雲隠れ襲撃2時間、森の中に五人が凄い速さで移動していた。
唯一人の少女は隊長油女コタロウに抱っこされての移動だった。
「全員、もう直ぐこの葉の先遣部隊と合流できます!其処まで油断しないで下さい!!」
隊長の呼び声に頷く一同。
「それは無理だ…。」
行き成りの言葉に全員足を止める。
「馬鹿な!?白眼と隊長の虫で全方位見てたのにそれをすり抜けた!」
驚愕する百君だがこっちも驚くこいつの恰好を見ての事…。
赤い雲の様な絵を描かれた黒いマント…
忍傭兵集団・暁
表向きは力の無い他国に雇われる傭兵集団である
だが、本当の正体は木の葉創設者の一人うちはマダラがリーダーの変態集団である。
その目的は1~9の尾獣を我が手にし月に封印されていると言われる、最強災厄の10尾を復活し自分を10尾の人柱力に成り自分の万華鏡写輪眼を投影し世界の人間達を自分の意思で意志統一させる「月の目計画」という意味フの計画を企んでいるあほな集団である。
まさか奴はこの時代の暁メンバーの一人か!
「貴様らは何処の国の忍だ!?」
隊長はモモを私達に預け戦闘態勢にはいる。
「我が名は羅刹天…貴様を殺すなだ!」
「く!!行け虫達!!」
両手から虫を解放し羅刹天と呼ばれ男の下に向かうが。
「こざかしい!覇遁・魏皇降誕!」
羅刹天の体から蒼いチャクラが吹きあがり虫に当たった瞬間全てが吹き飛ぶ。
「今度はこっちから行くぞ!!覇遁・蜀帝連鎖!!」
今度は緑のチャクラが羅刹天の右手から放出した瞬間、その緑のチャクラが剣状に変わる。
全員散開する、自分はモモを抱いて回避するが…その剣が大木にぶつかった瞬間、大木が吹き飛ぶ。
「嘘でしょう…!?」
これが暁の実力…凄まじ過ぎる…レベルが違う。
「全員逃げろ!!!君たちじゃ勝ち目がない!!こいつは僕が足止めをします!!」
隊長が声を荒げて叫ぶ、だが隊長は倒すでは無く…足止めと言ったそう自分では勝てないと解ってるのだろう。
「隊長の言うとおり全員逃げるぞ!」
そう促す、百君。
「でも隊長が!!」
隊長を置いてはいけないと叫ぶ縄樹
「俺達が居ても足手まといだ!もう直ぐ援軍部隊も来る事に成っている!!」
そう私達は木の葉の連絡を取り援軍が来る場所まで行く手はずだった。
「百君の言う通りよ!今はモモも一緒に居るのよ!」
自分もそう諭す
「くっ!隊長死なないで下さい!!」
そう言い自分達は撤退していく。
「覇遁・呉君絶唱!!!」
あり得ないほどの咆哮でコタロウの虫達が消し飛んでいく!
「く…化け物めだが、彼らは無事に撤退した!」
そう胸を撫で降ろし、集中して戦闘にはいる。
「くくっくくはははははは。本当にそう思うか?木の葉の忍よ?」
突然笑い出しそう自分に言い放つ。
「如何言う意味だ!?」
(ドーン!!!)と皆が撤退した方角から爆発が起こる。
「こういう意味だ。」
そうほくそ笑む修羅天。
「…てめぇ、許せねぇ。」
突如、コタロウの口調が変わる。
「よくも木の葉の宝を…よくも未来の可能性を…よくも…お…お…俺のー!!かわいい教え子をーーー!!!許さんぞぉーーーてめっぇええ!!!!」
すると彼の右手が変色し、修羅天に突撃する。
「お姉ちゃん大丈夫?」
逃げてるときに後ろから行き成りの爆発し全員巻き込まれる。
「はぁはぁ、何とか生きてるわ。」
瞬間的に鉄塊をし防御したが…なんとか大丈夫だ。
「二人とも大丈夫か!!」
其処に駆け付けたのは縄樹だった。
「ええこっちは何とかね縄樹も大丈夫だったみたいだし…」
「百が大変なんだ!」
そう叫ぶ縄樹自分もたちあがりふらふらの足取りの中で縄樹に案内される。
するとそこには…
「がふ…縄樹二人とも大丈夫だったみたいだな?…俺の方は…もう駄目かもしれん…。」
其処には太い木の枝におなかの右肺に刺さった状態だった。
私達二人は百君に近づく
「びゃ・・・百君…?嘘…!」
大量の血が百のから右胸から落ち吐血をする。
「そ…そんな顔をするな…縄樹、鱗…ガハ、そんなことより早く逃げろさっきの攻撃…確実に別の奴だ!…俺を置いて逃げろ!!」
喋るのもつらい状態を無理やり大声を上げる百君。
「!、柔拳!!」
行き成り、私達に柔拳をし左右にふき飛ばされた瞬間、白い鳥が百君目掛けて突っ込み爆発する。
今のは…起爆粘土…?
うそあり得ないこの時代にディダラは生まれていない筈なのに…なんで…。
「びゃぁああああああああくーーー!!!」
粉塵が消えた時其処には変わり果てた日向百が有った
顔が吹き飛ばされた原型が無くなった姿。
「い…いやぁあああああああああああああああああああああああ!!!」
そこに突き付けられたのは友の死の悲しみでは無く圧倒的な死の恐怖が私を襲う、あの死の闇の恐怖がよみがえってきた。
(バサ)
翼を羽ばたかせる音が私達の後ろから聞こえる。
振り向くと其処には白い鳥の仮面の上半身裸の男が居た
「主…命令…排除…一人削除…」
声が片言よく聞こえないが恐らくこいつが…さっきの攻撃をしたやつだ。
でも足が動かない、圧倒的な恐怖が逆に自分の体を支配している。
「起爆粘土武装・小剣」
原作のディダラと同じく手の平の口から粘土を吐き出しそれが小剣に成る。
「死」
そう言い私に投げる。
ああ…これで終わった…そう思った瞬間だった。
「13キロや」
その起爆小剣が圧倒的な刀身に貫かれ爆発する。
そして自分の後ろから一陣の疾風が通り過ぎ仮面の男を一刀両断する。
「絶望がお前のゴールだ…。」
そう言い刀を納める人物…
「…兄さん。」
そう後の伝説の三忍にして我が兄兼師匠…大蛇丸。
「第二部三話目史上最強の忍リン編・六ノ完「友の死」」
次回第二部四話目三尾VS雲隠れVS岩隠れVS木の葉編に続く。
後書き―――
連続投稿!
何故おろチンが竜君のネタを使ってるのか…それはおろチンだから<キリ
さてさて、初の死亡者出ました!
次の更新は速い目…にするつもり
感想待ってる