【注意!】この回は本編とはあまり関係ない与太話です。ネタだらけです。あと、この話には「彼」が出てきますが、本編ではありませんし、本編とは違う世界の話?ですので多分問題はありません。ここは紳士の社交場という看板が青少年の心をくすぐる場所。とあるビル街の一角にそびえ立つそんな場所に、今日もその看板に釣られてやってきた少年が一人・・・少年は噂を聞いただけだった。「紳士の社交場」なる場所がある。その甘美な響きに少年は溢れ出るリビドーを抑えきれず、ホイホイと紳士の社交場と書かれた看板が眩しい某所に辿りついた。建物の中に入り、階段を上る。そして、ワクワクドキドキしながら扉のノブに手をかけ・・・開けた。「遅い!!」「え!?」スーツを着て眼鏡をかけた自分とあまり歳がかわらなそうにに見える青年が、自分が入るなり、怒鳴った。「あ、あの・・・ここって、紳士の社交場じゃないんすか?」「その通りだけど?」「でもここって、見るからに学校の教室じゃ・・・」「そうだね。それが?」「何で紳士の社交場なんですか?」「ここは学習塾の「紳士の社交場」だ。名などに意味はない。いいから速く座れよ。初回から三回までは無料で講義が受けれるシステムだから」「は、はぁ・・・」「そういえば、名前を聞いてなかったな。名前は?」「は、はぁ、平賀才人です・・・」「サイトか、どう書くんだ?」「才能の才に、人間の人で、才人です」「そんな才能溢れる人間に育って欲しいと願って親御さんはお前にそういう名前をつけたのに、お前はこの塾の名前にいかがわしさを感じて来たんだろう!親が泣くぞ」「名前には意味がなかったんじゃないんですか!?」「この塾には何故かそんな考えで来る奴が多いんだよね。あ、俺は此処の講師の因幡達也だ。ヨロシクな。適当に空いている席に座って構わないから」才人が何か納得いかない様子で席に着いたことを確認すると達也は教室の生徒達を見回した。「さて、何処まで話したっけ?」「はーい、先生。仲の良い幼馴染の女の子は存在するのかということでーす」「ありがとう、ギーシュ。そういやそうだったな。仲の良い幼馴染の女の子はそういう環境に生まれた漢にしかいない存在です。現実にそんな人がいて結婚まで漕ぎ着けたという例はそこそこあるので、全く架空という訳ではありません。ですが大体の野郎どもにはそんな素晴らしい存在はいません。というか可愛い幼馴染がいても男だったり、フラグたて損ねて嫌われてたり、疎遠だったり、他の男としっぽりしたりしています。そもそもそんな奴いないよと言う人もいますが、そういう人は幼稚園或いは保育園、小学校の時点で異性との交流を避けてたか、無駄にいじめていたか、とにかく女の子と遊ぶ事に対して極度に抵抗感があった結果です。やはり誰かに冷やかされても、特定の人と仲良くなっておいた方がいいと、先生は思います」「先生、だからと言って、小学生や並びに幼稚園レベルの子どもたちにそういう事を要求するのは難しいと思います」「確かにそうだな友人(笑)A。しかしこの世に生まれた瞬間から戦いは始まっています。幼児の頃から既にモテル奴はいます。それ以外の奴はその時点から、異性とのコミュニティ作りを開始しなければ出遅れます。まだ大丈夫と思っていたらあっという間に魔法使いになります。皆さんも気をつけましょう」気をつけるだけで彼女が出来たら苦労はしないよと才人は思った。「はい、幼馴染の話は此処まで。次行ってみよう。外部からの質問だ。『この作品のワルドは厨二病なのか』というものです。お答えします。ルイズを護っていたワルドは中二病ではありません。ですが、悪いワルド、略して悪ドは完全な厨二病です。しかも下手に力を持ったタチの悪いタイプです。ちなみに良いワルドのほうは、ルイズへの愛に殉じた格好よい漢です。回りは見えていませんが。皆さんもいくら恋は盲目という言葉があっても、回りを見る余裕ぐらいは持ちましょう。安易なイチャイチャは公害の元です」「先生、元の作品はラブコメ要素満載だったはずですが」「はい、マリコルヌ君。そうだね。元の作品、つまり原作のことだね。原作のラブコメぶりは素晴らしいですね。ですが残念ながら今作の作者はラブコメが苦手です。理由は『照れるから』だそうです」「先生、それはドラ○ンボールの作者様やワン○ースの作者様が言っていた記憶がありまーす」「そうだなギーシュ。よい事に気づいたね。先生もおそらく『照れるから』は方便で、そう言えば大物っぽくね?と思った結果だと思います。正直そんなことほざいてる暇があったらもっと良い作品書けよ中二病作者と言いたいです」そういえば俺の出番はこの作品において本当にないのだろうか・・・と才人はふと思う。・・・作品??「作者弄りはこの辺にして、次行ってみよう。次も外部からです。『女王様の手紙の内容が気になります』とのことです。