この記事では登場キャラのステータスと簡易プロフィール、それに関係する特性、特技、魔法、種族等のデータを記載していく予定です。
アイテムやモンスター等のデータは、載せるとしたら別記事になるでしょうね。
※ 特技・魔法のレベルアップに必要なDPは、低難易度で2から、中難易度で4から、高難易度で8から。1Lv上げるごとに倍々になっていきます。
尚、特技・魔法のレベルは最大で5Lvまでとなっています。
※ 特技・魔法の名前に付いた ★ マークは、特性などの恩恵によってレベルアップのためのDPが半分になっているという印です。
※ ◇ マーク付きのものは、付与されているといった一時預かりの状態を表しています。
特定の神を信仰している間だけ使用できる魔法などがそうです。
※ 一部の特技・魔法の名前を覆う括弧についてですが、
[○○]ならばクラス固有。
〈○○〉であれば種族固有。
『○○』ならクラスなどの恩恵によって(+1Lv)強化されているという意味になります。
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名前: ????
種族: ???? 性別: 男性 年齢: 8
LV 1 クラス: なし 称号: なし
DP 1
HP 22/22 MP 27/27 CP 23/23
STR 15 END 9 DEX 11 AGI 5 WIL 8 INT 4
アイテム枠: 3/17
装備: なし
防護点: 1(特性+1)
習得技能枠: 7/15
戦闘技能: 長柄武器 21.0 蹴打 16.0
一般技能: アイテム鑑定 19.0 生存術/雪原 13.0 書道 26.0 事務 10.0 跳躍 28 0
習得特技・魔法枠: 1/7
特技: 激怒
魔法: なし
特性; 怒りの化身 美形 理想的骨格 多元素の血筋 活力の泉
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未だ名無しの主人公の初期ステータスです。
特性【怒りの化身】で大体のキャラが固まりましたね。
前世はもちろんオリキャラです。実在の人物とかじゃないよ。
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名前: ゼイロドアレク
種族: ???? 性別: 男性 年齢: 8
LV 2 クラス: バーサーカー 称号: なし
DP 2 (現在までに19P使用)
HP 59/59(49+20%) MP 33/33 CP 54/54
STR 21(+5+1) END 10 DEX 13(+2) AGI 15(+3) WIL 8 INT 4
アイテム枠: 17/20
装備: スパイダーシルクの子供用胴衣 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの子供用手袋 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの子供用肌着 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
防護点: 5(基本+1 特性+2 装備+2)
習得技能枠: 20/20
戦闘技能: 長柄武器 31.0(+10) 打撃武器 20.8(+10) 蹴打 17.4 気功術 15.4(+15) 回避 3.7
投擲 1.6 組み打ち 0.1
一般技能: アイテム鑑定 21.5 生存術/雪原 13.0 書道 26.0 事務 10.0 跳躍 28 1
観察 11.6 忍び 7.5 大道芸 20.1(+10) 探知 1.7 聞き耳 5.9
気配感知 9.0 行進 2.3 呼吸法 5.6(+5)
習得特技・魔法枠: 8/10(+4)
特技: 激怒 [咆哮] 『覚悟Lv 1』 『突進Lv 1』 『早駆けLv 2』
『力任せLv 1』 心頭滅却Lv 1 剛力招来Lv 1
魔法: なし
特性; 怒りの化身 美形 理想的骨格 多元素の血筋 活力の泉 烈なる気炎
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12話の時点でのステータスです。
名前も決まり、立派な狂戦士へと成長中です。
伸ばしたいところが一杯あって困りますね。
特技・魔法枠の(+4)はクラス設定によって習得したやつです。これは枠の勘定に含まれません。
『○○』の強化特技は(+1Lv)という意味合いのものですから、枠を消費するとLv2になって正式に習得したという事になります。クラスを変えると素のLvに戻るわけですね。
[○○]のクラス固有特技は、そのクラスに設定していないと使用する事はできません。クラスチェンジすると消えてしまいます。
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名前: ウェッジ
種族: 人間 性別: 男性 年齢: 18
LV 1 クラス: ウィンド メイジ 称号: なし
DP 1 (現在までに0p使用)
HP 14/14 MP 21/21(19+10%) CP 22/22
STR 5 END 5 DEX 9 AGI 16(+5) WIL 10(+3) INT 8(+2)
アイテム枠: 9/9
装備: なし
防護点: 0
習得技能枠: 14/14
戦闘技能: 風霊術 46.3(+30) 回避 41.6(+15) 放出 22.6(+10) 短剣 0.1
一般技能: 言語 11.0 観察 32.3 楽器演奏/フルート 16.0 気配感知 29.1(+15) 魔力感知 22.1(+15)
探知 13.5 忍び 18.7(+10) 行進 55.4(+35) 解体 0,4 調理 0.3
習得特技・魔法枠: 5/8
特技: ★精密射撃Lv 1
魔法: ★風象制御Lv 1 ★突風Lv 1 ★風の魔弾Lv 1 ★増速の気流Lv 1
特性; 愛嬌 風の一族 天性の射手 韋駄天の足
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真人間ウェッジの初登場時ステータスです。
前世は日本人で、陸上部に所属する健全な高校生でした。
今の容姿は白人とのハーフみたいになっていますが、面影が色濃く残っています。
本人はウェッジという名前を適当に付けたつもりですが、彼の前世の名字は上地。呼ばれ慣れていた名字の方に似た響きを無意識に付けちゃったんですね。
身長 176cm 体重 68kg
やや茶色が混じった黒髪黒目
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名前: テンダリウス・ローバーノ・フルシュシシニグラウクル・ボンガボンガ・バンガーバンガー四世
種族: ドゥックマット 性別: 男性 年齢: 23
LV 1 クラス: シーフ 称号: なし
