佐倉雄介
この話の主人公、ただしヒーローではない。 当たり前か、日常の話だけだし。
現在小学三年生、六月十九日生まれの八歳。 ただし二十歳で事故死した転生者、前世の年齢足すと二十八歳。
精神年齢は、もっとずっと低いけどね…肉体年齢よりは、高い様子。
転生前と転生後での変化が住んでいるところ以外に全く無い…あぁ、初恋があったか。
なのはのことが好き、一目ぼれした当時小学一年生。
なのはに恋してもうすぐ二年くらい、小学一年生のころに恋して未だに行動に出れないヘタレくん。
前世からも含めての初恋、なのはには全く意識されてない様子。
ただし、周囲からとても応援されている…たまに、いや結構遊ばれてるけど。
性格は落ち着いてるようには見える、見えるだけだが。 なのはが絡むとまったく落ち着いてるようには見えなくなる。
わりと想像というか、妄想が頻発するタイプ。 顔には出ないのが幸いか。
顔には出ないが、態度には結構出るのでなのはが好きな事は、ほとんどの人にバレている。
運動は平均よりは少し上、勉強は一応完璧だがケアレスミスは無くせない。
雄介の精神年齢は、いろいろあって今は大体小学六年生くらい。
転生した当初は一応精神年齢は二十歳くらいあったが、周囲からは子供としか扱われないので小学校入学した頃には高校一年生くらいにまで下がっていた。
そしてなのはと出会い、アリサたちと友達になって行動していたら、さらに下がって今の小学六年生くらいになった。
ただ、当人にその自覚は無い。 回りからはちょっと大人びた子という認識だったりする。
あと、コイツも実は結構鈍い…と言うのがすずかによって発見されたが、いまだにすずかの心の中に仕舞われている。
ビデオレターで知った当初、クロノに対して強烈な対抗心を持っていたが、なのは当人から否定されてので沈静中……無くなってる訳では、ない。
その所為、もしくはお陰で夏休みになのはをデートに誘ったりしたが、なのはの純粋な考えにより二人きりにはならず。
ただし、その時帰り道に、なのはから手を繋がれたことは、如何とって良いのか分からず、未だに保留中である。
実は、それなりに人気がある……かも知れない。
少なくとも雄介当人の知らないところで、とある少女に好きになられているが、その子にはアリサとなんて考えられていたり。
最近、俺って突っ込みなのかなと思っているらしいが、作者的には最初からである。
高町なのは
鉄壁のメインヒロイン、好感度的な意味で。
小学三年生の八歳、誕生日が三月十五日なので、雄介は密かに「俺が年上だな…」と安堵したとか。
昔にいろいろあり、けっこう大人びているが、雄介から見れば単なる女の子レベル。
ただ、ある種絶望的なまでに恋愛に疎い。 まさに鉄壁。
家族の好きと恋人の好きが違うというのが、分かっているかがとても怪しい。 きっと分かってないと思うが。
雄介への好感度は高い、がそれが恋愛かといえば違う気がする。
好きというゲージはなかなか高いところまで上がっているのだろうが、そのゲージはアリサやすずかと同じものだと思われる。 雄介的に一番ほしいゲージが上がっていない。
雄介のことは、『男の子のお友達』では無く『お友達の男の子』だと思われる。 でも、その割りに雄介に相談するのが少しばかり多い…頼りにはしてるのかも?
そして閑話の4で、わりかしアリサたちとは違う感情を持っていることが発覚…それが果たしてどんな感情へとなるのか、どうなる雄介!?
夏祭りの最中もしくは帰り道、また高町家での勉強会などで、少しずつ雄介に対しての行動に変化が現れているが、それが『そういう気持ち』に由来するのかは不明。
何だかんだと雄介の好みや、なのは当人の知らなかった女の子の友達の存在に興味を示すなど、無意識的なのかどうかも不明。
ただそれでも、自分が雄介だけを少し特別に考えていること自体は、少し自覚し始めたようだ。
アリサ・バニングス
驚愕の準ヒロイン、友達役からのまさかの昇格を果たした逸材ww
感想でのフィーバーで、準ヒロインへと昇格した…あまりにもキャラクタ的に強すぎるので、最近では出番の意図的な縮小すら行っている。
でも強い、メインヒロインよりもヒロインしている…雄介となのはの仲を応援してるけれど、それですらたまにアリサのヒロインフラグになっている。なぜだ!?
