~四年前~
~砂隠れのとある任務にて~
赤髪の忍は追われている。
何かに追われている。
クビ――――
「化け物め!」
俺は逃げる、ある抜け忍から。
今回の任務は滝と砂との抜け忍の捕獲又は抹消合同任務だった。
何故抜け忍抹殺如きで、滝と一緒にやらなければ行けないのかと言うと…
数カ月前、元・砂の暗部の隊長が里を抜けた。
里・上層部は直ぐに追い忍部隊を編成し、追撃を試みたが…結果、砂の追い忍部隊は全員心臓を抜かれ全滅していた。
そして、同盟里・滝から情報が入る。
何でもその元・暗部隊長は、数十年前に抜けた凶悪な忍と行動を共にしていると。
滝と砂の上層部の決議で二つの里で俺を含めた、精鋭された追い忍部隊が結成される。
そしてターゲットを見つける。
その瞬間、戦闘が始まる。
俺達のターゲットは俺が瞬殺しってやった。
こんな腕でよく暗部の隊長名乗るのがお子がましい程の弱さだった。
残る一人もこの調子で行けると思っていたこの時までは…。
数分後そこは地獄だった。
殺しても、殺しても、
仲間や滝の忍どもの心臓を奪い取り動き続ける。
生ける屍。
そうその表現が正しい。
そして俺は恐怖し逃げ出していた。
~渓谷~
「もう、鬼ごっこは終わりか?」
「くたばれ化け物!!「爆遁忍術・空爆・黒流星」!!」
武器寄せからマキビシを相手の頭上に巻きちらす。
「喝!!」
俺の合図ともに只のマキビシは爆発を巻き起こし土煙が舞う。
「はぁはぁ。は、はっはははは!!やったぞ!俺はまた生き残れたんだ!」
「よっぽど、おかしい事が有ったのか?」
「何…だと?」
土煙から現れたのは滝隠れの秘術を持ち出した抜け忍・□□がいた。
俺はその後、里を抜けた。
「五話目、行商隊・護衛任務編・呉、「サムとは違うのだよ!!サムとは!!」」
大蛇丸です。
夕飯前、友達と喧嘩したとです。
大蛇丸です。
自分、物凄く言い過ぎたとです。
大蛇丸です。
謝って仲直りしたいとです。
大蛇丸です。
大蛇丸です。
「と言う事なので、綱手!仲裁役お願いします。」
「はぁー、夕飯にあの自来也は居ないわ。あんたも、ようすが可笑しいし。
はぁーあんた達、何任務中に喧嘩しているのよ!」
「面目ないとです。」
「で?何で私が仲裁役なわけ?」
「いやーあれだけ、偉そうに言っていきなり言えないんです、何故なら男ですから!!」
「威張るな!!」
と言って殴られた、痛い。
「あーもう、解ったわ、仲裁役をやってあげる。」
「有難うございます。任務が終わったら、何か奢りますね!」
「いいわよ。そんなの、こっちも重い空気で任務したくないし。」
そんな事を言い、自来也を探しに部屋を出る綱手。
大蛇丸―――――
あー、俺は馬鹿だ。
今に始まった事ではないが…
あの馬鹿の子の自来也があんな事言うんだもん。
いやついカーとなってやった。物凄い後悔しているOTL。
その何だ、原作の自来也の散り方が良すぎて泣いた口なのです、俺。
そうです、前世は自来也ファン…と言うより伝説の三忍のファンだよ!
今思えばあいつ子供じゃん?
何で精神年齢二十歳超えている俺がそんな事に頭が普通回らないのかな?
「ええい!人任せやっぱやめる!自分から謝りに行く!」
~五分後~
~夜の森にて~
なんとなく自来也を探しに森の方に来たが……
「迷った。」
忍が迷子って…話にならねぇ
(ドォーン!!)
はい!?今何か爆発音がしたよね?
向こうから煙が出てるし!
迷っているけど多分、俺達がいた宿屋の方向から…
「な!まさか襲撃!?」
そう考えるのが妥当か。
と言っても今考えても埒があかないのでその爆発した方向に行こうとする。
「ふむ、今宵も月が禍々しくも美しくそして綺麗だ。そう思わんか少年よ?」
背後からの言葉により足を止める。
そしてゆっくりと降り変える。
「ふむ、十数日と数時間ぶりだな。少年よ。」
最初の刺客「佐々山・海苔醤油・煎餅」(ささやま・のりのじょうゆ・せんもち)だ。
へーこう読むんだ。絶対せんべいより、せんもちの方がかっこいいって思った作者の後付け設定だよ(←うるせぇ作者)
こほん、何か毒電波が来たが無視し起爆札付きクナイを連射し更に間髪をいれずに烈風掌でクナイを加速させる。
「ふむ、相も変わらず。正々堂々のからかけ離れているな、少年。」
驚きもせず、居合一閃で超加速されたクナイが起爆札ごと斬られる。
「く、あんたがここに居るってことは、今の騒ぎ起しているのとまったく別物…あんたが言っていた、砂の抜け忍か!?」
「ふむ、当たりだぞ、少年。抜け忍…クビ殿はそなたの担当上忍殿に因縁があるようだ。
恐らく今の爆発は彼の仕業だ…
で、今の拙者の目的は少年貴様だ。」
え、今何と?
「拙者は貴様に興味が有る、恐らく私の勘が正しければ貴様は拙者を解放する物、
それを確認させるためにも今一度、果たし合おうではないか!!」
「公暁琉・剣技・花鳥風月!!」
いやー!!何この人!?言ってる事、意味不明だしうわー!!
鳥の形をした斬撃が襲ってくる!!
「土遁・土陸返し!!」
土陸返しでなんとかガードし体制をとる。
が相手の追撃が来るのを変わり身でかわす。
「ふむ、流石だな、その年で我が剣技をガードするとは
下忍のままとは何ともったいない話だな。」
強い…どうする俺?この状況じゃ援軍何て来ない…
無理して何とかするしかない。
「口寄せ・土遁・追牙の術!!」
カカシが再不斬に使った忍術、地中から鼻が利く忍犬だが、
こっちは熱感知が得意な大蛇だ。
地から強大な大蛇が現れ前餅襲う。
この術出す動物が違うとこうも差があるなんて。
相手は何とか大蛇の顔をけりジャンプし逃げるがこの場を待っていた。
「変化の術+影分身+八門遁甲・第二・休門・開!!」
変化の術で大人版大蛇丸になり八門遁甲で加速し巨大蛇を駆け上がり、
空中に逃げた糞侍に影分身のアッパー攻撃で体制を崩させ、本体の俺は相手の両手足をホールドし完成させる。
「キン肉バスター!!」
そのまま地面に落下し喰らわせる。
後書き――――
ごめんなさい、これがしたかっただけです。
後、クビの過去シーンに出たのはアイツですバレバレ、ですよね。(汗)
後四話でこの護衛編は終わらせるつもりです。(多分、ボソ)
感想まっているぜ!
次はネギまの方更新するにゃ、そっちも見て欲しいのだにゃ(げほげほ拒否反応が…)
センモチに改変…うんこれでもいいやせんべいより…