DP 1 (現在までに6p使用)
HP 16/16 MP 29/29 CP 20/20(18+20%)
STR 4 END 7 DEX 22(+4) AGI 24(+4) WIL 10 INT 9(+2)
アイテム枠: 10/11
装備: なし
防護点: 0
習得技能枠: 20/20
戦闘技能: 回避 58.9(+25) 投擲 36.4(+10) 細剣 36.0(+10) 超常抵抗 22.0
一般技能: 忍び 50.0(+10) 隠れ身 49.3(+10) 探知 39.7(+20) 気配感知 55.3(+20) 魔力感知 40.6(+20)
聞き耳 39.9(+20) 視認 44.5(+20) 交渉 48.4(+10) 観察 25.2(+20) 演技 5.7
行進 19.4(+10) 登攀 32.6(+20) 軽業 17.8(+10) 追跡 14.6(+15) 尾行 32.5(+15)
罠設置10.5(+10)
習得特技・魔法枠: 8/5(+3)
特技: [盗賊の眼] [盗賊の指] [虚実の心得] 『軽業回避Lv 4』 『ピックポケットLv 2』
『錬磨集中Lv 2』 〈見えざる狩人Lv 1〉 〈毒液精製Lv 1〉
魔法: なし
特性; 反射神経 鋭敏感覚
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小悪党リザードの初登場時ステータスです。
前世はブラジル人で、リオデジャネイロのファヴェーラ出身。
あらゆる軽犯罪に手を染めながらギャングの使いっ走りをやっていました。
もちろんサッカーが得意です。
身長 180cm(猫背なので低く見える) 体重 71kg(痩せ型だが尻尾も含むため)
顎の下から下腹部に掛けてはクリーム色、それ以外はブラックとオレンジの斑模様
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名前: シャンディー
種族: ティルケニス 性別: 女性 年齢: 47
LV 2 クラス: アルチザン 称号: なし
DP 0 (現在までに21p使用)
HP 33/33 MP 26/26 CP 38/38(32+20%)
STR 13 END 14 DEX 27(+5) AGI 11 WIL 15(+3) INT 13(+2)
アイテム枠: 14/18
装備: スパイダーシルクのローブ 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダージルクの肌着 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクのブラジャー 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの下着 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの靴下 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクのブーツ 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
防護点: 4 (基本+1 特性+1 装備+2)
習得技能枠: 25/25
戦闘技能: 糸操 48.1(+10) 回避 44.3(+10) 蹴打 41.8(+10) 体術 37.2(+5) 長剣 29.0(+5)
盾 29.0(+10) 放出 21.5 投擲 16.4
一般技能: 製織 77.4(+40) 編み物 78.5(+40) 裁縫 56.2(+20) 歌唱 37.6(+20) 踊り 58.7(+25)
服飾 55.4(+20) 誘惑 42.0(+30) 交渉 34.4(+10) 登攀 40.0(+20) 忍び 36.6(+20)
生存術/森林 40.0(+20) 生存術/山地 35.0(+20) 気配感知 25.7(+20) 魔力感知 23.5(+20) 観察 10.4
行進 21.6 罠設置 15.7
習得特技・魔法枠: 16/13(+3)
特技: [神業作成/衣類] [神業強化/製織] [神業強化/編み物] 『修理Lv 2』 『修繕Lv 2』
〈★蜘蛛の糸Lv 3〉 〈★蜘蛛の織布Lv 3〉 〈★蜘蛛の網Lv 2〉 〈★強靱なる糸Lv 3〉 〈★糸染めLv 1〉
〈★耐熱の糸Lv 1〉 〈★耐冷の糸Lv 1〉 〈防水の糸〉 〈★報せの糸Lv 2〉 〈★粘着の糸Lv 2〉
〈★鋭利なる糸Lv 2〉
魔法: なし
特性; 反射神経 理想的骨格 種の才覚 万毒無効 魅惑のオーラ 生産力
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蜘蛛女シャンディー姉さんの初登場時ステータスです。
ティルケニスは平均寿命300年、成人年齢は40歳といった種族ですので普通に若いです。
前世ではムエタイ王者などをやっておりました。
ブロム・シー・ナー(四面梵天)の異名を持つ古式ムエタイの達人で、生涯戦績はムエタイ以外の公式、非公式の試合も含めると一千試合以上もの闘いを経験しています。やり過ぎです。
リングの上でも外でも両手の指に余るほどの死者を出した人間凶器ですが、紆余曲折を経て面倒見の良い人格者へと成長していきました。
現在の本人の性格は至って温厚、かつ献身的。今の身体を非常に気に入っています。
身長 191cm 体重 89kg
艶のある黒髪、瞳は単色でエメラルドグリーン、肌はインド系の黒褐色
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名前: アヤトラ
種族: ハーフ エルフ 性別: 男性 年齢: 12
LV 2 クラス: スカウト 称号: なし
DP 1 (現在までに34p使用)
HP 35/35 MP 49/49 CP 52/52(43+20%)
STR 16(+2) END 12(+2) DEX 18(+3) AGI 22(+3) WIL 27 INT 16(+2)
アイテム枠: 5/6
装備: スパイダーシルクの子供用胴衣 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの子供用下穿き 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダージルクの子供用肌着 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの下帯 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの子供用靴下 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
