DQD 32話
『今度からは講座を受ける必要はない。用があるなら直接訪ねてくればいい』
それが別れの時のヒュンケルからの言葉だった。
基礎の3つの技を修得した時点で、アバン流の一員として認められたらしい。
ヒュンケルにとっては元々剣の講座で儲けようなどという気はさらさらなく、己の流派を伝えたいという思いで剣を教えているため、ある程度修得しているトールに対しては当然の事といって良かった。
その言葉に奇妙な気恥ずかしさと嬉しさをトールは感じながら、「はい」としっかり返事をしてトールはヒュンケルと別れた。
いくら3つの技を身につけたといっても、トールの腕前は一人前と言うには程遠い。
ではどうすればいいのかといえば答えは唯一つシンプルだ。訓練あるのみだ。
こればかりはヒュンケルに訊ねても返ってくる答えは同じだろう。
トールにとって今回の修練は得るものが多かったが、その反面現実というものをまざまざと見せ付けられショックを受けた事も事実だった。
ヒュンケルというはるか高みにいる戦士でさえ、トールの望む場所に辿り着けなかったという事実は重い。
今の自分があのレベルまで本当に強くなれるのか、それさえもトールには疑問に思えてくる。
だからといって呆けている訳にもいかない。いや、もしかしたらそれ以上に焦っているのだろう。
しかしながら今トールに出来ることは強くなるしかない。
そのためにはこの3つの技法は攻守を考えても非常に役に立つ。もちろんそれは自在に使いこなせて始めて役に立つため、そのためにも修練をしなくてはいけなかった。
まあ結局トールのやることは今までと変わりはない。強くなるためにモンスターを倒し、レベルとスキルを上げ、修練しながら迷宮を進むしかないのだ。
****
迷宮を潜るにあたって、そろそろ装備を新しくしたいと思うのは別に不思議な事ではないだろう。それは新たな出発として気分を一新する意味もあった。
ただある程度以上の腕前の冒険者にとっては、新しく強い武器防具を手に入れるのは非常に困難を伴う事だった。
今のトールのように第3階層まで行ける冒険者ば街の武器屋で売っているもののほとんどを買うことが出来る。だが問題はその買うべき品そのものがあまりないということだった。
ゲームのように強力な武器が金さえ出せば手に入るということはない。まずは強力な武器や防具に出会える運がないとどうしようもないのだ。
今回、武器については今トールが使っている『破邪の剣』より強いものが二つ見つかった。
プラチナソード:功+51【4800G】
まどろみの剣:功+50【5200G】
二つとも普通に買える剣としては最上級の部類に入る。
『プラチナソード』はヒュンケルも使っていたが、その名のとおりプラチナで作られた上物の剣だ。特殊能力はなく、その強固さが売りの一つとなっていた。
『まどろみの剣』は螺旋状の奇妙な形をした剣で、斬り付けた相手を時折眠らせる能力があった。
この二つのうちトールが選んだのは『プラチナソード』だった。理由とすればまどろみの剣の形状に不安を感じたからとしか言いようがない。螺旋状のくねった刀身では簡単に折れてしまうような不安を感じたのだ。
もちろん魔法などの力によって、折れにくくなっているのは武器屋から説明を受けているが、やはり見た目の不安感を拭い去ることは出来なかった。
(所持金:44347G → 39547G)
これ以上の武器となると手に入れるのは運が必要になる。まずはこれで満足しておくべきだろう。
ヒュンケルもにしても『塔』や迷宮の最深部ならもっと特別な武器を使うそうだが、普段使うなら扱いやすく手入れもしやすいプラチナソードは最適だと言っていた。
トールにしてもその意見には賛成であり、今の段階ではこれで十分だとも思えた。
武器に関しては何とかなったが、問題は防具に関してだった。
トールは基本的に鎧は身につけない。重く嵩張る鎧は避ける事を戦闘の基本としているトールにはあわなかった。
盗賊という『職』にあるトールにとって、戦闘は先手を打って一気に片付ける事を理想としている。
その際に鎧を着ていては動きが遅くなり、尚且つ鎧の部品同士が擦れあうことによって出る音などにより先手を取る事が難しくなる。
そのためトールは好んで服の防具を着ていたが、防御力の高い服というものがなかなか存在しなかった。
今トールが着ている『かくれみの服』もそうとう珍しいものなのだ。
これ以上のものを買うとなると、その品自体が滅多に見つからない。カジノで手に入れられたのは、幸運だったといっていい。
こうなると後は服をあきらめて鎧にするか、武器屋やカジノで良い服が出されるのを待つか、材料を集めて作ってもらうか、錬金釜を利用するかになる。
