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No.14347の一覧
[0] ハルケギニアの舞台劇(外伝、設定集、ネタ)[イル=ド=ガリア](2010/02/22 18:09)
[1] 外伝・英雄譚の舞台袖 第一話 魔法の国(前書き追加)[イル=ド=ガリア](2009/12/02 20:37)
[2] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二話 ハインツという男[イル=ド=ガリア](2009/12/02 21:02)
[3] 外伝・英雄譚の舞台袖 第三話 東方出身の使い魔[イル=ド=ガリア](2009/12/02 20:42)
[4] 外伝・英雄譚の舞台袖 第四話 決闘[イル=ド=ガリア](2009/12/03 18:04)
[5] 外伝・英雄譚の舞台袖 第五話 使い魔の日々[イル=ド=ガリア](2009/12/06 00:11)
[6] 外伝・英雄譚の舞台袖 第六話 武器屋にて[イル=ド=ガリア](2009/12/06 00:11)
[7] 外伝・英雄譚の舞台袖 第七話 土くれのフーケ[イル=ド=ガリア](2009/12/06 00:13)
[8] 外伝・英雄譚の舞台袖 第八話 破壊の杖[イル=ド=ガリア](2009/12/07 16:32)
[9] 外伝・英雄譚の舞台袖 第九話 平民と貴族 そして悪魔[イル=ド=ガリア](2009/12/08 19:46)
[10] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十話 気苦労多き枢機卿[イル=ド=ガリア](2009/12/08 19:44)
[11] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十一話 王女様の依頼[イル=ド=ガリア](2009/12/09 16:31)
[12] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十二話 港町ラ・ロシェール[イル=ド=ガリア](2009/12/11 21:40)
[13] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十三話 虚無の心[イル=ド=ガリア](2009/12/13 15:25)
[14] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十四話 ラ・ロシェールの攻防[イル=ド=ガリア](2009/12/14 22:57)
[15] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十五話 白の国[イル=ド=ガリア](2009/12/15 21:48)
[16] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十六話 戦う理由[イル=ド=ガリア](2009/12/16 16:02)
[17] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十七話 ニューカッスルの決戦前夜[イル=ド=ガリア](2009/12/18 12:24)
[18] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十八話 ニューカッスルの決戦[イル=ド=ガリア](2009/12/20 19:36)
[19] 外伝・英雄譚の舞台袖 第十九話 軍人達の戦場[イル=ド=ガリア](2009/12/22 22:23)
[20] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十話 トリスタニアの王宮[イル=ド=ガリア](2009/12/23 15:43)
[21] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十一話 神聖アルビオン共和国[イル=ド=ガリア](2010/01/01 00:03)
[22] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十二話 新たなる日常[イル=ド=ガリア](2010/01/01 22:34)
[23] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十三話 始祖の祈祷書[イル=ド=ガリア](2010/01/10 00:43)
[24] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十四話 サイト変態未遂事件[イル=ド=ガリア](2010/01/15 12:32)
[25] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十五話 宝探し[イル=ド=ガリア](2010/01/27 18:31)
[26] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十六話 工廠と王室[イル=ド=ガリア](2010/02/01 16:53)
[27] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十七話 灰色の君と黒の太子[イル=ド=ガリア](2010/02/03 17:07)
[28] 外伝・英雄譚の舞台袖 第二十八話 揺れる天秤[イル=ド=ガリア](2010/02/18 17:11)
[29] 3章外伝 ルイズの夏期休暇[イル=ド=ガリア](2009/12/04 20:37)
[30] 2章外伝  人界の闇と異界の闇 ■■■   起   ■■■[イル=ド=ガリア](2009/11/29 00:51)
[31] 2章外伝  人界の闇と異界の闇 ■■■   承   ■■■[イル=ド=ガリア](2010/03/07 05:15)
[32] 2章外伝  人界の闇と異界の闇 ■■■   転   ■■■[イル=ド=ガリア](2009/11/29 00:53)
[33] 2章外伝  人界の闇と異界の闇 ■■■   結   ■■■[イル=ド=ガリア](2009/11/29 00:54)
[34] 外伝 第0章  闇の産道[イル=ド=ガリア](2009/11/29 00:56)
[35] 小ネタ集 その1[イル=ド=ガリア](2009/11/29 01:00)
[36] 小ネタ集 その2[イル=ド=ガリア](2009/11/29 01:00)
[37] 小ネタ集 その3[イル=ド=ガリア](2009/11/29 01:01)
[38] 独自設定資料(キャラ、組織、その他)[イル=ド=ガリア](2009/11/29 00:57)
[39] 設定集  ガリアの地理[イル=ド=ガリア](2009/11/29 01:04)
[40] 設定集  ガリアの歴史(年表)[イル=ド=ガリア](2009/11/29 01:06)
[41] 設定集  ガリアの国土  前編[イル=ド=ガリア](2009/11/29 01:06)
[42] 設定集  ガリアの国土  後編[イル=ド=ガリア](2009/11/29 01:06)
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[14347] 設定集  ガリアの国土  前編
Name: イル=ド=ガリア◆8e496d6a ID:cb049988 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/11/29 01:06
アルザス地方