スパイダーシルクの子供用ブーツ 〈Eグレード〉〈超軽量級〉
防護点: 3 (基本+1 装備+2)
習得技能枠: 30/30
戦闘技能: 回避 70.0(+30) 鞭・鎖 50.0(+10) 水霊術 55.0(+15) 気功術 40.0 体術 37.9
超常抵抗 31.0 刀 17.7 放出 16.8(+5) 投擲 5.9(+5)
一般技能: 探知 34.6(+10) 観察 50.0(+10) 忍び 34.2(+10) 隠れ身 33.7(+10) 罠設置 23.3(+5)
罠作成 29.0(+5) 罠解除 19,0(+5) 気配感知 48.4(+15) 魔力感知 44.2(+5) 登攀 16.0(+5)
追跡 30.0(+10) 尾行 36.0 視認 41.0(+25) 聞き耳 38.4(+5) 戦術 34.2(+10)
指揮 69.4(+40) 魔物知識 39.7 行進 29.6(+5) 歌唱 23.6(+20) 踊り 10.4(+10)
演説 33.6(+30)
習得特技・魔法枠: 28/26(+3)
特技: [虚実の心得] [斥候の心得] 『早撃ちLv 1』 『早駆けLv 2』 『★看破Lv 4』
★鼓舞Lv 2 ★激励Lv 2 ★鎮静Lv 2 ★一喝Lv 2 心頭滅却Lv 1
不壊不屈Lv 1 剛力招来Lv 2 連撃Lv 1 薙ぎ払いLv 1 精妙撃Lv 1
絡め取りLv 1 重ね当てLv 2 練気外装Lv 5
魔法: 水象制御Lv 1 水の魔弾Lv 1 恵みの水Lv 2 流水の鞭Lv 2 流水の剣Lv 2
癒やしの滴Lv 2 清めの滴Lv 2 聖なる水Lv 2 水霊の守護Lv 1 時間凍結Lv 5
特性; 美形 美声 戦将 成長力 主導力 伝説の化身 魔操力
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強力PCアヤトラさんの初登場時ステータスです。
主人公よりも一ヶ月以上早いスタートを迎えた彼は、巨大な肉食昆虫やアンデッドが蔓延るスカベンジャーズ・マンション最下層から這い上がってきた唯一の生存者です。
ステに恵まれていたのもありますが、八割方は本人の資質の賜物です。記憶障害に苦しみながらも、己の根底にある道義心に突き動かされる形で同輩達の先頭に立って戦ってきました。
同レベルで彼に比肩する総合力を誇るプレイヤーは、恐らく世界に100人と居ないでしょう。
前世はバレバレかもしれませんが秘密です。
身長 150cm 体重 42kg
青みがかった黒髪黒目、耳は短めで目立たない
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名前: ゴリバル
種族: ライカンスロープ(ワーエイプ) 性別: 男性 年齢: 22
LV 1 クラス: なし 称号: 野生のレイパー
HP 37/37 MP 10/10 CP 26/26
STR 27 END 31 DEX 9 AGI 11 WIL 3 INT 4
装備: なし
防護点: 5(基本+5) 獣化時 12(基本+9 特技+3)
戦闘技能: 格闘 35.9 回避 18.2 拳闘 7.8 蹴打 2.2 組み打ち 2.0
特技: 〈獣化制御Lv 1〉 〈威嚇Lv 1〉 〈野獣の毛皮Lv 1〉
魔法: なし
特性; 頑健 鋭敏感覚
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NPCというか一発キャラやモンスター的な扱いのキャラは、簡易ステータスで表記しています。
全てのプレイヤーは死亡してしまうと、名前が????の場合はランダムに決定され、生前の人柄やら行いやら評判やらに即した称号が贈られる事になります。
彼の場合は最低最悪の部類ですね。
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名前: グラコフ
種族: ロック・オーガ 性別: 男性 年齢: 54
LV 1 クラス: ブルーザー 称号: 石でも喰ってろ
HP 71/71(+20%) MP 18/18 CP 36/36
STR 37(+5) END 35(+5) DEX 9 AGI 10 WIL 8 INT 7
装備: なし
防護点: 21(基本+9 技能+3 特性+1 特技+8) 炎熱+6
戦闘技能: 格闘 49.8(+20) 拳闘 23.7(+10) 蹴打 22.6(+10) 体術 13.7(+5) 回避 11.5(+10)
投擲 3.7
特技: [要撃の心得] [鉄壁の構え] 『覚悟Lv 2』 『突進Lv 2』 『力任せLv 2』
『薙ぎ払いLv 2』 『不壊不屈Lv 2』 〈岩石質の肌Lv 2〉
魔法: なし
特性; 理想的骨格
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彼のように本能や環境に負けて身も心もモンスターになってしまうプレイヤーは珍しくありません。
外に出れば沢山居ます。群れのボスがプレイヤーなんて事もあったりなかったり。
九割方は生まれ表の不幸ですね。
特性
特性とは、各人が持つ特殊な能力の事です。
そのほとんどが生まれついての才能とでも言うべきものですが、どんなに優れた特性を持っていようと、研鑽を怠る者にとっては宝の持ち腐れに過ぎません。
また、一生そのままというわけではありません。
何かの弾みに成長を遂げるかもしれませんし、似て非なるモノに変質してしまうかもしれません。新しく増える事もあれば、失われてしまう事もあります。
生かすも殺すも、結局はプレイヤー次第。
あくまでも一定の事態で有利に働く素養の一つでしかないのだという事を、肝に銘じておくべきでしょう。
◆ 特性 【美形】
貴方は並外れた美しさの持ち主です。
その美を理解できる者達には、良くも悪くも平均以上の印象を与える事になるでしょう。
美的感覚の異なる、まったくの異種族に対しては通用しません。
他者への印象や好感度に対する反応判定にプラス、またはマイナス修正。
《交渉》 《誘惑》 《踊り》 《指揮》 《演技》 《演説》 《社交》技能の熟練度に+10
《外交》 《礼法》 《大道芸》技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
印象的ですが、実戦ではまったく使えませんから、それほど有利な特性ではありません。
まあ、普通に生きていく分にはそこそこ、目立つ人生を送りたいならかなり役立つ事でしょう。
ある意味、活用の余地が最も多い特性かもしれませんね。
多分、あの主人公だと貞操を狙われる要因にしかならないと思いますが……。
◆ 特性 【怒りの化身】
幼少時の体験か、身体に流れる祖先の血か、神か悪魔の祝福か、はたまた前世の記憶が故か。
貴方の心の奥底にはマグマの如き怒りの感情が眠っています。