はい、仮にも紳士を自称しているオリ主(笑)が、他人の手紙を読むなんて事はしません。ルイズが読むとしても止めるでしょう。ですが、もし読む機会があったならという話があったなら手紙にはなんて書いてあったのか・・・はい、この作品では二つの候補がありました」【ケース1】ルイズと俺は、アンリエッタがウェールズに送った手紙の内容を覗き見た。そこにはおびただしいまでの数の文字が羅列されていた。ルイズがそれを見て絶句する。何故か俺も日本語でないその文字の意味が何となく分かった。其処には大量の『愛してます』が並んでおり、最後にゲルマニア皇帝と結婚する事になりました。申し訳ありませんと小さな文字で書かれていた。・・・・・・・・・・かなりの執念いや、怨念を感じた。【ケース2】ルイズと俺は、アンリエッタがウェールズに送った手紙の内容を覗き見た。ルイズがそれを見て絶句する。何故か俺も日本語でないその文字の意味が何となく分かった。アイシテル ケッコンシマス サヨウナラ「俳句!?」「以上がアンリエッタ王女様が、ウェールズに送った手紙の内容候補でした。ウェールズの表情変化的に考えて、ケース2がピッタリでしたが、ハルケギニアに俳句の文化はあるのかと思い没にしてますが、まあ、大体こんな内容だと考えてくれれば幸いです」幾らなんでもケース2はないだろう・・・と才人は思った。「はい、次行ってみよう。皆さんも気になると思いますが、もしこの主人公(笑)が、人間を掴んだらどうなるのかということです。はい、お答えしますが、ずばりルーンは反応します。ギーシュを盾にしていたので、オリ主は勿論ギーシュなどを投げたり、押したりして攻撃をする構想もありました。ですがそれはあまりにギーシュが不憫なのでやめました。では実際触ったらどうなるのか?ここでは本作24話終了時点で、主人公(笑)が、ルイズ、キュルケ、タバサ、ギーシュの四人を左手で掴んだらルーンの説明はどうなるのかを発表します。発表する理由はまったく本編の進行に影響がないからです」【被験者1:ルイズの場合】『【ルイズ・フランソワーズ・(中略)・ヴァリエール】:貴方を召喚した人です。只今失恋中。自分の発言に後悔する事は多いのに人生は後悔しない事にしてるという矛盾を孕んだ女性。どんなに乳製品をとっても胸部にいかない悲しきお方。努力はしているが実らない。安産型でもない。性格はそれなりに良い方。夢見がちだが現実の前に萎れる事が多い』【被験者2:キュルケの場合】『キュルケ・アウグスタ(中略)・ツェルスプトー】:存在自体が対男性用兵器。しかも無差別の気がある。惚れっぽい。しかし冷めやすい。微熱と自称しているが、正直微熱のように彼女の恋は続かない。続いた事がない。しかし惚れたらかなり熱く燃え上がるので、どうだろう?ここはインフルエンザのキュルケと名乗ったら?』【被験者3:タバサの場合】『【タバサ(本名は禁則事項です)】:眼鏡、幼児体形、無口と言う希少価値を併せ持ったお方。ゴキブリが苦手だそうだ。友人が少ないが不自由はしていない。読書が好きだが、一度熱中すると、服を脱がしても気づかない。だとしてもレディにそんなことをするのはやめましょう。結構謎がありそうだが実は(禁則事項です)である』【被験者4:ギーシュの場合】『【ギーシュ・ド・グラモン】:貴方の強敵(とも)です。可愛がってください。女性が好きです。小奇麗な顔なので女受けもいいです。漢達の敵です。やや負けず嫌いで向上心も高めです。最近は二人の女性のどちらを恋人にしようか真剣に悩むと言う馬鹿げた悩みをもっています。二兎を追うものは一兎も得られませんが、こいつは二兎を得ようと走り回るタイプです。上手くコントロールすれば頼もしいですが、いつか女性に刺されそうです。まあ、そうなったらそうなったでざまぁwwww』「と、このようになります」「ちょっとぉ!?僕の説明の最後はどういう事!?死んでも笑われるのか!?」「お前の場合は自業自得だからな、ギーシュ。さて、これで今回の講義は終わりだ。最後にこの作品のメインヒロインは誰かというものだが、実はまだ決まっていない!さっさと決めろよっていうか幼馴染じゃないのかよ。まぁ、出番少ないしな・・・あ、そういえば、無謀にもその幼馴染を何故か真・恋姫無双の作品に放り込むというスピンオフ作品を作者は妄想してたが、ち●こ太守の存在が危険すぎてお蔵入りになった。なって良かったと思う。では、これで今日の講義を終わる。一同、きりーつ。礼!」講義終了後、ざわつく者、帰る者を眺めながら、才人は思った。「・・・で、結局俺は出るのか?」「残念ながらその予定は全くないから安心しろ、平賀」「あっさり死刑宣告出すなよ!?」【「紳士の社交場」・・・続かないと思う】【後書きのような反省】こんな深夜に何を書いているんだ自分・・・・・・