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No.11856の一覧
[0] 【ネタ】朝起きたらメイドだった(H×H オリ主TS憑依)[キノコ犬](2009/09/17 00:11)
[1] 1話・能力名修正[キノコ犬](2012/02/09 02:57)
[2] 2話[キノコ犬](2012/02/09 03:01)
[3] 3話[キノコ犬](2012/02/09 03:04)
[4] 4話[キノコ犬](2009/09/27 02:27)
[5] 5話・かなり修正[キノコ犬](2012/02/09 03:42)
[6] 6話・5話修正に伴い、冒頭部分をかなり修正[キノコ犬](2012/02/09 04:03)
[7] 7話・修正[キノコ犬](2009/09/24 18:56)
[8] 8話・一部修正[キノコ犬](2012/02/09 04:07)
[9] 9話・修正[キノコ犬](2012/02/09 04:09)
[10] 10話[キノコ犬](2009/09/30 02:03)
[11] 11話・修正[キノコ犬](2009/10/10 00:38)
[12] 12話[キノコ犬](2009/10/10 00:47)
[13] 13話[キノコ犬](2009/10/20 02:39)
[14] 14話[キノコ犬](2009/12/23 22:40)
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[11856] 【ネタ】朝起きたらメイドだった(H×H オリ主TS憑依)
Name: キノコ犬◆8f51415c ID:0246ef06 次を表示する
Date: 2009/09/17 00:11
注意書き(必読)
・オリ主のTS物です。恋愛要素は未定。
・オリ主には原作知識がありません。
・携帯からの投稿です。少し読みにくいかも。
・専門的なことは深く書きません。というか書けません。
・結構最強系かもです。

以上でもよろしい方はどうぞ。



プロローグ



「んあ?」

目を覚ますと、知らない天井だった。

昨日はサークルの新歓コンパで……入学早々、お堅いヤツだと思われたくなかったから、飲めやしない酒を浴びるように……

酔っ払って、誰かの家に泊まったのかな?

それなら大学生活の滑り出しは上々だ。朝まで馬鹿をやれる友達ができたのなら『ぼっち』にはならない。

……流石に女の子の家ではないだろう。この部屋からは男の生活臭がするし。
昨夜の記憶はまったくないが、童貞は捨てていないはずだ。

「あーー…」

体に違和感がある。頭や胸の辺りが重い。
これが二日酔いという現象か…
声も高いし、風邪がミックスされてるかもしれない…

誰の家かは分からないが(というか酒飲んだあたりから記憶がないから人の顔と名前が一致してない)、洗面所を借りよう。
とにかく顔を洗ってスッキリしたい。

立ち上がって洗面所を目指す。何故か場所が分かったけど、昨日使ったんだろうな。多分。


バシャバシャ


「ふうっ」

体から違和感は消えないが、ぼーっとしてた脳味噌は活性化しはじめた。

タオルで顔を拭く。
なんか今日の肌は異様にぷるんぷるんだったな……張りもあったし。

太ったのかな?

なんて考えながら鏡に目を向ける。





そして、そこにはメイドがいた。


「………メイドさんですね…」


俺の喋った通りに、鏡の中のメイドさんが口を動かす。


人間、ありえない事態が起こると逆に冷静(?)になるらしい。
鏡に映ったメイドさんの、というか自分の容姿を確認する。

肩にかかるくらいに伸びた、青が強めの空色の髪。
紫がかった黒の瞳。
綺麗にまとまった顔。
豊かな胸。
ウエストも感覚的には締まっているし、ヒップも、多分いい感じなのだろう。
身長は160後半くらい。
年齢は17、18くらい?

そして……メイド服。
ヘッドドレスまでつけている。
スカートは膝にかかるか、かからないかぐらい。
……脚とかからの感覚を考えると、ガーターベルトを着用している。
全体的に見ると、エロいメイド服ではないがコスプレっぽさが強い。

「まるでエロゲキャラですね………」

女の子ボイスでそんなセリフが出る。実際見た目はエロゲキャラだし。
てか、さっきから口調が丁寧な感じに強制変換されてる!?