魂の芯は常に熱く、滾ると共に澄み切っています。
そして幸か不幸か、貴方の肉体は、その激情の発露に耐えられるだけの資質を備えているのです。
クラス《バーサーカー》に設定しなくても、LV 1から特技【激怒】が使用できる。
全ての抵抗判定と生死判定にプラス修正。
意志判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
バーサーカーになったら意味ないんじゃね? という疑いのある特性ですが、抵抗判定と生死判定に付く修正を考えるとそうでもありません。
当作品がSSではなくリプレイだったらば、地味に便利に見えたかもしれませんね。
作品内でその具体的な効果を表現する事はできませんが、主人公のキャラ付けの一因とでも思っていただければ幸いです。
◆ 特性 【理想的骨格】
貴方の骨格は理想的な構造をしています。
人によっては、そのスタイルの良さに機能美を感じる事もあるでしょう。
骨自体の強度も尋常ではなく、生半可な衝撃ではヒビ一つ入りません。
例え傷付いたとしても、常人の数倍の速度で完治します。
貴方が鍛え、成長した分だけ、理想的骨格は強くしなやかになっていく事でしょう。
初期防護点に+1のボーナス。以降、2の倍数LV毎に+1のボーナスが加算。
パンチ、キックなどの肉体による打撃ダメージにプラス修正。
ファンブルや負傷判定で骨折などの骨を痛める結果が出た場合、生命抵抗判定で覆す事ができる。
《踊り》 《演技》 《体術》 《気功術》技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
人体の礎である骨が理想的とは羨ましい話です。
きっとこれを持ってる人は、歯並びが悪かったり猫背だったり絶壁だったり短足だったりする事はないんでしょうね。
けれども、物語においては恐ろしく地味な特性と言えるでしょう。
凄く醜いとか凄い肥満とかいう設定でもない限り、娯楽作品に出てくるキャラクターというものは平均以上のプロポーションを備えているはずですから。
◆ 特性 【活力の泉】
貴方の肉体はエネルギーに充ち満ちています。
生まれつき疲労や不調に強いおかげで、病気の心配もありません。
例え傷付き、疲弊し、体調を崩したとしても、常人を遙かに上回るスピードで立ち直る事でしょう。
初期HPとCPに+2D6のボーナス。以降、1LV毎に(LV+2D6)のボーナスが加算。
睡眠時、休憩時における回復効果が倍増。
通常の半分(三時間)の睡眠で体調を維持できる。
場合によっては何らかの判定にプラス、またはマイナス修正。
作者はこれが一番欲しかったりします。
多分、バトル物の主人公とかはみんな持ってるんじゃないでしょうか。
当作品の主人公もその例に洩れず、何処までもタフで図太く頑丈に出来ています。
◆ 特性【烈なる気炎】
貴方は生命の根源とでも言うべき〝気〟の力に満ち溢れています。
元々燃焼効率が良いのか、それとも内なる魂より湧き上がるのか、原因は定かではありませんが
高密度の気を練る才を備えている事に変わりはありません。
精進を重ね、研鑽を積み、その身に宿る激しき流れを物にすれば、
いつの日にか神仙の域に達する事も夢ではないでしょう。
〈気功術系〉 〈音声系〉特技の判定にプラス修正。
初期CPに(+2D6 ゾロ目計上)のボーナス。以降、1LV毎に(+2D6 ゾロ目計上)のボーナスが加算。
《放出》 《気功術》 《超常抵抗》 《威圧》技能に+10
《呼吸法》 《交渉》 《踊り》 《歌唱》 《指揮》 《演技》 《演説》 《外交》
《社交》 《礼法》 《大道芸》 《単純作業》技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
主人公が新しく取得したやつです。
気力や生命エネルギー的なものに漲っているという感じの特性ですね。
おかげで幅広い用途に効果があります。
◆ 特性 【愛嬌】
貴方は他者の敵意を緩和する不思議な素養の持ち主です。
しかしそれは、貴方自身にも判別の付かない微々たる煌めきのようなもので、
一切のコントロールを受け付けません。
劇的に人を惹き付けるというわけではありませんが、あらゆる生き物に対して効果があります。
例えどれほどの嫌悪と反感を抱いたとしても、貴方を心の底から憎む事だけはできないのです。
他者への印象や好感度に対する反応判定にプラス、またはマイナス修正。
《交渉》 《誘惑》 《指導》 《踊り》 《演技》 《演説》 《社交》 《外交》
《礼法》 《大道芸》 《看護》 《騎乗》 《動物使役》 《調教》技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
人を安心させる何かを発している人って居ますよね?
言い様のない空気感とか人徳とか、気弱そうな雰囲気だったりとか、笑顔が素敵とか癒し系オーラだとかいう風に、人物によって千差万別に存在する、憎みきれない何か。
それが愛嬌という特性です。
つまり、ウェッジの愛嬌と他の人の愛嬌とでは全然何もかもが異なるかもしれないわけなんですね。
ゲームデータという都合から同様の効果となっていますが、演出としてはそんな感じです。
◆ 特性 【風の一族】
どうやら貴方の先祖の中に風の精霊が居たようです。
先祖返りか、祖先よりの祝福か、それとも両親か祖父母の誰かこそがそうであったのか。
理由はともあれ、貴方の身体には風霊術との優れた親和性があります。
生まれながらの才能を生かさない手はないでしょう。
風霊術に属する魔法のレベルアップに掛かるDPの値が半分になる。
最初から《風霊術》技能を習得する事ができる。
《風霊術》技能の熟練度に+10
《回避》 《行進》 《気配感知》 《魔力感知》技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
そうです。他の一族のバージョンもあります。
載せないのは面倒だからです。
◆ 特性 【天性の射手】
貴方は狙いを付けるという事に関して並々ならぬ才能を秘めています。
それも動体視力や経験から来る技術の冴えといった適正ではない、純然たる勘の為せる業。
まさしく天性の才とでも言うべき無垢なものです。
不思議な事に射撃、射出に関する動作限定で、
投擲や相手を直接攻撃するような行動には何の恩恵もありません。
〈射撃系〉特技のレベルアップに掛かるDPの値が半分になる。
全ての射撃系戦闘技能の熟練度に+10
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
要するに、の○太的な射撃の才能ですね。もっとも、彼のは桁は違いますが。
ちなみに〈準射撃系〉と表記されている特技は効果に含みません。
◆ 特性 【韋駄天の足】
人より速く、遙かに長く走れると気付いたのは一体何時の頃でしょうか?
