声が、聞こえた。
・・・と言うより頭に何かノイズのようなものが響いたと言った方がしっくりくる。
ノイズ、ノイズ、ノイズ、ノイズ、ノイズ――・・・
ノイズが止む気配は無くひたすらに鳴り続ける。何が目的で鳴っているのか全く見当もつかない。
砂嵐のような、入りの悪いラジオのような、そんな不快なノイズに段々イライラした感情が生まれた。
あぁうるさいなあ、と僕が思い不満を言おうとして、一瞬静寂。
ノイズが一転、意味を成した。
『お・は・よ・う』
◆◆◆
ふと気が付くと目の前が真っ暗だった。次に鼻をつく腐臭、息苦しさ、喉の渇き――・・・
そして体を動かそうとしてそこで初めて自分が『何か』の下敷きになっている事に気付いた。
「な・・・ん・・・」
重たい。初めに感じていた感覚の全てが今僕に圧し掛かる重みに塗りつぶされる。
その余りの重さに意図せず声が漏れたが、うまく発声出来なかった。
声を出そうとしたからか、喉が焼けたようにヒリヒリした。
明らかにおかしい自分の体調が気になるのと、自分の置かれている状況が気になる半々。
「ぐッ・・・!」
力の入らない体を無理に動かし自分の上に被さる『何か』をどける。
どさりと音がし被さっていた『何か』は横に倒れたようだ。
ようだ、というのは今僕は漆黒のような暗闇に包まれているため、視覚からの情報が全く存在せず、
体に掛かっていた重みが無くなった事、僕の体の横から何かが床を鳴らしたことからそう推測したためだ。
胸一杯に流れ込む腐臭。吐き気を催す臭いだったが、それよりも息苦しさが解消されたことに安堵した。
腐臭を貪るように吸う。
「こ・・・こは・・・」
呼吸が落ち着き、重力を感じる反対方向へ起き上がろうとして地に手を付く。
すると、ぐにゃりとした感触が掌から僕の脳へと電気信号として伝わった。
「なっ・・・」
目の前は相変わらず真っ暗だが、掌から伝わるその感触でその掌の下にある『何か』は人の形をしたモノだと分かった。
生温い、そして柔らかいような硬いようなどっちつかずの感触が、僕にそれが何なのかを教えてくれた。
人間の、死体。
「ひっ・・・!」
思わずその手を退けた。
息と共に悲鳴にも似た声が小さく漏れる。しかし気付いた。
自分は同じような感触のする、また別の死体の上に坐していたのだと。
「うっ・・・うわっ・・・!!」
死体の上に寝転がることに生理的嫌悪感を覚え、体を捻って横に倒した。
その先には先に横にどかした死体があったので再び声が漏れそうになるのを堪えて更に横に体を動かす。
そこは、固い床だった。
床は不規則に揺れており振動が床から伝わってきて、自分は今何らかの物に乗っているのだと推測できた。
冷たくて硬い床だったとしても嫌悪感を覚えるような死体の上よりはよっぽどマシだ。
しばらくその冷たさを堪能していると、少しだけ思考が蘇ってきた。
どうして今僕はこんな所に居るんだろう。僕は確か・・・
「あ・・・れ?」
そこまで考え、そこから先を思い出せない。冷たい汗が背中に流れた。
そんな馬鹿なと更に思いだそうとした時。
――・・・轟音。激しい衝撃。
「がッ!」
体が簡単に、まるで木の葉のように舞った。
衝撃に驚愕するまもなく体が壁に叩きつけられ僕以外のそこにあった物、死体も衝撃で舞った。
「つッ・・・」
強かに打ちつけた背中や、変な落ち方をしたらしく捻った手首に痛みの火が灯る。
それらの痛みに堪えながら体を起こすと衝撃で壁がひしゃげ、隙間が開いているのが確認できた。
その時初めて視覚が働いた。
何の明かりか分からないが、月だろうか、さほど強くの無い薄明かりが差し込み自分を、死体を照らす。
予想以上に死体の数は多かった。そしてその中に埋もれている僕。
「一体な・・・にが・・・」
慌ててその死体の山から這い出る。
改めて明かり下で死体を確認すると余計に不気味に感じる。
それとは関係なく声帯の調子が戻ってきたな、とも思いつつ状況を判断するために隙間から外に出る事を僕の脳が判断した。
――・・・
ひしゃげてできたらしい隙間から身を捩って抜け出し、地面に降り立つ。
地面はアスファルトで覆われていて、床どころじゃない冷たさと硬さだ。
外は、腐臭に慣れた僕の鼻には空気が澄み過ぎていた。
ツンと痛くなる鼻腔に、油のような臭いが混じっている事に気付いた。
辺りを見渡す。光源は月明かりだと思っていたが、実際は街灯も光源だったようだ。
そして目に入った物から状況を推測する。
・・・どうやら自分の乗っていたものはトラックで、それが乗用車と激突したようだった。
目の前にはグシャグシャになって原形を余り留めていない乗用車と、横っ面が拉げているトラックがある。
乗用車は頭から突っ込んでおり、運転手は明らかに致命傷で助からないだろう程度の傷。
珍しくもない、ありふれた交通事故のようだった。