 人口 15.2 [万人]    面積 65.6 [千k㎡]
 圏府 モン=ド=サルマン
 主要産業  水産業・交易

 主要都市

 交易都市 モン=ド=サルマン   人口 3万
  アルザス地方の圏府であり大陸公路が十字に交差する交易の要地でもある。トリステイン、
  ランス、サン・マロン、ブレストなどの都市と交易を行っている。

 交易都市 アミアン   人口 1万3千
  アルザス西部海岸地帯の水産品が集中する都市であり、西部と大陸公路の中継点でもある。

 交易都市 シャロン   人口 1万
  ラグドリアン湖とモン=ド=サルマンを結ぶ街道の中継点である。

 交易都市 ドリー   人口 1万
  ブルテール地方から流れてくるエムス川の水運の中継点である。

 水産都市 サン・ド二エ   人口 1万
  アルザス西部海岸最大の港であり、最近では空の港の機能も備えている。

 国境都市 エクス=レ=バン   人口 1万2千
  トリステインとガリアをつなぐ大陸公路の国境に位置する都市で小規模の軍が常に駐屯している。
  また、交易も盛んで多くの商人が出入りしている。

特徴
 主要都市の人口が全部で8万5千、街の人口が全部で3万2千、残りが農村や漁村で3万5千。

 交易と水産業以外に特産がないため、都市国家連合に近い人口構成となっている。また、大河が

 ないため大型船による大量運輸が不可能で、交易を陸路に頼らざるをえなく、水産品の交易が難

 しい という欠点もある。ガリア領となったのは ブリミル暦4673年と遅いほうではあるが
 
 それ以前に強力な国家が栄えていたこともなく、侵略価値が無かったため併合されなかっただけ

 であった。混乱期にはガリア王政府に反乱を起こしたこともあったが、その後は安定している。






ブルテール地方

 人口 35.5 [万人]    面積 62.1 [千k㎡]
 圏府 ランス
 主要産業  農業・交易

 主要都市

 交易都市 ランス   人口 3万
  ブルテール地方の圏府であり大陸公路とドリナ川とエムス川が集結する交易の要地であり、
  トリステインやラグドリアン湖からの品をブレストやイル=ド=ガリアに運ぶ際の中継地でもある。

 精霊都市 オルレアン   人口 8千
  ラグドリアン湖湖畔の美しい土地で、古くから諸国の要人を呼んでの園遊会などが行われてきた。
  そのため、代々王領か王族が治める土地となっている。

 交易都市 リュネヴィル   人口 2万
  ブルテール南部の交易の集結地であり、ブレストやリュティスともつながっている。

 農業都市 シャイ=ビエール   人口 7千
  エムズ川流域の農作物が集まる集積地である。

 国境都市 アンボワーズ   人口 1万5千
  トリステインとガリアをつなぐ大陸公路の国境に位置する都市で小規模の軍が常に駐屯している。
  また、ブルテール地方の農作物はここからトリステインに輸出される。