俊足、快足、並外れた健脚。
言葉にしてしまえば、ただそれだけ。
しかし、その単純明快な強みはあらゆる種族、国家、文明において尊重されています。
もしかしたら貴方は、走るために生まれてきたのかもしれません。
基本移動力に+50%のボーナス。
自らの足による移動に関しての継続時間が10倍になる。
《行進》 《跳躍》技能の熟練度に+20
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
力が強い、足が速いというのは現代社会においても尊敬の対象となり得る長所です。
とことんまで極めてみれば、行き着く先は金メダル。ほとんどの国で英雄扱いですからね。
弱肉強食の気運の強いファンタジーなら尚更でしょう。
ちなみに、これと行進技能まで勘定に入れたウェッジの全力疾走時の速度は、秒速12.7944メートル。
100メートルを約7.82秒で駆け抜けられる計算になります。
今でも充分メチャクチャですが、魔法とか特技を使うと更に人外魔境な事になりますね。
参考までに移動力の算出方法ですが、
10秒間の全力移動を行った場合、AGI 10まではAGI 1ごとに6メートルずつ。
AGI 20まではAGI 1ごとに2メートルずつ。それ以上はAGI1ごとに1メートルずつ、全力移動の距離が伸びるといった具合になっています。
例えば、ウェッジのAGI 16だと10秒間に72メートル走れるわけですね。
AGI 1~10=6/1メートル AGI 11~20=2/1メートル AGI 21~=1/1メートル
これが素の基本移動力です。
行進技能は熟練度の半分の数値が基本移動力にボーナスとして加算されます。
ウェッジだと55.4ですから、+27.7%のボーナスですね。
これに韋駄天の足を合わせて+77.7%。
つまり、(72×1.777)=127.944──これがウェッジの基本移動力で、1ターンの全力疾走で稼げる、おおよその距離でもあるというわけです。
この五分の一が戦闘移動力、つまり戦闘中の1ターンの間に移動できる距離になります。
1ターンは大体10秒くらいです。
荷重とか地面の状態とか靴の性能とか体調とかを勘定に入れるともっとややこしくなりますが、基本はこんな感じです。
最初の主人公が如何に鈍足かがよく分かりますね。
◆ 特性 【反射神経】
貴方は優れた反射神経の持ち主です。
外部からの刺激に対しての反応の早さが並みではありません。
貴方が望むならば、その反応速度は戦闘を切り抜けるための有効な手段となるでしょう。
不意打ちに対する反応判定に失敗しても、もう一度だけ振り直す事ができる。
死角からの攻撃に対するペナルティが軽減される。
《短槍》 《短剣》 《細剣》 《盾》 《拳闘》 《格闘》 《回避》技能の熟練度に+10
その他の近接系武器技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
正確には即応力とでも言うべき素養ですが、敢えて反射神経と表記しました。
そっちの方がイメージしやすいですからね。
◆ 特性 【鋭敏感覚】
貴方は優れた感覚器官を備えています。
どのような分野に進もうとも、鋭い感覚というのは実に役立つものです。
その冴え渡る五感は、必ずや貴方の助けとなる事でしょう。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感に対応する判定にプラス修正。
《観察》 《探知》 《気配感知》 《魔力感知》 《視認》 《聞き耳》 《味見》技能の熟練度に+10
《回避》 《調査》 《捜索》 《尾行》 《追跡》 《診断》 《罠解除》技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
視力が良かったり耳が良かったりといった、シーフじゃなくても欲しくなる特性ですね。
幅広い用途に使える優れものです。
◆ 特性 【種の才覚】
どのような生物であろうと個体差の軛から逃れる事はできません。
それは例えば些細な好みの違いであったり、何かしらの癖の有無であったり、
他種族には見分けも付かないような外見上の差異であったり、明確な優劣の差であったりと
程度も内容も千差万別ですが、確実に誰にでも存在するのです。
貴方が種族の業を振るう才覚に長けているのも、また個体差故の事。
恵まれた個の力を如何に用いるのか?
その答えすらも個体差によって導き出されたものだと言えるでしょう。
種族固有特技のレベルアップに掛かるDPの値が半分になる。
種族による技能熟練度ボーナスの値が倍増する。
場合によっては何らかの判定にプラス、またはマイナス修正。
人間以外の種族専用の特性です。
人間にも固有特技とか得意技能があればいいんですけどねえ。特徴がないのが特徴と言いますか、欠点がないのが欠点と申しましょうか……。
異種族豊富な世界の人間的種族は、何処もそんな感じですね。
◆ 特性 【万毒無効】
貴方はあらゆる毒物に対して完全に近い免疫を備えています。
自然に存在する物は言うまでもなく、魔法等の超自然的な力によって
精製された代物ですら貴方に害を及ぼす事はできません。
唯一の例外は強烈な酸くらいなものでしょう。
しかし、過信は禁物です。
特に体調管理にはくれぐれも注意してください。
毒が効かないという事は、裏を返せば医薬品の類すらも通用しないという事なのですから。
毒物、薬物、感染症の影響を一切受けなくなる。
酸によるダメージが十分の一にまで軽減される。
場合によっては何らかの判定にプラス、またはマイナス修正。
毒ガスも細菌兵器も効きません。
インフルエンザもエボラもエイズも天然痘も何処吹く風。パンデミックとは無縁の超体質な特性です。
けれど、麻酔も効きませんから手術を要する負傷をした場合なんかは大変ですね。
まあ、ファンタジーなら回復魔法で解決なわけですが。
癌や日射病や不摂生から来る脳梗塞やらの症状は普通に発生します。
◆ 特性 【魅惑のオーラ】
異性を惹き付ける濃密な色気、悩ましい仕草、儚い雰囲気、或いは香しきフェロモン。
そういった類の性的魅力を豊富に備えた存在、それが貴方です。
特殊な性癖を持ってでもいない限り、同性相手には効果がないので気を付けましょう。
行き過ぎた奔放な振る舞いは、己の首を絞める結果にも繋がりかねません。
異性への印象や好感度に対する反応判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によっては同性に対しても効果有り。
《誘惑》 技能の熟練度に+20
《交渉》 《踊り》 《歌唱》技能の熟練度に+10
《演技》 《演説》 《社交》 《外交》 《礼法》 《大道芸》技能の熟練度に+5
以上の技能の熟練度にプラス修正。判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
美人じゃないけど色っぽい。何とはなしにグッと来る。
男女問わずそういう人って居ますよね?