雄介への好感度は高く、男女としてもごくごく普通に意識しているのが、なのはとの大きな違いか。
アリサに関しては、出番はきっと無くなる事が無い…雄介が困ったときに電話するのがアリサだし。
アリサと雄介はお似合いとか言われるが、否定できなくて本当に困るww
ちなみにアリサに雄介のことが好きか?と聞けば、まぁ仲は良いわねと返って来る。 …がそれに男女の好きかと付け加えたら、そんな訳ないでしょう!と顔を赤くして怒鳴られると思われる。
ついに、クラスメイトからは雄介と付き合っているもしくは、雄介の好きな人扱いされいてるようである。
当人に取りあえず現段階でそんな気持ちはなく、むしろ雄介となのはを見て楽しんだりからかって楽しんだりしているのだが。
過去に、雄介のベッドの下を漁った前歴あり……これが基本的に、雄介に耳年魔扱いされている元凶である。
月村すずか
キラーパスの女王様、人の心を読めてる気がする。 SUZUKA様と呼んだら怒られるかも。
最近になってようやく頭角を現し始めた、そのパスの鋭さに雄介は驚愕することしか出来ない。
雄介への好感度は普通よりはある、男女としての意識はそれなりに普通…だがそれが良い、最近は雄介を不意打ちで撮影するチャンスを窺っている模様。
本領発揮は、これからだ! 適応力の高い人で、今の自分のポジションに大変満足してるらしい。
ちなみに、実は雄介とは読書仲間でもあり、よくどんな本が良いかの情報交換を行っているとか。 雄介にはバレていないが、設定上ではすずかは時代小説が好き。
四人の中では一番、傍観者の位置に近い。
はやてが登場し、本領を発揮し始めたと思しき人。
雄介たち四人の中で、やっぱり傍観者に近い立場だと周りからも思われているようだ……だからこそ、雄介の好きな人なんて質問を受けたのだろう。
ゲームが大得意、四人の中では最強である。
八神はやて
楽しいこと大好きな、エセ関西人(雄介イメージ)。恋愛ごとに興味津々なお年頃。
登場当初、すずかと雄介のやり取りを見て付き合ってると思ったり、アリサの反応におや?と感じたりとかなり恋愛方向に興味津々。
ただ最近は雄介の本命が判明したので、そっちがとても気になっている様子。
普段は図書館で、何となく本を読みながらすずかや雄介が来ないかを待っている日々。
すずか曰く、構ってもらいたい猫そっくり……猫好きだからの例えかどうかは不明。
ちなみにまだ雄介やすずかにはバレていないが、コテコテの甘い恋愛小説が大好き。
フェイト・テスタロッサ
キレイ系な女の子、ただしちょっと鈍そうな印象(雄介的に)。未だに遭遇せず。
雄介の事を、ユースケとちょっと上げ気味に呼んでいるので、雄介はいつか直させようと思っているとか。
実際に会った事が無いのに友達と言う、実は割りと珍しい立ち位置?
高町家の皆さん
基本的に、雄介を応援している。
もちろん、なのはに他に好きな人が出来れば、辞めるつもりらしいけど。 出来なければ、辞める気が無いようだ。
桃子と美由希の二人は、雄介を盛大に応援中ってか、二人とも義理とつけた呼び方で呼ばれたいとか何とか。美由希の方はからかうのが楽しいから、桃子は…本気っぽい?