特徴

 主要都市の人口が全部で8万、街の人口が全部で3万、残りがほとんど農村で24万5千。主

 要産業は農業で、エムス川やドリナ川流域は穀倉地帯となっているが、南のバス=ノルマンやイ

 ル=ド=ガリアがそれ以上の穀倉地帯のため、農作物の大半はトリステインに輸出されている。

 古代のブルテール王国の時代からトリステインとガリアの緩衝地帯となっており、その文化形

 態は同じになっていた。そのため、ガリアと戦争をしたことはなく、混乱時代のガリアの暴走を

 止めるために反乱を起こしたくらいである。








アキテーヌ地方

 人口 58.3 [万人]    面積 68.7 [千k㎡]
 圏府 サン・マロン
 主要産業  水産業・農業・交易

 主要都市

 港湾都市 サン・マロン   人口 10万
  アキテーヌ地方の圏府であり、リュティスやブレストを水運でつなぐガリア最大の大河シレ
 川の河口にある。ガリア両用艦隊の母港でもありアルビオンとの交易も行うガリア最大の港で
 ある、そのため「海と空の港」とも「軍港」とも呼ばれる。

 交易都市 ヴィヨン   人口 2万5千
  アキテーヌ中部海岸地帯の水産品が集中する都市である。

 交易都市 アンダイエ   人口 2万5千
  アキテーヌ西部海岸地帯の水産品が集中する都市である。

 農業都市 パスティア   人口 2万
  シレ川流域の農作物が集まる集積地であり、シレ川の水運の中継地でもある。


特徴
 主要都市の人口が全部で17万、街の人口が全部で6万、残りが農村や漁村で35万3千。

 主要産業は水産業であり、ガリアで最も水産量が多い。そして、陸揚げされた水産品をサン・マロン

 からシレ川の水運を利用して大量に輸送できるため交易もしやすい。また、シレ川流域では農業も

 活発に行われている。アルビオンとの交易の要なのでガリア各地から工芸品や特産品が集まってくる。

 古代は海洋民族が支配していた土地で、カタラン王国が滅びた後はガリアと融和していった。しかし、

 古くからアルビオンとの交易を行っているためか独立心が強くレノール王国やノルド王国など、幾度

 かガリアに反逆している。しかし、ランバルト王国と結びついたこともない。安定期にはいってから

 は戦列艦や空軍の重要性が高まったため王政府との繋がりが深くなり、現在では軍港サン・マロンに

 両用艦隊が常時出動体制をとっている。








オーヴェルニュ地方
 人口 16.0 [万人]    面積 73.4 [千k㎡]
 圏府 ニース
 主要産業  水産業・交易

 主要都市

 交易都市 ニース   人口 4万
  オーヴェルニュ地方の圏府であり、サン・マロン、ブレスト、ラヴァル、ロデズをむすぶ
  大陸公路の集結地である。

 交易都市 ルーベ   人口 2万
  オーヴェルニュ西部海岸地帯の水産品が集中する都市である。

 交易都市 カオール   人口 1万
  アキテーヌの海岸地域との交易の中継地となる都市である。


特徴
 主要都市の人口が全部で7万、街の人口が全部で5万、残りが農村や漁村で4万。

 大河がないため土地が肥沃でもなく水源も乏しいので農業が発展せず、水産業も水運もなく

 大陸公路からも遠いため交易には使えない。そのため、主要産業は特になく大陸公路の各地

 をつなぐ中継地としての交易に頼っている。

 古代は海洋民族が支配していた土地で、サレルノ王国が滅びた後はガリア王国とランバルト王国

 の代理戦争の場となり、細かい領域では何度もガリア領になったりランバルト領になったりを

 繰り返した。特に目立った資源がなかったため戦場とするにはちょうど良かった上に、互いの穀倉
 
 地帯からもさほど離れていないため糧道の確保がしやすかったという理由があった。ランバルト

 王国がガリアに併呑されてからは交易地となり、分裂時代や混乱時代にはガリアに叛いたが、安

 定期にはいってからはガリアの州として平穏になっている。











バス=ノルマン地方

 人口 103.7 [万人]    面積 77.8 [千k㎡]
 圏府 ブレスト
 主要産業  農業・交易

 主要都市

 交易都市 ブレスト   人口 15万
  バス=ノルマン地方の圏府であり各地の大陸公路とシレ川とエムス川が集結する
  交易の要地となっている。アルビオンからサン・マロンを経由してきた品とトリステイン
  からモン=ド=サルマンを経由してきた品が集結する場所であり、陸運と水運と空運を
  利用してリュティスへ輸送している。また、ブレスト湖という湖の上にあるため港湾設備
  さえも備えた大都市である。「湖の街」と呼ばれる。