理由は何でも構いません。無しでもいいです。
異性を惹き付ける雰囲気のようなものすべてが、この特性に該当します。
◆ 特性 【生産力】
カッティングされたダイヤのように、才能には様々な貌があります。
一口に物作りの才と言っても、手先が器用、根気強い、客観性に優れている、
美的感覚が絶妙……等々と、本当に十人十色。枚挙に遑がありません。
貴方の生産活動を支える要領の良さも、その内の一つ。
ともすれば地味に思えてしまうかもしれませんが、
燦然と輝く才能のダイヤモンドを構成する重要な一面なのです。
あらゆる生産作業によって生じる疲労が半減する。
経験の蓄積による作業効率の上昇度が倍増する。
《単純作業》技能の熟練度に+20
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
同じ質と量の作業をこなしても疲労の程度や要する時間は人によって違います。
体力的な要因もあるでしょうが、大概は物覚えの良し悪しや向き不向き、如何に力の匙加減を心得ているかといった事が原因でしょう。
この特性は生産、単純作業限定のそういった要領の良さを指しています。
◆ 特性 【美声】
貴方の声は無性に人を惹き付けます。
印象は各人の好みにもよるでしょうが、少なくとも通りの良い声である事は間違いありません。
もし、貴方に人並み以上の栄達を望む心が有るならば、更なる磨きを掛ける事をお薦めします。
〈音声系〉特技の判定にプラス修正。
他者への印象や好感度に対する反応判定にプラス、またはマイナス修正。
《歌唱》 《詩吟》技能の熟練度に+20
《交渉》 《誘惑》 《指揮》 《演技》 《演説》 《社交》技能の熟練度に+10
《外交》 《礼法》 《弁舌》 《大道芸》技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
アニメ化したら大体のキャラはこれを持つ事になると思われます。キャスティング・ミスでもない限り。
美形と合わされば鬼に金棒状態ですね。オーディションの二次選考くらいまでならコネなしでも確実にいけるでしょう。
ゲーム的には美形よりも遙かに有用な特性になっています。
◆ 特性 【戦将】
将器とは、何を基準にして計るべきものでしょうか?
何を以てして、人は人を将と呼ぶに相応しい存在だと認めるのでしょうか?
答えは有りません。
ある者は武勇を、ある者は知略を、またある者は信義を貴ぶという風に、
将の基準とは時代と共に移り変わっていく人の価値観を表した鑑のようなものなのです。
諸人が心に抱く、捉えどころのない理想の軍人、理想の指揮官、理想の指導者。
貴方に備わっているのは、その姿を体現できるかもしれないという僅かばかりの可能性。
己が将器を満たす果てなき道を望むのであれば、必ずや助けとなる事でしょう。
〈戦術系〉特技のレベルアップに掛かるDPの値が半分になる。
任意の戦闘技能1つの熟練度に+20
《視認》 《威圧》 《指揮》 《戦術》技能の熟練度に+10
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
勇将、智将、愚将に凡将……簡単に言葉にするだけでも随分な種類の指揮官が居ます。
そんな数ある将の中から、前線で戦うタイプのものをとイメージして作ったのがこの特性です。
中世ファンタジー的な世界観の作品に出てくるような武将っぽい内容になっています。
◆ 特性 【成長力】
人生において、経験とは何物にも代え難い貴重な財産です。
1より2、2よりも3、もちろん内容も大事ですが数が多いに越した事はありません。
更に、1つの経験からより深く学べる資質があれば、成長への期待も素晴らしいものになるでしょう。
果たして貴方は、自らの経験をどのように生かしていくのでしょうか?
レベルアップ時に得られるDPに+1のボーナス。
DP取得のために行うダイスロールに+1D6のボーナス。
場合によっては何らかの判定にプラス、またはマイナス修正。
DPが多くもらえる特性ですね。
レベル1の頃から持っている人といない人では、目に見えて大きな差が生じていきます。
才能って理不尽ですよね。
まあ、肝心の振るダイスがなければ宝の持ち腐れにしかならないんですけど。
ちなみにアヤトラが所持していたフォーチュンダイスの数は約12000個。
今はその半分をグループに分け与えて6000個です。
最初は全部を平等に分けようとしてたんですが、シャンディー達から猛反対を受けたので半分取っとく事にしたんですね。
◆ 特性 【主導力】
貴方には不思議な力が有ります。
断定はできませんが、周囲の活動に微々たる影響を及ぼしているようです。
恐らくは、味方を力付ける雰囲気のようなものが発散されているのでしょう。
もしかしたら、天性の指導者が持つというカリスマの仕業なのかもしれません。
〈戦術系〉特技の判定にプラス修正。
本人を中心とした直径 (WIL+指揮技能熟練度)×LV メートルの範囲内に居る
全ての味方側キャラクターの全判定に対して+1のボーナス。
《指揮》 《指導》 《演説》技能の熟練度に+10
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
これも愛嬌とかと同じで、人によって異なる雰囲気みたいなものですね。
それの何となくリーダー的なやつ。
ゲーム上だと全判定に+1は有り難い効果ですが、リアルだと多分気のせい程度にしか感じられないと思います。
居た方が場が引き締まるとかならいいですが、、人によっては居ないよりかマシといった扱いを受けているかもしれませんね。
◆ 特性 【伝説の化身】
貴方の魂には幾つかの逸話が存在します。
遙かな過去か、遠い異境か、それともまったく異なる世界においての事なのか、
詳細は貴方の記憶次第と曖昧ですが、絶対に間違いありません。
貴方の前世は、多くの人々に認められているのです。
記録として、記憶として、歴史として。或いは物語として、形を変えて絶えず長く……。
その心魂に宿る非凡な力に相応しい、伝説の存在として語り継がれているのです。
高難易度までの特技と魔法を1つずつ、前提条件に一切関係なくLv 5の状態で習得できる。
場合によっては何らかの判定にプラス、またはマイナス修正。
前世が有名人だった系の特性です。
居ますよね。自分は天草四郎の生まれ変わりだとか、日本人のくせに前世がマリー・アントワネットだとか言う人が。
