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No.16185の一覧
[0] 【無印完結】ありのままに (リリカルなのは オリ主)【ちょっとした報告】[tapi@shu](2012/04/25 22:41)
[1] ─第1話─[tapi@shu](2010/03/20 11:17)
[2] ─第2話─[tapi@shu](2010/03/20 14:38)
[3] ─第3話─[tapi@shu](2010/03/20 14:40)
[4] ─第4話─[tapi@shu](2010/03/20 11:04)
[5] ─第5話─[tapi@shu](2010/02/18 22:44)
[6] ─第6話─[tapi@shu](2010/02/18 22:46)
[7] ─第7話─[tapi@shu](2010/02/18 22:48)
[8] ─第8話─[tapi@shu](2010/02/18 22:50)
[9] ─第9話─[tapi@shu](2010/03/17 12:24)
[10] ─第10話─[tapi@shu](2010/03/17 12:27)
[11] ─第11話─[tapi@shu](2010/03/17 12:29)
[12] ─第12話─[tapi@shu](2010/03/17 12:30)
[13] ─第13話─[tapi@shu](2010/03/17 12:32)
[14] ─第14話─[tapi@shu](2010/03/17 12:33)
[15] ─番外編─「竜也の夏休み日誌」[tapi@shu](2010/03/17 12:35)
[16] ─第15話─[tapi@shu](2010/03/17 12:36)
[17] ─第16話─[tapi@shu](2010/02/21 00:55)
[18] ─第17話─[tapi@shu](2010/02/22 11:08)
[19] ─第18話─[tapi@shu](2010/03/17 12:37)
[20] ─第19話─[tapi@shu](2010/02/24 08:13)
[21] ─第20話─[tapi@shu](2010/03/17 12:40)
[22] ─第21話─[tapi@shu](2010/02/26 00:59)
[23] ─第22話─[tapi@shu](2010/04/05 11:27)
[24] ─第23話─[tapi@shu](2010/02/28 00:48)
[25] ─第24話─[tapi@shu](2010/03/01 15:22)
[26] ─第25話─[tapi@shu](2010/03/02 10:55)
[27] ─第26話─[tapi@shu](2010/03/03 00:55)
[28] ─番外編2─「ひな祭りスペシャル」[tapi@shu](2010/03/04 00:11)
[29] ─第27話─[tapi@shu](2010/03/05 22:55)
[30] ─第27.5話─[tapi@shu](2010/03/06 00:46)
[31] ─第28話─[tapi@shu](2010/03/07 00:43)
[32] ─第29話─[tapi@shu](2010/04/05 11:28)
[33] ─第30話─[tapi@shu](2010/03/09 10:05)
[34] ─第31話─[tapi@shu](2010/03/11 10:17)
[35] ─第32話─[tapi@shu](2010/03/11 10:04)
[36] ─第33話─[tapi@shu](2010/03/16 12:05)
[37] ─第34話─[tapi@shu](2010/03/16 11:59)
[38] ─第35話─[tapi@shu](2010/03/16 12:04)
[39] ─第36話─[tapi@shu](2010/03/17 12:24)
[40] ─第37話─[tapi@shu](2010/03/19 09:33)
[41] ─第38話─[tapi@shu](2010/03/19 21:46)
[42] ─第39話─[tapi@shu](2010/03/20 10:58)
[43] ─第40話─[tapi@shu](2010/03/21 12:06)
[44] ─第41話─[tapi@shu](2010/03/22 10:37)
[45] ─第42話─[tapi@shu](2010/03/23 00:58)
[46] ─第43話─[tapi@shu](2010/03/24 22:36)
[48] ─第44話─[tapi@shu](2010/03/25 03:01)
[49] ─番外編3─「とある魔法の日常」[tapi@shu](2010/03/26 10:49)
[50] ─第45話─[tapi@shu](2010/03/26 10:51)
[51] ─第46話─[tapi@shu](2010/03/27 14:23)
[53] ─第47話─【修正版】[tapi@shu](2010/03/30 11:20)
[54] ─最終話─[tapi@shu](2010/03/30 11:35)
[57] A's─第一話─[tapi@shu](2011/04/01 22:48)
[58] 【再投稿】4月1日ネタ[tapi_shu](2011/09/25 16:34)
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[16185] ─番外編─「竜也の夏休み日誌」
Name: tapi@shu◆cf8fccc7 ID:eb73667d 前を表示する / 次を表示する
Date: 2010/03/17 12:35
第15話目記念の番外編です!
本編の内容に軽く触れながら、夏休みを竜也が振り返るもの。

