おはようございます。
フェイト・テスタロッサです。
TRPGってのに興味を持ったので、早速コンベンションに参加してきました。
完全無欠の超初心者ですが、親切に教えて貰いながら楽しくプレイする事が出来ました。
ミニチュアキャラクタで、ロマサガ風に「愛がアップ」を決めている魔術師?がいたので、魔法力=肉体言語で頑張って貰いました。
回避成功でザ・タワー、マジック・ミサイルは通常シュート。
遭遇毎、一日毎を2回使おうとしたら・・・・ガッツが足りませんでした。
とりあえず、D&Dのルールブックって凄いね。
旅行用のバッグが完全に埋まってたんだ。
あと、森崎君ふぁいと。
素敵なコックのフェイト・テスタロッサ、頑張ります。
「ってな感じで、凄く楽しかったんだけど・・・・残念なことが1つだけ。
最初の戦闘始まって、プレイヤー全て行動順が遅くて、更にみんなバラバラで、それぞれに対して敵が複数いて・・・・1ターン目の私の番が来る前に重傷判定受けた。
サイコロって凄いね」
「・・・・あんたの有り得ない強運で、サイコロの出目が悪いとは思えないんだけど。
今までの事を考えて」
「だって初めてだったし、鉛筆とノートしか持って行ってなかったから・・・・・サイコロは借り物」
「それ重要なんだ」
「それに、チートいくない」
全てクリティカルとか楽しくないと思うよ。
あと、判定でミスなしとか。
アリサは分かってないな。
ズルは駄目なんだよ、めっ。
「あんたが言うなっ!!
その台詞、あんたが言って良い言葉じゃないからね!!」
アリサって、カルシウムが足りてないのかな?
今度、骨せんべいを作ってくるから沢山食べようね。
シャケ、サバ・・・・冷蔵庫の中に、あと何が入ってたかな。
「ねえアリサ。
変わり種の骨せんべいでもOK?」
九洲に行って、山で魔獣狩ってくるから。
魚類より栄養があると思うし・・・・なんとなくね。
アリサに食べさせる前に、九洲のペット達や、定期的に山で捕獲してリリースしてる魔兎族の人達にも味見して貰うから、期待しててね。
骨が大きい可能性が高いけど、あごを鍛えると思えばなんとかなるよ。
「骨せんべいじゃなくて、普通のせんべいにしなさい。
なんか嫌な予感するし」
「えーーーーっ」
残念。
じゃあ完成したら、アリサじゃなくて、はやてのお家の食卓に宅配魔法でお届けしよう。
はやての所は大家族だから、沢山作った方が良いよね。
「うん、腕が鳴るよ。
期待しててね、はやて」
「私には、はやての名前が出てくる理由が分からないけど・・・・まあ、良いでしょう。
この心労を、少しくらい分け与えても。
うん、悪い子じゃないんだけどね。
凄く疲れるけど」
窓の外見てるけど、何か見えるの?
例えば隕石とか。
「それでね、前回の続きだけど。
九洲のあとは、東京で頑張ったんだけど・・・・東京って外国人に厳しい土地だね」
「そう?
東京には外人が多いと思うけど」
「東京では、ハンバーガーの屋台にダーツで決まりました。
ハンバーガーは、アメリカのとある兄弟が始めたって聞いた事あるから、名前を[アメリカバーガーin九洲のお肉]ってマッキーで書いたけど・・・・何故か通行人から変な目で見られた」
九洲の山から狩ってきた、魔獣のお肉は新鮮そのものだよ。
食材の管理には気を使ってるし、お野菜も無農薬(虫がかじった後があるけど)。
更にパンズも手作り。
「あんたの事だから、なんかやったんじゃないの?」
「まだ、その時は何もやってないよ。
無許可で屋台を出しただけ」
「十分過ぎるわ!!
前回の古代世界らしき所なら兎も角、現代日本で屋台出すなら申請出しなさい。
・・・・ん?