とある作者の友人などは、大それた事に土方歳夫の生まれ変わりとか言ってました。恐らく歳三と言いたかったのでしょう。
興味がある方はオカルト系の掲示板を毒されない程度にご覧ください。
ちなみに私の前世は108式まであるぞ。
──と、そんな感じに現実では好き勝手に自称できるいい加減なものですが、作品中では純然たる事実として扱われています。
つまり、アヤトラは正真正銘の本物って事ですね。
これからの展開とダイス目次第では、元光源氏とか元ナポレオンとか元スティーヴン・セガールとかが出てくるかもしれません。
◆ 特性 【魔操力】
魔力──それは世界に満ちて万物に宿りし、超常なる現れの源。
貴方には、その魔力を操るに足る優れた感覚が備わっています。
初級の魔法ならば、精神への負担を最小限に抑えて行使する事ができるでしょう。
低難易度に属する全ての特技と魔法のMP消費量が半分になる。
場合によっては何らかの判定にプラス、またはマイナス修正。
全ての魔法系戦闘技能の熟練度に+5
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
MP消費の節約に関わる特性です。
高レベルでこれがあると、バンバン撃てて気持ちいいでしょうね。
◆ 特性 【頑健】
貴方の肉体は並外れた可能性を秘めています。
基本的に丈夫である事は言うまでもなく、より一層の高みを目指すための資質が備わっているのです。
鍛えれば鍛えるほどに驚くべき速度で、貴方の肉体は強靱さを増していきます。
例え今は貧弱だとしても、見違えるように逞しくなっていく事でしょう。
ENDの上昇に掛かる2以上のDPの値が半分になる。
ENDボーナス基準値に-1の修正。
ENDに関係する全判定にプラス、またはマイナス修正
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
頑丈な人が鍛えると、もっと頑丈になるのは当たり前の話です。
ENDの初期値が低い場合は、何となくしぶといとか、伸び率が高いとかいった感じのイメージでお願いします。
◆ 特性 【俊敏】
貴方の肉体は並外れた可能性を秘めています。
人より早く、より速く、そんな思いを現実の物とする才能に恵まれているのです。
鍛えれば鍛えるほどに驚くべき速度で、貴方の肉体は敏捷さを増していきます。
例え今は遅くとも、見違えるように素早くなっていく事でしょう。
AGIの上昇に掛かる2以上のDPの値が半分になる。
AGIボーナス基準値に-1の修正。
AGIに関係する全判定にプラス、またはマイナス修正
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
頑健のAGI版ですね。
肉体的な素早さというのは多くの局面で求められるものですから、かなり有用な特性です。
◆ 特性 【第六感】
貴方は鋭い直感の持ち主です。
一口に直感と言っても様々ですが、貴方のそれは身を脅かす危険に対して発揮されます。
出掛ける前に何か違和感を覚えませんでしたか?
入り口を前にした時に寒気がしたりしませんでしたか?
もし心当たりがあるのならば、充分に注意を払う必要があるという事でしょう。
待ち受ける危険に対しての感覚判定にプラス修正。
天災のような知る由のない危険に対しても感覚判定を行えるようになる。
《回避》 《調査》 《捜索》 《探知》 《隠れ身》 《賭博》技能の熟練度に+10
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
名前の通りのいわゆる第六感です。
自分に降り掛かる危険限定の虫の知らせ的な特性で、形勢を逆転させるようなアイディアを閃くとかいった効果はありません。
もちろん、危険の正体を予見するような特性でもありません。
逃げ場のある災害なら華麗に回避できるでしょうが、地球滅亡級の隕石が来るとかいう危険を察知してしまったら最悪です。どこまでも付きまとう警鐘に散々右往左往した挙げ句、誰よりも深い恐怖と不安に震えて死ぬことになるでしょう。
大災害の直前に騒ぐペットみたいな感じですかね。
人間、多少鈍いくらいが幸せな場合もあります。
◆ 特性 【忍耐力】
貴方は忍耐力に優れています。
意志が固いのか、それともただ単に痛みに鈍いだけなのかは分かりませんが
心身両面において我慢強く出来ているのは確かです。
日々の鍛錬を心懸ければ、もっとはっきりするかもしれません。
人一倍の努力を支えるのに最も必要なのは堪える力、精神的な持続力です。
貴方が自身を磨き上げたいというのであれば、必ずや助けとなる事でしょう。
あらゆる技能熟練度の成長にプラス修正。
研究、生産などの忍耐力を要するすべての活動にプラス修正。
負傷や疲労、拷問や尋問などのあらゆる苦痛を伴う事態に対しての意思判定にプラス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
分野を問わず、真っ当な形で成功を収めた人物のほとんどはこの特性を持っているのかもしれません。
日本人には特に愛されやすい美点の一つですね。
何で耐えられるんだァァ──ッ!? 尊敬に値するッッ!! って感じで。
本当にどうでもいいことですが、この特性があると焼き土下座に自動成功します。
◆ 特性 【多芸多才】
人が身に付けられる業には限りがあります。
質の限り、数の限り、時の限り。そして個による限り。
まったく同じカリキュラムで学ぼうとも、人と人の理解度が完全に一致する事はありません。
記憶力、学習への意欲、物事の捉え方、問題への取り組み方。
順位を付けると、どうしても互いの優劣が浮き彫りになってしまいます。
あるいは向き不向きの違いなのかもしれません。
貴方が持つ、多くの事柄を学び留めておけるという適正もそう。
多芸多才の要因たる資質は個々人によって様々な違いがあるのです。
技能枠の増加に掛かる2以上のDPの値が半分になる。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
具体的な効果は一つだけですが中々どうして侮れません。
あれもこれもと習得していたら技能枠なんてあっと言う間に埋まってしまいますからね。
◆ 特性 【異世界への招待】
ようこそ、異世界の人。
ようこそ、アリュークスへ。
敢えて助言は致しません。すべて貴方にお任せします。