まあ、最初の案以外は今すぐどうにか出来るものでもない。
トールはとりあえず現状維持でそのままの装備で進むことにした。
それはヒュンケルと11階を探索していたとき、それほど防御に不安を感じなかったためだ。
本格的に防御に不安を感じたときが来たら、その時は鎧を買うことも検討しなくてはいけないだろう。ただ今はまだその時ではないと思えた。
****
トールが自分のためだけに迷宮に潜るのは久しぶりだった。
お供はスラきちだけ。
それが不満ではないが、少しさびしく感じるようになってしまったのも事実だった。
まあ、本当に一人じゃないだけまだマシなのだろう。
さてそのスラきちだが、今までトールがヒュンケルと修練している間どうしていたかというと、宿屋で一人留守番していたわけではない。
スラきちはその間ビアンカ達と一緒に迷宮に潜っていた。
回復魔法『ホイミ』は使えるし、相手が強敵の時は『スクルト』『ルカナン』で対処できるし、前もってアイテムも渡しておけば、それも器用に使いこなしてくれる。
直接戦闘にはそれほど役に立つわけではないが、もしもの時には十分役に立ってくれる。
それにマスコットとしても一時の癒しを与えてくれる存在でもあった。
仲間になったモンスターの貸し借りは、主となった者と相手の同意があれば問題なく行われるが、滅多に行われないのが現状だ。
第一に冒険者の多くの者にとってモンスターは敵だという認識が強い。それはもちろん間違った認識ではない。仲間になったモンスターの方が異端なのだ。
本来は『魔物使い』の才能がある者だけが、モンスターを仲間にすることが出来る。その才能も昔は邪悪なものと認識され、迫害の対象ともなっていた。
今でこそ『魔物使い』の職を神が認めているためそのような迫害もないが、それでも好き好んでまでモンスターを連れて歩かないというのが本当のところだった。
それに強い絆で主従関係を結ぶ『魔物使い』にとって仲間であるモンスターを誰かに貸すなどということは余程近しい者でもなければないことだった。
近年になってトールのように『スカウトリング』を持つ者が、仲間になったモンスターを貸し借りするのがあるぐらいだった。
一時期は仲間モンスターのレンタル業をして金を儲けようとした者もいたら良いが、その者はモリーから『スカウトリング』を取り上げられた挙句にいつの間にかこの街からもいなくなってしまったという。
その行いがこの街で逆らってはいけない者の一人であるモリーの癇に障ったためだと言われている。
まあモンスターを使って商売をしたりしなければ問題はないし、個人個人で多少の謝礼などを渡すのも問題はないらしい。
トールが望んだのは、戦う際に得た経験値をスラきちにも分けて欲しい、これだけだった。
ビアンカ達もこれに承諾し、トールがヒュンケルと修練中の間スラきちはビアンカ達のパーティーの一員となっていたのだ。
****
腰のモンスター袋の中のスラきちと共にトールは習い覚えた剣術を使って迷宮を進んでいく。
とりあえず出会うモンスターは片っ端から戦っていく事にする。
3つの技はもちろんの事、『アバンストラッシュ』と『ブラッディースクライド』も使ってみるが、やはり今一トールには合わないような感じがした。
たしかに威力はあるが、感覚がこれではないと告げていた。
やはり自分にとっての“必殺技”というものを探した方がいいのだろう。
最もそれが直ぐに分かるはずもないため、とりあえずは仮にとはいえ『アバンストラッシュ』と『ブラッディースクライド』を使えるようにしておいて損はないだろう。
どちらの技にしてもいえることは、ある程度の溜めは必要だということだ。放てば勝つのは当たり前なのだが、問題はどのようなタイミングで放つかだろう。
仲間がいれば何の問題もないのだろうが、トールではそうはいかない。相手の不意を突ければいいのだが、いつも出来るわけじゃない。
相手が体勢を崩した時のほんの一瞬で必殺技を放てればいいのだが、それほど簡単でもない。やはりダメージを与えてフラフラになっているところに最後の止めとして使うのが正しい使用法なのだろう。
とにかくまずは、基本の3つの技を自由に使えるようにするのが先決事項になる。そしてその後に見せてもらった二つの必殺技を何とか形にするのだ。
はじめは第二層の安全な場所で修練する事も考えたが、ある程度の危険があったほうが技を一つ一つ使うのに身が入る。安全な場所だと真剣さがなくなると思ったのだ。
技を鍛えレベルの上がりも早くなる。そのためにトールが潜れる最下層、つまり11階で迷宮の奥を目指しながら、これも修練も平行して行っていく事にしたのだ。
