●蛇足もろもろ●
ここに置いているもの↓
・最新話の1つ前の話までの微妙な粗筋
・設定を原作ゲーム風表記にしてみた
・最新話までに出たキャラまとめ
・各話の後書きもどき
なんとなくつらつら書き出してみた。ここに関しては、飽きたら消します。「チラ裏だから!」が免罪符。
◆最新話1つ前(第九回)までの主人公寄りな粗筋◆
ゲーム本編1周目を、コミュがったがたで仲間のレベルも足りてないというギリギリの状況でクリアした男主人公。卒業式で恋人の美鶴の涙に未練を残しながら死に、気付いたら何故か物語開始時に逆行して、しかも女の子の身体になっていた。
初めは自分の置かれている状況に付いていけず、記憶喪失を装いながら何とか世界に適応しようとする主人公。女になった事で異なる周囲の視線に戸惑いつつ、流されるままに最初の満月の、巨大シャドウ襲撃を迎える。
無事にペルソナ・恋愛ピクシーを召喚できた主人公だが、巨大シャドウの攻撃により意識を喪失。ベルベットルームでの問答を終えて現実で目を覚ますと、既にシャドウが倒されて10日が経っていた。シャドウを倒したのは主人公だと言われるが、主人公自身にはその記憶が無い。右手に表れた奇妙な痣とともに、謎は深まる。
シャドウ襲撃事件をきっかけに、この世界がやはり自分の知る流れで進みつつある事と、その中に「既に知っている」自分が存在している意味を思う主人公。流されるだけでなく、独自に流れを変える方法を考える。だが「知っている」という意識は主人公の周囲の人間に対する認識に影を落とし、彼らを過去の記憶の焼き直しとして一面的にしか見えなくさせていた。共に戦ってみて初めて、過去と現在との仲間たちの違いに気付いた主人公は、ゆかりの言葉に胸打たれて心を改める。
過去ではなく、今のこの世界で生きる人たちを見つめる事が、コミュ発生の第一の条件だと思い知った主人公。しかしどうしたって、過去にかけがえの無い絆を結んだ相手に対しては、今と過去を分けて考える事ができない。ついにはそのかけがえの無い絆を結んだ相手であった舞子に拒絶され、今を生きる人たちに積極的に関わる事への恐れを抱いてしまった。
そんな中、1つの“噂”が主人公を煩わせる。真田と自分が、恋人として付き合っているというのである――何を馬鹿な。
だが“噂”は学園に蔓延し、そのせいで主人公に向かう悪意は犯罪事件として表面化した。事件そのものは力技で解決し、その場に居合わせた小田桐との問答で怯える心に区切りを付けた主人公は、今の美鶴に1周目の体験を告白する決心をする。ところが、あの右手に表れた痣と同じものに首を絞められ、「それはルール違反だ」と釘を刺されてしまうのだった――。
◆原作ゲーム的に設定してみた◆
◇主人公の状態
1周目(無印P3)男主人公:有里 湊
クリア時レベル:99
クリア時ステータス:学力MAX(天才)/魅力ランク5(オーラが出ている)/勇気ランク4(頼りがいがある)
クリア時MAXコミュ:愚者/魔術師/女帝/皇帝/法王/戦車/隠者/刑死者/死神/悪魔/星/審判
クリア時発生済みコミュ:太陽
クリア時未発生コミュ:女教皇/恋愛/正義/運命/剛毅/節制/塔/月
他特記:ミックスレイド・ハルマゲドン使用可能だった。無印には永劫コミュが存在しない
2周目(本編・P3P)主人公:有里 公子
最新話でのレベル:10前後
ステータス:学力MAX(天才)/魅力ランク5(可憐な天使)/勇気ランク3(ここぞでは違う)
コミュについて:別項に記載
所持ペルソナ:ピクシー/ネコマタ/アラミタマ/フォルネウス/オモイカネ/リリム/ヨモツシコメ/イヌガミ/ヤタガラス/リャナンシー/ナンディ/アヌビス
他特記:ペルソナ最大所持数は12のまま引き継いでいる。勇気がランクダウンしたのは2周目知識で動く前に考えすぎてるせい
◇本編最新話でのコミュデータ(予定部分はまだ変動する可能性あり)
愚者『????』:未取得
魔術師『伊織順平』:ランク1「同じペルソナ使いの仲間で、クラスメイト。友人として、湊を日常で気遣ってくれている」
女教皇『????』:未取得
女帝『????』:未取得
皇帝『?????』:未取得(第二回で発生フラグが立っている)
法王『????????????(構成メンバー:???/?????/????/????)』:未取得
恋愛『岳羽ゆかり』:ランク1「同じペルソナ使いの仲間で、クラスメイト。友人として、湊を色々と心配してくれている」
戦車『運動部(岩崎理緒)』:ランク1「女子テニス部の仲間たち。湊の入部を歓迎してくれている」
正義『???』:未取得
隠者『???(?????)』:未取得
運命『??????(????)』(?????):未取得
剛毅『????』:未取得
刑死者『??』:未取得
死神『?????』:未取得
節制『????』:未取得(第七回で発生フラグが立っている)
