球技大会は俺達のクラスの優勝で幕を閉じた。夕呼は卒業生を戦力として途中投入するという反則を行ってきたが、そのメンバーである水月と遥を裏切らせることで逆に致命打を与えることに成功したのだった。そしてその帰り道、俺は今日出場していた伊隅みちるに話し掛け、その後にはベッドの上にいた。
「あん…ああっ……正樹ぃ~」
みちるの初物の穴に自分のモノを突き入れ、何度も膣奥を叩きつける。俺に組み敷かれ処女を散らしたみちるはシーツを強く握り締め、痛みを我慢していた。しかし、俺がキスをしてやると幸せそうな表情で愛しそうに唇を合わせてくる。
「正樹……ちゅ…はあっ…好きだ…」
もちろん俺は正樹なる人物ではない。白銀武だ。夕呼の作った薬品と俺の能力による洗脳効果によって、みちるは俺のことを片思いの相手である前島正樹くんと思い込んでいるのだ。いわゆる催眠術の実験である。数時間前に前島くんとやらのフリをしてみちるに告白をしてやったらほいほい股を開いてくれたのだ。俺の能力を使えば洗脳して寝取るのは簡単だが、今回は趣向を変えて恋人プレイでやってみている。
「みちる、すごいエロい顔してるぜ。いつもこんな表情してればもっと親しみやすくなるのにな」
「ば、馬鹿っ!こんな姿見せるのはこ、恋人のお前だけなんだからな!」
笑いを堪えるのが大変だ。恋人でもない男のモノに膣穴を突き込まれ、その初体験を撮影されてるんだからな。ちなみにこの部屋は御剣財閥の力で建てた撮影部屋である。至る所に隠しカメラと照明が埋め込まれたこの部屋での初体験はしっかりと隅々まで記録されているのだ。ちゃんとこの映像は本物の正樹くんとやらに送ってやるよ。
「あっ……んあっ……ふわぁああ…」
胸をこね回すように揉んだり、乳首をコリコリと弄ってやると少しずつみちるも感じ始めたのか喘ぎ声を漏らし始める。しかし、さすがに処女をイカせるにはもう少し時間が掛かりそうだ。今回はリアル重視なのでみちるの肉体の感度を上げていない。正直あまりタイプではないし、イカせるのも面倒なのでこのまま膣奥に射精してやることにした。
「もうすぐ出すぞ」
俺が抽送の速度を上げてやると、初めての感覚にみちるは激しく喘ぎ声を上げ始めた。そして俺の背中に両手両足を回してしがみつくように抱きしめる。目を閉じ、歯を食いしばって俺の激しい膣穴責めに耐えている。しかし、その目はとろんと蕩けていて幸せそうな表情を浮かべていた「。
「はんっ……んああっ!正樹っ!正樹ぃいいいい!好きぃいいいいいいい!」
そのまま子宮の奥に精液を出してやると、みちるはぐったりとベッドに倒れこむ。ハァハァと荒い息を吐いているが、嬉しそうに俺のことを見つめて軽く触れるだけのキスをしてきた。数時間前までの冷たそうな感じとは対照的なはにかんだような笑顔で俺の腕の中に潜り込む。
「ほら、後始末もしっかり頼むよ」
「まったく、私がいないと何にもできないんだから……」
そう言うと初めてのお掃除フェラをし始めた。幸せそうな表情で俺のモノを咥え込んだみちるはたどたどしい様子で肉棒に舌を這わせてくる。俺がお願いすると唇をすぼませ、ぺちゃぺちゃと音を立てながら必死にカリや裏筋などを舐めてきた。そのまま空いた手で竿をしごかせ、のどの奥に射精する。ゴホゴホと咳き込むみちるの口からは溢れ出した精液が滴り落ちている。そのまま大きく口を開けさせ、白濁で真っ白に染まった口内を眺めた。
「もう、いきなり出すから驚いたじゃないか」
「ごめんごめん」