第3層の地下11階ともなると、その広さも今までとは比べ物にならなくなる。自動地図に段々と書き込まれていく道を見ながら進んで行くが、明らかにその広さが違う。
迷宮途中で街に帰り、また再度そこから探索が出来る『オクルーラの秘石』がなければとてもじゃないが階層をクリアーすることなど出来なかっただろう。
迷宮を探索しながら、トールは自分の感覚が今までとは違ってきていると感じていた。感覚、第六感とでも言えばいいのか、そんな感じのものが鋭くなっているように感じた。
『空裂斬』の時に力を探る訓練をしたおかげだろうか。
索敵能力にしても範囲が少し広がった感じがした。少しでも先ことを見通せるというのは迷宮探索で危険を減らすことが出来る。
他にも時折『盗む』や『盗人斬り』も行うが、これも成功率が上がっているような気がする。
もっとも3つの技の修練の方を第一としているため、それほど数を行っているわけではないが、感覚的にやりやすくなったような気がしていた。
これらも修練の思わぬ副産物なのだろうか。ラッキーだと思っておこう。
そんな風に感じながらも探り、進み、倒す。時に慎重に、時には大胆にと進んでいったある時、右方の通路奥の行き止まりにモンスターがいるのが分かった。
動くことなく、ただジッとしている。明らかに様子がおかしい。何時もならここまでトールが近寄れば襲い掛かってくるか、又レベル差がある場合は逃げ出すかするはずだ。
トールの今のレベルはこの階のモンスターが逃げ出すほど高くはない。
では何なのか。一つだけ心当たりがあった。そう『スカウト』出来るモンスターの場合だ。スカウトモンスターは、普通のモンスターとは違う行動をするという。
ならば何かを待っているかのようにただジッとしているモンスターがスカウトモンスターだとしてもおかしくはないだろう。
トールはあらためて『スカウトリング』をしているのを確認すると、通路の奥を目指してゆっくりと歩いていった。
そしてその奥には、トールをまるで待っていたかのように一匹のモンスターがいた。
『ドラゴンキッズ』。小型の竜のモンスター。
やはりいつものモンスターのように襲い掛かってくるような事はないが、仲間にするならどの道戦うことに変わりはない。
トールは剣を構える。
何はともあれまずは戦わなければ先には進まないのだから。
『スカウト』できるモンスターは、同種でも迷宮で出会うモンスターとは少し違っている。スラきちは身体も小さく弱すぎたし、この『ドラゴンキッズ』は普通の『ドラゴンキッズ』よりも強く感じた。
トールの考えは間違いではないのだろう。だが少し強いぐらいでトールが苦戦することもなく、難なく勝利を収めた。
後はスラきちの時と同じだ。仲間になるかどうかのトールの問い掛けにドラゴンキッズは頷いて答えた。
トールは『従魔の首輪』をドラゴンキッズにつけると、『リリルーラの粉』を使って一足先に『モンスター爺さん』のところへと送るのだった。
トールとしてはこのドラゴンキッズをこのまま仲間にして連れ歩くかどうかは悩んでいた。
元々『スカウトリング』はモンスターを集めてもらうためにモリーが作り出した物だ。
トールはモンスターを集めるように依頼を受けたようなもので、その報酬として金品を得る。ただそのモンスターを自分のものにする事も出来るに過ぎない。
本来はモリーに渡すのが筋のような気がする。だがモリーに渡すのは、何だか命の売り買いをしているようで気分が良くない。
モリーにそんな気はもちろんないのだろう。モリーにとっては保護をしているようなものだ。この迷宮で邪悪な心を持たないモンスターは同じモンスターに倒されるか、何も知らない冒険者に倒されるかでどの道先はないのだ。
ただ自分を認めて仲間になったモンスターを他人にゆだねていいのか。これはトールの心の問題に過ぎないのだ。今はまだ仲間にしたモンスターの数が少ないためこんな事を悩んでいられるのだろう。
これが増えていけばどうなるのか。もちろんモンスターのえさ代は自分もちだ。自分で賄えなくなって、いつかはモリーを頼るのが当然となる日も来るかもしれない。
ただ今の段階では納得できていない。これだけのことだった。
それにそろそろ仲間を必要だと思っていたところだったため都合がいいといえばそれまでだ。
少し考えた後、トールはこの『ドラゴンキッズ』を仲間にする事にした。
そうと決まればすることは決まっている。モンスター爺さんにその旨を伝え、冒険者カードに『ドラゴンキッズ』を仲間として登録した。
――― 仲間のステータス ―――
ドラン ?