事態をどう受け止めるか、未来をどう切り開くか、祈るか呪うか、生きるか死ぬか。
残りの人生をこちらで過ごすのか、それとも故郷へ帰る方法を探すのか。
何かしらの運命を感じたのなら気が済むまで追求してみるのもいいでしょう。
どのような道を歩む事になろうとも、世界は何も咎めはしません。
ただ、そこに住まう者達が相応の見返りを与えるだけです。
元居た世界への帰還に成功した場合、帰還後の日時と場所と自身の状態を自由に設定できる。
場合によっては何かしらの判定にプラス、またはマイナス修正。
転移型のエトラーゼ特有の特性です。
転移の理由や方法に関係なく最初から保持した状態でスタートします。
ステータス的な利点はありませんが、帰りたい人にとって帰還後が保証されているというのはモチベーション的に結構なプラスになるんじゃないでしょうか。
こっちで孫ができるまで過ごして、帰る時は転移した直後の日時と場所と年齢で。──なんて真似ができるわけですからね。どえらい親切設計です。
もし主人公のゼイロが転移型だったらば、メチャクチャ胡散臭く思った事でしょうね。
ええ、もちろん穴がありますとも。
◆ 特性 【欠け落ちた器】
貴方は何かしらの障害を抱えています。
先天性か後天性か、外見で判別できるのかできないのか。
だとしてそれは、どの程度に深刻であるのか。
余りに限定的すぎて日常生活に影響がない場合もあるでしょう。
もしかしたら、ステータスを見て初めて気付いたという人も居るかもしれせん。
障害の内容によって健常ならば可能なはずの行動が制限される。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
いわゆるロールプレイ用の不利な特徴というやつです。
主に発作があるとかアレルギー持ちだとか失調症だとかいった感じのキャラに付いてますね。
隻眼隻腕などの器官や部位の欠損、間接などの古傷による機能不全もこの特性に含まれます。
肉体的な機能障害、機能不全といった症状に対しての特性ですので、癌、伝染病、心的外傷、薬物中毒などは含まれません。
◆ 特性 【再生力】
貴方の肉体は驚異的な治癒力を備えています。
多少の傷は睡眠を取るまでもなく完治しますし、出血も動脈さえ無事なら放っておいても塞がってしまいます。
例え手足が切断されようとも傷口を合わせておけば元通り。骨折以上に簡単に治ってしまう事でしょう。
もし、なくしてしまったというのなら、再生するのを待つしかありませんね。
そうです。失われた手足が新しく生えてくるのを待つのです。
手足だけではありません。目、耳、鼻、口、果ては内臓や神経に至るまでもが貴方の治癒の対象なのです。
生命維持のサポートがあれば、心臓すら再生させてしまう可能性があります。
もはや、脳以外は替えの利く部品と言っても過言ではないでしょう。
ダメージによる負傷が 60-(LV+END) 分ごとに LV×2D6 点ずつ回復する。
(回復の間隔が1分未満になる事はない)(一部の特殊な手段によるダメージには適用されない)
(組織が完全に壊死したり、代謝を麻痺させるような状態異常になった場合も同様である)
失われた器官が 100-(LV+END+2D6) 日で再生する。
(再生までの日数が1日未満になる事はない)(それ以外は上記と同様の条件である)
場合によっては何かしらの判定にプラス、またはマイナス修正。
ナメ○ク星人とまではいきませんが、イモリ以上ヒトデ未満の再生能力です。
これがあると負傷に対してかなり強気になれるでしょうね。
上記のデータはあくまでも自然治癒に任せた場合ですので、外科手術や特技や魔法などの補助があれば更なる日数の短縮が可能です。もしかしたら1日を切るかもしれません。
まあ、リフレッシュストーンみたいな凄い回復手段があれば、どんな負傷も一瞬で完治してしまいますけど、そういうのは普通は希少なものですからね。
回復手段を節約するという意味でも中々お得な特性だと思います。
◆ 特性 【心の声】
貴方の言葉は万人に通じます。
言語の壁は問題たり得ません。貴方は言葉というシステムを介して思念のやり取りをしているのです。
この異能に磨きを掛ければ、言葉すら要らない純粋な思念のみの意思疎通も可能となるでしょう。
しかし、乱用は禁物です。
一歩間違えれば、相手の心の中に土足で入り込む行為に繋がってしまうのですから。
異端者の謗りを免れたいと思うのであれば、節度を守って使用は控えるべきでしょう。
あらゆる知的生物との会話が可能になる。(肉声での直接会話のみ)
最初から特技【テレパシー】を習得する事ができる。
《動物使役》 《調教》技能の熟練度に+10
以上の技能の判定にプラス、またはマイナス修正。
場合によってはその他の判定にもプラス、またはマイナス修正。
この特性があると言語を習得する意味がなくなってしまう──ということはありません。
肉声限定ですからね。電話や無線機越しだと全然通じませんし、文字も読めませんから意外と不便に感じると思います。
余談ですが、ゼイロやアヤトラ達の言葉が通じ合っているのは、これと似たような能力が原因です。
特性の【心の声】とは違い、エトラーゼの間だけで無意識に適用される限定的な能力で、テレパシーの使用に繋がるといった事もありませんが、会話効果そのものは大体同じ感じですね。
◆ 特性 【喰らいし者の愉悦】
喰らうこと、それは今日を生きる事。
喰らうこと、それは明日へと繋ぐ事。
喰らうこと、それは欲望を満たす事。
食事とは何か? 栄養補給の手段と言ってしまえばそれまでですが、
多くの人は何かしらの付加価値を求めているはずです。
どれだけ旨いのか、どれだけ身体に良いのか、そしてどれだけ力が付くのか。
食事とは自分以外の存在を糧に力を得る行為でもあるのです。
本来なら、その効果はとても地味で継続していかなければ実を結ばないものなのですが、
貴方に限っては違います。
捕食した対象の特性を2つまで保持しておく事ができる。
(新しく取り込む場合はどちらかを捨てなければならない)
場合によっては何らかの判定にプラス、またはマイナス修正。
食事によるラーニング的な特性です。
2つまでとはいえ特性がステータスの重要な要素であるこの作品では、かなり反則的な性能ですね。
食事に関わるほとんどの特技の習得条件になってもいますので、これを持っているキャラは自然とグルメな感じになっていくと思います。