アリサ達と会った休日から数日後、学校から帰った俺が自宅にてノンビリしていると、急に母さんから声が掛かった。
「ゆうー? お客さんよー」
「?へーい」
いきなりの来客、今日は誰かが来る約束は無いのになぁと思いつつ玄関に向かう。
と、そこに立っていた人物を見て、俺の思考は完全に吹き飛んだ。
思考は完全に停止して、目の前の光景を脳みそがもの凄くゆっくり処理していく。
玄関先に居るのは、髪の毛を頭の左右で括った女の子。
俺やアリサ、すずかの友達で、ここ最近は全然姿を見かけていなくて。
もうかれこれ、十日くらい見てなかったのでは無いだろうか?
そう、今俺の目の前に居るのは、高町なのは、その人である…!
そして、思わず停止している俺の目の前で、なのはが困ったように笑いながら声を掛けてきた。
「や、やっほー雄介くん?」
「……………………はっ!? な、なのはぁ!?」
「う、うん、そうだよ?」
俺の反応に、驚きながら頷くなのは。
え、何? …幻覚?
いや、母さんがお客さんだと認識してたからそれは無い。
あと、流石にそこまで重病だと思いたくない。
じゃあ…質量を持った残像? いや、違うって。
「えっと…?」
「…え、あ、おう!?」
よし、落ち着こう俺。
いくら不意打ちでも、慌てすぎだから…そう落ち着いて、取りあえずこのまま逃げ…ちゃダメだろう俺。
ようし、落ち着け落ち着けよ俺。
「お、おかえり? なのは?」
「え、あ、うん、ただいま雄介くん」
無難にと思ってそう言ったけど、直後に何を言ってるんだと自己嫌悪。
いきなりおかえりとか無いから、しかもここはなのはの家でも何でも無いから!
まだ錯乱している模様、俺の脳みそ!!
いや、うん…そろそろ落ち着こう、うん。
取りあえずは現状を正しく認識するべきだ、そう単的に言えば…しばらく居なかったなのはが、何でか俺の家に来ている。
…何で?
うん、冷静に考えると何でって言うか、深読みしたらまた思考が暴走しそうだ。
「あっと…なのは、だよな?」
「うん? そうだよ?」
だよね、いやまぁ自分でもなのはを見間違えるとは思わないけれど。
いやしかし、ならば何故?
少し考えてみるけど、それより目の前に当人が居るんだから、聞けばいい…んだけど、その前に。
「…一体、いつの間に帰ってきたんだ?」
「あ、えっとね、ついさっき帰ってきたんだけど」
「そうか。 連絡でも、入れてくれたら良かったのに」
「ごめんね、ちょっと急だったから。 アリサちゃんとすずかちゃんには、メールしたんだけど」
…え? 俺には無し?
地味に…いや、わりとショックだ。
そんな俺の考えが顔に出ていたのか、なのはは慌てた様子で。
「あ、あのね雄介くんの分は、ノートとかがあったから取りあえず別にしてたんだけど! そうしたら、雄介くんのメールを打ってる最中に、電話があったりしてね!?」
「そ、そうなのか? ならまぁ、仕方ないか…って、いやその前に、いきなり如何したんだ?」
別に、なのはが家に来るのは初めてでは無いけれど。
いやそれは皆で集まった時とかだし、なのはが一人で来るのは初めてだが!
うん、うんうんうん…全く分からん。
「えっと、さっき言った雄介くんのメール書いてるときに掛かってきたのが、アリサちゃんからの電話だったんだけど…」
「…ほう」
「で、その中で雄介くんにもメールした?って話になって…」
どうしてそんな話になるのが不思議だけど、まぁアリサから言い出したんだろうなぁ。
とは言え、何のために?
ってか、今気づいたけど何で肩にユーノが居る?