レベル:1
種族:ドラゴンキッズ
HP:52
MP:0
ちから:59
すばやさ:25
みのまもり:46
かしこさ:5
うん:20
こうげき魔力:1
かいふく魔力:1
装備:なし
こうげき力:59
しゅび力:46
言語スキル:0
ドラゴンキッズスキル:0(自動レベルアップ、ひのいき、つめたいいき)
ドラゴンキッズの名前で真っ先に思いついたのは『コドラン』だったが、いつか大きなドラゴンになるようにと、“コ”をとって『ドラン』にした。よく考えるとDQⅣでも『ドラン』という名のドラゴンが仲間で出てきたような気がするが、それは気にしないことにする。
とにかくこうしてトールに新しい仲間『ドラン』が出来た。
ドランはスラきちよりは強いがそれでもレベル1である事に変わりない。ある程度強くなるまでは無理をさせないようにするべきだろう。
スラきちと違い直接モンスターと戦うこともあるため、装備品も買い与えておいた。
武器:てつのツメ(功+17)【880G】
防具:けがわのマント(守+15)【860G】
アクセサリー:命の指輪(守+6、自動回復)
こうげき力:76
しゅび力:67
経験値の配分はトール1/2、スラきち1/4、ドラン1/4にする。なによりもまずトール自身が強くなろうとする意志に変わりはなかった。
新しい仲間を得てトールは迷宮探索を続けていった。
****
5日戦い、1日休む。トールのこのペースは相変わらず変わらない。
周りの冒険者に比べてあまりにハイペースな迷宮探索だが、トール自身がそう思わないのだから、このペースに変わりようがない。
もちろん休むときはしっかり休んでいる。
ビアンカ、アリーナ、フローラ、ソフィアらと町へ遊びに出ることもあれば、マーニャと会うときもある。占いおばばのところへ行く事もあるし、街を探索して回ることもある。
少なくとも以前のように、ただ呆然と休んでいるという事もない。
それは少なからずトールと周りとの関係に変化があったからだ。
トールがこの世界に来てもう200日以上、つまり半年以上の月日が過ぎている。
未だに判明している帰る手段は一つのみ。その一つでさえ道程は遠いが、この世界の居心地が良いと感じている自分がいるのをトールは知っている。
元の世界では親の脛をかじる子供でしかなかった自分が、この世界では一端以上の冒険者となり己の力のみで生きている。
ここは幼き頃夢に見た冒険の世界であり、今は確かに現実の世界だった。
元の世界への未練がなくなったわけではない。ただこの世界も離れがたくなっている事に気づく。この世界にも確かに絆というものが存在していた。
だからだろう。近頃考える事がある。もし神龍に会えて願いがかなえる事が出来たとしたら、ただ元の世界に帰るだけではなく、この世界と行き来が出来るようにはなれないかという事だ。
神龍と会える算段さえない今の状態で考えるのは気が早いようだが、それはとても魅力的な案に思えた。
もっともこの場合も神龍に会うことができなければどうしようもない事に変わりはない。
まあ、とにもかくにも結局やる事に変わりがない事だけはトールも分かっている。
まずは迷宮の奥へ行き、『塔』への道を開く事がこれから先に繋がっていくのだ。
トールの冒険はまだまだ続いていくのだった。
『盗む』:スライムゼリー3個、やくそう2個、よごれたほうたい2個、ターバン(守+6、功魔+3、回魔+3)1個
『落とす』:スライムぜりー2個、やくそう2個、よごれたほうたい1個、せいすい1個
宝箱:上やくそう2個、まんげつそう1個、ひらめきのジュエル(功魔+2、回魔+2)、シルバートレイ(守+6)
鍵つき宝箱:ひかりの石、いのりのゆびわ【鍵残り2個】
――― ステータス ―――
トール おとこ
レベル:23
職:盗賊
HP:185
MP:68
ちから:66+5
すばやさ:60+10+20(+10%)
みのまもり:29+5
きようさ:63+20+30(+10%)
みりょく:38
こうげき魔力:28
かいふく魔力:35+8
うん:47
・装備
頭:しっぷうのバンダナ(守+11、速+20、回魔+8)
身体上:かくれみのふく(守+20、避+5%)
身体下:ブルージーンズ(守+11)
手:たびびとのてぶくろ(守+4、器+30)