そう言えば、最初に変な事口走ってなかった。
思いっきり突っ込んだ記憶があるんだけど・・・・それなりに間が空いたから、記憶があいまいでね。
東京にロボットとか」
「ロボットいたよ。
あと、地球外生命体と戦ってるみたい」
「私の記憶違いじゃなかったか・・・・出来れば、違ってて欲しかったんだけど。
ってか、それ本当にどこよ」
「日本帝国の東京だけど」
「・・・・その時点で、私の知ってる日本じゃないわ」
でも、日本だし東京だよ?
ちょっと自衛隊の人が多いような気がするけど、やっぱり巨大ロボットは男の人の夢だからかな。
ロボットが操縦出来て嬉しいんだよ。
「他にも屋台は出てたんだけど、私の屋台だけ売り上げが極端に悪かったの」
陰謀だよ陰謀。
私の修行が邪魔されたんだよ。
「でね。
私、ちょっとだけ考えたの」
お昼ご飯食べた後に、ニュース見ながら。
「正攻法で駄目なら、逆に攻めてみよう。
まず通行人じゃなくて・・・・お偉いさんの舌から訴えれば良いんだって」
普通は通行人の人から口コミで広がって、後半でお偉いさんの口に投下出来る。
でも、今回は逆にお偉いさんが認めたら、通行人も認めてくれるはず。
魔獣のお肉って、きちんと調理すれば美味しいんだよ。
調理の仕方が悪いと、凄く不味いけど。
だって、魔獣って雑食だしね。
「うん。
何となく、先の展開が読めた」
「そこで私は、将軍さんが住んでる帝都城に乗り込んだ。
ジェネラルだよ、ジェネラル」
見つかりそうなときは、テスタロッサ式魔法の電気ショックで気絶させて。
最近、電気ショックの威力が上がったけど・・・・死ぬことは無いから問題ないよね。
ちゃんとした、非殺傷魔法だしね。
「まあ、フェイトだしね。
嫌な予想が当たった」
「とりあえず、将軍さんの寝室に潜入して、寝てる口にハンバーガーを突っ込んで・・・・帰ったの。
あっ、ポテトとドリンクは机の上に置いたよ」
ちゃんと、呼吸困難にならないように気をつけたよ。
「で、それから。
定期的に潜入して、将軍さんの胃袋にハンバーガーの味を訴える作戦を続けたの。
回を追うごとに潜入が困難になったけど、テスタロッサ式魔法を駆使すれば問題なかったよ」
途中でメンドイと思ったときは、宅配魔法で直接将軍さんの胃袋に投下したけど。
「私、沢山頑張ったんだけど・・・・屋台の売り上げは全然伸びないの」
将軍さん、私のお店の宣伝をしてなかったみたいなの。
少しくらい協力してくれても良いのにね。
もしかして、ハンバーガーが嫌いだったのかな?
「そんなこんなで、東京での修行は大失敗だった」
「失敗以前の問題だと思う。
その東京での人達の行動は正しい。
って言うか、無許可でお店出して、更に不法侵入とか駄目でしょ!!
一体なにやってんのよ!!」
「何って、ハンバーガーの屋台」
客引きのために、お偉いさんの胃袋を狙っただけ。
「そうじゃなくてっ!!」
「アリサ、やっぱり骨せんべい持ってこようか?」
アリサの為に、今度は魔兎族の人達をリリースしない方向で考えようかな。
良い調理法を見つければ、食べられないって言ってた魔兎族の人達も、絶対に食べられるって。
私、素敵なコックさんだから頑張るよ。
「それは本当に止めて。
さっきも言ったけど、普通のせんべいにしなさい」
まあ、アリサがそう言うなら良いか。
魔兎族の人達、やっぱりリリースする方向で行こう。
追伸
大家さんのお家に遊びに行ったら、だいぶ前に花子に食べさせてた肥料と似たような物が置いてあった。
テスタロッサ式魔法は全然使えない駄目な大人だけど、私に内緒で花子の肥料を探してたんだね。
大家さんの事、少しだけ見直した。
花子の事、伝えてなかったけど先を見据えて行動してたなんて。
あと、花子は枯れてたけど、根っこが残ってると思うから、肥料を与えたら復活するよね?
頑張れ花子。