俺達は冬の雪山へ向かうバスの車内にいた。いつものメンバーでスキー旅行である。その道中、バスの中で俺達が遊んでいたのは定番のトランプ。貸切のバスは円形に座席を配置され、中央の机に捨てたカードを乗せていく。現在は大富豪で遊んでいた。
「んぶっ……じゅぷ…」
ちなみに、その机とは全裸で四つん這いになっている女性である。外国人教師であるイリーナ・ピアティフ。色白でスレンダーな肢体を全員に晒していた。その綺麗な背中にカードが積まれていく。
「3のスリーカード」
「パス」
「パス」
「6のスリーよ」
まさに机としての扱い。しかし、その頭だけは別の仕事をさせられていた。俺の性処理である。四つん這いのまま、俺の肉棒を口に咥え、音を立ててしゃぶっていた。
「ちゅ…じゅぷ……」
背中からカードを落とさないように、口を窄めて頭だけを必死に上下に動かしている。舌を亀頭に絡め、唇で強く締め付ける。しかし、俺の視線はそちらへは向かない。あくまで性処理機能付きの机というだけだ。それでもイリーナは必死に奉仕を続けている。
「んっ……ふぅっ…5のペア」
美琴が兄妹で抱き合いながらカードを投げた。椅子に座る兄の尊の膝の上に座り、対面座位で肉棒を受け入れて腰を振る美琴。両手を兄の背中に回して、上下に腰を振ってしごき上げる。堪らずに尊が男とは思えない甲高い喘ぎ声を上げさせられていた。
「あんっ……あっ…ふわぁっ……美琴…もうダメだよぉ~」
「ほらっ!……んぅっ…さっさとイってよね」
そう言って美琴は腰を落とし、ぐりぐりと円を描くように擦りつける。そして、熱い吐息を漏らす唇にしゃぶりついた。
「ぢゅぷ……尊は妹のべろちゅーが大好きみたいだね」
「んぶっ……ちゅ…れろ…」
「くちゅ……まったく…あいかわらずの変態ぶりだよね~。ちゅぷ…そんなに妹の口マンコ気持ちいいの?」
「ぷはっ!気持ちいい!気持ちいいよぉ~!」
恍惚の表情で妹を抱き締める尊。そして、美琴はラストスパートを掛けるように腰の上下を激しくする。
「じゃあ早く出してよ!今日のノルマ全然終わってないんだから!」
「あっ…はあん……んあっ…イクっ…イクぅううううう!」
ビュルルルと兄の精液が美琴の子宮に叩きつけられる。だらしなく舌を出した尊のイキ顔がみんなの前で晒された。定まらない視線のまま、射精の余韻でピクピクと全身を震わせる。そして、美琴は両手両足を背中に回して絡め、満足気な笑みを浮かべていた。兄の肉棒を飲み込んだままの体勢で嬉しそうにつぶやく。
「よ~し!これで、あと36回でタケルに抱いてもらえるぞ~!」
余韻に浸っている尊の乳首をぺろぺろと舐め始めた。ビクリと尊の身体が揺れる。同時に美琴がその小さい手で玉袋を揉んでやると、眉根を寄せて苦しそうな声を上げる。
「よ~し!また勃ってきた!」
「んぁぁっ!も、もう無理だよ……休ませてよ~」
「なに言ってるんだよ。まだまだ終わらないんだからね!こんな誰も使わない短小包茎チンポのくせに文句言うなよ!」
そう言って美琴は再び激しくグラインドを始めるのだった。美琴には、百回兄に膣内射精されるごとに一度相手してやると命令してあるのだ。おかげで、家にいる間はもちろん、学校でさえ時間があれば兄妹で交わっていた。
暇潰しに撮影してネットに流した近親セックスの映像は、大人気でネット中に広まっているそうだ。目線が入っているとはいえ、顔も身体も髪型も一緒だから、明らかに家族と分かるし。女子高生のガチ近親相姦なんて、確かにコレクターにとっては垂涎の代物かもしれないな。足が着くと面倒だからやってなかったが、卒業したらこれまでに撮り溜めた奴隷たちの映像をばら撒くのも面白いかもな。大量の女子小中学生のレイプやスカトロなんて、のどから手が出るほど欲しいものだろう。持つ者の義務として、少しは社会貢献してやるのもやぶさかではない。
「あがりよ」
そう宣言して夕呼が一番乗りで上がってしまった。カードを人間机に捨てる。口元に嗜虐的な笑みが浮かんだ。