 農業都市 エグラント   人口 2万4千
  バス=ノルマン北部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 メルス   人口 1万7千
  バス=ノルマン西部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 プリヴァ   人口 2万3千
  バス=ノルマン南西部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 ラ・トゥール   人口 2万5千
  バス=ノルマン南東部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 オセール   人口 2万4千
  バス=ノルマン東部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 アプト   人口 3万2千

  バス=ノルマン北東部の農作物が集まる集積地である。


特徴
 主要都市の人口が全部で25万5千、街の人口が12万5千、残りがほとんど農村で65万。

 ガリアで五番目の人口を誇り、主要産業は農業でシレ川やエムス川流域は肥沃な大地と豊富な水

 資源に恵まれた巨大な穀倉地帯となっており、他の州と比較しても農村の人口割合が多い。生産

 された農作物は大陸公路を通してアルザス地方やオーヴェルニュ地方を中心にガリア各地に輸

 送されている。

 551年に最初にガリアに併合された州であり、土の国ガリアを支え続けてきた地方である。

 一度ランバルト王国と結びつき、スエヴィ王国としてガリアに叛いたこともあったが、その後は

 安定しており分裂の時代や混乱の時代においてもガリアを支え続けた。









クアドループ地方
 人口 96.0 [万人]    面積 71.4 [千k㎡]
 圏府 ラヴァル
 主要産業  農業・交易

 主要都市

 交易都市 ラヴァル   人口 16万
  クアドループ地方の圏府であり各地の大陸公路とサヴァ川とロト川が集結する
  交易の要地となっている。プロヴァンス地方の水産品やマルティニーク・ローヌアルプ
 の工業品が集結する場所であり、クアドループ中の農作物も集中する。農作物は主に
 南部の鉱山地帯に輸送されている。また、リュティスと同じくらい魔法人形ガーゴイル
 の開発と生産が盛んであるため、「人形の街」と呼ばれる。

 農業都市 コルド   人口 1万8千
  クアドループ北部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 ロートス   人口 1万5千
  クアドループ西部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 アイラ   人口 2万
  クアドループ南部の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 パルビゾン   人口 2万2千
  クアドループ東部の農作物が集まる集積地である。

 交易都市 アルル   人口 3万
  サヴァ川の中継地であり、農作物が集まる集積地でもある。

 交易都市 サン・ブリュー  人口 3万
  ロト川の中継地であり、農作物が集まる集積地でもある

 交易都市 サン・ディエ   人口 2万5千
  ロト川の上流であり、農作物が集まる集積地でもある。


特徴
 主要都市の人口が全部で32万、街の人口が7万5千、残りがほとんど農村で56万5千。

 主要産業は農業でサヴァ川やロト川流域は肥沃な大地と豊富な水資源に恵まれた巨大な穀倉地

 帯となっており、他の州と比較しても農村の人口割合が多い。生産された農作物は大陸公路を通

 して主にピカルディやレユニオンの鉱山地帯に輸送されている。

 最初はタラント王国の領土であり、のちにランバルト王国に併呑されてからはガリアと何度も

 戦った。主戦場はシレ川とロト川の中間の州境のあたりだったため、ガリアの侵略を受けること

 は少なかった。ランバルト王国が滅びガリアに併呑されてからはガリアの重要な穀倉地帯となり、

 分裂の時代や混乱の時代でも叛くことはなかった。










プロヴァンス地方
 人口 55.1 [万人]    面積 67.8 [千k㎡]
 圏府 ロデズ
 主要産業  水産業・農業

 主要都市

 港湾都市 ロデズ   人口 7万
  プロヴァンス地方の圏府であり、ラヴァルやグルノーブルを水運でつなぐ
  サヴァ川の河口にある。軍港サン・マロンに次ぐガリア最大級の港であり、
  アルビオンとの交易も行っており、水運の要衝となっている。