悪魔『??????(????)』(????????????):未取得
塔『????』:未取得
星『????』:未取得
月『????』:未取得
太陽『???????????(????)』:未取得
審判『特別課外活動部(構成メンバー:岳羽ゆかり/伊織順平/真田明彦/桐条美鶴)』:ランク1「共に戦うペルソナ使いの仲間たち。過去の焼き直しではない今の彼女らと、新たな道を歩き始めた」
◆ここまでのキャラ(モブ以外)と主人公との関係とか◆
◇有里湊/有里公子
主人公。名前はコミックス版と、ネット上で広く使われているものを拝借。
ペルソナという精神に根ざした力を扱う割りに、このSS本編中ではかなりメンタルが弱い。一応そういう設定にした意義はあるが、語られるのは物語終盤の予定のため、読む方からすると単に悩みまくりで鬱陶しい印象になりがち。
10年もの間“デス”の欠片を抱え込んでいた影響により、情操面がやや未発達で、周囲から見ると言動の端々に幼さがある。
何事においても美鶴第一。
◇岳羽ゆかり
初出は第二回。
本人のペルソナは恋愛、対応コミュも恋愛。
主人公を同性として見ているからというだけでは説明のつかない、原作女主プレイと比較しても不自然なほどの、主人公への過剰な優しさを見せる。本人は気付いていないが、それはゆかりが主人公に自身の境遇を重ね、主人公に優しくする事で過去の可哀想だった自分が優しくしてもらえたような気分になっているから。つまり代償行為の一種である。
主人公が「可哀想」でなくなって、過去の自分と重ねる事ができなくなった時、ゆかりは何を思うのだろう……。
◇伊織順平
初出は第二回。
本人のペルソナは魔術師、対応コミュも魔術師。
最初は主人公をある程度異性として意識していたが、ペルソナ使いとして共に戦い、自分よりも活躍する姿に嫉妬してからは恋愛対象としては見ていない。自分と主人公の差に悩み、その悩みから逃れたくて主人公を自分と違う“特別”であると言い訳する。
だが、その言い訳もいつまでもつだろうか?
◇真田明彦
初出は第三回。
本人のペルソナは皇帝。
タルタロス初探索で仲間の不和に涙を流した主人公に、幼い頃に自分と荒垣の喧嘩を止めた妹の姿を重ねる。
妹のように主人公を構い、だが校内で自分がアイドル的な立場にあると充分に理解していないがゆえ、構われる主人公が周囲の女子からどんな目で見られるのかという事に気付かない。
◇桐条美鶴
初出は第二回。
本人のペルソナは女帝。
主人公が自分を特に慕っているらしいとは気付いているが、それがどんな感情なのかは未だ見極められずにいる。
自分の目的のために、特異なペルソナ能力を持つ主人公を「使える」人間として目をかけている。しかし純粋に自分を信じているだろう主人公や仲間たちに真実を語らず戦いへ導く事に、罪悪感を捨てきれない甘さを持つ。
◇荒垣真次郎
初出は第二回。
本人のペルソナは刑死者。
たまたま街を歩いていて出会った主人公の、自分への態度に興味を抱く。また、何故か主人公を自分と「同類」であると感じた。
主人公に会った日以来、奇妙な胸騒ぎに駆られている。
◇コロマル
初出は第八回だったり。神社の境内の奥から主人公をじっと見てた赤い眼の正体。
動物の勘的に、主人公に何か不自然な印象を感じているが、現在はまだ赤の他人なので気にしていない。
◇テオドア
初出は第七回。タルタロス初探索時(ゲーム本編での初出時)に主人公がベルベットルームに顔を出さなかったため、イゴールが主人公に選択肢を提示せずに、エリザベスでなくテオドアの方を案内人として決めてしまった。
テオドアにとって主人公は案内人として導く初めての相手であり、特別な思い入れを抱きやすい状況だった。加えてこれも初めて目にした、人の涙に対して感じ入るものがあったようだ。
◇ファルロス
初出は第一回。
ゲーム本編と違って、最初に寮で出会った時から既に、妙に人間くさい仕草が垣間見られる。
1周目の記憶は無いはずだが、主人公に悪影響を及ぼす痣を隠してくれるなど、好意的な態度をとっている。
◇幾月修司
初出は第三回。
今のところ、ゲーム本編と異なる目立った言動は無いようだ。主人公の特異なペルソナ能力に興味を示している。
◇岩崎理緒
初出は第八回。
真面目に部活動をしないテニス部の他の部員たちに苛立ち、体力づくりが目的と言いつつもしっかり練習する主人公を歓迎する。
◇小田桐秀利
初出は第九回。
主人公を、性別を越えて良き友になれる相手と考えている。
主人公のペルソナを目撃した事で、影時間や特別課外活動部の真の活動について教えられ、生徒会長としてでなく桐条グループ令嬢としての美鶴とのコネを手に入れた。
これによりゲーム本編コミュ内容の、権力を得ようと焦って、独断で教師の依頼を引き受ける事はなくなりそうである。コミュに代わる精神的成長を促す出来事は、果たして彼に訪れるのだろうか?
