「第二話「いい加減、真面目に書かないと読者の辺りに殺されるね、そうだろジョナサン?」」
~試験中~
「五分経過。」
白い肌で同じ顔の少年が四人、別々のことをしながら時間をつぶしている。
その部屋で少年以外に試験官のアカデミーの教師が二人と少年達だけ。
「十分経過確認、試験終了おめでとう!今日から君も忍だ。」
試験官がそう告げた瞬間、少年一人残し、後の三人は煙になって消える。
彼の名は大蛇丸、のちの伝説の三忍と呼ばれる忍である。
~試験終了~
結果、楽勝ワロタ。
ふん、これで俺は忍に…。
「……ちょぉぉ!!俺!!何、忍びになっているの!?死亡フラグだよ!!!」
「よお!大蛇丸…」
「ベルリンの紅い雨!!」
只の手刀にチャクラ付与させた物、
その、手刀は自来也の腹に当たった…あれ?丸太?
「バーカ!そう何度も喰らってたまるか!」
糞、変わり身かよ。
しかも何かムカつくこのまま引いて良いのかジョン?
嫌良くないよな、なぁジュニファーよ。
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
と武器寄せを使って、馬鹿みたいに手裏剣を投げる。
「いやー!ちょ!マジで底までする事ないだろ!?
うわー!ほほをヒューってかすめた!!」
「しーね!自来也!!」
(タッタッタッタッタ。)
後ろから誰かが駆けてくるが気にしない!
「何をやってんの!?このボケ大蛇丸!!」
後頭部を殴られた、頭を押さえながら振り返ってみると、ブヂ切れた綱手がいる。
ヤバい、この状況殺される!!
「調子ぶっこいってすいま…「問答無用!!」」
今度は頭突きを喰らって俺の視界はブラックアウトした。
~なんやかんやで夜~
行き成りだが、大蛇丸の家は忍一家だ。
しかし、忍である父は病弱、何時も咳き込んでいるのが印象だ。
母は、忍同志の戦闘で負傷、命からがら木の葉に帰還、その時の怪我が元で忍を引退した。
因みに、草薙の剣が家の家宝だった時は流石に吹いた。
「うっうっ、よく合格した。大蛇丸よ、お父さん嬉しいぞ。」
合格した事を報告すると、マジ泣きする父上。
「さぁ今日はお祝いよ、私が腕によりをかけて、
料理を作るから好きなもの言ってね、大蛇丸ちゃん。」
かなり喜んでいる、母上。
言えるわけがない、忍を辞めたいってことを…
さらに今更だが俺は憑依トリッパーだ。
前世?は何の才能もない漫画オタクだ。
しかしNRUTOは立ち読み程度ぐらいしか知らない。
あぁこうなるとわかっているのなら、もっと真面目に読んでいれば良かったよ。
なんやかんやで大蛇丸は重要なキーパーソンだったはず思い出せ。
これから起こる事を…
「…これから十年…辺りに第二次忍界大戦か…はぁー。」
最初は戦争か・・・
生き残れるのか俺は?