士郎は応援していて行動もするけど、それはやはりなのはに今のところその気が無いから。 その気があったらどうなのだろうか? あと、雄介が翠屋JFCに入った理由は、なんとなく察しているが特に思うところは無く、むしろ良く頑張ったと思ってる。
恭也はある意味では一番まともな対応、応援はしているが行動は特にしていない。 この間の温泉で、雄介の気持ちは本当の本当に本気なのだと再認識。
雄介曰く、高町家はなのはに甘いらしいが、高町家曰く雄介はなのはに甘い…どっちもどっちである。 翠屋にはよく集まるが、高町家の方にはあまり集まらない…誰も居ないし。
バニングス家の皆さん
対応はそれぞれ、ってか実は未だに雄介はアリサ父と遭遇していない。
アリサ父としては、雄介にやんごとなき思いあり、悪い意味で? 愛娘をたぶらかす輩と認識、アリサ当人に、まだそういう気持ちか判断がついていないというのに。
執事の鮫島は、基本的に傍観者であり、アリサの気持ちが固まっていない様子なので動かない。 でも、この人から見たらアリサはけっこう意識してるようである。
ゲームをやるなら基本的にアリサの家、なぜならばテレビが大きく最新型のゲームもあるから。
月村家の皆さん
こちらもまた、雄介応援一家。
しかも基本的にバレバレ、ノエルさんだけ例外ってか応援のみ。
忍はそれはもう楽しそうにからかうし、ファリンは応援…ちなみにファリンにとっての雄介は可愛い弟分。
応援一家っていうか、傍観一家かも。
ノンビリするときに集まるのが、この家。
八神家の皆さん(ヴォルケンリッター)
実のところ、ヴィータちゃん以外には殆ど交流の無い雄介。
シグナムとははやての遭遇で出会ったりするだけで、シャマルもはやての家に行ったときに会うかシグナムと同じように送迎の時だけである。
逆に、ヴィータとザフィーラはそこそこ数が多いが、ザフィーラは完全に大型犬扱いしかされていない。
最初は警戒されていたが、今ではヴィータちゃん呼びで大分砕けた口調での会話も大丈夫。
学校の友達たち
別に、雄介にもなのはたち以外の友達も居るが、あんまり一緒には居ないし遊ばない。
雄介は基本的になのは達とだが、そろそろ男女で遊ばなくなる時期なので、ビミョーに男子連中からは浮いてたりする。
雄介がなのはを好きなのには、学校の友達は誰も気づいていない。
雄介にも仲のいい男子は存在するが、雄介のなかで優先度がかなり低いので、めったに交流することがない。
山中
どれだけ邪険に扱われてもめげない、超プラス思考の翠屋JFCメンバー兼クラスメイト。
雄介は友達とは呼んでいないが、一応学校では一番親しい男子生徒。
ぶっちゃけ、コイツが居なかったら苛められていたかもしれない。
黒坂
アリサが気になる、翠屋JFCメンバーだがクラスメイトではない。
雄介の応援にアリサが来るたび、雄介に激しい視線を向けるので苦手に思われている。
アリサ当人は、そもそも名前も知らない。
井上麻衣
雄介の事が好きな女の子、雄介が好きなのはアリサだと誤解中。
すずかとの会話中に、意外と強かな一面も見えたが、問題はない。
浅野さん
井上麻衣の友達、ちょっとボーイッシュ。
この浅野さんも、井上麻衣も雄介との強い接点は皆無である。
ユーノ
ペット、それ以上でもそれ以下でもない。
と言いたい所だが、雄介は少し親近感を抱いている…主にアリサに散々な目に合わされるあたりに。
最近は俺にもなついてくれてるなぁと雄介は思っているが、真相に気がつくのはいつのことやら。
そして、実は雄介の恋を応援中。
男として、不憫に思ってるらしい…頑張れ雄介。
佐倉優佳
誰?とか言われそうだが、雄介の母親の本名だ。『ゆうか』と読む、旧姓は山野。
年は今年で三十歳、基本的には専業主婦。
夫の一輔は現在外国へと単身赴任中、かなり優秀で忙しいらしく家族の何かのイベントで無いと帰ってこないが、一応納得してる模様。
語ることはあんまり多くない、あぁ雄介が変な子供だと思ってはいるが、気にはしてないようである。
曰く、子供は子供だとか。