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No.11856の一覧
[0] 【ネタ】朝起きたらメイドだった(H×H オリ主TS憑依)[キノコ犬](2009/09/17 00:11)
[1] 1話・能力名修正[キノコ犬](2012/02/09 02:57)
[2] 2話[キノコ犬](2012/02/09 03:01)
[3] 3話[キノコ犬](2012/02/09 03:04)
[4] 4話[キノコ犬](2009/09/27 02:27)
[5] 5話・かなり修正[キノコ犬](2012/02/09 03:42)
[6] 6話・5話修正に伴い、冒頭部分をかなり修正[キノコ犬](2012/02/09 04:03)
[7] 7話・修正[キノコ犬](2009/09/24 18:56)
[8] 8話・一部修正[キノコ犬](2012/02/09 04:07)
[9] 9話・修正[キノコ犬](2012/02/09 04:09)
[10] 10話[キノコ犬](2009/09/30 02:03)
[11] 11話・修正[キノコ犬](2009/10/10 00:38)
[12] 12話[キノコ犬](2009/10/10 00:47)
[13] 13話[キノコ犬](2009/10/20 02:39)
[14] 14話[キノコ犬](2009/12/23 22:40)
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[11856] 3話
Name: キノコ犬◆8f51415c ID:0246ef06 前を表示する / 次を表示する
Date: 2012/02/09 03:04
・『メイド服(ゴッドクロス)』補足説明
『いろいろなことから守る』のいろいろとは病魔や毒、果ては念能力にまで及ぶ。念能力から守ると言っても操作系能力が効かなかったり(既にメイドインヘヴンの操作を受けているからでもあるが)、敵の攻撃用の念をある程度押さえるといったもの。単純な能力ほど防ぎやすい。しかし、強化系相手にはあまり意味がない。基礎能力までは防げないからだ。
基本的な能力は防御力の増加。纏の状態ならば常に堅を発動しているようなもの。絶の状態でも通常の纏ほどの防御力になる。

能力の出し入れはメイの自由だが、この能力はキングの『死者の念』である。よって、メイの容量はほとんど使われていないし独立している。
隠もかかっているため、凝を使われなければ念能力だとは気付かれない。

容量を使わず、制約も軽い。

効果の割りにリスクが少ないので、便利さでは世界トップクラスの能力と言えるだろう。

3話

………毒を食べても平気だったあたりから『メイド服(ゴッドクロス)』についての追加情報が頭に流れてきた。

これだけの能力を呪いとしてではなく、『メイ』を守るために造り出したキングは天才だと思う。
才能使う方向間違えてるけど。



トンパさんと別れて飛行船を散策していると、死体が二人分転がってた。

ヒソカに喧嘩でも売ったのかな…?

いや、ヒソカはさっきの大部屋の隅でトランプタワーを作っていた。寂しいヤツである。
つまり、こいつらはヒソカが殺したわけではない。

……ヒソカ以外にも殺すの大好き人間がいるのか……気が滅入る。


にしても、この死体どうしよ?

試験官の人に聞くかな。







コンコン

試験官の人たちがいる部屋の扉をノックする。

「すいません、受験生です。試験官の皆さんに試験とは関係のない用事があるのですが……」

返事はなし。
開けても…いいよね?

「失礼しま「どらあっ!!」すぁあああ!!?」

いきなり何!?

メンチさんが包丁で切りかかかってきたんですけど!

「プロハンター3人に喧嘩売りに来るとはいい度胸ね……」


はあ?


「なぜそんな結論に」

「そんな邪悪なオーラを纏った上に、私を毒殺しようとした人間の試験とは関係ない用事なんて殴り込みしか考えられないじゃない!!!」

なるほど。納得。

「いやいやいや、そんな、ヒソカじゃあるまいし」

「ヒソカ?ああ、44番ね。
あんたもアイツと同じぐらいヤバいな、って今みんなで話してたとこよ」

ジーザスッ!