少し怒った調子で口を尖らせるみちるだが、その声には嬉しさがこもっていてまったく恐くない。夢だった片思いの相手との幸せなやりとりにみちるの頬は緩み切っている。そのまま俺の胸の中に飛び込むと、体温を確かめるようにぴったりと抱きついてきた。まるで丸くなった猫のように幸福そうな表情を浮かべている。しかし俺の方はというと、早くも飽きてきた。やっぱり好きでもない相手と恋人プレイをしてもあまり面白くない。
仕方ないので俺は携帯でメールを送る。
「ん?誰にメール?」
「すぐ分かるよ。……っと来たか」
ドアを叩く音が聞こえ、俺はその来客を室内へと呼び寄せた。そこに現れたのは五、六人ほどの男達であった。彼らは白稜柊学園の中でも割とハードなプレイを好む連中だ。人手が足りないときにパシリとして使う代わりに要らない女を提供してやるというギブアンドテイクの関係である。
「正樹……それ誰?」
みちるは自分の身体をシーツで隠しながら恐る恐る聞いてきた。それに俺は指をパチンと鳴らすことで答える。洗脳の合図だ。急にみちるの目から意思の力が消える。
「こいつらは前島正樹くんだよ。俺はもう帰るからこの正樹くん達と愛し合ってくれ」
「はい」
再び指を鳴らすと、はっと覚醒したような表情になった。そして、新たに部屋に入ってきた男達を潤んだ瞳で見つめる。
「じゃ、あとは好きしていいから。使いそうな道具とかは隣の部屋においてあるから適当に使っていいぜ。とりあえず一週間後くらいにまた来る」
「ありがとうございます。ええと、避妊とかは大丈夫ですかね?」
「気にしなくていいぜ。どうせ彼氏に孕まされたと思ってくれるから」
「マジですか!?中出しし放題、壊し放題って最高すぎますよ!」
喜んでいるそいつらに任せて俺は家へと帰ったのだった。みちるにとっては幸せな時間だろう。なんせ入れ替わり立ち代り一週間ずっと恋人と愛し合えるのだから。
そして一週間後。部屋のドアを開けるとむわっと漂ってくる淫臭。室内へと入っていくと、そこには上半身を縄で縛られ、上下の穴を責められているみちるの姿があった。
「んっ…ぐむっ……ましゃきぃ…」
みちるはベッドの上で後ろ手に縛られ、あぐらをかいている男の腰に顔を押し付けられ、その肉棒にしっかり吸い付いて美味しそうに咥えている。そして腰だけを高く上げ、這うような姿勢で四つん這いになっている。その膣穴には男がバックから強く腰を叩きつけており、そのたびに嬉しそうな喘ぎ声が漏れ出る。そして、胸を括り出すように上半身を縛られており、その背中と尻にはムチで執拗に叩かれたのか内出血で真っ赤に染まっていた。
「おはようございます、白銀さん」
みちるの頭を両手で持って激しく上下に動かしている男が俺に気付いて挨拶をした。それに続くように部屋にいた数人の男達も挨拶をする。その間にもみちるは膣穴を抉られのど奥に肉棒を突き込まれており、くぐもった喘ぎ声を出している。
「んむっ……ごぶっ…んぐぅううううううううう!」
そして、犯している二人が同時に上下の穴に射精したようだ。フェラをさせている男はみちるの頭を強く腰に押し付けてのどの奥まで突き入れて発射しており、後ろの男もちゃんと孕ませるように亀頭を子宮口になすりつけながら出しているようだった。
「調教の様子はどうだ?」
「この一週間、暇な奴を集めて毎日十人以上で休みなく犯してますよ。こいつも正樹正樹~って喜んで股開きますし」
ベッドの上でぐったりとした様子のみちるはその膣穴と尻穴から精液を垂れ流している。一週間ずっと挿入され続けた両穴は開ききってパクパクと物欲しそうに蠢いていた。シャワーも浴びていないのかその顔中には精液が塗り込められ、髪も乾いた精液でパサパサだ。胃の中も精液で満タンなのか、口の端からは逆流した精液がごぽりと溢れ出して泡立っている。
