<このWebサイトはアフィリエイト広告を使用しています。> SS投稿掲示板

SS投稿掲示板


[広告]


No.11062の一覧
[0] 帝国の影に生きる者[帝国軍衛士](2009/08/15 22:41)
[1] 帝国の影に生きる者[帝国軍衛士](2009/08/22 19:31)
[2] 帝国の影に生きる者[帝国軍衛士](2009/12/06 00:34)
[3] 帝国の影に生きる者[帝国軍衛士](2010/12/05 23:36)
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

[11062] 帝国の影に生きる者
Name: 帝国軍衛士◆b147bc52 ID:0d91dbf1 次を表示する
Date: 2009/08/15 22:41
初心者ですのでいたらないところがあると思われますが、そこは目を瞑って見守ってください。
また、誤字や文法の誤りがある場合も指摘していただければ助かります。



            
              ~プロローグ~
12月5日、その日の帝都は朝から雪が降っていた。
遠方より銃声が轟く。「遂に始まったか…。」渡辺依々子大尉は愛機の中でそう呟いた。
「各機、陣形を維持してこのまま前進する。遅れるなっ!!」彼女は部下に指示を出す。
「了解!!」と部下達からの返事が返って来る。

富士教導隊の特殊部隊に配属されて三ヶ月余り。まさかこのような任務に赴くことになるとは誰が予測しただろうか。
きっと転属命令を伝達してきた人事部の小太りの仕官でさえ知るはずがないだろう。
三ヶ月前、本土防衛軍の戦術機甲部隊に所属していた私に突如転属命令が出た。確かに周りの友人達からは、
私の実力ならそのうち教導隊か斯衛軍からお呼び出しが来るだろうとは言われてきた。
しかしそれは冗談の範囲で実際に来るとは誰も思ってはいなかった。同じ部隊の親しい友人達とPXで食事をしていたとき、人事部の人間が直接私のところへ来た。
普通は私の方が人事部へ行くべきなのだが…。
そして部屋に帰り、手渡された文書に目を通して私は何となくそれまでの疑問を理解した。
文書に書かれていた部隊名を今でもはっきりと覚えている。現在の所属部隊なのだから当然といえば当然なのだが…。
「富士教導隊特別任務部隊」どうやら特別任務に当たる部隊のようだ。それが私の考えだった。
そして私は戦友たちに別れを告げる事もできずに新たな勤務先へと赴くことになるのであった。

本編へ続く



次を表示する
感想掲示板 全件表示 作者メニュー サイトTOP 掲示板TOP 捜索掲示板 メイン掲示板

SS-BBS SCRIPT for CONTRIBUTION --- Scratched by MAI
0.025250911712646