一方トラックの方は・・・
まだひょっとしたら助かる可能性が無いこともないかもしれない程度の運転席のひしゃげ具合だった。
望みは薄いが、もしかしたら生きており話を聞けるかもしれないと思い運転席に近づく。
裸足の足から伝わるアスファルトは冷たい。割れたガラスや金属で足を切らないように気を付けた。
先程感じた油の臭いは、乗用車から漏れているガソリンの臭いだと途中で判明する。
フラフラと覚束ない足で歩く。そして運転手は、生きていた。
「大丈・・・夫で・・・すか!しっかり、して下さい!」
へしゃげた運転席に入り込み血まみれの運転手をに声をかける。
意識は無いようだ。血まみれになりながらもそれらに反応せずにぐったりとしていた。
「……ぐっ」
運転手が僕の呼びかけに気が付いたようだった。
瞼が薄く動いて、ゆっくりと開いた。
「なっ・・・!!?う、うわぁああああああ!!!?」
「うわっ!」
初め霞みがかった瞳で僕を見つめていたが、僕と視線が噛み合うと何か恐ろしいものを見るかのような反応をした。
そして僕を突き飛ばし運転席から押し出した。
「そ、そんな馬鹿なっ!実験体が、死体が・・・っ動くなんて!!ク、ソっ!!!・・・グ・・・リに連絡を・・・」
運転手は回らない舌で酷く狼狽していて何かを喋っていたが、
それは事故のことと言うよりまるで僕が動いている事についての狼狽のようだった。
――・・・その直後。
乗用車が爆発し、炎上し始めた。恐らく漏れていたガソリンに炎が移ったのだろう。
その衝撃でトラックの運転席付近が更にぐちゃぐちゃになる。運転手は、今度こそ死んだようだった。
「な・・・・・・っ!!クソッ!何か知ってるみたいだったのに・・・!!」
悪態が口から漏れ途方に暮れる。
空を見上げると場違いな程静かに光を湛えている月が目に入って、何故だかそれが酷く癇に障った。
・・・って、月にまで感情をぶつけるなんてどうかしてるんだろうか、僕。
「これからどうすればいいんだろう・・・」
自分の思考が馬鹿らしくなって少し頭が冷える。
冷えると同時に周りの情報を取り込む余裕も生まれた。
乗用車の上げる炎に照らされ、ひしゃげた壁の隙間から死体がしっかり見えた。
その半開きの瞳達をはっきりと見た時、言いようもない不気味さを覚え、恐怖を感じた。
背筋が凍る。死体は、皆同じ顔だった。
「う、うわぁ!!!」
その場から駆け出す。行く宛もないけど、一刻も早くこの場から離れたかった。
留まっていたくなかった。離れなくちゃいけないと思った。
・・・それが何故かはわからないけれど。
――・・・
「ハァッ!ハァ・・・!!」
どのくらい走り続けていただろうか。分からなかったが、とにかくあの場から離れることができた。
それだけで凄まじい程の安堵感が生まれる。
「ッはぁ・・・!」
速度を落とし、そのまま倒れ込み地面に四肢を投げ出す。
上手く回らなくなった足は限界のようだった。
「・・・・・・はぁ」
呼吸が整ってくると、一気に不安や恐怖で緊張していた神経が緩む。
そしてそのまま意識を手放した。
◆◆◆
夜の闇をライトで切り裂いて一台の車が走っていた。
黒塗りの高級車は夜に溶け込んでいるかのようだと見る者に思わせる。
その車の運転席に一人運転手が。後部座席に二人の老人が乗っていた。
「いやーそれにしても九州の温泉は良かったのー。いや、マジで。見てこれ肌ツルっつるじゃね?湯上り卵肌じゃね?」
老婆が腕まくりをして隣に座る老翁に向かって言う。
そんな様子で終始テンションの高かった老婆に少々呆れたように老爺がボソッと呟いた。
「相変わらず顔面はグレイトキャニオンじゃがな・・・」
「何か言ったかね。古比流」
「いいや、何も。エルモア」
エルモアと呼ばれた老婆が掌から光る物体を出したのを確認すると老爺、古比流は間髪入れずに言った。
老いてもなお衰えない耳の良さに古比流は内心舌打ちをする。
(それにしても昔は綺麗だったんじゃがのぅ。何なんじゃろうこのフリーズドライ。お湯に入っても治らんかったが)
その瞬間端子の形をした光が古比流の頭に刺さった。
電流が走ったかのように古比流の体が大きく跳ね、古比流は白目を剥いた。
「グハッ・・・!声に出してないのに・・・な、なぜ・・・?」
「何となく分かるんじゃよ。大事なのは言葉では無い。心じゃ」
「こ、言葉ガ無クトモ思イハ伝ワル・・・」
ドサッとの音と共に古比流は口の端に泡を浮かべながら倒れた。
その後も痙攣を続けており、エルモアはそんな古比流を邪魔くさそうに見つめて溜息を吐く。
「やれやれじゃ・・・む・・・?なんぞあれは」
エルモアはポーズを決めていると、道路に落ちている何かに気付いた。
正確には運転手が車の速度を落とし、それを訝しんだエルモアが外を見て気付いたのだったが。
「子供・・・?何故こんな所に?