「あとこれですね。乳首とマンコにピアス嵌めときました。命令したら、正樹がそう言うならとか言って何でも言いなりでしたよ」
笑いながら話す男達。その乳首とクリトリスには毒々しい彩色のピアスが嵌められていた。好き放題につねられたのか、その胸は手形で真っ赤に腫れ上がっている。そして、別の男が浣腸器を持ってきた。その中身は黒い液体で満たされている。
「や、やめて……正樹…お願いだ…」
しかし男は縛られて動けないみちるのアナルに浣腸器を差し込み、真っ黒な溶液を一気に押し入れていく。
「うぐっ……あうぅぅうううう」
苦悶の表情を浮かべてみちるが呻く。大量の液体が腸内に飲み込まれていき、すべてが入った頃にはみちるの腹は大きく膨らんでいた。そしてパンパンになった腹から中身が漏れないように男はアナルプラグを嵌め込む。
「何を入れたんだ?」
「コーラですよ。腹に満タンに入れてやると面白いくらい鳴いてくれますんで。特にこうやって振ってやるとね!」
そう言ってみちるの高く上げた腰を掴んで左右に激しく振った。するとみちるは豹変したかのように髪を振り乱して絶叫する。その腹は炭酸でさらに膨張し始め、妊婦のように大きくなっており、今にも破裂してしまいそうなほどだ。
「正樹ぃいいい。やめでぇええええええ!痛いぃいいいいいいいいいい!早くぅううううう!出させて!出させてえっ!もう我慢できないんだぁあああああ!」
みちるは涙を流しながら悲鳴を上げているが、周りの男達はその表情を見て楽しそうに笑っている。みちるは全身をビクビクと震わせて脂汗を垂らして痛みに耐えている。
「正樹……本当に…もう無理なんだ…ぐぅううううう」
「仕方ないな」
「あっ……んひぃいいいいいいいいいい!出るぅううう!おほぉおおおおおおおおお!」
プシャアアアアアアアア……
アナルプラグを抜くと、四つん這いで高く上げた尻穴から大量の液体が噴出した。コーラが噴水のように勢いよく流れ出す。あまりの開放感にみちるは白目を剥いた至福のアヘ顔を晒して叫んでいる。ときおり炭酸が抜けた空気でブボボボッと放屁の音を立てており、あまりにもみじめな姿だが俺にはまだもの足りなかった。
「お前ら壊れないように気を使ってるんじゃないか?もっと再起不能なほどに激しく壊せよ」
「え?もっとですか?」
「ああ、まだまだ。これじゃまだ絶望が見られない」
それから一ヵ月後。俺は伊隅家のマンションの一室にいた。
そこには変わり果てたみちるの姿があった。全裸のまま虚ろな瞳でベッドの上に横たわっているみちるの肉体はボロボロになっている。乳首には大小様々なピアスが何本も刺さっており、ぐちゃぐちゃに腫れ上がっている。秘部の毛はすべて剃られており無毛である。さらにクリトリスだけでなく陰唇のビラビラには数え切れないほどのピアスが嵌められ、原型が分からないほどだ。そして、下腹部の辺りには大きく『使用済肉便器』という刺青が入れられていた。まさしく便器にふさわしい姿である。しかし、そんな状態にもかかわらず俺が部屋に入るとみちるは嬉しそうに抱きついてきた。
「正樹、待ってたんだぞ」
そう言って俺に飛びついて唇を合わせ、情熱的なキスをしてきた。うっとりとした表情のまま俺をベッドに誘う。そのままベッドへ行き、胸を揉み、指を膣穴に入れてやると開発されたみちるの肉体は瞬く間に発情し出した。
「あん……ふぁああ…ましゃきぃ~……好きぃいいい」
「くくっ……そろそろかな」