「私はどうなってしまったんでしょう?」

『俺はどうなったんだ、一体!?』みたいなことを言おうとしたんだが………やはり変換されるらしい。


とにかく、俺はメイドになった。そして口調は女性っぽく丁寧に変換される。
それだけは分かった。



…………この時点で許容量を越えている。
何で女に?しかもメイド?ここって男部屋じゃないの?


様々な疑問が浮かぶが、まともに考えられない。
いや、こんな非常識な現象を『まとも』に考えてどうする。
……情報が足りない。

「とりあえず、この家を調べますか…」

何か出てくるかもしれないし。







「これは……」

一番最初にいた部屋に戻ると、一人の男が死んでいた。
年齢は30代に入ったばかりといったところ。椅子に座り、机に突っ伏して死んでいる。
悪臭はしないし、腐ってはいないようだ。
………というか、案外平気な自分にびっくり。普段は猫の死体とかでも気分悪くなるのに。現実逃避の一種かな?
理解不能なことが多すぎる。

机の上には錠剤の入った瓶とノートが。
睡眠薬自殺だろうか?

ノートは遺書代わりかな…。
下手に弄るのは駄目なんじゃないか?とかを全然考えずにノートをめくった。

そこに書いてある字を見たことはなかった。そのはずだ。
そのはずなのに、スラスラ読めた。


『今日は私の30歳の誕生日。結局、童貞を捨てられずに魔法使いになってしまった。
……念能力者の私が魔法使いというのも、おかしな話だな。
それにしても、一流の賞金首ハンターの私に彼女ができなかったのは何故だったのだろうか?
修行漬けのつまらない男、とか、死神、とか散々言われたな…収入は凄いのに。

彼女ができないのなら風俗へ!
そう考えたこともあったが、やはり初めては愛する人としたい。
だが私を愛してくれる人間が三次元にいるのか?

…そこまで考えて閃いた。彼女ができないのなら、文字通り「作れ」ばいい。

思いついてからは速かった。ハンターの権力を使い、犯罪者の女性の新鮮な死体をいくつも手に入れ、女性の体の具現化イメージ修行を始めた。
私は変化系能力者だが、無理ではないだろう。
だんだん元の能力が使えなくなってきたり、仕事仲間からも白い目を向けられたが、彼女を作ることと比べたら些細なことだ。
造り出す彼女を理想に近づけるため、エロゲ……高尚な文化をたっぷりと学んだ。やはりメイドさんは最高だ。