 交易都市 パミエ   人口 2万5千
  プロヴァンス中北部海岸地帯の水産品が集中する都市である。

 交易都市 サン=レミス   人口 3万
  サヴァ川の中継地であり、中南部の交易の中心地でもある。

 農業都市 クリシー   人口 2万
  サヴァ川流域の農作物が集まる集積地である。


特徴
 主要都市の人口が全部で14万5千、街の人口が全部で6万5千、残りが農村や漁村で34万。

 主要産業は水産業と農業であり、アキテーヌに次いで水産量が多く、アルビオンとの交易も行っ
 
 ている。また、陸揚げされた水産品をサヴァ川の水運を利用して大量に輸送できるため交易も

 しやすく、サヴァ川流域では農業も活発に行われている。しかし、水産業や貿易ではアキテーヌ

 に及ばず、農業生産ではシレ川流域の穀倉地帯にかなわないため、どちらの面でも平均以上では

 あるが最大ではない。

 最初は海洋民族国家ガリシアの領域であったが、のちにランバルト王国に併呑され魔法を中心と

 した文化圏となった。長い間ガリアと国境を接しておらず、周辺に強力な国家がなかったため平穏

 な土地となっていた。そのためかより強いものに従うといった気風があり、ランバルト王国が衰退

 するとあっさりとガリアに併呑された。ガリアが混乱期になると再びランバルト王国の支配域と

 なったが、ガリアが勢力を増すとまたガリアに併呑され、大きな反乱もなく現在にいたる。







ローヌアルプ地方
 人口 78.4 [万人]    面積 69.7 [千k㎡]
 圏府 カンペール
 主要産業  工業・農業

 主要都市

 工業都市 カンペール   人口 10万
  ローヌアルプ地方の圏府であり、大陸公路が交差する交易の要地であり、レユニオン
  からドーニュ川を下ってくる鉱物資源の集結地でもある。かつてはランバルト王国の
  王都であったが、現在ではガリアを代表する工業都市の一つとなっている。