「とりあえず、今の要件は殴り込みではありません。
廊下に受験生の死体が落ちてるので、どうすればいいか聞きにきただけです」

死体が落ちてる、の辺りから警戒度を上げるメンチさん他二人。

「……そう。放っておいていいわ。そのうち係員が処理するから」

「わかりました。では」



審査委員会側の俺の評価がヒソカ並ということが分かった。


……………まあ、これからは大人しく(今までも特に何かした覚えは…ああ、毒殺未遂がありましたね)していれば問題ないだろう、多分。



ちょっとテンション下がりながらもシャワー室で『メイド服』をオフにして入浴。
入浴後は体を拭いて髪を乾かし能力発動。これで終わり。

風呂上がりにメイド服? とも思うかもしれないが、このメイド服は超快適なのである。寝間着にしても問題がない。


飛行船をうろちょろしていると朝日が見えてきた。
綺麗。

そろそろトンパさんを起こすかな。
朝8時が正しいのなら、今のうちから起きて頭を活性化させた方がいいだろう。


「トンパさん、トンパさん」

ゆさゆさ

「トンパさーん」

「んーー、後五分……」

テンプレな朝寝坊台詞。
5時はちょっと早かったかな。

「後五分だけですよー」

「うーん……」

………ガキの頃、休みの日に疲れてた父さんを無理矢理起こしてたのを思い出すな……。
トンパさん、うちの父親に似てるかもしれない。腹回りのあたりが。あと無精髭。


……後一時間くらいしたら起こすかな。




一時間後、何故かトンパさんを膝枕している俺の姿が。

いや、トンパさんは座った状態で寝てたんだ。それがバランスを崩して、隣で正座してた俺に倒れこんできたためにこの状態に。

無理に動かして起こすのも悪いので、膝枕がキープされた。少し恥ずい。
周りからも変な圧力を感じる。

「トンパさーん、そろそろ起きてくださーい。トンパさーん」

「うーん…うん?」

目を開けるトンパさん。

「おはようございます。トンパさん」

「ん…………」

今の状況が理解できていないらしい。

「あの………さすがに恥ずかしいので……起きてもらえますか…」

「へ?………………うおおおあああああっっっ!!!?
何がどうなってやがる!?」

「実はですね……」

こうなった経緯を話す。



「……そうか。悪かったよ」

「いえ、私の不注意でもありますし」

何故隣で正座待機してたんだ、俺は。

「試験官の人たちが言ってたことが正しければ、後二時間ほどで到着ですね。
……もう少し寝てたかったですか?」

「いや、このぐらいでよかったよ。ありがとう。
……俺はちょっと飛行船の中を回ってくる。体動かしておきたいし」

「私はここで少し休んでます。
今日もお互い頑張りましょうね」


そう言うと、部屋から脱兎のごとく駆け出すトンパさん。
同時に部屋から変な圧力も消えた。受験生も数人出ていった。





さて、少し『絶』で休むか。








8時から数十分遅れて三次試験会場に到着。
トリックタワーという搭で、72時間以内にここの頂上から一番下まで降りることができれば合格。

……階段とか入り口とかが見当たらない。
さっき壁面を降りていったロッククライマーは鳥に食われた。


『手』を発動して落下スピードを落としながら降りることも考えたが、切れ味が良すぎるのでスピードが落ちない気がするので却下。

やっぱり床に隠し扉があるのかな。

微妙に人数減って来てるし。

近くの床を探ると、微妙に沈む床板(石?)があった。
多分、これが正解だろう。
そのまま床に力を入れると、床下に落下した。



床の下は少し広めの空間になっていた。

……………落ちた瞬間、背筋がぞわっとした。

これは………

「やあ◆」

「…………………どうも」

挨拶は大事だよね。


「ここは二人で進むルートみたいだ………行こうか◆」

「はい…」

あー。なに、これ?