…あぁ、一端家に帰ってから連れてきたのか。
「それで、『雄介がノート取ってるんだし、今日顔見せるついでに取ってこれば?』って言われて」
「あぁ、なるほど」
ぐっじょぶアリサ、ぐっじょぶ親友。
それとも今度からは、心友と呼んでやろうか。
いやうんまぁ、それはともかく。
「じゃあ、すぐにでも取ってこよう…あ、それとも上がってくか? 授業で解りにくそうなところとか、ある程度は覚えてるけど?」
「え? そっか、それもそうだけど…うーん…。 …あっ、ごめんね雄介くん。 今はちょっと、人に待ってもらってるから」
少し考える素振りを見せたが、すぐに顔の前で手を合わせてそう言うなのは。
人って…なのはの後ろには誰も見えないから、このマンションの前ででも待ってもらってるのか?
「人に? ってか、俺の知らない人か? ここまで一緒に来てないし」
「うん、えっと…私の、引率みたいな人、かな?」
引率みたいな、って何のこと…待てよ?
引率というからには、今のなのははその人と一緒に行動してて、さらにはその人の言うことを聞く立場にあると取っても問題は無いはずだ。
しかも、今のなのはは学校にも来ないでどこかに出かけてる状態。
そんな状態であれば、その引率みたいな人と言うのは学校の関係者ではあるまい。
さらに言えば学校の関係者でも無いのに、今のなのはに引率みたいな人と言われるからには、なのはの最近の行動と関係が無いとはまず有り得ないだろう。
「…なぁ、なのは? その人って、今下に居るのか?」
「え? うん、マンションの前で待ってもらってるよ?」
…これは、チャンスでは無いだろうか?
なのはが言わない以上は、なのはを問い詰める気はないけれど…でも、その引率みたいな人を見てみるのも、ある意味では1つの手段だろう。
一体どんな人物が、今なのはを学校に来させていないのか、非常に気になる。
「…それじゃあ、早く戻ったほうが良いな。 ちょっと待っててくれ、すぐにノート取ってくるから」
「あ、雄介くん!? そんなに急がなくても…」
部屋に駆け戻る俺の背中に、なのはがそんな声を掛けてきたけど聞こえないフリ。
部屋へと飛び込んで、自分の荷物の中からなのは用のノートを数冊持ち出す。
そのままとんぼ返りに玄関へと走りながら、
「母さん! なのはを下まで送ってくるから、玄関の鍵閉めるなよ!」
「はいはーい」
そんなやり取りをしつつ、玄関へと戻る。
「じゃあコレなのは、ここ最近の授業のノートだ。 何個か教科ごとに纏めてて、表紙にはそれぞれ何が纏めてあるかを書いてあるからな」
「あ、うんありがとう雄介くん!」
なのはにノートを手渡して、そそくさと靴を履く。
「あの、雄介くん? 別にそんな、わざわざ大丈夫だよ?」
「気にするなって、下までくらいそんな距離も無いしな」
本当は、引率みたいな人に会ってみたいからだが。
俺が靴をはき終わって立ち上がっても、なのはが少し申し訳無さそうな顔をしているので、ほらほらと声を掛けつつ玄関の外へと。
なのははまだ少しばかり遠慮しているみたいだが、俺が先に歩き出すとノートを胸に抱えて追いかけてきた。
「そういえば、聞くのが遅れたけど明日は学校に来るって事で良いんだよな? ノートも取りに来たんだし」
「うん、明日は学校に行くよ」
「そっか、じゃあまぁ明日も言うと思うけど…おかえり、なのは」
「…うん、ただいま雄介くん」
+++
「そういえばなのは? 今日はもう、士郎さんたちには会ったんだよな?」
「え? ううん、まだだよ?」
「…うん?」
エレベータを待っているときに、そうなのはに聞いてみればそんな答えが返ってきた。
俺もなのはも、互いに顔を見合わせて首を傾げている。
とりあえず、到着したエレベーターに乗り込みながら。
「…まだ家に帰ってないのか、今日?」
「えっと、うん。 これから、帰って…その、さっき言った引率の人…えっと、リンディさんって言うんだけど、リンディさんがお母さんに色々説明したいって」
なるほど、引率の人…リンディと言うからには、外国の人か?