 交易都市 サン・ティエンヌ   人口 3万
  サヴァ川の中継地であり、農作物の集積地でもある。

 農業都市 ロリス   人口 2万
  サヴァ川の北側の農作物が集まる集積地である。

 農業都市 パルマ   人口 2万
  サヴァ川の南側の農作物が集まる集積地である。

 工業都市 ベルカステル   人口 4万
  レユニオンからドーニュ川を下ってきた鉱物資源を加工する工業都市。

 工業都市 ヴェゾン   人口 5万
 レユニオンからドーニュ川を下ってきた鉱物資源を加工する工業都市。


特徴
 主要都市の人口が全部で26万、街の人口が全部で6万、残りがほとんど農村で46万4千。

 主要産業は工業と農業であり、北部がサヴァ川流域の農業地帯となっており、中部が大陸公路を

 中心とした交易地帯、そして南部がレユニオンからの鉱物資源を加工する工業地帯となっている。

 工業・農業・交易のどれの水準も高いが工業ではマルティニークに劣り、交易ではロレーヌに劣り、

 農業ではコルスに劣るため平均よりは高いがガリアの中心にはなっておらず、農作物は大陸公路を

 通してレユニオンやピカルディに輸送されている。

 古代はランバルト王国の中心地でありプロヴァンス・クアドループ・マルティニークを繋ぐ重要

 地であった。起源をガリアと同じくしているため魔法中心の文化が栄え、イル=ド=ガリアの

 縮小版のような構成となっている。3048年にガリアに併呑され、混乱時代の3152年にラン

 バルト王国が再興したが結局はガリアに併呑され、ガリアの中心とはやや外れた地方として安定

 することとなる。






シャラント地方
 人口 13.8 [万人]    面積 84..3 [千k㎡]
 圏府 チュール
 主要産業  水産業・農業

 主要都市

 交易都市 チュール   人口 2万5千
  シャラント地方の圏府であり、大陸公路がロデズ、カーンへと続いており、
  デュランス川の水運の中継地のもなっている。

 交易都市 ブローニュ   人口 1万5千
  モラウ川とデュランス川の合流地点にある交易都市。

 水産都市 サン・ジェルマン   人口 1万
  デュランス川の河口に位置する水産都市。

特徴
 主要都市の人口が全部で5万、街の人口が全部で3万、残りが農村や漁村で5万8千。

 北部は高原地帯で水が乏しい荒地なためほとんど人が住んでおらず、ここに住む羊の毛は

 高級品として取引されるが生産量は少ない。人がいるのは南部の川沿いの農業地帯と海岸

 地帯と大陸公路の街のみである。農業も水産業も発展していないわけではないがほかの地方

 と比べると質が劣り、その上、交易路が遠すぎるため交易が発達しにくい。そのため、主要

 産業は特になく自給自足が基本となっており、時折大陸公路を通って各地の特産品などが入っ

 てくる辺境である。

 かつてはオンガル族という海洋民族が暮らしていたがランバルト王国に併呑され農耕や魔法

 の文化ができた。その後はガリアに併呑されるがイル=ド=ガリアからは遠いため王政府との

 接点は薄かった。しかし、強力な国家が栄えていたわけでもないため特に反乱もなくまとまっ

 ていた。その後は混乱時代に、ゲルマニアまでは遠すぎて逃げられなかった人々が逃げ込む場

 となりガリアに叛いたがガリア王政府が健全化すると元のガリアの州となり、その後は安定し

 ている。










ピカルディ地方
 人口 36.4 [万人]    面積 75.6 [千k㎡]
 圏府 カーン
 主要産業  鉱業・農業

 主要都市

 交易都市 カーン   人口 3万5千
  ピカルディ地方の圏府であり、この地方の鉱山都市の鉱物資源はすべてがここに集まり、
  大陸公路を通って、マルティニークへと運ばれていく。

 鉱山都市 アレス   人口 1万

 鉱山都市 カレー   人口 1万5千

 鉱山都市 ヴィシー   人口 1万

 鉱山都市 ミラマ   人口 1万

 鉱山都市 ナント   人口 1万5千

 鉱山都市 ムスコ   人口 1万

 鉱山都市 アンソニー   人口 1万5千

 鉱山都市 ポワス   人口 1万5千

 農業都市 モン=リュソン   人口 2万
  ピカルディ南西部の農作物が集まる集積地であり、デュランス川の中継地でもある。

 農業都市 サン・モール   人口 2万
  ピカルディ南東部の農作物が集まる集積地であり、デュランス川の中継地でもある。


特徴
 主要都市の人口が全部で17万5千、街の人口が全部で2万、残りが農村で17万4千。

 主産業は鉱業であり、北部の火竜山脈の鉱山都市で鉄鉱石や石炭などが採掘され川を下って

 カーンに届けられ、大陸公路でマルティニークへと運ばれる。山脈の中の盆地に作られる居住地

 は都市の単位で作られており、これは鉱山開発にはかなりの規模の設備が必要になるので数千人

 の街単位よりも万を超える都市のほうが都合がよいからである。ピカルディ地方は2千~3千メイル

 級の山々が連なっており、その南には農業地帯もあるが食糧を賄いきれないため、クアドループや

 ローヌアルプなどから食糧を買っている。

 また、この地方の山岳地帯にはナント族という山岳民族が古くから住んでおり、ランバルト王国

 と敵対していたが、ガリアが鉱山開発を始める際に融和し現在は共同で鉱山開発を行っている。

 南部の農耕民族はシャラントのオンガル族とナント族が混ざったような変わった気風を持っており、

 モール族と呼ばれている。ガリアの混乱時代のランゴバルト王国の反乱以降は特に問題は起きていない。








レユニオン地方
 人口 31.0 [万人]    面積 59.8 [千k㎡]
 圏府 ニーム
 主要産業  鉱業・農業

 主要都市

 鉱山都市 ニーム   人口 3万
  レユニオン地方の圏府であり、大陸公路が通っている鉱山都市であり、
  レユニオン地方の鉱山都市群の中心地である。
 鉱山都市 マンド   人口 1万5千