…………『円』使って、中の様子を確かめとけばよかったよ…………









ヒソカと一緒になった現実が嫌で意識を飛ばしながら歩いてると、いつの間にかヒソカが試験官と戦ってる。
去年半殺しにした人らしい。今年は復讐しに来たって…そんな人を試験官にすんなよ。



というかあの人、何系の能力者なんだろ?
剣にオーラを乗せてはいるけど大した量じゃないから放出系ではないだろうし、操作系にしては剣の動きがお粗末だ。

切り札は隠しているのか………とも思ったが別にそんなことはなかったぜ!

ヒソカに剣を止められて戦意喪失してる。

そして、ヒソカはそのまま試験官の首を……

「ちょっと!ストップ、ストップです!」

「……どうしたんだい?」
やっぱり駄目だコイツ。

「あなたは去年試験官を半殺しにして失格になったんでしょう?
そんな人が今度は試験官全殺しにしてどうするんですか!
私まで不合格になるのは御免ですよ!」

コイツが失格になっても知ったことじゃあないが、今の俺はこいつとペアみたいなもんだ。
巻き込まれる可能性はある。

「ああ◆それは困るね……じゃあ、行こうか◆」

「そうですよ。あんな雑魚、相手にしててもしょうがないですって」

「雑魚…」

とにかくヒソカの試験官への興味を無くさせなくちゃ!
試験官が傷ついたように呟いていたが、命を助けて上げるんだから見逃して欲しい。

「それじゃあ……君が相手をしてくれるのかい?」

「ノーサンキューです。
私は平和主義者なんですから」

元日本国民なら大体そうだろ。

「クククッ◆そんな嘘をつかなくてもいいんだよ◆
オーラを見れば分かる◆君は僕と同類なんだろう?」
「……………」

侮辱罪で訴えれば勝てるかな?

「そんな怖い目で見ないでくれよ◆欲情しちゃうじゃないか◆」

へ、変態だーーーっ!!

「……私は、今年絶対合格しなくてはいけないんです。あなたと遊んでる暇はありません」

「つれないなあ◆」

肩を竦めるヒソカ。
……案外話が分かる人?

「じゃあ、試験が終わったら………」
「急ぎましょう!時間は限られているんですから!」
全速力で廊下を駆け抜ける俺と、それに追い付いてくるヒソカ。



結局、三時間ほどでクリアした。もちろん、一番乗りで。





「それでね◆一次試験で見つけた青い果実が……」

「随分、ゴンくんがお気に入りなんですね」

「あげないよ◆あれは僕のだ◆」

「いりませんよ…」


試験をクリアしてからずっと話を聞かされてる。
同好の士だと勘違いされてるな。

まあ、一次試験で何が起きたかは分かったけど。
コイツに一撃入れたゴンくんは天才だと思う。
俺も最初からチートだし、羨ましいとかではないけど。

「同じ子供なら、キルアくんは凄いですよね。
年齢の割に完成度が段違いです」

一次試験の余裕ぶりは驚いた。

「あの銀髪の子だね◆
でも、あの子には怖いお兄さんが付いてきてるから手を出しちゃ駄目だよ◆」

「その『手を出す』って言い方だと私が変態みたいだから辞めてください。
というか出しませんよ」

お前と一緒にするな。




そのあとも、頭がおかしくなりそうな変態トークに試験が終わるまで付き合わされた。
他の合格者がこっちを見てドン引きしてる。

……名実共に受験生たちの中でもヒソカの同類扱いです。


残り数分でゴンくん、キルアくん、金髪、成人男性、トンパさんが一緒にクリアした。五人一組の試験だったのかな。



ヒソカと一緒にいる俺を見てトンパさんがもの凄く引いてた。ATフィールドが見える。


トンパさんっ!違うんです!トンパさーーんっ!!

<続け>
やっとトンパ以外と絡みました。ていうかトンパ自重。そろそろトンパタイムは終わる…はずです。

『メイド服』は強すぎですかね?
メイドならこんぐらいの能力は必要だと思うんですけど。

そのうちトンパ視点でも書きますかね。

ではまた。


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