軽い気持ちでお読みください^^

では、どうぞ~

────────────────────────────────────────────────────────────


夏休みは学校がないというだけで普段とはなんら変わりないと思う。

学校があったころ、つまりは夏休み前でも、
朝は鍛錬、夕方も鍛錬。

それは、夏休みにはいっても変わることはないだろう。

また、母さんから魔法の練習をしてもらうことになったが
それを入れても、そんなに変わるものではないと思う。

現に夏休み初日がそうだった。

また、この初日はアリサの突然の来訪ではじまり、なのはの涙、すずかの電話で締めくくられた。
それは、普段なら学校に行ってる時間に起きた出来事。

つまりは、学校が休みになって暇な時間に起きたことだ。
多少は特殊な出来事だったとはいえ、
こんなのは夏休み中続くとは到底思えない。

何が言いたいかというと、暇な時間が増えて、その暇な時間を何に費やすかだが、
今書いてる、日誌のネタに費やそうと思う。

いや、今ここに、この日誌に決意した。

そうと決まれば、明日は早速ネタ探しである。

どんな面白いことがあるか、今から楽しみだなぁ。

以上、夏休み最初の日誌より。





いいネタを発見した。

これは思ってもいないネタというより、案外面白いネタは身近にあるものだなと思った。

それは、いつもどおりの日常からの発見だった。

俺はいつも通りに朝からなのはの家に行き、剣術の鍛錬をしてきた。

最初の頃の初々しい心こそはないが、
なぜか、刀を振るっていて楽しい気持ちになるのは何故だろうと思う。

話が逸れた、元に戻す。

ネタは鍛錬が終わった後に見つかった。

そのネタは、鍛錬から戻ってきた俺を見るとすぐに駆け寄ってきて、タオルを渡してくれた。

「気が利いてるな」と、褒めてやると、
「にゃ~ん」とか言いながら、顔を真っ赤にした。

初日に時にも思ったが、このネタは思いがけないことが自分の身に起きた時、
もしくは自分が対象のときに猫語がでる習性があるようである。

なるほど、これはかわいいと思ったと同時に面白いなと俺は思った。

ここまで書けば分かると思う。

そのネタとは

「高町なのは」

その人である。

以後高町なのは(ネタ)を子猫と称し、観察日誌をつけることにした。

夏休みの楽しみは一つ増えた、そんな感覚だ。

以上、夏休み二度目の日誌より。





子猫とは毎日子猫の巣で会う。
子猫は自分の巣で我が物顔というわけではなかった。

どこか自分の居場所はここにはない、と言った表情をたまに見せるのだ。
しかも、その姿は誰もいないときに。

そう、特に自分の家族がいるときには見せない。

俺がそんな表情を見たのはたまたまだった。
アリサから多少の話は聞いていたものの、やっぱりと言う感情より現実は厳しいなと同感してしまった。

その、なのはの表情と言えば、
雨の中ダンボールの中においていかれた子猫そのままだ。

事実、子猫だからこの比喩表現は間違っていないと思う。

俺はそんな、なのはを見つけて黙ってるわけにはいかないと思った。
なので、後ろから驚かせてやると、

「にゃい!?」

などと腑抜けた声を出したので、俺が驚いてしまった。

そして、次のなのはの言葉が衝撃的だった。

「にゃはは、見られちゃった…かな?」

ちょっとショックを受けたような感じでつぶやき。
そして続けて

「このことは黙ってて欲しいかも。」

だ、そうだ。

なるほど誰にでも見られたくない一面はあるものと思う、が。
なのははすでに俺に俺の家で涙も見せているじゃないか、こうなったら乗りかかった船だ。

とことん付き合ってやるとしよう。
なので、俺はこのときに一言言ってやった。


「お手。」

「え?」


なのはは戸惑いを隠せない顔をしていた。
当然だろう、猫だからお手はしない。


「ええっと、これでいいのかな?」


そういいながら、俺の手の上にポン、と手を置いた。
なのはの手は……予想以上に冷たかった。

手が冷たい人は、心の暖かい人なんて言う都市伝説があるが、
なのはの場合は当てはまるのではないだろうか?