「さーて、遊ぶとしましょうか。白銀様、お願いできる?」
「はいはい。イリーナ、しっかりイキ狂わせてもらえよ」
「ひっ……!」
俺がそう笑いかけてやると、肉棒を咥えていたイリーナが怯えたように息を呑んだ。イリーナの感度を最大まで上げる。すると、全身が興奮によって真っ赤に染まり、ヒクヒクと秘部を震わせるのが見えた。みるみる内に瞳が潤み出す。
「ほら、ちゃんと手マンしてやるからね」
夕呼が膣穴に指を当てると、くちゅくちゅと湿った音が響いた。そして、躊躇無く膣内に指を挿入し、かき回す。
「んひぃいいいいいいいい!」
膣穴を蹂躙されるたび、ビクビクと派手に腰を跳ねさせるイリーナ。普段のクールな様子からは想像もつかないほどに大声で喘ぎ声を上げている。
「あはあああっ!ひゃめへぇええええええ!」
「おい、こっちを忘れるなよ」
「むごぉおおおおっ!」
イリーナの金髪を掴むと、その口の中に俺のモノを突っ込んだ。そのまま、のどの奥まで肉棒を突き入れる。力尽くで頭を俺の腰に押し付けてやると、目を見開いて苦しそうに首を振って抵抗する。それを無視して、ゴツゴツと体重を掛けて強制イマラチオをさせた。
「ごぶっ…ぶふっ…むぐぅううう」
白目を剥いて今にも酸欠で失神しそうな苦悶の表情。イリーナののどを壊すつもりで口マンコの穴にを叩き続ける。もはや机としての責務を忘れたのか、両手を使って俺の腰を押し戻そうとするが、その両腕は左右の御剣姉妹によって抑え付けられてしまっていた。
「おぐっ……ぐぶっ…ごげぇ…」
涙をボロボロと流しながら暴虐に耐えようとするイリーナ。しかし、この間も夕呼の膣穴責めは続いている。呻き声を漏らす上半身とは対照的に、別の生き物のようにビクビクと跳ねる下半身。もはや背中に乗っていたカードは全て床に落ちてしまっていた。
「んぶぅううう!ごふっ!ぐむぅううううう!」
片手で頭を押さえながら、もう片方の手で乳首を弄り回す。すでに固くしこりきっているその乳首をぐにぐにと潰し、引っ張り、指でこね回すと、それに反応してビクビクと肩を震わせて感じていた。同時に、肉棒をのどの奥に突き刺したまま、ぐりぐりと腰を強く押し付ける。口元から涎がだらだらと零れ、とうとう酸欠で失神するという寸前で腰を離してやった。
「がはっ!ごぼっ……おげぇええええええ!」
その直後、イリーナは嘔吐してしまった。胃液と内容物を吐き散らす。いつの間にか真っ青になった顔色で、床に汚物をばら撒いていく。すぐに月詠たちが現れて掃除を開始する。そして、イリーナの金髪を掴み、顔を上げさせた。涙と涎と胃液と鼻水でぐしょぐしょな歪みきったみじめな表情。そんなイリーナの口に、俺は再び自身の肉棒を押し込んだ。
「むごぉおおおおお!」
「まったく、狭いバスの中で悪臭をばら撒きやがって……。お前らもお仕置きしてやれ」
「ごぶっ……むぐっ…んぃいいいいいい!」
俺の言葉を聞いて、この場の全員がイリーナの全身に愛撫を開始した。胸を揉まれ、乳首をこね回され、尻穴やクリトリスにも何本もの指が這い回る。そして、夕呼も膣穴への抽送を再開し、膣壁の弱い部分をごしごしと擦ってやる。
「んぶぅうううううう!あぐぅうううう!」
感度を上げられた肉体はあっさりと絶頂に達せられる。両足を大きく広げられ、四つん這いで腰を無理矢理高く持ち上げられた体勢。その股の間には何本もの手が配置され、その指が動くたびに膣肉がビクビクと痙攣させられる。
「せっかくだし、安全性度外視で廃人になるレベルまで感度上げてやるよ。まだ人に試したことないけど、たぶん大丈夫だろ」
「ぐぶぅううううう!んむっ!おごぉおおおおお!」
イリーナの端正な顔は、俺のチン毛の茂みに埋もれており、あまりにも哀れな姿だった。先ほどの胃液や涎が潤滑油の役割を果たしているため、根元まで捻じ込んでのど奥をかき回す感触が心地良くなっている。