◆後書きもどき◆
物語全体の中で絶対に外せない重要エピソードは決まっているが、それ以外の個々のコミュの肉付けに関してはまだ不確定多し。
そのタイミングで発生可能なイベントを中心に、今回はこれだけ書く、というようにその回ごとに主要なテーマと挟むべき伏線を決め、後は筆の赴くまま。だから予定に無いオリジナル展開なんてことに(ry
オリジナル展開とは言っても、物語の本筋をゆがめるほどかけ離れた状態にはならない。言ってみれば原作漫画に追いつきそうになってオリジナルの敵やエピソードを挟むアニメのような……どう見ても駄作一直線です本当にありがとうございました。
◇第一回・第二回
ノープロット。
元々は、P3Pを「無印クリアした男主が憑依した女主」という設定でプレイしながら、プレイ記録をSS風に仕立てたもの。第二回の後半まで書いてある状態で第一回を投稿、反応が悪くなかったので調子に乗って書き上げた第二回をそのまま投稿。
現在の展開と比べると大きな矛盾になりそうな箇所が放置されている。ツッコミくらったら修正するかも。
◇第三回
やはりプロットは無し。物語の終わらせ方だけはこの頃に決定。第一回・第二回で放置された矛盾がまだ直ってない。もう矛盾じゃなくて、これこれこういう心の動きがあったからこうなったんだよ! と屁理屈付ける方が簡単な気がしてきた。
ペルソナの設定を、異聞録や2罰とすりあわせようと頑張った形跡がある。しかし結局固めきれていない。
◇第四回
設定語り多め。それを誤魔化すように百合くさいゆかりがいたりする。
◇第五回
ようやくここで主人公の目指すべき方向性が語られる。展開遅すぎる。
最初の投稿では色々と省いた部分を、感想でのご指摘もあり後に加筆修正。
筆者はアンチでもヘイトでもないつもりだが、展開の遅さゆえに話がぶつ切りになり、その時点ではキャラの扱いに差を付けているとしか見えないような描写になる場合がある。しかし全体を見ると、主人公含め全キャラが平等に落とされているはずである。
◇第六回
第五回の修正にあわせて、こちらも加筆修正済み。ついでに初の真田視点が加わり、以降の真田の主人公構いっぷりの根拠が明確に。
順平コミュのきっかけとして、ちょっといいとこ見せようとモブ踏み台にエピソード作っただけなのに、それが後々オリジナル展開に発展するだなんて……この時は思ってもみなかった。
◇第七回
初回投稿で主人公の言動がおかしかったので後に部分修正、マーガレットの名前が出なくなった。
“”が連続しすぎて読みづらい?
テオドアにドM疑惑があるとどこかで見て以来、ヤツをどうやって虐げようかと考えている筆者の思惑が滲み出ている。
◇第八回
原作コミュのフラグ折り開始。あとTS設定があんまり生きてなかったので少し意識して書いてみた。
◇第九回
あれ、小田桐をこんなに出番多くするつもりは無かったんだが……まあいいやこれでコミュキャラ外れたけど充分目立ったよな。
とりあえず、主人公が1周目知識ひけらかすフラグを潰しておいた。孤独に頑張ってください。
◇第十回
原作知らない方向けに1つ言い訳を。
原作のゆかりはこのSSと違い、主人公を自分と同じだと考えて勝手な共感を抱いた事をこの時点(コミュ発生時)で反省している。このSSのゆかりが反省できておらず、むしろ思い込み悪化してるのは、ゆかりが優しくしてくれるからって何も考えず喜んでる主人公のせい。原作のゆかりはそんなに嫌な子じゃない。