なのは心優しい子だと俺は思う。

だって、俺がこの町に来て一番最初に居場所を与えてくれたのだから。


「それだけじゃ不合格だ、なのは。」

「にゃ!?」

「そう、それだ!にゃんと言いながら、お手をしなさい。」

「う……うん。にゃん。」


何の戸惑いもなく、にゃんと言いながらなのは俺の手にお手をした。
なのはの手は相変わらず冷たかったが……

俺の手は熱かった。
否、熱くなった。

にゃんといいながら、お手をするなのははとてつもなくかわいかった。
その上さっきまで、見られたくない一面を見られたせいで、目がウルウルしてたのが、
さらにかわいさを際立てた……

俺は思った。
もうこの子猫を飼うしかないと。

以上、夏休み3度目の日誌より。





子猫を飼うことに決めた俺が、これから行うのはちょうき─餌付けである。
子猫を餌付けして懐かせる事だ。

なんだが……

あれ?おかしいな。
そんなことしなくても十分懐いてる気がしてならない。

懐いてるんじゃないかと思わせる行動を、
この日誌を書きながら今日を振り替えってみる。

その一、
朝鍛錬を終えると必ずなのはがタオルをもってきてくれる。

うん、これだけなら気が利いてるだけだな。

その二、
俺がフリーになると、なのはが自分の部屋に来るよう俺を誘う。

遊び相手が欲しいんだろうな。
なのはも暇だと見える。

その三、
アリサやすずかと遊ぶときにも必ずなのはがついてくる。

うん、友達同士だからかな。

その四、
一緒にお風呂に入ろうとする。

OK分かった。
俺は懐かれてるな。

一応弁解はしとくが、一緒にお風呂に入ったことはない。
一度もだ!

結論だが、餌付けは成功していると見えるので、芸を仕込むとする。

明日からまた楽しそうな日常が始まりそうだ。


以上、夏休み6度目の日誌より。



なのはの芸の仕込みもなかなかに上手く行ってきてる今日この頃。
なのはの家でお泊り会があった。

男一人に対して女の子3人ってどういう比率と思ったけど、
今更考えても仕方ないと思い、開き直ってノリノリでやるとした。

なのは猫の初お披露目となった。

仕込みどおりにちゃんとやるなのは猫はかわいいと思う。
家のペットになる日もそう遠くなさそうだ。

この日はそのなのは猫の勢いと乗りに任せて猫大会になった。

すずかは案外ノリノリでやってくれた。
なのはとは違い少し恥ずかしそうにやるのが壷だった。
笑いじゃないよ? かわいさのだよ?

顔を赤くしながらちょこんってどこの子猫だと思ったよ。
ああ、そうか。
すずかは家でたくさん猫を飼ってるから子猫の真似はお手の物なのか。お手だけにと駄洒落を言ってみる(自爆)
まぁ納得である。

それに対してアリサ猫。
説得するのが大変だったが、しただけの甲斐はあったと思う。

あまりのかわいさに全員が言葉を失った。
なんなんだよ!

あの素っ気無く、顔を赤くしながらそっぽを向いて小さく「にゃん」って。
アリサ……実は練習してたと見える。

俺的には犬派だったが、これは猫派にならざるを得ない。

その後俺は大変な目に遭ったが……
思い出したくもない。


以上、夏休み8度目の日誌より。





なのはへの餌付けはまだまだ終わらない。
俺は子猫への新たな可能性を導き出そうとした。

それは犬のコリーやシェパードに劣らない、忠誠心を見出すことだ。

子猫は普通自由気ままな生き物だと思う。
その猫に忠誠心のかけらなどあるはずもないのだが、

なのは猫はそんじょそこらの猫とは訳が違う。

俺の言うことは何でも聞くし、気が利く。

餌付けは簡単だった。

例えば、飲み物を取ってきてほしいというと、とって来る。
俺はそのお礼にお菓子を上げたり、遊んであげたりすればいい。

ただそれだけだ。

ね? 簡単でしょ?