「じゃあ覚悟しろよ。せーのっと」
「おごぉおおおおおおおおおおおおお!」
その瞬間、イリーナの身体が電気ショックでも受けたかのように大きく跳ね上がった。獣のような叫び声が上がり、股間からは勢いよく液体が噴き出す。膣肉どころか全身の筋肉という筋肉が大きすぎる快感で痙攣を起こしていた。しかし、俺の場合はその光景を眺めている余裕などなかった。
「いってぇえええええ!」
股間の激痛を覚え、思わず叫び声を上げてしまった。反射的にイリーナの頬を全力でぶっ叩いて殴り飛ばす。
「こいつ、人の大事なモノ噛みやがった!」
「ちょっ、大丈夫!?」
「早く武様の手当てを!」
自分の息子の様子を見ると、どうやら無事なようだった。少し歯型が付いて跡になっているがそれだけ。しかし、当然というか、完全に俺の屹立は萎えてしまっていた。さすがにもうセックスの気分じゃない。月詠の何とも無いという言葉を貰い、ズボンを履くことにした。視線を床に倒れて小便を漏らしているイリーナへと向けた。あの一瞬でこれまでで最大の絶頂に達したらしく、全身を痙攣させながら白目を剥いて失神している。
「こんの馬鹿女!白銀様に何てことしてくれてんのよ!あんたの命なんかじゃ取り返しの付かないことになってたかもしれないのよ!」
「おごっ!」
怒り心頭の夕呼がイリーナの髪を掴み、頬を引っ叩く。その衝撃で意識を取り戻すが、しかし快感でトリップしているらしく、舌をだらしなく垂らしたアヘ顔を晒すだけだった。夕呼の瞳に燃え盛るような殺意が映っているようだ。いや、それは程度の差はあれ、この場の全員の総意らしい。苛立たしげな視線がイリーナに集まっていた。
「白銀様、この女は私が仕置きして構わないかしら?」
「ああ、いいぜ。もう使わないから好きにしてくれ」
「わかったわ。御剣、あんたらの従者を何人か使いたいんだけど」
「構いませんわ。神代、巴、手伝って差し上げなさい」
夕呼の言葉に悠陽が答える。温厚な悠陽だが、その顔には珍しく怒りが浮かんでいた。ま、よく考えたらこいつら全員、俺のモノが無いと生きられない肉奴隷だしな。たしかにイリーナのやったことは死罪に値するのかもしれない。俺の肉棒を噛んでしまったのは筋肉の反射行動だから別に怒ってはいないんだが、正直イリーナには飽きてきたところだし、ちょうどいいか。
「ちゃんと制裁の様子は撮影しとけよ」
「はい。二度と人目を歩けないように、しっかりと制裁を加えておくわ。あと、私達は途中のパーキングで降りるから」
夕呼が暗い怒りを滲ませて答えた。床を引きずられ、前部座席に連れられていくイリーナ。彼女に会うことは二度とないだろう。
数週間後、彼女は裏DVD業界に鮮烈なデビューを飾ることになる。スカトロから獣姦まで取り揃えたボリュームのある一本だ。御剣財閥の力を借りて秘密裏に製作されたレーベルの名前は『プラチナチケット』。もちろん正規ルートではなく、通販のみの無修正である。
この作品の売りは過激すぎる内容と個人情報公開だ。ただの洋モノとは比べ物にならない変態プレイの数々。そして、日本語を流暢に話す外国人女性が、本名から実家の住所まで全ての個人情報を赤裸々に公開するのだ。これらの特徴は、これから無数に販売される裏DVDに共通する特色となる。
そして、イリーナ・ピアティフのデビュー第一作目。真昼の路地裏で全裸を晒しながら免許証を公開する自己紹介に始まり、大型犬や馬と交わる獣姦で終わっていた。その過程で『肉奴隷』の刺青を彫られるシーンや公開脱糞などもあり、マニア垂涎の代物となっているそうだ。
大人気ですでに第二作目の製作に取り掛かっている。しかし、すでに度重なる前後の穴へのフィストファックや尿道拡張で、イリーナの穴という穴はガバガバに広がりきっているらしい。彼女の穴が使い物にならなくなるのは時間の問題に違いない。いや、さらにヒートアップする拷問のようなプレイを考えると、その前に精神がやられてしまうだろう。