<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

SS投稿掲示板


[広告]


No.1652の一覧
[0] ヒカルの碁『設定改変話』[待長遅](2005/03/24 04:22)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[1652] ヒカルの碁『設定改変話』
Name: 待長遅
Date: 2005/03/24 04:22
ヒカルの碁『設定改変話』
俺は夢を見た


古くて大きな家があった


男の子が生まれた


俺はその男の子をずっと見ていた


まだ小さいのに笛や歌などを勉強していて


俺はすごいと思った、文句を言わずにえらい


男の子はその中で一番、囲碁を一番熱心に頑張っているみたいだ


そのうちに歌の勉強時間が減り


笛の勉強時間も減り


囲碁だけに集中するようになった


時がたち


少年が青年になった


どうやらこの子は、囲碁の先生になったみたいだ


周りに女性をはべらせているので少しむかついた


でもその子は女性より囲碁を優先している


青年はえらい人の子供に囲碁を教えている


えらい人の子供に教えるのは大変喜ばしいことらしい


この子も喜んでいるのが分かる


だから俺も嬉しかった


ただの夢だけどただの夢じゃない


俺はこの夢で


囲碁を知り


囲碁の楽しさを知り


囲碁の厳しさを学び


囲碁に魅了された


俺もこの子みたいに真剣に囲碁ができるかな?


こいつにも出来たんだ俺にも出来る


今の俺でも結構囲碁を打てる


俺は自信があった


この子ほどじゃないけど


あのいけ好かないあいつには勝てる自信がある、てか勝つ!


どうやらこの子といけ好かない奴とで


どちらが優れているか比べるみたいだ


この子に勝てる奴なんていないのに


無謀な奴


この子は気負う事もなく了承した
そして
この子とあいつの対決


あいつは反則をこの子に押し付けて


動揺して


この子は負けた


この子は、何を考えたのか


それとも何も考えられなかったのか
川にその身を投げ出した
とても悲しかった


あの子がどれだけ囲碁を真剣にやっていたのを知っていたから
あいつに頭にきた


あまりの理不尽さに泣いた


あの子が泣けなかった分をいっぱい泣いた






























「ん、ん~はぁ~」


「なんだまだ七時前じゃん」


「でもあの子可哀想だったな」


「夢なのにこんなにも鮮明に思い出せるなんて」
貰った碁盤をしげしげみながら
「じっちゃんに貰ったこの碁盤が曰く付きとか…」


「…………まさかな~」


ヒカルは汗を額に張り付かせながら
あさっての方を見ていた
「…でも夢は悲しかったけど嫌じゃなかったから。いいか」


「それに……囲碁か……」


「あいつがあんなにも熱中してすっっげぇ楽しそうだった」


「まぁ…あのこには負けるけど」


「んじゃゆっくりとご飯の用意でもしますか!」
ヒカルは自分の部屋を出て自分の朝食の準備に取りかかった
いつも通りの朝ご飯を用意してテレビをつけて
自分がつくったご飯をたべる
そしていつも通りに学校に登校して下校
いつもと違うのはここから
「さて囲碁の本でも買って帰ろう」




























囲碁の最強の打ち手!本因坊秀策を知ろう!!
キャンペーン実施中 本策書店


「秀策ねぇ~」


ヒカルは本を持って読み始めた……














「ちょっと君」


トントン


「え?」

「さっきから真剣に読んでいるけどね、これも売り物だし
道をずっと塞がられると他のお客様の邪魔にもなるから
立ち読みをそろそろ止めて貰えるかな?」

「え!?ご、ごめん。じゃない、すいません」


ヒカルは慌てて持っている本にそこにある全部の秀策に関係する本を持って
レジに行った


「うわたった!」


本の重さや数に負けて倒れそうになるところを先ほどの店員に助けてもらい
レジまで半分を持ってもらった


「ありがとう御座いました」













財布を見て


「うわ…もうほとんど無いや。今月は貧相だな」
殆どの本を宅配してもらい、違うのは手に持っている本だけ
ガチャ
「ただいま~」


ランドセルを乱暴に玄関に置いて
台所に行って冷蔵庫から飲みかけのジュースを口に付けた
「ぷはぁ、よしっと」
ヒカルは手に持っている本を見るためにソファに座って読み始めた
「すげ」

「………」

「うまい」

「あの子といい勝負するんじゃないか?」
パタン
「はぁ~、すげぇ秀策、すげぇよ」


ぐぅ~


「…は、腹減った」
ソファから立ちあがり、台所に立って物を物色
「あっれ?ラーメンの買い置きがあると思ったんだけどな……お!あった、あった」
ズルズル

ズルズル

ゴクゴク
「ごちそうさま」

「さて棋譜を並べるか」

パチッ

パチッ

パチッ

パチッ

パチッ

パチッ
時間が止まったように思える、あぁ…あの子。
佐為もこんな気持ちだったのかな。
ただただ碁をしていたい
佐為に勝てるくらいに
あいつなら碁の神様とだってやりあえる。
秀策も共にいるだろう。
だから俺もそこに行くんだ、そんで佐為を驚かせてやる。
おねしょを、いつまでしていたか、女性に婚姻を願われてどれほど慌てたかを
少し大げさに教えてやる。














だから、そこに辿り着くために















神の一手を追い求める



























本が全部届いて何日も立ったある日
何度目かの読み返しで、あとがきをなんとなく読むと


「ネット碁?」

インターネットを使って世界の人達と囲碁を打てるみたいだ

「へぇ~、楽しそうじゃん」


母さんが亡くなって、父さんとの二人暮し
父さんは仕事で忙しくて、なかなか帰ってこれないから、実質は一人暮し
自由気ままなのは良いけど、飯とかがめんどくさいのが難点
何かの役に立つと父さんが購入したパソコンが俺の部屋に居座っている
「ネット碁か、相手は子供かもしれないし、大人かもしれない
プロにもやっている人がいるらしいし」

「名前はHIKARUよし。んじゃやるか」


ピコン!


「んぁ?え~っと【同じ名前が使われています、他の名前でご利用下さい】」

「だれだ、俺の名前を勝手に使っているのは。ったくだったらSaiこれならどうだ」

「よし入れた。さてと、この登録者から選ぶんだよな。どれにしようかな」









・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまで短いながらも書いたのですが、このあとの展開をなんも考えてない。
続きを書ければいいのですが。

因みに塔矢アキラは女の子でヒカルモテモテ~なSSになる予定です。
もちろん未定ですけど。



奈瀬もしくはあかり一本のSSになる予定です。
もちろん未定。

ネット碁で同じ名前が使えないかどうかは知りません
話中にある現実とは違うのはそういうものと思ってください。


感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.06266713142395