しかし、その様子を見た美由希さんが俺と同じようなことをやろうとしても、
そっぽを向くのだ!

にゃん!と言って。

つまり、なのは猫は俺を飼い主だと思ってるに違いない。

ここからでる結論は、なのは猫には俺に対する忠誠心があるということ。

そして、この忠誠心がなのは猫の大きな可能性にひとつなのではないか?
と俺は問う

以上、夏休み10度目の日誌より。






なのは猫の可能性は無限大であった。

俺は実は恐ろしい一面を見たのではないかと思う。
それは、昨日のビーチバレーボールで思い知った。

アリサの外れた勝負魂のせいで、罰ゲームつきの勝負をすることになったのだが、
結果的には勝った。

大逆転劇だった。

すずか・アリサペアは強かったがそれ以上になのはがすごかった。

運動音痴のなのはは、猫モードになると俺の指示に忠実に従うように餌付けをした結果、
運動音痴が解消されたのだ!

それどころか、すずかには及ばないにしろ、かなりの反射能力を有する。

条件として、俺の指示したことじゃないと動けないが、しかし、その条件を苦にしない動きだった。

バレーボールである。
相手がサーブやスマッシュをしたのをみて、俺が指示出してからの反応では、
いくら猫モードなのはだとしても、普通は反応できない。

しかし、それをやってのけてしまった。

その動きはまさしく猫である。

俺はこの瞬間思った。
なのはは俺の最高の猫だと。

それにしても、なのは猫は見れば見るほどかわいい。
最近の俺はなのはを見ると子猫にしか見えない。

むこうもそう思ってるのか、俺に気付くと「にゃ~ん」といって、駆け寄ってくる。
気分が良いと、身体をこすり付ける。

これはもはや、子猫以外の何者でもなかった。

以上、夏休み15度目の日誌。




夏休みもいよいよ最後である。
小学校に入って初めての夏休みは忙しいと言うには大げさで、
暇だったと言うには、予定がありすぎた。

初日の騒動に始まり、毎日の鍛錬と練習と勉強。

……勉強!?

しまった、忘れてた。
夏休みの宿題の中に一つだけやってないものがあった。

それは、自由研究である。

どうするべきか……

幸いなことに自由研究の提出日は始業式の初日ではない。
なので、提出日までに手ごろな研究材料をみつけなくては……

まぁあさっても仕方ないので、今度考えよう。

剣術もそれなりに上達したし、魔法もかなりできるようになったと言える。

そして、それ以上に、なのは猫やアリサ猫、すずか猫の発見が大きかった。

その中でも一際目立つのがなのは猫とアリサ猫である。

可能性のなのは猫。
想像絶するアリサ猫。

今後もこの二匹からは目が離せないことだろう……


以上、夏休み最後の日誌。





あとがき

猫派か犬派かで言ったら、両刀使いです!
作者のタピです。

どうでしたか?
記念の番外編。

色々とボケをきかせたつもりでしたが、衝動的に書いたので、どうなったかは作者でもわかりませんw

当初は運動会編を書こうと思っいましたけど、
ふと、おもいついちゃったのだからしょうがない。

面白かったらこれ光栄。
楽しめたら最高の栄光。

さて、とらハ版に移る件ですが、
問題がなければ次回から移動するつもりです。

予定より若干早いですが、問題ないですかね?
まだ、修正点多く無理だと思われたらやめます。

むしろ、いけるならやってみろ!といって頂けると嬉しいです^^

もしくは、いやいやチラ裏に居てくれ!
と言われるようなら、残ると思います。

数少ないこの作品の読者のみなさんの、意見をお持ちしてます。

最後に
メインはまだしばらく書けそうにありません。
すみません。


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