そして、とうとう能力が完成した。その名も「メイドインヘヴン(理想の俺の嫁)」。
彼女は私を無条件に愛する、最高のメイド嫁……………に、なるはずだった。

私の最大の誤算は、具現化した彼女を動かすのには操作系の才能が必要なことだった。
私は変化系。操作系の才能なんてあるわけがない。

泣いた。それはもう泣いた。隣の部屋の人に怒られた。

結局できたのは高性能ダッチワイフみたいなものだ。
見た目は美しい。だが、心がない。
抱こうか悩んだが、恐らく虚しいのでやめた。

この能力を作るために戦闘用の能力は食い潰したし、沢山あった金もなくなった。ハンターライセンスで金を借りることも出来たが、なんか、燃え尽きた。

私は親に捨てられてから、一人で生きてきた。誰にも愛されない人生。
それを終わらせたかった。

本当なら彼女に「メイ」という名前をつけ、愛し愛される人生を送る予定だったが…無理なら仕方ない。

一人で生きるのには疲れた。死んでメイドさんの国に行くのもいいかもしれない。

遺書みたいになってしまったが……というか遺書だな。友達も家族もいないのに。

………心残りは「メイ」のことだ。私が死んで、彼女が消えるのならいい。
だが、彼女が「死者の念」になる可能性も高い。私の愛で。

どのような形になるのかは分からない。自意識が目覚めるのか、化け物になるのか…。

私の勝手な都合で生み出した彼女だが、私がいなくなって自意識が芽生えたのなら幸せで健やかに暮らして欲しい。一人の人間として。


………遺書にこんな妄想を書くのは私くらいだろう。死者の念なんて、普通は呪いの類いになるのに…。


…………そういえば、来週行われる今年のハンター試験のナビゲーターを引き受けてたような………まあいいや。

全ての童貞と、メイに幸あれ。




キング=ドートゥウェイ』



「ひぎぃっ!」

この遺書を読み終わった瞬間、頭に触手のように情報が流れ込んできた。とても痛い。

念のこと。ハンターのこと。この世界のこと。恐らく、キングとやらの知識や経験だろう情報。

そして、自分の状態。



…………俺はキングが死の瞬間に願った『メイに人間として幸せで健やかに育って欲しい』という思念に引っ張られて、世界の壁を越えてメイに乗り移ってしまったらしい。
心がないのなら、持ってくればいいじゃないという感じ。

異世界に来るだけでも凄いのに造り物に乗り移るとか………しかし、マジで人間になってるっぽい。何故か分かる。

キングの持ってた知識から考えると有り得ない。
いや『有り得ないなんてことは有り得ない』とも言うか……。

死者の念は強い、という情報もあるが、そこに人間の魂が加わって人間になった。
無理があるけど、そんなところだろう。
男の魂なのにな……。

というか、この世界に呼ばれる前の俺は魂だけの状態だったらしい。
急性アルコール中毒で死んだ…ってところか。

何気にキングは命の恩人だった。
…………数々の性技がインプットされてたのには腹が立つが。
愛する、というよりエロいことしたかっただけじゃないのか?


性技の他には戦闘技能やらこの世界の常識やらが。
キングが死んだ時に大部分が『メイ』に流れ込んでいたんだろうな。流石に記憶までは貰えなかったが。

それに、もとは『死者の念』だったもの+俺の魂(これも死者の念みたいなものな気がする)で、オーラ総量が凄いことになってる。キングの愛(妄執)の影響か、オーラの見た目がまがまがしいし……まるでラスボス。『健やか』に暮らすために付加された能力も便利だし。もしかしてチート?

まあキングの知識が基準だし、他の念能力者のことも知らないから実際の強さは分からないけど。
…死体見ても淡々とできたのはキングの経験からだったんだろうな。


それにしても、

「これからどうしましょうか?」

戸籍もないし、部屋には死体。

キングの死体を放って置くのは、ちょっとできそうにない。能力の影響か、自分のなかでのキングへの好感度の初期値が凄い。

まあ、新しい命も貰えたし葬式ぐらいはしてやりたい。

だが、俺には戸籍がない。
喪主になれないし仕事もできない。


そうなると、

「ハンターライセンス……」

キングも持っていた、最強の身分証明書。
ありとあらゆる特権がつく上に、受験資格は誰にでもある。
これを手に入れるかな…。
今年の試験は来週らしいし、会場はここから三日もかからない。
基礎身体能力も、何トンとかの物体を動かせる人外レベルでプロハンターが使う技術の念も使えるし、プロハンターだった人間の知識もある。


試験の内容はわからないが、かなり合格できる可能性は高いだろう。
それで身分証明書を手に入れ、キングの葬式をする。
その後は…………その時に考えよう。ライセンスを手に入れたら色々できるらしいし。



唐突に学生生活は終わりを告げた。
ショックではないと言えば嘘だが、あまり考えすぎても気分が悪くなる。
今は先のことを考えよう。

戸籍を手にいれたら、名前はどうしようか?
もとの名前は何故か思い出せないし『メイ』にするほかないのだけど。
名字は……キングのを使おう。




さて、これから『メイ=ドートゥウェイ』としての人生が始まる。
いろいろ後回しにしてるけど、まずはハンター試験、頑張るぞ!


<続け>

ハンタのSSはあんまり読んだことないんで、ネタが被ってないか不安です。まあ、『死者の念』っていうのは某主人公の正体に度肝を抜かれたSSの影響ですけど。

『メイ』の見た目は某エロ漫画の表紙の人です。題名は本編で微妙に出てます。

また次回、があったらいいな。


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