その人は、高町家に挨拶に行くためになのはと一緒に居ると。
今から始めて会うって、普通はなのはが出かける前には、最低でも桃子さんと話し合ってそうなものだけど…
「ねぇ雄介くん、どうして私が帰ってるって思ったの?」
「うん? いや、ユーノが居るからだけど?」
なのはから聞かれたので、素直にそう答える。
ついでになのはの肩の上に居るユーノを指差して、なのはもユーノに視線を向けて。
「ユーノくん?」
「あぁ、ユーノが居るって事は、一回家に帰ってから連れてきたんだと思ったんだけど…」
俺の言葉に、またなのはは首を傾げて。
そして次の瞬間、どうしてかあっと言う様な顔に変わった。
何と言うか、まるで忘れてた…!とか言わんばかりの表情なんだけど。
それを追求するかどうか、そんな事を悩んでいると、タイミング良くエレベーターが一階へと到着した。
うん、ちょうど良いから追求は止めておくか…大した問題でも無いだろうし。
「で、その引率みたいな人はどこにいるんだ?」
「え、あ、うん! えっと、あっちの方…かな?」
特に集合場所は決めてなかったのか、そう自身なさそうに言うなのは。
とりあえず、なのはの示した方へと歩きながら。
「そういえばなのは? その…学校休むのって、これで終わりなのか?」
「え? …ううん、まだもうちょっと、かな?」
「そうか…」
十日も居なかったけれど、まだ終わっていないのか。
…本当に、何をやってるんだろうか?
学校を十日も連続で休むなんて、いくら事情があっても普通では無い。
ってか、一般的に良識のある大人なら、なのはがそんな事にならないように配慮するだろうし。
桃子さん達はまぁ、なのはに甘いところがあるし…って、俺の言えるところじゃないか。
「あ、こっちだよ雄介くん!」
「ん、あぁ」
なのはの先導に従って歩くこと少し、視界の中にようやく人影が見えてくる。
その人影は、家のあるマンションを見上げていて、まだこちらには気づいていないようだ。
「リンディさん!」
「…あら、もう良かったのかしら、なのはさん?」
なのはの声に振り返ったのは、長い髪の大人の女性。
黒の服にストール、それに長いスカートで何となく、その服装は既婚者なのだと思った。
その人は、なのはに付いてきている俺に目をやって
「そっちの彼は…なのはさんのお友達?」
「あ、はい! えっと…」
訊ねられたなのはが、俺の方を見る。
その意図を汲み取って、
「佐倉雄介です、始めまして」
「あら、これはご丁寧に。 リンディ・ハラオウンです、始めまして」
なるほど、この人がなのはの引率みたいな人か。
第一印象は、悪くない…って言うか、良い人に見える。
これで、サングラスのヤの付く職業みたいな人だったら、何としてでも次になのはが行こうと言ったら、止めさせる決意までしていたけれど。
具体的にはとりあえず士郎さんに大げさに話して、それでダメだったら警察にでもと。
「ごめんなさいね、なのはさんを長い間借りてしまって」
「いえ、なのはがしたいって言ってましたし。 それなら、俺は友達として応援するだけです」
俺の答えに、ちょっと驚いた顔をするリンディ…いや、ハラオウンさん。
それより子供の俺にも、本当にすまなそうな様子で謝る。
うん、良い人なのは間違いが無いかもしれない。
ハラオウンさんは、なのはを見て少し考えるような間を置き、また改めて俺を見ると
「…なのはさん、きっと貴方にも何も話していないと思うのだけど、それはこちらの都合なの…本当にごめんなさい」
「…あ、いえ。 その、誰にでも都合はありますし…一応納得はしてますから」
今度は俺に対して、真摯に頭を下げた。
驚いてしまって、少し慌てながらそう答える。
大人が子供に、こうも真摯に頭を下げるなんて、なかなかあるものじゃない。
なのはも、ハラオウンさんが頭を下げるのを見て、慌てている。
「リ、リンディさん! は、話さないのは私が決めたことですから…!」
「いいえ、なのはさんがそう決めたのも、こちらの都合でしょう?」
「で、でも…!」
…なんか、俺そっちのけで責任の引き受け合いが始まってしまった。
なんとなく、ハラオウンさんがなのはをメッと叱っているような、そんな感じだ。
なのははなのはで、何だかとても慌ててるみたいだし。
ってか、ユーノも何かなのはと似たような行動してる。
やっぱり、ペットは飼い主に似るのだろうか?
