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No.18472の一覧
[0] ―― EDGE ―― ネギま(オリ主) [紅月](2010/07/10 18:15)
[1] 第1話[紅月](2010/04/30 00:17)
[2] 第2話[紅月](2010/04/30 11:48)
[3] 第3話[紅月](2010/05/05 21:33)
[4] 第4話[紅月](2010/05/08 01:49)
[5] 第5話[紅月](2010/06/22 17:38)
[6] 第5.5話[紅月](2010/05/15 11:52)
[7] 第6話[紅月](2010/05/21 10:41)
[8] 第7話[紅月](2010/05/22 18:29)
[9] 第8話[紅月](2010/05/28 17:16)
[10] 第9話[紅月](2010/06/07 15:28)
[11] 第10話[紅月](2010/06/21 15:57)
[12] 第11話[紅月](2010/06/21 16:00)
[13] 第12話[紅月](2010/06/28 09:51)
[14] 第13話[紅月](2010/07/05 17:07)
[15] 第14話[紅月](2010/07/10 18:15)
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[18472] 第5.5話
Name: 紅月◆a3e744a8 ID:3903c47e 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/05/15 11:52


第5.5話    『幕間』




エッジは山中の拠点に戻り、休んでいた。

達人クラスとの戦闘とその後の取引で、疲労困憊していたのだ。



結論として、エッジは取引に応じた。

学園側の提示した条件は、


・ネギ・スプリングフィールドとその周囲の人間の、外敵からの護衛

・学園都市の警備(別口の個々の依頼として)

・修学旅行が終わるまでは、ネギ・スプリングフィールドへの過去の質問はしないこと

・契約期間はネギ・スプリングフィールドが学園都市にいる間

・魔法協会への攻撃の禁止


報酬として、


・住居の提供

・金銭の支払い

・警備の出撃手当て

・6年前の情報提供


である。

もちろん、そのまま受けた訳ではない。

条件は一部変更させた。

それは契約期間の短縮である。

一ヶ月ごとの更新により、最長1年間とした。

それとネギ・スプリングフィールドを護衛対象からの除外と魔法協会への攻撃禁止の撤廃である。

自身の安全保障が存在しない以上、自身のみを不利にする条件は飲めないからである。

些か問答があったが、両者合意のもと契約を行った。

狸爺相手ならば健闘と言ったとこだろう。




エッジは、そもそも魔法協会を信用していない。

公然と正義を謳う組織など、狂信カルトやテロ組織と変わらないと思っている。

しかも、法でもって行っているのではなく、善意とやらに頼っている部分が多々ある。

戦場に生きたエッジにこれほど信用できないものなどないだろう。

それに、エッジが出会った魔法使い達は、その多くは戦場で出会い、平和を謳い、戦争をするのだ。

救うと言いながら奪っていくその矛盾、いったい何に対しての救いなのか。



今回の取引にしても、拷問や薬による情報に信憑性の少なさがあったからである。

尤も、契約以外に口約束程度で魔法協会に意味の無い攻撃をしないと宣言した。



今すぐに情報が手に入らないことには不満があるが、ベターではある。

魔法界の暗部ならば自身の情報網では、手に負えないのだから。

ネギ・スプリングフィールドは、事件の中心にいるのだから。



最初の仕事は、修学旅行での護衛。

最優先護衛対象は近衛木乃香。

ガードマンとして付いていくことになるらしい。


明日からの忙しさに面倒なことだとひとりごちて、エッジは眠りに就いた。








side:学園長



思ったほど旨くいかなかった契約を思い出し、小さく溜め息をついた。

尤も、戦力としては優秀だし、余計な干渉をしなければ敵対されることもないだろう。

ネギ君を護衛対象にできなかったのは痛いが、その周囲は守られる。


一先ずは修学旅行を乗り切ることである。

妨害が予想される修学旅行。

これもまた、ネギ君の修行になれば良いと。


願わくば、復讐に染まっている彼を解き放つことができればと小さく零した。













ステータス


:エッジ(本名:レイ・ティアーズ)

:男性

:16歳

:身長・175cm 体重・70kg

:京都神鳴流を基礎とする神炎流を使う。

 基本的に“気”を用いて戦うが、体内にある魔力を用いての切り札がある。

:スキル

 ・隠密…外部に魔力を放出しないため、気を使ってない場合は気及び魔力による探知不可。

 ・武術…剣以外の戦闘手段。日本の古武術を習得。

 ・短距離連続転移…腹部に描かれた呪紋により発動。

 ・魔力視認…流れている魔力を見ることができる。悪魔の能力。というか、上位の魔法使いなら普通にできる。

 ・????…呪紋により発動。

 ・????…固有能力。悪魔としての能力。

 ・その他…神鳴流の奥義亜種が使える。雷撃系が全て炎撃系になる。

     例
      雷鳴剣 → 業炎剣
      雷光剣 → 炎戒剣

 ・その他2…術を開発中。対神霊・幻想種。いわゆる真祖や高位魔族などを滅ぼすための術。

:直情的。面倒くさがり。眼帯少年。かつて抉られた右目には、黒い眼球、紅い虹彩、縦にするどい瞳孔という典型的な悪魔の目がある。

 よって質問されるのも面倒なエッジは、顔右半分を覆う大きめな眼帯で隠している。

 何故だか知らないが、気で炎を扱うと髪が仄かに発光する。暗い紅で火の粉も舞う。本人は目立つから夜間戦闘しにくいとの談。

 髪切るのも面倒とのことでほっといたら、月子にポニーにされた。それ以降ずっとポニー。

 戦場で暗殺・奇襲・殲滅など、色々やった。微妙に常識知らず。

 服装にセンスがないらしく、無難だからということで黒服ばかり着ている。

:装備

 特注の黒服。防刃・防弾・耐火。

 鉄糸で織り上げた腰鎧。腰の後半分を覆い、ベルトで留められている。

 隕鉄の刀・銘は流星(ながれぼし)。普通の金属で作られた刀だと途中で溶けちゃうので。




第5.5話    了



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