだけらしいが、少なくともミーハーなだけでこれだけの拳法を習得できるわけがない。
根っからの戦い好きに、格闘方面に特化した成長性と言う何処のサ○ヤ人だと言いたくなるような女の子、それが古菲である。
だが格闘特化のためか勉強の方は非常に芳しくないため、結果として付いたあだ名がバカイエロー。
日本語を覚えるので精一杯と言っているものの、普段の行動を見る限りではそれだけが原因じゃないのは確か。
そんな訳で同じような境遇の波紋忍者である楓とはすぐに打ち解け、いつの間にか近~遠バランスのとれたタッグになった。
たまにさよに話しかけていた人物その2。
ネギと承太郎の呼び方はそれぞれ『ネギ坊主』と『承太郎先生』。
波紋の呼吸を用いる戦い方の中で、『身体能力強化メイン』はほぼ無かったなぁと思って、『中国武術も波紋の派生』にしちゃいました。
でも仙人と呼ばれる人物は波紋を使っていた、というような記述がジョジョ原作に合ったので、意外と辻褄は合っていたりする。
どちらにせよ古菲の気の扱い方を前面に押し出したかったので、原作通りの力と言えばそれまでですが。
彼女をスタンド使いにしたからこそ、承太郎との真っ向勝負が描写できたと思います。
ただ、後々のまほら武道会における龍宮真名とのバトルが一方的になってしまう可能性が浮上してピンチ。
スタンド名の由来は、ネギま第1期アニメ版の後期ED『おしえてほしいぞぉ、師匠』のカップリング曲である『a precious pride』から。
名前の決め手になったのは、戦う者の誇りを持っている→彼女にとって最も大切な誇り→precious prideという連想。