足:エンジニアブーツ(守+6)
アクセサリー:スカウトリング
武器:プラチナソード(攻+51)
盾:ライトシールド(守+10)
こうげき力:157
しゅび力:96
言語スキル:3(会話2、読解、筆記)【熟練度:83】
盗賊スキル:6(索敵能力UP、すばやさ+10、ぬすむ、器用さ+20、リレミト、ピオリム、しのびあし、盗人斬り、ボミオス)【熟練度:16】
剣スキル:7(剣装備時攻撃力+5、ドラゴン斬り、メタル斬り、剣装備時攻撃力+10、ミラクルソード、はやぶさ斬り、剣装備時攻撃力+20)【熟練度:98】
素手スキル:2(未装備時攻撃力+10、あしばらい)【熟練度:22】
ゆうきスキル:4(自動レベルアップ、ホイミ、デイン、トヘロス、べホイミ)【熟練度:63】
特殊技能:闘気法(オーラブレード、ためる)、スカウト、アバン流刀殺法(大地斬、海波斬、空裂斬、常時ちから+5、常時身の守り+5)
経験値:57050
所持金:6022G (預かり所:30000G)
Gコイン:26670
・持ち物『大きな小袋』
道具:やくそう(47個)、上やくそう(19個)、特やくそう(5個)、毒けし草(39個)、上毒けし草(5個)、まんげつそう(5個)、きつけそう(6個)、おもいでのすず(5個)、せいすい(14個)、いのちのいし(5個)、まほうのせいすい(13個)、ゆめみの花5個
大事な道具:モンスター袋、従魔の輪、リリルーラの粉、オクルーラの秘石、自動地図、鍵2個
素材:鉄鉱石(1個)、げんこつダケ(1個)、こおりの結晶(1個)、スライムゼリー(9個)、ルビーのげんせき(1個)、よるのとばり(1個)、へびのぬけがら(2個)、ひかりの石(1個)、よごれたほうたい(3個)
装備品:
頭:バンダナ(守+1)、皮のぼうし(守+3、回魔+2)、ターバン(守+6、功魔+3、回魔+3)
身体上:布のふく(守2)、たびびとのふく(守+4)、角つきスライムアーマー(功+8、守+25)
身体下:あつでのズボン(守+3)、けいこぎズボン(守+5)
手:布のてぶくろ(守+1、器+5)
足:皮のくつ(守+1、避+1%)、皮のブーツ(守+2)
アクセサリー:竜のうろこ(守+5)2個、スライムピアス(守+4)、きんのゆびわ(守+2)2個、きんのブレスレット(守+3)3個、ちからのゆびわ(功+4)、金のロザリオ(守+2、回魔+7)、あくまのタトゥー(素+8)、ひらめきのジュエル(功魔+2、回魔+2)
武器:ひのきのぼう(攻+2)、銅の剣(攻+7)、ブロンズナイフ(功+10)、破邪の剣(功+40)
盾:ドラゴンシールド(守+25)、シルバートレイ(守+6)
――― 仲間のステータス ―――
スラきち ?
レベル:16
種族:スライム
HP:19
MP:24
ちから:9
すばやさ:27
みのまもり:17
かしこさ:33
うん:35
こうげき魔力:6
かいふく魔力:6
装備: モンスター袋の中にいるためなし
こうげき力:9
しゅび力:17
言語スキル:0
スライムスキル:3(自動レベルアップ、ホイミ、スクルト、ルカナン)
ドラン ?
レベル:3
種族:ドラゴンキッズ
HP:62
MP:0
ちから:61
すばやさ:29
みのまもり:46
かしこさ:10
うん:24
こうげき魔力:1
かいふく魔力:1
装備:
武器:てつのツメ(功+17)【880G】
防具:けがわのマント(守+15)【860G】
アクセサリー:命の指輪(守+6、自動回復)
こうげき力:78
しゅび力:67
言語スキル:0
ドラゴンキッズスキル:1(自動レベルアップ、ひのいき、つめたいいき、あまいいき)
――― あとがき ―――
トールの必殺技についてですが、まず三つの基本技を身につけなければどうにもなりません。次回以降に徐々に開発していきます。
とりあえずここまでが3章『トールと冒険者たち』になります。
トールはこの世界での現状を受け入れ、この世界で生きていく事も選択の一つとして考えるようになっていきます。
何とか一段落した感じです。
さて続きの事ですが、今回少し間が空きましたが、リアルのほうの事情で7、8月は多分一度も更新できないと思います。9月になればこの続きを更新できるようになると思います。
それでは、また会いましょう