 鉱山都市 トゥール   人口 2万

 鉱山都市 アルジャン   人口 1万

 鉱山都市 リヨン   人口 1万

 鉱山都市 パルス   人口 1万5千

 鉱山都市 シャルトル   人口 1万

 交易都市 ミュルーズ   人口 3万人
  川や大陸公路を通ってレユニオンの鉱物資源の半分がここに集中する。

 農業都市 ソミュール   人口 2万
  レユニオン南西部の農作物が集まる集積地であり、デュランス川の中継地でもある。

 農業都市 シェルブール   人口 2万
  レユニオン南東部の農作物が集まる集積地であり、デュランス川の上流でもある。


特徴
 主要都市の人口が全部で18万、街の人口が全部で3万、残りが農村で10万。

 主産業は鉱業であり、産業や気候はピカルディとほぼ等しいが、レユニオンでは鉱物資源の半分

 はミュルーズを経由してマルティニークへと運ばれるが、もう半分はローヌアルプへと運ばれる。

 また、レユニオンの火竜山脈は3千~4千メイル級の山々が連なっているが、正確にはピカルディ

 とレユニオンの州境あたりの溶岩地帯となっている6千メイル級の火竜が住む山脈を火竜山脈と

 呼び、その他の山々には名前があるのだが、この長大な山脈地帯の総称に最も有名な火竜山脈を

 使っているのである。

 また、この地方の山岳地帯にはリヨン族という山岳民族が古くから住んでおり、ランバルト王国

 と敵対していたが、ガリアが鉱山開発を始める際に融和し現在は共同で鉱山開発を行っている。

 南部の農耕民族はピカルディ地方のモール族に比べると数が少ないが文化はほとんど同じであり、

 ガリアの混乱時代のランゴバルト王国の反乱以降は特に問題は起きていない。






ノール=ド=カレー地方
 人口 27.1 [万人]    面積 58.6 [千k㎡]
 圏府 ヴァランス
 主要産業  鉱業・交易

 主要都市

 交易都市 ヴァランス   人口 3万
  ノール=ド=カレー地方の圏府であり、この地方の鉱山都市の鉱物資源はすべてが
  ここに集まり、大陸公路とイン川を通って、マルティニークへと運ばれていく。

 鉱山都市 ヴィルヌ   人口 2万

 鉱山都市 イヴリー   人口 2万2千

 鉱山都市 リモージュ   人口 1万7千

 鉱山都市 グラース   人口 2万

 鉱山都市 カンヌ   人口 2万

 鉱山都市 トロワ   人口 2万5千

 鉱山都市 ラ・クロット   人口 1万8千

 鉱山都市 ブロワ   人口 1万8千


特徴
 主要都市の人口が全部で19万、街の人口が全部で5万、残りが約3万で北部の街道付近の村

 や南部の高原地方の少数部族で構成される。

 主産業は鉱業であり、4千~5千メイルの山々の鉱山都市で採掘される鉱物資源は川を下って

 ヴァランスへ集められる。しかし、農業生産がほとんどないため食糧はマルティニークの穀倉地帯

 から購入しており、その代りに大量の鉱物資源をマルティニークやイル=ド=ガリアへと輸送して

 いる。鉱物資源は水産物や野菜などと異なり腐らないため安定した供給と輸送が可能なため交易は

 常に行われている。また、この地方の鉱物資源は良質なため都市人口はピカルディやレユニオン

 より多くなっている。

 この地方の山岳地帯にはヤハイ族という山岳民族が古くから住んでおり、ランバルト王国と敵対

 していたが、ガリアが鉱山開発を始める際に融和し現在は共同で鉱山開発を行っている。ノール=

 ド=カレー地方の南部にはヤハイ族とも異なる少数民族が幾つか生活しており、レユニオンの人々

 以外にガリアとの接点はないが一応ガリアの国民という扱いになっている。このうちの一部はヤハ

 イ族と融和し、一部はレユニオンの南部へ移動したが、多くは今でも独自の文化を持って暮らして

 おり、たまに、この地方の伝統工芸品などが行商人によって各地にもたらされる。




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