今時珍しい行き倒れかね。まあ・・・見捨てるのも目覚めが悪いかの・・・連れて行くとするかね」
エルモアは運転手に車を停めるよう指示を出し、倒れていた子供を客席に、古比流の上に乗せた。
遠慮の欠片も無く子供は古比流の上に四肢を投げ出した。
「ゲブラァ!」
「・・・それにしても、この子供を拾う未来なんぞ見えてなかったんじゃがのう。能力も老いぼれたかのう・・・」
夫の謎のうめき声をスルーした老婆の呟きとともに車は帰るべき場所へと再び向かって行く。
それが全ての始まりである事を、老婆が未だ知る由もなかった。
そんな運命の悪戯。
偶然と呼ぶには大きすぎるそんな出逢いは欠ける事の無い月が満ちる、とある夜にひっそりと行われたのだった。
◆◆◆
――・・・事故現場。
トラックと乗用車が衝突してから僅か30分。事故があった痕跡は跡形もなくなっていた。
燃え盛る乗用車も、ひしゃげたトラックも、トラックに積まれていた実数多くの死体達も。
まるで初めから何も起こらなかったかのように辺りは静まり返っていた。
事故が起こったと同時に道路が封鎖され、事故の隠蔽工作、代わりの輸送車が派遣され、
死体達は、再び当初の目的地であるとある場所へ運とばれて行ったのだった。
一体の実験体が欠けているとも気付かずに。
何らかの存在の暗躍により事故は存在しなかったものとされたのだった。
◆◆◆
ELMORE WOOD(エルモア・ウッド)の一室。
「うーん・・・うーん・・・・・・ハッ!!?」
「 ここは・・・」
「知ってる天井じゃ」
天樹院古比流は自室で目を覚ました。
別の一室。
黄金の髪に白い肌、空色の瞳をした西洋人らしい顔立ちの少年が立っており、ベッドの上で眠っている少年に手を翳している。
金の髪の少年の掌からは淡い光が発せられていた。
そこに扉がノックされ老婆、エルモアが入って来た。金髪の少年はエルモアに視線を向ける。
「ヴァン、その子はそろそろ起きそうかね」
老婆がヴァンと呼ばれた少年に問い掛けた。
問われたヴァンは手を翳すのを休めることなくそのまま返事をする。
「後もう少しかかるかもしれない」
ヴァンの声は平静、というより感情の起伏が少ないといった感じのものだった。
そんなヴァンの言葉に満足げにエルモアは数回頷く。
「しょーかしょーか。まあ、気長に治療してやっておくれ。酷く衰弱しとるようだったしの」
エルモアは寝ている少年の顔を覗き込み、それからそうヴァンに向かって言うと再度扉へ向かって行った。
実際、少年がエルモアに拾われた時少年の衰弱は結構な物だった。
全身の打撲に、水分の欠乏、足の裏は裸足だったためか皮が擦り向けて赤黒い肉を覗かせていた。
それらの傷や衰弱が今はすっかり元通りになっている。
「この人、PSI(サイ)の素質がある」
ヴァンは背中を向けるエルモアに言った。
ピタリ、とエルモアは進めていた足を止めて一人頷きながら言う。
「なんと、この子もサイキッカーとな・・・ならば、この家に来たのも運命のようなものだったのかもしれんの・・・」
どこか不自然な出会いに、エルモアはそう言う運命だったのだと結論付ける。
そして新たに出逢ったPSIの力を宿す少年の背景に想いを馳せて、虚空を見上げた。
「あ、そろそろおやつの時間じゃよ・・・」
「もう行ってしもうた」
思考の海から意識を引き上げ、ここに来た理由を思い出してその理由をヴァンに告げる。
ヴァンはおやつの単語を聞くと、風のような速さで扉を出て行ってしまった。
◆◆◆
眠りが浅い時のような、夢と現が混ざり合いどちらなのか判断出来ない状態。
その境目に僕は浮かんでいた。
そして声が聞こえた。今度はノイズじゃない、しっかりと意味を成す言葉だった。
「こ・ん・に・ち・は」
…こんにちは。
「き・み・は・だ・れ・?」
僕は、僕は・・・誰だろう?ごめん、分からないや。君は?