顔を上気させて喘ぎ声を漏らすみちるを眺めながら俺は笑みを浮かべた。そのまま片手を耳元に近づけ、指を鳴らす。催眠解除の合図だ。すると、みちるはハッとしたように表情が変わり、俺の姿を見た瞬間に悲鳴を上げた。
「え?あ、あなた誰……いやぁああああああああああ!」
今まで恋人だと思っていた人物が急に見知らぬ男になっているのに気付いたみちるは恐慌状態になってしまう。その絶望の表情を堪能しながら、みちるの肢体を弄び続けていると、俺の腕の中から逃れようと激しく暴れ出した。それを俺は無理やり抑え込んで全身にいやらしく指を這わせ続ける。
「いやぁあああああ!助けて正樹ぃいいいいいい!やめてぇええええええええ!」
「おいおい、さっきまで嬉しそうに俺に抱きついてきたのはそっちだろ?」
「そんな……んぐぅううううううううう」
両手を押さえつけ、再びキスをして舌を口内に入れてやると、みちるは手足をバタつかせて拒絶する。あれだけ肉体を陵辱されてたっていうのにキスに拒否反応を示しているのがいじらしくて興奮するな。みちるの舌や歯茎をねっとりと舐め回し、最後に大量の唾液を流し込んでやると、涙を流しながらくぐもった声を漏らした。
「ぐむぅううう……ぷはっ!うぐぅぅ……な、何でこんな…」
俺はニヤニヤと笑いながら目の前のテレビに今まで撮影した調教シーンを映し出す。そこには自分の恋人ではなく見知らぬ男達に肉体を弄ばれ、嬉しそうにおねだりをしている映像があった。そして、自分の取り返しがつかないほどに滅茶苦茶に破壊された肉体を見回す。
「あ、ああ……そんな……うわぁああああああああああ!」
「くくっ……わかったかよ?今まで彼氏だと思って体を捧げてた相手は、ただの変態たちだって。もうこんな使い古しの身体なんて正樹くんに見せられないよな」
そう言って身体中のピアスや刺青をなでてやると、みちるはこの世の終わりのような絶望した表情を見せた。いやぁ、この表情は最高だな。恋人との幸せな生活だったはずが、まさに天国から地獄。一ヶ月も仕込みに時間を掛けた甲斐があったぜ。
「正樹!正樹!正樹ぃいいいいいいいいい!」
そのまま過酷な使用で緩み切ったみちるの膣穴に俺のモノをぶち込んでやると、狂ったようにその名前を叫び始めた。激しく膣穴を抉ってやると、恋人の助けてくれない現実を認めてだんだんと全身から力が抜けていき、瞳から生気が無くなっていくのは実に爽快だ。そして最後に、その子宮がすでに見知らぬ男の子供を妊娠していることを伝えてやると、みちるは今にも自殺しそうなほどに蒼白な表情になってすすり泣きし始めてしまう。その絶望の嗚咽をBGMにこの部屋をあとにするのだった。
そのまま俺はみちるの他の姉妹の元へと向かう。伊隅家の美人四姉妹。その全員がみちると同じように催眠状態に陥っているのだ。同時並行して調教された残りの三姉妹もこの一ヶ月、男達に犯され続け、肉体を破壊され、そして誰とも知れない男達の子供を孕まされていた。長女、三女、四女、次は誰の催眠を解いて絶望させようかな。映像を送るだけのつもりだったが、正樹くんとやらの目の前で変わり果てた幼馴染の痴態を晒させるのも面白そうだ。伊隅家の女達の泣き叫び、絶望する姿を楽しみにしながら俺は歩き続けるのだった。
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更新が遅くなってしまい、待っていてくださった方には本当に申し訳ありませんでした。他の作品を書いていたりで中々更新できずに……。
遅くなりましたがリクエストの多かった『催眠』で伊隅みちる編でした。