「良い、なのはさん? 大人はね、こういう責任を引き受けるために居るのよ?」
「で、でも…!」
「でもも何もありません。 こういうのは、大人に責任を押し付けなさい…良いですね?」
「…はい」
ふとこういう会話は、俺たち以外では成立しないんだろうなぁと思った。
俺やなのは、アリサにすずかは分かるんだろうけど、そっちが普通じゃないんだし。
俺の場合は、一回転生してるから分かるけど…普通の子供だったら、なのはみたいに責任を引き受けようとは思わないだろうし。
ってか、同い年くらいだと、責任と言う言葉の意味を分かってるかも怪しいか。
「はい、よろしい。 それで佐倉君? そういうわけだから、なのはさんの事を嫌ったりしないであげてくださいね?」
「それは、間違いなく無いです」
…脊髄反射で答えてしまった、うわ恥ずかしい。
ハラオウンさんも、なのはも驚いた顔してるし。
どうしよう、何て誤魔化せば!?
「え、えーとですね? 俺はなのはの…友達ですから、そんな、一個くらい話せないことがあったって嫌いになったりしませんよ? それがまぁ、十個も二十個も、百個とか秘密があれば、さすがに分からないですけど…なのはは、そんな秘密ばっかりじゃないですし。 それに、秘密だということを話してくれれば、それはもう秘密じゃないって、俺はそう思いますから」
勢い任せに、取り合えず口が動く限り言い募る。
そうやって言い募っていると、何だかなのはは恥ずかしそう…いや、言ってる俺も恥ずかしいから!
ハラオウンさんは、何だか微笑ましそうに笑って…
ゾクッ
っ!? な、何だ今の悪寒は!?
思わず言葉を切って辺りを見回すけれど、視界の中には恥ずかしそうななのはとその肩に居るユーノ。
それに、俺を微笑ましそうに見ているハラオウンさ…まさか!?
「あら、どうかしたの?」
「い、いえ別に…」
ヤバイ、嫌な予感がする。
具体的には、桃子さんとか忍さんとか、後アリサとかにある特定の理由で見られたのと、全く同じ悪寒…と言うか予感。
こ、この短い間に、もしかしてバレたのか!?
そんな風に俺が内心で戦慄していると、
「そういえばなのはさん、佐倉君には明日学校に行くとは伝えたの?」
「え、あハイ…さっきですけど」
そう、とハラオウンさんは頷いて。
「今までごめんなさいね、佐倉君? それと、明日はなのはさんを学校に行かせてあげれるのだけど、その次からはまた来てもらわないと行けなくて」
「あ、はい…大丈夫です、それも聞いてますから」
俺がそう答えると、良かったわと言って頷くハラオウンさん。
その後はしばらく、何でかハラオウンさんを交えての会話。
こっちに居ない間のなのはの事とかを簡単に説明されたり、普段のなのはの事を聞かれて俺が話したり。
そうやってしばらく会話していたら、
「…あら、なのはさん。 そろそろ時間も遅くなりそうだから、お家のほうに良いかしら?」
「あ、はい分かりました」
そのまま、今度は俺の方を向いて。
「ごめんなさいね佐倉君、こちらから話しに誘ったのに急に打ち切ってしまって」
「あぁいえ…こっちこそすいません、なのはから一応、なのはの家に行くんだって聞いてたのに」
うん、うっかり忘れて話し込んでた。
まぁ、そこまで長く話し込んでたわけじゃないんだけど…
「それじゃあ、ごめんなさいね雄介君?」
「いえ…じゃあなのは、また明日だな」
「うん、そうだね雄介くん。 また明日」
そう挨拶を交わして、なのははハラオウンさんと一緒に帰っていった。
なのはの背中が見えなくなるまでその場で見送って、それからようやく俺も自分の家へと戻る。
自分の家へと戻りながら、明日の事を考えて。
明日…うん、明日は久しぶりに、なのはも一緒。
ちょっと、いや大分楽しみだ。