「ボ・ク・は・・・・・・ボ・ク・は・・・ボ・ク・はボクはボクはボクはボクハボクハボクハクハボクハボクハクハボクハ・・・・・・」
暗転。
◆◆◆
エルモア・ウッド 廊下。
「ねぇフーちゃん、もうババ様がおやつだって呼んでたよ・・・?」
「うるさいわ、マリー。大体、この家にヨソ者が入り込んだってのにうかうかとおやつなんか食べてられないわ!」
二人の少女が廊下を歩いていく。
一人はレモン色のストレートロングの髪、クマの耳のようなものが着いたフード付きパーカーを着ており、気の強そうな少女。
もう一人は若干癖のあるチョコレート色のショートヘアー、そばかす、気の弱そうに眉尻が下がっている少女。
フレデリカとマリーの二人だった。
「アンタ気にならないの!?どんな奴なのか!?」
フレデリカがマリーに向かい、マリーの肩を掴みながら言った。
興奮して指先に力が入ってしまっており、肩に食い込む指にマリーは顔を顰めた。
「あぅ、・・・だ、だって、もう見たもん・・・」
「ハァ!?いつの間に!?」
「フーちゃんが寝てる間だよぅ・・・フーちゃん以外のみんなと見たんだよ・・・あ、何故かジジ様は居なかったけど」
「ちょっ!なんで起こさないの!?ホント役に立たない家来ね!死刑にするわよ!!」
フレデリカはマリーの肩を揺さぶりながら言う。
がくがくと揺さぶられてマリーは目を白黒させて喘ぎながら何とかその理不尽な問いに答えた。
「だ、だってぇ・・・フーちゃん昨日言ってたじゃない・・・漫画一気読みして夜更かしするから朝死んでも起こすなって・・・」
「た、確かに言った気もするけど・・・それとこれとは話が別だわ!!マリーは死刑!!銃殺刑!!!」
フレデリカは持っていた輪ゴム鉄砲の引き金に指を掛けマリーに向けて発射した。
輪ゴム鉄砲自体は威力はさほど無いものの、露出している肌に当たれば中々の威力を誇る物である。
輪ゴムはフレデリカが狙った場所を寸分たがわずに、マリーの二の腕へと吸い込まれ、その痛みにマリーは涙を薄らと浮かべた。
「あッ、あッごめぇん!」
「まったくもう!ダメな家来を持つと苦労するわ!」
「うぅ・・・」
言いつつマリーは輪ゴムを拾う。
理不尽だとは分かっていても、マリーという少女はこのフレデリカという少女に逆らえないようだった。
「ホラ!さっさと行くわよ!!アタシはまだ見てないんだから」
フレデリカも輪ゴムを拾いつつ言う。
ゴミは捨て置かない主義の少女達である。
一度エルモアにゴミを散らかしたのを怒られておやつを抜かれた過去を持つからだ。
そして扉の前。
「行くわよ・・・!ヨソ者がどんな奴かこのセクシー・ローズが見極めてやるわ・・・!」
セクシー・ローズとは彼女が幼少のころ夢中になっていたアニメ作品の主人公である。
今日のフレデリカはそんな女スパイなのだと、マリーはさっき告げられていた。
そんなフレデリカの調子はいつもの事なので、マリーが殊更変な目でフレデリカを見る事は無かった。
要するに諦めの境地にマリーは立っていたのである。
バン!と勢い良く扉を開け部屋に前転しながらフレデリカは入っていく。その手に輪ゴム鉄砲が握られていた。
そして起き上がりながら流れるような動作で輪ゴム鉄砲を前方に構えた。
マリーはその後に扉をそっと閉めながら部屋に入る。
「・・・なーんだ、まだ寝てるじゃない。早起きしないやつは駄目人間ね」
「フーちゃん起きたのも割とさっきじゃ・・・あッごめぇん!」
言い終わる前に輪ゴムが放たれていた。
口は災いの元の意味を知ってまた一つ賢くなったマリーは、また痛みに涙目になりながらも輪ゴムを拾った。
「うるさいわ。・・・それにしてもどんな面してんのかしら?」
言いながら少年の顔を覗き込むフレデリカ。
その直後。
少年はハッと目を覚まし、跳ね起きた。少年の額は吸い込まれる用にフレデリカの額へ。
額と額がぶつかる鈍い音が部屋に響く。
「い゛ッ!!?」
額を抑え再び倒れ込む少年。
「な゛っ!?ぐわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
呻きを上げ、額を抑えながらゴロゴロ転がるフレデリカ。
そしてマリーは、急いでエルモアを呼びに走っていた。
続く