…そうだ、自分の部屋に戻ったら、アリサに電話して明日、また誰かの家で遊ばないかを話してみるか。
+++
プルルル、プルルルル
ガチャ
『もしもし? どうしたのよ雄介?』
「よう親友、相談があるんだけど」
『……何言ってんの、アンタは?』
「ん? 相談がしたいんだけど?」
何故か呆れた声で言われたので、取り合えずそう返すと
『そっちじゃないわよ、誰が親友なの?』
「お前、他に誰が居るよ?」
いきなり過ぎたかなんて思いつつ、今更訂正するのもアレなのでそのまま呼び続ける。
電話の向こうのアリサが、無言なのがまたこう…不安になってきた。
『…まぁ、色々言いたいことはあるけど、取り合えず今は無視して…相談って何よ?』
「あーうん、明日なのはが学校に来るのは、知ってるよな?」
『それはね、何? 遊びにでも誘いたいの?』
ダイレクトで俺の思惑を当てるとは…ますます親友と言っても良いだろう。
うん…まぁそれは置いておいて。
「まぁその通りなんだけど、それで誰の家で遊ぼうかと思ってな」
『ふぅーん…あ、それなら私の家で良い? ちょっと、なるべく家に居たいのよ』
「ん? まぁ、それは良いけど…何か用事か? それだったら、無理しないほうが良いんじゃないか?」
俺がそう言うと、アリサは違うわよと前置きしてから。
『実は、今日なのはと電話で話した後に、ちょっと怪我してる犬を拾ったのよ』
「へぇ…あぁ、ソイツが心配で、家に居たいのか」
『まぁね…家に居てもアンタ達と居るから、見てるわけじゃないけど…それでもやっぱり、同じ家には居たいじゃない?』
うんまぁ、それは何となく分かる。
怪我してる犬か、アリサらしいなぁ。
「じゃあ…まだなのはには何も話して無いけど、明日で良いか?」
『今話しなさいよ、この後にでも』
「いや…うん、今はきっと引率の人と家族で話してるだろうからな、うん」
『……引率?』
…うん?
俺のごまかしに突込みが入らず、何でそこに食いつく?
『ちょっと、引率って何よ?』
「何って…もしかして、なのはから聞いてないのか? 今日なのはは、ここ最近出かけてる先での引率みたいな人と、帰ってきたみたいだぞ?」
『知らないわよそんなの…でも、へぇ…アンタは、会ったの?』
普通に知らなかったらしい…なのははメールには、書かなかったのか。
「会ったって言えば、会ったぞ? あぁ、普通に良い人そうだったから、まぁなのはは大丈夫だと思うぞ?」
『ふぅん、そうなの…まっ、それはそれで良いわね。 じゃあ私がすずかに話しておくから、なのはには頼んだわよ?』
「……おいコラ親友、お前は俺が数十秒前に言ったことをもう忘れたか?」
『忘れてないわよ? ただ聞く気が無いだけ…それじゃね』
ガチャ、プープープー
…切りやがったアイツ!?
親友から心友に格上げしてやろうか!?
うん、自分でも意味が分からない。
あぁもう…取り合えず、なのはにメールでもするとしようか。
+++後書き
はい、取り合えず申し訳ありませんでした。
えぇ、投稿が遅くなった理由としましては、折角GWに入ったので、少しクオリティを上げてみようかなと…上がったかは、分かりませんがww
えーまぁ、それよりも…きっと誰もが予想してなかったと思いますが、まさかのリンディさんですww 魔法組みの初登場は、何でかリンディさんとなりましたww
えぇ、十和も二話くらい前を書くまで全く考えてませんでしたww でも時系列を追ってさらにノートのこと云々考えたら、ここでなのはに直接会えると同時にリンディさんに会えると判明しましたので、出しましたww
あと、アリサは親友、間違いないww
※かなさんの感想で、紛らわしいところがあったので修正しました。
恥ずかしそうななのはとユーノ→恥ずかしそうななのはとその肩に居るユーノ。